旅立ちの時----------!!
ヤス、生きてるのかいっ(><)
先週からかなり引っ張って見せてくれたけど、母が寂しがると思って、ヤスのも一緒に並べて写真を飾ってたんだそうで。
紛らわしいっ(><)
今、旭の心配は、指輪をどうやって買うかという事。
ファッション雑誌を扱う由美相手に指輪は、確かに難しい話。
デートに行った帰り道にさりげなく一緒に宝石店へ連れて行けばというアドバイスを受けて、それを実行することにした旭。
子供は二十歳も過ぎると、もう自分のことを一人前だと思い出す。
だけど、親にしてみたら、まだまだ子供だとしか思えない。
親子には必ず、そんな季節がやってくる。
やってくるけれど...
なかなか家に戻ってこない旭に、寂しさを紛らわせるために、夕なぎの客に絡んでばかりのヤス。
照雲たちも心配ながらも、旭が戻ってくれば・・・とにわかな想いを持っているようで。
寂しい家に戻ったヤス。
その時かかってきた電話。
旭だと分かってるから、電話に出るのも3回数えてから。
旭の声を聞いて嬉しさを隠せないヤスなのに、ぶっきらぼうな物言いしか出来ない。
それでもこんな時間までバイトしているという旭を気遣うヤス。
だがその時、旭は決意したように、ヤスに将来の話を告げる。
「俺、雑誌の編集者になりたいんだ」
突然の話に驚くヤス。
法学部に行ったのなら、弁護士ではないのか?
「強きをくじき、弱きを助けるためにそこに行ったんじゃねえのかよ!
筋を通せ、筋を!!」
雑誌の編集者なんて絶対に認めない。
頑固にそう言って、電話を切ってしまったヤス。
話をしなければならない。
それは分かってる。
でも、旭がそう望んでいるのだから、ヤスに止める手段はない。
だから仕送りを止めてやるとか言い出すヤス。
大人げないと照雲たちは止めるけれど・・・。
だが、ある日、東京から電話を貰うヤス。
旭がバイトに同行した際、怪我をしてしまったというのだ!!
心配でたまらないくせに、東京には行かないと意地になるヤス。
これでやめろといえるのではないかと、旭に会いに行けばと誘う幸恵。
なのに、今度は怪我して欲しくないから辞めろといいたいわけじゃないとか言い出すヤス。
もう、なんなのこの親父、面倒臭~い(><)
そして、結局照雲が旭の見舞いに行く事に。
左腕を怪我した旭は全治1ヶ月なのだそうで。
そこで旭はヤスが怒っているという話を聞くも、やはり決意は固いよう。
何故編集になりたいと思ったのか?
「俺さ、別にやりたいことがあって東京来たわけじゃないんだよね。
でもそんなの、まあそのうち見つかるだろうと思って。
最初はとにかく目一杯 東京楽しもうと思ってたんだけどさ、何かそういう波にもうまく乗れなくて」
田舎ものは田舎もの。
どんどん気後れしていき、東京が向いてないと思った旭。
そして、「夕なぎ」みたいな店でバイトしたそう。
そこへ今 バイトしてるところが取材がきて、
「こういうところを求めてる人はいっぱいいるんです」って、嫌がる親父さん 口説き落とし、店を紹介したそう。
その後、店に色んな人が来るようになって客とも話が出来るようになった旭。
「そうしてるうちに、何か俺東京にビビんなくなったというか、
一皮むけばみんな同じなんだって。
それで 俺...こういう仕事やりたいなって思ったんだ。
きっと俺みたいなヤツはいっぱいいてさ。
そういうヤツも、等身大で東京を楽しめるようにっていうか」
旭らしい言葉に照雲は賛同。
気になるくせに戻って来た照雲の報告を聞いて、心配してなかったとか言い出すヤス。
素直じゃないんだから。
一体何がそこまでイヤなのか?
東京から戻ってこなくなること?
すると、ヤスは、親である自分に何も相談しないで決めたことがおかしいと言い出したのだ。
そこか。
それって完全に拗ねてるだけじゃん。
本当大人子供なんだから!!
