8年前の真実--------!!
視聴率12.4%
いやぁ、実にいいねぇ。
今回はいわゆる神回ってやつだったわ。
初回のアバンから繋がった過去と現在。
ついに明かされた田子と吉本、そして真田と真希の真実。
今まで見えていた部分ですら根底からひっくり返されるような事実はお見事だった。
演出も含めて、今回はまさにあっぱれな回だったかと。
会話もなくなり、それぞれが一緒の家にいるだけの状態で、好きな事をしている沼田家の人々。
誰も片付けもしないぐちゃぐちゃの部屋の中。
空っぽの冷蔵庫。
家事放棄した佳代子。
慎一はコンビにで買ってきた物に名前を書いて自己主張。
そこでアルバイトの募集を見るのだが・・・。
父もまったく同じ事してるし(><)
一茂がサウナで一人分空けて座ってしまう。
それでもなんとか次の職探しに出勝てたよう。
そして佳代子は旅へ出ようと準備を開始。
慎一や一茂と顔を合わせても、何も言わずに家を出て行ってしまうのだった・・・。
茂之は、皆から心配するメールを受け取り・・・なんとか学校へ行く事に。
だが、クラスでは今度は完全に山尾がいじめのターゲットに。
その姿はまさに数ヶ月前の自分。
慎一は、転がったトロフィーを踏みつけ、ひとり部屋の中で黙々とパンをかじっているだけ。
ふと思い出した引き出しにしまってあったナイフの存在。
それを引き出し、刃先を見つめるのだった-------。
って、すごい!!
ここまで6分、まったく誰も一言も台詞なし!!
これは凄まじい演出を思いついたねぇ。
まさかのOPのテロップを見てびっくりしたわ。
お見事だったわ。
今回のナレーションは慎一。
優等生を演じてきた彼。
いつの間にか見失った自分の存在。
吉本荒野のせいで、すべてが壊された。
学校を辞めた慎一は怠惰な生活を送っていた。
こんなはずじゃなかった。
あいつがすべてを奪ったんだ。
すべての責任を吉本に押し付けた慎一。
だがそこへ飛鳥が心配してやってきたよう。
そして、あの写真を返してきた飛鳥。
吉本はこの写真をどうするか?
それでも慎一が好きでいられるか試したのではないのかと言い出す飛鳥。
違うよと、認めない慎一。
「認めたくないだけでしょ?吉本の事」
それを言い当てられ、怒りの慎一は飛鳥を止めようと襲い掛かってしまう。
最悪。
無茶苦茶な自分をどうにかしたくて飛び出した家。
慎一は真希の部屋へ向かう事に。
だが、そこはすでに空家。
・・・って、玄関の扉壊すって、器物破損だから(><)
だが、中にあった請求書の名前には吉本の名前が。
どうやらここは彼が借りて、真希に与えていたよう。
その中にあったチラシに気づいた慎一。
そこに写っていたのは・・・真希!!
彼女は役者で水上沙良という名前だったのだ!!
真相を確かめようとその劇団の稽古場へ向かった慎一。
そこで見た沙良は、今まで慎一が見てきた真希とは別人のように、明るくくったくない性格をしていた。
しかもその奥にいた役者たちは、あのDVDの中で、田子が突き落としたのではという証言をしていた先生たちだったのだ!!
やっぱあれもやらせだったか(><)
どういう事だよと責められ、ご飯をおごるというのを条件に、沙良は慎一と話をする事に。
大口をあけて食べる食事。
「一言で言うと、全部嘘」
つまりそういう事。
舞香も、真希も沙良が演じていた役でしかなかったわけだったと。
そして、慎一が知っている田子雄大の過去も全部嘘だというのだ!!
ではその田子はどこ?
会うのも8年ぶりという沙良にも分からないよう。
だが、沙良は殺したい気持ちは分からなくもないけどと前置きし、全部君達の事を思ってやったと言い出したのだ!!
全部嘘。
それに、吉本荒野が被害者など納得できないと言い出す沙良。
真田はどうやら沙良の幼馴染みだったよう。
「教えてあげるよ、8年前の真相を」
そういって沙良が語りだした真実。
教頭の甥っ子で、新任教師の吉本荒野は女子に人気の先生。
口癖は「いいねぇ」
そんな彼に憧れていた沙良。
頼んでいた恋愛成就のお守りを買ってくる暇がなかったと、人形もどきのお守りを手作りした田子。
笑いながらそれを受け取った真田。
だが、それを忘れたので教室に取りに行く事に。
その時、彼は物音を聞いて隣の教室を覗くのだが・・・
そこで、荒野が丸川と西口という先生と3人で、生徒が忘れた教科書をズタズタに引き裂いていたのを目撃してしまったのだ!!
驚きすぎて物音を立ててしまった真田。
荒野はすぐに真田に近づき、仲良くしようとけん制してきたのだ!!
