教師という仕事--------。
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教師を辞めるのを辞めた千穂。
吹っ切れた千穂はすっごいいい顔になってる。
近づく文化祭。
では3-2はどうするか?
合唱という提案が出るのだが、それに香奈が、りさにも曲の候補を聞いていいかと言い出したのだ。
途端に固まる空気。
やはり舞たちはまだ納得がいかないよう。
クラスの皆で仲良くってのは難しいのか?
「でも、歌えば気持ちがひとつになりますよ~♪」
って、合唱をやると聞き、ノリノリのアカネ。
だが-----りさの復学の条件。
これにりさの父が圧力をかけてきたのだ!!
それは、神山の転任が条件だというのだ!!
これが権力。
神山の願いが、りさを自分のクラスに戻す事なのだから、父的にはりさは復学させられるし、神山は追い出せるしの一石二鳥の提案って事か。
でも、りさの事は学校中が知ってるわけでしょ?
そんなんでPTAが黙ってるか?
やっぱそれも権力がものを言うって事で、りさだから許されてしまうのかねぇとか、ちょっと考えてしまったわ。
だが、こんな条件を聞かなくてもいいと言い出す霧澤。
りさは学校には戻さない。
たとえ教育長らの命令でも、一方的な権力に屈しないと言う霧澤。
最後はマスコミにこのやり取りを公表するとまで言い出したのだ!!
驫木との会話をICレコーダーで録音していた霧澤。
りさは戻さないで、神山を辞めさせないようにする。
だがそれを神山は自分の事は関係なく、りさと渡辺がダブるからではないかと指摘。
否定しない霧澤だったが、彼女は親の愛情を受けずに育った子供を、教師が正す事は不可能だと思うというのだ。
茜先生もそんな生徒の犠牲になったと・・・。
「生徒を見捨てるんですか!?」
だが、りさがこの条件を聞いて、学校へ戻ってくるとは思えないという霧澤。
落ち込む神山。
そこへやってきた小夜曰く、茜が成仏できない理由は
「過去の未練より、今の未練なのかも」
それは霧澤の事か?
一方、りさの訪問を続ける千穂。
りさの選曲を励ます姿はすっかりいい先生。
りさもそんな千穂に心を許しているよう。
りさが一番信じられないのはきっと父なんだろう・・・。
一方、合唱の指揮をする神山を手伝う気満々の茜。
だが、神山はそれは無理かもしれないと言い出す。
霧澤がりさを拒絶している。
「和泉ちゃん、生徒を信じてないんですね」
「多分、お前を裏切った自分の事も」
そんな霧澤を救って欲しいと願う茜。
だが・・・りさの復学にはもうひとつ大きな問題があるのだ。
それは、被害者の舞たち。
合唱の曲がりさの選んだものになると聞き、ありえないと文化祭をパスすると言い出す舞たち。
みんなと一緒にと説得する皆に、りさを受け入れられないと、自分達が悪いという空気に納得いかないよう。
まぁ、これは舞の気持ちは分からなくないよな。
みんなも責めすぎでしょ。
りさのフォローをする千穂は、突然いい先生してウザイとか言われる始末。
教室から出て行く舞たちを神山も止める事が出来ない。
そこで千穂は窪内にりさを皆に受け入れてもらえるヒントを聞きに行く事に。
それを教師権限を使えばというのだが・・・。
結局「気持ちをどうにかするための魔法の言葉なんてない」
心は見えないと言う窪内。
それに、急激にいい人になると疲れるってアドバイス♪
彼曰く『改心ズ・ハイ』だって(わはは)
上手い事言うなぁ。
それを分かりやすくて好感が持てるという窪内。
いい先生じゃん。
その言葉に励まされたか、なんと窪内が舞に声をかけたのだ!!
そして、しどろもどろになりながらも「そのままでいいんじゃないか」と言い出したのだ。
無理に空気をよんで、相手を許すポーズとかしなくていいと必死に伝えたのだ。
ま、相手にされなかったようだけど・・・。
でも、岩名はそんな窪内を見て、気まぐれ結構と大はしゃぎ♪
一緒に飲みに行こうって誘い出す。
いいねぇ。
だが・・・必死な顔をして駆け出す千穂。
りさから学校に戻れないという連絡を受けたのだ!!
どうやらりさは父が出した神山の転任の条件を聞いてしまったよう。
必死に父にどうしてと縋るりさを庇う千穂。
すると父は気に入らないからだと言い出したのだ!!
教師は世間知らず。
神山のような奴には虫唾が走ると、世の中は競争社会だというのだ。
そして、りさには強さを求めていると、いじめられる側より、いじめる側になれというのだ!!
これには千穂は流石に黙ってはいられない。
「吐き気がします。
あなたみたいな人が父親で、政治家だなんて」
それでもこれは世の中の親の本音だという父。
なのに子供には幸せになってもらいたいって・・・それこそ建前じゃないのか(><)
「結局、神山先生はお前を救えなかったんだ」
その言葉に固まる千穂とりさだった・・・。
その頃、霧澤に渡辺の事で話がしたいと言い出す神山。
そこに茜も交えて、教室ですべてを話す神山。
過去を知っていたのは、茜から聞いたから。
もちろん最初は信じられない霧澤だけど、茜は渡辺を責めてないし、霧澤の事もと言われ、どうしてそんな事をと返す。
あの日、渡辺が霧澤を使ってまで茜を呼び出したのは・・・りさと同じ、自殺をするためだったのだ!!