「俺は認めねぇからな!!」
仕送りを止めるとか言い出すヤス。
その夜、旭からかかってきた電話。
認めないと激高するヤスに、旭は落ち着いてそれでいいと言い出したのだ。
「俺...許してもらおうと思ってないから。
許してもらうんじゃなくて、俺が親父を認めさせなきゃいけないと思うから、
だから許してくれなくていい」
そう言って切れた電話。
結局バイトのせいで正月にも戻ってこないという旭。
社長の所には、次男坊がこちらで店を開きたいと戻って来たそうで・・・たえ子たちもそれを言い出せずにいたよう。
羨ましかないと突っぱねつつも、本当は寂しさを隠せないヤス。
大晦日。
独りきりの部屋で紅白を見て、ひとりきりのおせちを用意して・・・。
混んでいるそば屋では落ち着かないと、そばはそばだとラーメンを食べに行くヤス。
その店で、旭がバイトしているという雑誌を初めて発見したヤス。
東京のグルメスポットだ、ファッションだと紹介しているその雑誌。
チャラチャラした雑誌だと判断してしまうヤス。
だがその雑誌は、地元の高校生が、東京の大学へ行ったらどこへ行くかとか話をしており、ボロボロに読み込まれていた。
店のあんちゃんにこの編集でバイトしているというと、あんちゃんはすごいですねと褒めてくれたのだ。
満更じゃない顔をするヤス。
だが、編集などあてにならない仕事。
それより資格のひとつでも持ってればいいと考えるのだが・・・資格があっても苦労するのは同じだというあんちゃん。
「親って、子供のこと許すじゃないですか。
やりたいって言や、ブーブー言ってもやらせてやるし、結果出さなくても見放さないし。
でもいい加減それじゃあダメだって、息子さん気づいたんじゃないですか?」
その頃旭は・・・次の特集のためのアンケートや取材に頑張っていた。
同行していた編集さんもその頑張りを認めてくれているよう。
だが、旭が頑張るのは、もちろん編集に認めて欲しいのもあるけれど・・・何よりヤスに認めてもらいたいから。
「俺...ずっと親父に許されてばっかりだったんですよ。
もう俺も大人だし、親父に意見通すなら、許してもらうんじゃなくて、ちゃんと結果出して...
認めさせるべきだって。
でないと親父も安心できないだろうし」
「そんな気遣いいらねぇんだけどな」
旭が総理大臣になったって、心配するのに。
それが親。
「好きなんですね、息子さんの事」
あんちゃんの言葉に照れくささを隠すように店を出るヤス。
お互いに想いあってるのに・・・・素直になれない似たもの親子。
それでも旭は成長しようと、巣立ちの準備を始める。
で、ラーメン屋のあんちゃん、どうやら社長の次男坊だったよう。
なんと、そんなオチですか!!
またそれで社長と喧嘩はじめたりと、ヤスは変わらない。
成人式にも戻ってこない旭。
ヤスがきついことを行ったから帰ってきにくいのではと心配する皆。
家に戻ると・・旭の雑誌の編集部からの封筒が届いていた。
<A>と書かれた編集者の名前の所に貼られた付箋。
入っていた旭からの手紙。
「僕が初めて書いた記事です。
仕事ぶりが認められて、少しだけ書かせてもらえました。
こんなもので認めてもらえるとは思わないけれど、
弱きを助け、強きをくじくことはできないけれど、東京を歩く人たちの助けができればと思ってます。
(A)」
旭のA。
雑誌と手紙を見て、思わずこみ上げてくるものを抑えきれなくなってしまったヤス。
「大人になって帰ってきやがってよ。
たまらんなあ、お母さん。
こんな帰り方...
たまらんなあ」
ヤスもようやく息子の頑張りを認めざるをえなくなってしまったよう。
その日、編集部宛に名前は言わなかったけれど、伝言が入ったよう。
「登板おめでとうございます。
エースのA様」
それが誰からのものなのか察し、旭はすぐに笑顔になって、達成感を感じる。
それから毎月20冊もその雑誌を買って、近所に配ったというヤス。
近所の人はやたら東京に詳しくなったんだとか(^^)
「ウチの親父、本当に親バカなんですよ」
笑ってそう由美に話を聞かせた旭。
だがそれを聞いた由美は-------。
「私、市川くんとは結婚できません」
なんと!!
7つも年上で、子供付き。
いくら由美がいい人だと分かっていても、ヤスはがっかりすると思うというのだ。
もっといい人がいたのではないのかと考えてしまうだろうと・・・。
ええぇぇぇ!?
ココまで来て振られるのか、旭(><)
「面倒くさい」
思わずそう呟いてしまう旭。
家に戻った旭は、骨折した時に、照雲が東京へお見舞いに来た際に渡してくれた、紫の布に包まれたあるものを取り出す。
それは海雲から、旭が成人式を迎えたら渡して欲しいといわれていたものらしい。
一体何なのか?
・・・最初は通帳かとか思ったんだけどね。
手紙かなぁ?
思わせぶりだし、中身は気になるところ。
一方、ヤスの元に、島野という男から電話が入る。
「市川さんのお父さんの息子です」
「は?」
今度はヤスの出生の秘密暴露って話ですか。
ヤスの異母兄弟の登場。
果たしてどんな人なのか。
そして、いまさら・・・何を告げようとしているのか。
これでかなり時間軸も繋がってきたのではないのかしら。
何せヤスが生きてたって事が分かっただけでも大きいけどね。
なんだかんだ言っても旭はパパっ子だし、それがよく伝わった回だったなぁ。
巣立ちし、成長を見せた旭。
ま、結婚はもう少し時間がかかりそうですけど・・・。
一緒にヤスの所に由美たちを連れて行くのが手っ取り早いと思うけどね。
ヤスはではどうするのか。
反対はしないだろうと思う。
最後は旭がいいと思う人ならって言うだろうし。
さて、こちらはどうなるのか。
和尚の残したものの中身も気になる所。
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第6話
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