前回意味深だった引き。
何が新聞に書かれてあったのか?
視聴率12.5%
どうやらその記事には、例のPVが感動物語に仕立てた捏造作品ではないかという事がかかれてあったよう。
これは戦争賛美に他ならないというのだ!!
酷い記事に顔をしかめる広報室メンバー。
しかもその記事を書いた人物が、帝都テレビのニュース番組でコメンターとして出演した際、やはり同じことをテレビの中で発言してしまったのだ!!
あまりに一方的すぎる意見。
これは講義対象になると、流石に黙っていられなかった鷺坂。
テレビを見た視聴者たちからはすぐに問い合わせの電話が殺到。
帝都テレビだから、リカがなんとかしてくれると思っていた空井。
だが、あいにく彼女は別件で仕事中だったのだ。
抗議をしたという話を電話で知らされたリカ。
そして阿久津が会議から戻ってきた際、既にこの件に関しての上の決定がなされていた事後報告を聞かされてしまったのだ!!
空幕としては一方的過ぎるコメントに対し、謝罪と訂正文を載せて欲しいとの事。
だが、上はこれを謝罪も訂正もしないと決定したのだ!!
当然納得できないと食って掛かるリカ。
だが、それはあくまで断定ではなくそう聞こえる発言というだけ。
だから謝罪も訂正もしない。
これが社の決定。
でも、リカがそれを黙っているはずもなく・・・一人で抗議文を作り出したのだ。
他の仕事だったらここまで言われないだろう。
「自衛隊」というだけで皆が攻撃的なことに納得できない空井。
だが、鷺坂は、逆にこれだけの反応があることを喜ぶ。
誠実に対応させてもらおうと皆に告げるのだった・・・。
問い合わせに追われる広報室。
当然これは出演者の秋恵にも迷惑がかかる。
PVを引くという手もあると、差し替えを提案した空井たちだったが、ここでそんな事をしたら、捏造を認めることになるかもと言う事で、秋恵は自ら使ってくれと言い出す。
彼女も負けたくない一人なんだ。
あれは自分の父の事なのだから。
その夜、片山の機転で秋恵を飲みに誘う空井。
自分は今まで周りに恵まれていた。
尊敬する先輩たち。
仕事に誇りを持ってる。
秋恵は涙を流しながら「あのPVは私の父の話です」と訴える。
悪意を持ってみる人がいる悲しさ。
そしてリカは報道局長の元を訪ねて、秋恵を撮った番組のDVDを渡し、あのPVが創作でないと訴える。
放送のせいで秋恵は苦しめられている。
一方的すぎる意見に、謝罪なりの態度を見せるべきだと意見するリカ。
今は何か成果を出すまでは空井と連絡もやめているよう。
空井も今だからできることをと営業をすることに。
だが、どこへ行っても『時期が悪い』といわれてしまう。
それを分かっていて空井を送り出す広報室のメンバー。
「ふんばれ、空井!!」
だが・・・リカの方も、一社員の訴えで社の決定が覆ることはないと言われてしまう。
更に
広報室担当からはずされ、密着取材も中止を命じられてしまったのだ!!
圧力か?
だが、これは阿久津の判断だという。
局長は誠実に対応してくれたよう。
でも、この意見書も阿久津に言わせれば一方的な意見だという話。
「お前の視点は空自に立ちすぎだ」
確かにそう。
これは当たってるだけにキツイなぁ。
違うと訴えても聞き入れてもらえない。
納得できないといってもしろと命じる阿久津。
リカのやったことはすぐに局内に広まったよう。
何故自衛隊なんかを庇うのかと話をしていた男性社員に思わず突っかかるリカ。
「あそこで働いているのは普通の人たちです」
必死で広報室で働く人たちの話を訴えるリカだったが、その社員に「だから?」と返されてしまう。
いい人だから認めろというのか?
自分の言う通りに動かないと我慢ならないのか。
肯定する人も、否定する人もいてはダメなのか。
「お前は一体どの立場でものを言ってんの」
リカは秋恵の話が捏造だと思われるのがいやなのだというのだが、本当にそれだけなのかといわれてしまう。
どういう意味なのか?
するとそこへ藤枝が横入りし、リカを連れ出してしまったのだ!!
どうやら
局内ではリカが空幕の広報室の男に入れあげているという噂になっているというのだ!!
