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カテゴリ:TVドラマ感想
ずっと一緒に--------!!
視聴率14.1% 有終の美。 最後がどうなるのか本当ハラハラしながら迎えた最終回。 色々思う方もいらっしゃるかもですけど、私的にはこのラストがいかにもこの作品らしい爽やかなものだったのでよかったのではないかと。 ちゃんと涙あり、笑いあり、そして奇麗事だけで済まさないちゃんと伝わるものがあったから。 いい作品でした。 今期一番タイトルがあれだけど、内容は最高♪って作品。 私の中の香取さんの株上昇っす♪ 告白されて大喜びのアカネ。 二人してどんな呼び方しようとかバカっぷる丸出し(><) ま、アッキーはないわな。 でも、やっぱり今まで通り普通でってお願いする神山。 神山の気持ちは嬉しい。 でも・・・いくら神山が幽霊でもいいと言っても、それじゃぁよくない気がするというアカネ。 「触れる事も出来ないんですよ? どんなに触れたくても」 だがその時、林から焦ったようにかかってきた電話。 なんと3年2組の生徒が教室で千穂を人質にして立て籠もっているというのだ!! すぐに駆けつける先生や保護者。 そして教育委員会の轟木も!! でも・・・実態は、どうやら千穂が皆の事を心配して、人質役を買って出たよう。 めちゃ教室内でくつろいでるし(><) というか、生徒の一人になってたね。 次々と親から電話がかかるのだが、皆、流されているわけじゃない、自分からやっていると説明。 根津は無視すればいいと言うのだが、小夜はそうやって面倒くさいとか無視するから、子供のやる事だと軽く見られるのだと諌める。 すっかり立場が逆転。 千穂はこの際だからと、皆にアンケートの結果がぼろぼろだった事を詰め寄るのだが・・・女子は脚が気に入らないよう。 でも、男子がまあまあと思ってるのも脚なのだそうで(わはは) 結局千穂は脚だけかいっ!! そこへ岩名が林とやってくる。 根津は林の携帯に電話し、自分達の要求はひとつだと、神山を学校に戻して担任を続けさせて欲しいと願い出る。 りさは父に神山の転任を白紙にしなければ、自分達がやった事をネットで流すと脅迫する。 だが・・・ここに神山が来たら? 相田はようやく神山の立場を悪くしたかもしれない事に気づく。 そして、事態はやはりその通りに。 轟木は神山が生徒達を使って、復職を扇動しているのではないかと疑いだしたのだ!! 引き取れと言い出す轟木に対し、立ちはだかったのは岩名と林。 自分たちが楯になり、神山を教室へ行かせたのだ。 保護者の前でも、自分が責任を取るという岩名。 だがその反面、生徒達の心意気に喜んでいるというのだ。 当然親からは反発を浴びるけど、生徒はこんな大それたことを団結してやっているのだ。 それも人のために。 「担任教師として、こんな羨ましい事はありません」 岩名、正直だ。 でもいい言葉だよなぁ。 親には自分の子供の意思を疑うのかと訴える。 それとも嫌々やらされていれば言い訳も立つのかと。 親は子供達の将来を心配しているのだという轟木。 だから子供にも小さくまとまれというのか。 次に反論したのは、大原先生。 未成年が何かしたら、責任を取るのは大人。 面倒に巻き込まれたくないと思って事なかれ主義だった自分を反省しているという大原。 そして校長までも、公園の遊具と同じだと言い出したのだ!! 撤去も大人の都合でさせられる。 あれも安全対策をして、大人が指導すればいい話ではないのか? さらには窪内まで!! 子供達が将来何になりたいのか? 彼はツイッターやブログで知っている。 そんな子供の夢を親はちゃんと理解しているのか? 霧澤は子供の事を100%理解している親などいないという。 自分たちが子供の頃も同じだったはず。 でも、傍に心を開ける大人や、尊敬できる人はいなかったか。 「こんな大人になりたいと思える大人が。 私達は大人として、そういう姿を子供達に見せるべきなんです」 そして、今後生徒を放り出す事は絶対にしないと断言。 生徒と向き合っていく覚悟があると約束するのだった。 そして・・・神山はバリケードを解いてもらい、教室の中へ。 「勘弁してくださいよ、本当に」 それが神山の第一声。 生徒たちは口々に先生のためにというのだが、神山はその気持ちを分かった上で、あえて諭す。 「甘ったれんな!! 理由があれば間違った事してもいいなんて理屈あるわけないだろ! それが誰かのためなんだって言えば、自分たちの行動が何でも正当化できるなんて思うなって。 理不尽な事なんて、これからの人生山ほどあんだよ! お前らその度にこんな事すんのか?」 迷惑だとキッパリ言う神山。 神山にだって立場があるのだ。 「自分の都合を優先したい。 大人だってみんな弱さを抱えてるんです。 自分の人生に責任があるんですから。 いくら教師だからって。すべてを皆さんのために捧げる覚悟なんて、僕にはありません」 それでも神山に担任でいて欲しいという相田。 だが、今までも歩み寄ろうとしていた大人を皆が拒絶していたのではないのか? 今までは子供扱いだけだったという生徒たちに、鶏が先か、卵が先かなんて考えるだけ無駄だと、親子丼の話を聞かせる神山。 「相手に求める前に、自分が動けって事です。 自分を理解して欲しいと甘える前に、相手の事を理解する強さを持つって事です」 皆さんは大丈夫。 