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カテゴリ:TVドラマ感想
栞子の母親の秘密--------------!!
犯人は---------笠井!! なぁんて、前回最終回的ノリだったので、ここでそういう話になるのかと思ったわけですが、本当あっさり事件解決(><) 逆に驚いたわ(^^;) 栞子のいる病院へ向かった大輔。 屋上では、すでにナイフで脅し、今にも栞子に襲いかかりそうな笠井の姿が!! 「何でだよ? たかが本でここまですることないだろ!」 あの本は特別だという笠井。 その価値が分からないなど、逆に理解に苦しむというのだ。 本さえあれば家族も友人も財産もいらないという笠井は、何があってもこの本を手に入れると執念を燃やす。 「70年の時を経て、この本は太宰が生きていたころとは程遠い、誰も幸せにならないものになってしまった。 この本がすべての元凶なんです。 だから、すべて終わりにします」 そう言って栞子は『晩年』に火をつけ、放り投げたのだ!! 屋上から本を追って飛び降りかねない勢いの笠井を、必死で止めた大輔。 大声でわめきたてる笠井。 地面に落ちたそれは燃えてしまうのだった・・・。 そして・・・留置場で笠井に話を聞く大輔。 元々あの『晩年』は自分の祖父が持っていたものだという。 だが、会社経営が苦しくなり、コレクションを処分したのだという。 だから祖父に代わって自分が『晩年』を取り戻すことが使命だと思うようになったのだと・・・。 栞子は自分と同じだと思っていたという笠井。 だが、本当に本を愛しているなら、古書を燃やしたりしないと言うのだ。 それを聞いた大輔は、栞子に報告がてら、ずっと疑問だったことを尋ねることに。 「篠川さん。 あの時燃やした本の、 あれ、偽物ですよね」 本物の『晩年』はまだ金庫の中にあるのではないのか-------!? 果たして金庫の中にあったそれ。 そう、すべては栞子の計画だったのだ。 復刻版を何冊か持っていた栞子は、それに細工を施し、本物に見えるような塗装までして、笠井を諦めさせるために、彼の前で『晩年』を燃やす行為を見せたのだ!! では、いつから笠井が犯人だと分かっていたのか? 大庭葉蔵という名前で送られてきていた脅迫メール。 それは『晩年』の中に出てくる作品の主人公。 だから「せどり男爵数奇譚」の本に出てくる笠井の名前を見て、栞子は彼だと確信したというのだ!! では、なんで言ってくれなかったのか? 「あなたは本を読まないから、私の気持ちが分からないかもしれない。 そう思ったんです。 たかが本のことだから」 その言葉に、自分の言った言葉を思い出した大輔。 「あなたの何よりも大切にしているものを「たかが」だなんて情けないです。 本当に申し訳ありません」 価値観の違い。 言葉で傷つけた悔い。 それからなんとか杖をついて店に出ることになった栞子。 だが、大輔との間に微妙な空気が流れてしまう。 そこへ須崎という男性が買取をして欲しいと現れたのだ。 わお!! ここで井浦さん登場っすか!! 副社長~♪ 彼は店主はいるかと、栞子の事を知っている風。 だが、栞子は初対面のよう。 そして須崎は「足塚不二雄の『UTOPIA』の買取価格を聞いてきたのだ。 実物を見ないとと前置きして、栞子が告げた額は100万単位!! みんな探せ!!(わはは) 視聴者そう思っただろうなぁ。 だが、そう言って、男はそのまま車を移動してくると出て行き、戻ってこなかったのだ。 「あの人、私を待ってるのかもしれません」 書きかけの住所があれば見つけられると言い出す栞子は須崎の家に行くと言い出す。 そこで大輔が車で同乗することに。 3年前までは現存するのはたった10冊だというその本。 作者は・・・なんと藤子不二雄(FとA)先生!! まさに幻の1冊!! そして、ここに須崎がいると確信めいたことを言い出す栞子。 果たして・・・部屋から出てきたのは、須崎!! 話を聞いて欲しいという彼。 「もちろん『UTOPIA』のですよ」 だが、何故この家だと分かったのか? 持ち込まれた本の状態から、日のあたる場所にキッチンがあり、西向きの窓がある家を探したという栞子。 そして、彼が見せてこれたコレクションは・・・なんと藤子不二雄作品のコレクション!! しかも、ここにある本をすべて、栞子の言い値でビブリアに売りたいと言い出す須崎。 「これが私の、あなたのお母さんへの気持ちです」 だがその中で、1冊だけ譲れないというその本は・・・。 『UTOPIA』 しかもそれ、中に挟まれた栞から、昔ビブリアで買ったものだったのだ!! しかも2000円。 そして、須崎の話によると、藤子不二夫のコレクターだったのは父で、初めて『UTOPIA』が売りに出されたという話を新聞から知り、それを東京まで見に行ったという。 だが、その本は数日前に万引きに合ってしまったという事で、父はがっくりと肩を落として帰ってきたというのだ。 