新田維緒、君には明日、死んでもらう--------!!
真琴から告げられた死亡選択。
明日のセプテントリオンへの切り札・ルーグ。
それを憑依させられる適合者が維緒しかいないというのだ!!
しかも、存命の可能性はないと断言されてしまう。
選択肢のない命令のようなその宣告。
「あたしが犠牲になれば、みんなは助かるんですか」
イヤだと思っても、拒否権はないのだ。
維緒は一人で泣き叫ぶしか出来ないのだった・・・。
一方、すっかりアルコルは人間との・・・響希たちとの生活に順応してしまったのか、これを楽しむ余裕も出来たようで、阿佐から豪勢な食事を作ったと用意してきたのだ!!
本当にセプテントリオンなのか?
しかもその料理、美味しいよう。
緊張感のない楽しい空気に笑顔になる維緒。
響希もまたあと2日頑張れば戦いは終わると声をかけてくれる。
「生き残ろう。
そうすればきっと希望はある」
「うん、ありがとう、頑張ろうね」
そう返した維緒だったが・・・。
もちろんアルコルは維緒の置かれた状況を判っているよう。
そこでヤマトに会いに行く事に。
ミザールが来る。
維緒の事をそれでいいのかと問うと、作戦の間だけ持てばいいと、やはり維緒の命の事を何とも思っていないよう。
だが、アルコルが個人に興味を持った方が気になるようで。
それはアルコル自身も不思議な感情。
「彼らが悲しむだろう事を憂えている」
響希は大和とは違う。
友の死を割り切ることは出来ないはず。
それを無意味なことだとはき捨てる大和。
「悲しいね」
感情を捨てれば憂えることはないという大和。
だが、自分が感情を捨てたらどうなるか?
アルコルの心配はそれ。
そして、両親からのメールや写真を確認していた維緒に、ついに呼び出しがかかる。
今度のセプテントリオン・ミザールは東京に!!
しかも無限増殖するという厄介な性質を持っているというのだ。
そんなものをどうやって倒すのか?
サマナーたちの中に維緒が居ないことを不審に思う響希。
ここにいない維緒が今度の作戦の中心に居ることを悟った響希は大和に彼女の居場所を問うも、見ていろと容赦なく切り捨てられてしまう。
ルーグの寄り代となるべく、両手を貼り付けのように拘束された維緒。
菅野は今出来る最善の方法だと告げ、「みんなのために死んで」と冷たい言葉を投げつける。
生贄。
命の保障がないというこの状況。
サマナーたちは口々に他の方法を探せと訴えるも、その間に地球がミザールに覆われてしまうというのだ。
そして、代案がないままミザールが池袋に出現!!
あらら、サンシャインが!!メイトが潰されてるっ(><)
維緒に降ろされたルーグ。
最後に
「イヤぁぁぁ!!」と叫んだ維緒。
その時・・・
皆の携帯に維緒の死に顔動画が届いたのだ!!
走り出す響希。
維緒の精神崩壊が始まる。
そして、
ルーグの制御装置を始動させ、日本の龍脈の力を解き放ち、それを顕現させた大和。
これがミザール用に温存されてきた切り札ということ。
そして、これを使って、
別宇宙に繋がっているシャッコウに飲み込ませ、隔離するという作戦。
ルーグと維緒はこの操作端末になっているというのだ。
増えるミザールを次々と食らっていくシャッコウ。
そして-------維緒の精神崩壊前にすべてのカタをつけた大和。
ミザール消滅!!
ひとまずこれでセプテントリオンは片付いたのだが・・・。
ついに維緒の精神が崩壊。
自我消滅。
その肉体は既にルーグにのっとられてしまったのだ!!
「嘘だ」
最早これは維緒ではない。
ルーグなのだ。
殺せと命じる大和。
響希は叫び声をあげるのだった------。
これが本当の試練か。
今日の世界は救われた。
だが、代償は友の命。
それを自分の手で・・・。
ルーグを捕らえていたのはやはり峰津院家。
人間の分際で神を操ろうなどと愚かしいと、大和に向かってくるルーグ。
どうせ維緒を追い詰めるようにしてこの作戦に加担させたのだろうと、大地もヒナコも怒りを爆発。
大儀のために私情を挟めないと、ここに来て非情な態度を見せる真琴。
「生き残る人間、死ぬ人間、あんたらが決めてる!!