騙されたと思っていないと言った茜。
だって、渡辺も自分の生徒だから信じてるという茜に、そういうところが気に食わないと反発する渡辺。
「私は絶対に貴方達を放り出したりしない。
私は貴方達の事をちゃんと見てるから。
死ぬなんて言っちゃダメ!」
「先生、覚えといてよ、あんたに俺は救えない」
そう言って、自殺しようとした渡辺を助けようとして、誤って刺さってしまったナイフ。
事故だったのだ。
渡辺は最初から茜を刺すつもりなどなかったのだ。
だから最後まで渡辺を気遣い、霧澤を憎んでなどいなかった。
クラスの皆で合唱をする事になっていた。
だから、渡辺を迎えに行かないと・・・。
そして、死んでからも願い続けた茜のその思いが、あの部屋に留まらせてしまったのだ。
部屋の中で血まみれの手を見て、何度も「ごめんなさい」と言って震える渡辺を、霊になっても抱きしめた茜。
それからずっとあの部屋に。
自分の素性も、目的も忘れるくらい長い間。
泣き出した霧澤に近づき、もう苦しまなくていいのと優しく頭を撫で、彼女を抱きしめた茜。
「立派になったね、和泉ちゃん」
そのとき感じた茜の存在に感動する霧澤。
神山が言うなら信じてみようと思えた。
「今度は僕らが信じてみませんか?
最後まで滝沢茜は、教師として渡辺淳也の事を信じ続けていたんですから。
今度は僕らが。
今ならまだ間に合います。
絶対間に合わせてみせますから」
最後に茜は、霧澤に渡辺の事を聞いて欲しいという。
だが・・・彼はもういないそう。
父が失脚し、一家は離散。
そして、20代で仕事中の事故で亡くなったというのだ!!
悲しい現実だねぇ。
「生きてて欲しかった」
幸せになってて欲しかったと、部屋に戻って涙を流す茜。
そんな茜を見て、翌日、神山はりさを迎えに行く事に。
当然反発する父。
だから神山は言う。
「今日1日だけ、僕を京塚さんの担任でいさせてください!」
その要求を受け入れた父。
行かないというりさに、逃げるなと諭す神山。
「やらなきゃいけないこと、あの教室にまだいっぱい残してきてんだろ!」
引きずってでも連れて行くという神山。
転任させられる事など関係ない。
神山はりさの担任なのだ。
生徒を信じると決めたのだから!!
そして、りさを連れて教室へ向かった神山。
でもやはり教室の雰囲気は何か緊張したものになる。
そんな中、ついにりさが舞に話しかけたのだ。
ごめんと謝罪したりさ。
だが、舞はふざけんなと一蹴。
それにずっとりさの事が怖かったというのだ。
それも分かっていた。
分かった上で、都合のいい奴らだとつるんでいたと認めるりさ。
でも、全部が嫌だったわけじゃないのだ。
「信じることは出来なかったけれど、それでも悪くないって思った」
その言葉に舞は思わずりさをひっぱたいてしまう。
それをとめない神山。
言いたい事をぶつけ合えばいいと。
だが・・・舞は泣いていたのだ。
「2年ちょっとつきあって、やっと本音かよ。
うちらって何なの?」
「クラスメイトでしょ、ただの。
でも・・・できれば友達になりたい」
舞をまっすぐに見て、そう告げたりさ。
初めてお互いが本音を言えた瞬間。
神山はそこで、自分も本音を言うと、この学校へ来た時は皆さんの事に興味はなかったと告白。
仕事として割り切って、必要以上に踏み込まない。
そんな神山に教師はそんなものじゃないと教えてくれた人がいた。
中学生たちはそれぞれ彼らなりに悩んでいる。
それでも皆の傷つきやすい心をぶつけ合う事で生まれる事があると思えたという神山。
「教師で良かった。
皆さんみたいな生徒に出会えることが出来て、良かったって」
そして、文化祭で、合唱で心をひとつにしてくださいと告げる神山。
「皆さんなら、きっと大丈夫。
これから先も、大丈夫ですから」
これが神山の最後の授業。
何かを察した生徒たち。
河合に指揮棒を渡し、クラスを頼むと、荷物を整理して学校を去っていく神山。
結局合唱できなかったと残念がる茜に、次の学校で見せてやるという。
霧澤の事、渡辺の事も解決した。
なのにまだ成仏してないなら大丈夫だろうという神山。
「きっと、俺のせいだと思う。
お前にまだ成仏してほしくないから。
お前にずっと傍にいて欲しい」
次の転任先が決まるまでに、茜と渡辺の墓参りに行くと言い出す神山に、それって挨拶行くように言う茜。
幽霊だと分かってる。
「でも、好きになちゃったからな」
なんかすっごく神山らしい軽いノリの告白だねぇ。
でも、微笑ましかった。
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第9話
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