だから自衛隊を庇うのだと。
関係ないと言っても、空井を好きなのは事実。
もう飛ばされたら番組を作ることは出来ないぞと忠告する藤枝。
だが、リカは
「本当の事を伝えられないならこの仕事をしてる意味がない」とそれでもいいと言い出してしまう。
「いい加減にしなさいよ」と怒ったのは、ともみ。
どうやら実際リカははずされそうになっていたそう。
それを阿久津がなんとか説得し、留まらせたといのだ。
「阿久津さんにまで、泥かぶせるつもり?」
そんな風に言われてしまい、返す言葉も見つからないリカ。
だがそこへ空井が訪ねてきたとの知らせが!!
そこでリカは空井と話をすることに。
留守電を無視されたからどうしてるかと訪ねてきたよう。
でも、二人にはあのニュースが気になって微妙な空気が。
それを空井はリカがどう思っているか聞きたかったという。
だが・・・リカはゲストの1発言だと冷たく返す。
それは局の意見だろうと見た空井は、リカ個人の意見はどうなのかと問う。
だが・・・リカは自分はもう担当を外れたと告げたのだ!!
申し訳ないと謝罪し、もう関係ないと言って、皆によろしくお伝えしてくださいと言い残し去ってしまおうとするリカ。
だが空井はそれで納得できない。
「何でも先に行かないでください、説明してください。
聞きますから」
リカの肩を掴んで切実に訴えるも・・・リカは視線を伏せ小さく告げる。
「間違えたんです。
間違えました。
間違いでした。
間違いだったんです-------」
最後だけ空井と視線を逸らさないでそう継げたリカ。
落ち込んでる姿を封じ、広報室へ戻ってきた空井は、鷺坂にリカが担当を外れた事を事務的に告げる。
当然皆納得できないけど・・・。
柚木からの電話にも出ないリカ。
だがその時・・・鷺坂は名前を偽って、阿久津に会いに来たのだ。
どうやら鷺坂はリカの性格を理解した上で、今現在、まずい立場になっているのではないかと思い、話を聞きに来たよう。
リカには世話になった。
自分たちが近づきすぎた事でリカが困った立場になったのならと心配したよう。
だがこれはリカ自身の問題。
それより上司として御礼を申し上げると言い出す阿久津。
「稲葉は、いいものを作るようになりました」
その言葉に喜ぶ鷺坂。
「だとしたらそれは、空井の力です」
そして・・・どうやらリカが作った『あしたキラリ』の番組は、予定通り放送が決まったよう。
どれだけ効果があるかは分からない。
でも、少しは火消しになるはず。
「俺達に出来る事は、番組を作って流すことだけだ」
これが仕事の誇り。
阿久津いいこと言うわ。
一方、その空井に逢いに来ていたのは・・・なんとカメラマンの坂手。
彼に渡された1枚のDVD。
また飛行機撮らせてと言い残し去っていく坂手。
そのディスクには・・・リカが必死に男性社員に対し、空幕の人たちは普通の人たちばかりだと訴えていた時の映像が写されていたのだ!!
どうやら、たまたま居合わせた坂手がこれを撮っていたよう。
それを見た空井は黙っていられなくなってしまう。
走り出す空井。
リカはペン立てを落としてしまい、そこにエレメントの飛行機だと、空井がくれたペンを発見してしまう。
思い出される空井の姿。
こみ上げるものをとめられなかったリカはそのペンを握り締め、涙する。
だが、TV局の前で、足が引っかかって動けなくなってしまう空井。
お互い好きあっているのに・・・互いの立場が邪魔をする。
間違ったことはしていない。
でも・・・時期が悪いの一言で終わらせてしまうのは納得できないよなぁ。
私もリカと同じ我を通すタイプだから、理不尽さとか共感できる。
でも。
やっぱ自分を庇ってくれる人の思いをむげには出来ないわけで・・・。
暴走をとめる阿久津の優しさもあるのだ。
さぁ、ここに来て別れ?
またやり直せるのか。
次回はキリー再登場!!
おお。
こりゃ楽しみ♪
だがその一方で、鷺坂が勇退ですか・・・。
3年の重みだな。
空井の移動も近い。
どうなるのかな、最後めちゃ気になるわ~(><)
◆キャスト
稲葉リカ...新垣結衣
空井大祐...綾野剛
柚木典子...水野美紀
片山和宣...要潤
槙博巳...高橋努
比嘉哲広...ムロツヨシ
藤枝敏生...桐山漣
坂手はじめ...渋川清彦
香塚ともみ...三倉茉奈
大津裕一...前野朋哉
阿久津守...生瀬勝久
鷺坂正司...柴田恭兵
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
↓
<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/a49dbbe39f5ecf0a3a0f35028dfde2cb/ac