結局あんたらは、自分達の都合しか考えてないじゃないか!!」
大地は大和に殴りかかろうとするも、すぐに捕らえられてしまい、首を持たれてしまう。
「なんで新田さんなんだよ!!
あの子が一番怖いの我慢して無理してたんだぞ。
頑張らなきゃって無理してたんだぞ!!
なんでそんな子が生贄にさねなきゃなんないんだよ。クソ・・・!!」
だがその時、ルーグが国会議事堂接近する警告音が!!
炎で包まれる議事堂。
だが、追ってきた響希は必死に維緒を返せと迫る。
それは不可能だと告げるルーグ。
維緒の精神は無に帰したのだから。
肉体もまもなく消えるというのだ。
だがその前にこの世界も終わらせると響希を攻撃してきたルーグ。
衝撃で吹き飛ばされた響希は建物から落下しそうになってしまう。
「何をためらっている」
そういって、響希を助けたのは------大和!!
すぐにバアルを呼び出しルーグを殺せと命じる大和に反抗する響希はビャッコを呼び、維緒の名前を叫び続ける。
「俺は絶対に守るって、そう約束したんだ!!」
甘い考えは捨てろという大和。
それでもルーグの攻撃から大和を守った響希。
彼はなんと、
無意識に龍脈を・シャッコウを操ってみせたのだ!!
大和と同じ素養を持っていた響希。
この事実に驚き、面白いと言い出す大和とアルコル。
世界の導き手となる存在。
私の手を取れと命じる大和。
それを拒む響希。
「言ったはずだ!!
俺は・・・俺の力は、人を守るために使うって!!」
無駄だというルーグ。
だが、響希は諦めない。
「無駄なものか、無駄にしてたまるか!!
新田維緒という女の子がここにいたことを!!
新田さんは消えていない。
俺にはわかる。
だって、君はまだここにいるじゃないか!!」
その声が響いた時、維緒は自らを取り戻し、イヤぁと叫ぶ。
「新田さん。
死なんて、そんな選択、選ばないでくれ」
「私に出来る事をしないと・・・私がそうしないといけないから、仕方ないから・・・」
「だから死ぬなんて、そんなの俺は認めない!!」
「もう我慢を・・・なんでもない振りを続けるのは、もう辛いの」
両親のいない世界で、どう生きればいいのか?
もう無理だ。
自分は強くないと訴える維緒。
「弱くてもいい。
みんな弱いんだ。
だからこそ、頼りあって、助け合って生きていける。
お互いを必要だって言える。
俺も、みんなや新田さんがいたから生き残ることが出来たんだ!」
「違う、響希くんは強い。
私がいなくたって・・・!!」
「君と離れるのはイヤなんだ!!
だから助ける。
一緒に生き残ろう、維緒!!」
そして---------維緒はルーグの憑依を解く。
「私、生きてもいいの?」
「当たり前だ。
死を選ぶなんて、俺が許さない」
「私・・・私、生きたい-----!!」
涙する維緒をしっかり抱きしめ、もう心配ないと慰める響希。
「奇跡か」
フンと鼻を鳴らす大和。
「生き残るんだ-------!!」
いい最終回だった~な映画的エンドロールだったねぇ。
またEDの曲がすごく優しくていい曲だったわ~♪
だが・・・どうやら龍脈の力を使ったことで、響希の身体には相当の負荷がかかってしまったよう。
血を吐いて倒れてしまった響希。
動揺する維緒に、大和は殺しはしないと、すべての技術を使って生かしてやると言い出す。
「そいつは、私のものだからな」
そう笑う大和。
維緒は大和の背に問う。
「こんな辛い戦いも、明日終わるんですよね?」
それを肯定し、生き残ることが出来たなら、これから起こる未来を見届けたらいいと言う大和。
「あなたには従いません。
私は、響希くんと一緒に進みます」
もし戦う事になったとしたら・・・その時は全力で倒すという大和だった----。
いよいよ最終決戦。
でも、正直な所、こうなるとセプテントリオンとの戦いより、大和との戦いの方がメインになるよね。
世界は簡単に救われるけど、問題はその後って事で。
戦いの結末。
出来れば大和にも救いが欲しいところだよなぁ。
それより最後はアルコルとの戦い・・・にならないかという不安もあったり・・・・
おお!!
ついにモノクマ登場だ~♪
ダンガンロンパ、めちゃ楽しみにしてるよん(^^)
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