それから始まった真田への暴力。
毎日のように続けられる暴行。
父にやられたと言えといわれていた真田。
だが、日に日に弱っていく真田を見て、流石に田子もおかしいと思ったよう。
腕に出来たあざを見つけた田子は、誰にやられたのかと問い正す。
父にという真田だったが・・・それならお父さんと話をしなければならないと言われ、真田は言ったら殺されると言いながらも、田子に助けを求めてしまう。
「心配するな。俺が守ってやるから」
その言葉に励まされ、すべてを話した真田。
そこで田子はすぐに荒野に事情を確認したのだが・・・。
「ただのストレス解消じゃないですか」
荒野は開き直って、田子も一緒にやらないかと言い出したのだ!!
真田に近づくな、彼の痛みが分からないのかと訴えても、荒野は今までの挫折を知らないで成長したよう。
「だから、弱者の気持ちなんて分かるわけがない。
僕は人間を支配したいんです。
僕にとって、教育とは実験なんです」
生徒はモルモットだという荒野に怒りが沸く田子。
だが・・・上手く立ち回っていた吉本は、教頭の甥というのもあり、田子の立場はどんどん悪くなっていく事に。
そう。
荒野にとっては田子も新しいモルモットだったのだ!!
嫌がらせのビラをまかれ、生徒たちからもあらぬ誤解を受ける田子。
職員室でも孤立していく事に。
邪魔をするなら人生を台無しにしてやると田子を黙らせた荒野は、ますます真田に暴力を奮うように。
精神的に追い詰められてしまう田子は、仕事でも凡ミスを繰り前してしまう。
そんな田子を見て笑う荒野。
そして真田も追い詰められ、田子にまた荒野にいじめられていると相談に来る。
だが、最早田子に誰かを助ける精神的余裕はない。
思い過ごしだと諭し、助けてくださいと訴える真田の言葉を流し、立場も考えてくれと返すしか出来ない。
すると真田はですよねと田子の言葉を受け止め、謝罪したのだ。
「迷惑かけて、ごめんなさい」
そういって涙を流した真田。
それでも彼をもう抱きしめる事は出来なかった田子。
そんな二人を見て「いいねぇ」と微笑む荒野。
だが・・・事態は最悪な方向へ。
今度は沙良の気持ちを利用し、荒野は、真田を助けたければ、脱げと言い出したのだ!!
・・・いや、もう荒野ってば犯罪でしょ、それ。
真田を実際に傷は浅くても刺したわけだし。
なんでこれで警察に相談とかしなかったんだって話だわ。
荒野はどうやら沙良の裸の写真を撮って、そのデジカメを田子の鞄に入れたら、出回ってるチラシが真実になると、生徒に手を出しているというその嘘を本物にしようとしたのだ!!
そうなれば田子は社会的にも抹殺される。
それを楽しそうに話す荒野。
やめろと必死に訴える真田だったが、荒野は容赦なく蹴り、沙良にはさっさと脱げと命じるのだった・・・。
そしてあの日・・・。
荒野は沙良の裸を写したデジカメを仕込んで、あの階段で先に降りていた田子に声をかけたよう。
その時、荒野の鞄を奪おうと近づいて来た真田。
結果、吉本を突き落としたのは、真田だったよう。
彼は田子と沙良を守ろうと、そのデーターを奪い逃走。
田子はすぐに救急車を呼んだのだが・・・。
学校では緊急会議が開かれる事に。
だが、当然疑われたのは田子。
その会議中、真田から田子に電話がかかってきたのだ!!
必死で事情を聞く田子。
森の中の小屋で怖いと震えながら、田子からもらったお守りを握り締めながら電話してきた真田。
でも、もういいのだ。
自分が死ねばすべて終わると。
力になると言ってくれた事がすごくうれしかったと話す真田。
だが、それは田子にとっては責めでしかない。
「やめてくれ・・・俺はお前を裏切ったんだ」
「先生は、悪くないよ」
「違うんだよ、
俺はお前の気持ちを踏みにじったんだ!!」
だから死なないでくれ。
謝らせてほしいと泣きながら必死に訴える田子。
だが、真田はそれだけでいいという。
「もう二度と、僕みたいな弱い人間が生まれませんように。
もう二度と、吉本みたいな怪物が生まれませんように。
先生、僕、強くなりたかったよ。
先生、ありがとう。
さようなら」
ダメだと、必死に真田の名前を呼び続ける田子。
そして、ようやく見つけた小屋に駆けつけた田子だったが・・・。
そこには、既に自分の首を切って、息絶えていた真田の姿が。
真田を抱きしめ、むせび泣いた田子。
田子は血まみれの手で、あのお守りを握り締め、森の中で大声で叫び声をあげたのだった・・・。
これが8年前の真相。
その時、慎一にかかってきた電話。
それは家に戻って来いというもの。
聞きたいことはまた今度と約束して分かれた沙良。
家に戻ると3人が集まっていた。
家を売る事にしたという一茂。
明日不動産屋が来るというけど・・・この散乱した状態で売れるのかって話だよ。
佳代子は離婚したいと、一茂に書類を差し出す。
それにサインしようとした一茂をダメだと止める茂之。
だがその時。
「は~い!!
呼ばれてないのにジャジャジャジャ~~ン!!」
田子・・・吉本再び-------!!
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