しばらく塞ぎこんでいた父。 そこで気分転換にドライブへ行こうという事で、古本をビブリアに持って行くことになったそう。 だが店についてしばらくしたところ、父が慌てて店から出てきたというのだ。 その手に握られていたのは----『UTOPIA』!! ビブリアで掘り出し物を見つけたんだなと、視聴者も思っただろう。 そして・・・。 「お忘れになった本を届けに着ました」 そう言って栞子の母親も、今日の栞子と同じように父が興奮して買取忘れた本を持ってきてくれたというのだ!! 「あなたのお母さんは、私の初恋の人なんです」 何故ここが分かったのか? それがいくら考えても分からなかったと、栞子になら同じようなことが出来るのではないかと考えた須崎は、途中までの住所を書いたというのだ。 そして見事家を当てた栞子。 だが、話を聞いていくうちにみるみる顔色を悪くして行く栞子。 母親の話はタブーだと言っていた。 何がそんなにダメなのか? ここまで聞いてても、母親は知的でいい人にしかみえないけれど・・・。 その後、父の藤子不二夫のコレクションを見せてもらい、知識を深めたいと『UTOPIA』の話を聞かせて欲しいと笑顔で父に話を求めたという栞子の母。 その後、自分のコレクションの一部をビブリアに売ったという父。 彼女は「善意の第三者」だといわれていたと、懐かしそうに話をする須崎。 コレクションはありがたく買い取らせてもらうという栞子。 だが、嬉しそうな須崎に対し、なぜか暗い表情の栞子。 話を聞いていた大輔も、栞子の母親はステキな人だったんですねと褒めるのだが・・・。 こんな値段を付けるなんてと憤る栞子。 これはそういうことではないというのだ。 「やめてください、母の事は話したくありません!!」 厳しい口調でそう告げる栞子。 気まずい空気になり、帰ろうとする大輔を呼びとめ、栞子は自分の古書に関する知識は母親からの知識だと説明。 そして、これから話をすることはあくまで自分の推測だと前置きし、「UTOPIA」にこの値段を付けるなどありえないと話をしだしたのだ。 そして、須崎の話から推測すると、あの『UTOPIA』は、ビブリアにあったものではなく、持ち込まれたダンボールの中に入っていたものだったのではと言い出す栞子。 だが、それを隠さなければならない理由があった。 そう、須崎の父が東京まで見に行った際、何者かにより万引きされたという話になっていたではないか!! 須崎の父は手が出ない金額に、夢に見た本の存在に衝動を押さえきれず、それを万引きしてしまったというのだ。 ・・・ってさぁ、これみんな突っ込んだと思うけど、そんな高価な本を無造作にあんなショーウインドウに並べておくなって話でしょ(><) 普通ショーケースに飾るものじゃないの? 新聞にまで紹介されるぐらいの本なんだからさ(><) あのね、このドラマのこういう根本的なところが雑すぎる!! 高価な本とか、値段以上の価値があるとか言いながら、みんな扱いが適当すぎるわ(><) もっと丁寧に扱って!! 父はその罪の重さに耐え切れず落ち込んでいた。 そしてビブリア書店で持ち込んだ本の中に『UTOPIA』が誤って紛れ込んでいたため、酷く驚いただろう。 栞子の母はそれを見て、先日万引きされた話を聞かせたものだから、余計に父は焦って書きかけの住所を残し、店から逃げ出したのだ。 そう、母の目的は、親切に本を届けることではなかったのだ!! 家を探し当てられ、『UTOPIA』の事を黙っている代りに、他のコレクションを渡せと迫ったのだろう。 そこで抵抗したであろう須崎の父への説得の切り札として、母はビブリアで売っていたという値札を書いたのだ。 善意の第三者。 それは盗品が持ち込まれた場合、それを知らずに買取り、販売しても罪にならないという事。 だが、ビブリアの値札があれば、それは誰かが持ち込んだ本という事になる。 「つまり母は、架空の犯人を作りあげたんです。 私の母はそういう人なんです」 うわぁ、栞子の母って怖い(><) 笑顔で追い詰める人なんだね。 こうなると、すっごくいい思い出にしてしまっている須崎が気の毒・・・だけど、初恋はきれいなままだしよかったよ。 父の罪も知らずに済むわけだし。 ◆感想の続きはコメント欄にて ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 11033 HIT/2/12 楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/0076a3f9ebe5e681bc16c059dda684cd/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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