理解しあえてこんな事が出来たのだから。 そして皆は今日、僕のクラスを卒業したのだという神山。 だったら卒業式をしてもいいでしょと、文化祭でやる予定だった合唱をしたいと言い出す小夜。 指揮棒を渡し、お手本を見せて欲しいという千穂。 学校に響き渡る歌声。 それを聞いた先生と親たち。 泣きながら一生懸命SMAPの「Dawn」を歌い続ける生徒達。 歌詞がいいよなぁ、これは泣ける。 この作品とすごくリンクしてる。 歌い終わって、神山は生徒達に感謝し、頭を下げる。 「ありがとうございました」 だがその時、ついに轟木たちがバリケードを破りだしたのだ!! 邪魔すんなと叫ぶリサ。 だがその時、積み上げた机が落ちてきてしまったのだ!! 咄嗟にリサを庇った神山。 次に気づいた時・・・神山は何故か自分の部屋にいたのだ!! 現れたアカネが気をしっかり持ってくださいと、なんと神山の手を握ったのだ!! 何故? どうやら神山は、机の下敷きになり、意識を失ってしまったのだ!! 「俺、死んだの?」 否、いわゆる幽体離脱って奴のよう。 すぐに戻ろうというアカネに、このままでいようと言い出す神山。 死を選ぶというのだ!! 人生最高の瞬間に死ねるなんて気分がいいじゃないかと言い出す神山に、何を言ってるのかというアカネ。 このまま神山が死ねば、リサも他の生徒たちも一生責任を感じながら生きていく事になるのに。 「ずっとお前と一緒にいられんだろ。 触れられるし。 だからいいんだよ、これで。 これからは二人で幽霊としてやっていけば」 すると、突然神山にフライングチョップをかますアカネ。 「私は気軽に死ぬなんて言う人と一緒にいたくありません!」 神山が越してきた日の事を覚えている。 神山のおかげで色んなものを取り戻せたと感謝するアカネ。 だが・・・本当の意味で取り戻せたのは神山の方だけ。 「だって、私は死んでるんですから、取り戻す資格なんてない。 人は、死んだら終わりなんです。 生きてる人の思い出にはなれたとしても、死んだ本人が、新しい何かをるみ重ねていけるわけじゃありません。 生きてるって事は、可能性なんですよ、神山先生。 人はいつか必ず死ぬんです。 だから、お願いだからそれまで精一杯生きてください。 私はそれまで、向こうで待ってますから」 記憶を取り戻したのにアカネが成仏しなかったわけは・・・神山との結びつきがあったから。 アカネの事を、真剣に思うが故、二人は糸で繋がっていたよう。 だが、その糸を引きちぎったアカネ。 本当は神山の傍にいたい。 でも、神山は生きているのだ。 これからも、生きていかなきゃいけないから。 「神山先生。 私は、生きてるあなたが大好きです。 貴方に出会えてよかった」 そう言って神山に抱きついたアカネ。 泣きながらアカネを抱きしめ返した神山。 そして・・・神山は目を覚ます。 皆が安心したように神山の名を呼ぶ中、神山は涙を一筋流すのだった・・・。 そして数日後、退院した神山は、また城を作り始めたよう。 だが、出来上がったそれを見せる相手はもういない。 「言ったろ、生きてんのはしんどいって」 そして-----神山は無事小原南中学3年2組の担任へ戻れたよう。 どうやらリサの父が撤回してくれたというのだ。 林と千穂はお友達に進展♪(おめでと) 神山は引越しをしたよう。 だが・・・あのアパートで304号室で幽霊騒ぎが起こったというのだ!! 林からその話を聞いた途端、アパートへ走り出した神山。 「アカネいるのか?」 だが・・・部屋の中は誰もいない。 その時、神山が振り向いた先にいたのは・・・ 「吉岡です」 あぁぁぁぁぁ!! 感動の再会がダイナシ(><) でも、それがこの作品らしいけどね。 「何なんだよ、ふざけんなよ」 座り込んだその時。 隣に座っていたのは・・・アカネ!!? 「どうも!」 って、なんでここにいる!? どうやら成仏する前にあちこち観光してたら、お迎えの光が消えてしまったというのだ!! どうするか? 「ずっと一緒にいてくれ」 「でも・・・私、おばけですよ」 「それもう聞いた」 「じゃぁ・・・はい」 思わず抱きしめようとした神山だったけれど・・・もちろん通り抜けてしまう。 幽体離脱したいと寝転がる神山に、いけませんと聡し、待ってますからと笑顔のアカネ。 「分かってるよ、アカネ」 そしてアカネは神山の手にそっと触れるのだった--------。 で、やっぱり最後は何と呼びあうかでもめるのか(><) もう泣いたり笑ったり大変な一時間だったわ~!! すごいボリュームだったけど、全然詰め込み感もなくて面白かった!! 実に爽やかな作品だった。 現代にありがちな生徒達の悩みとかもリアルだったし、何より神山やアカネの言葉が心に響いた。 どの役も見せ場があったと思うし、必要な役だった。 みんないい人だったし、生徒もちゃんと向き合えばいい子ばっかりだった。 これ、本当の卒業式とかあったら号泣ものになりそうだなぁ。 でも、スペシャルとかあってもいいと思える作品。 いやぁ、本当めちゃ楽しませてもらいました。 ありがとう!! ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第10話 9111 HIT/1/12 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/ca8bcfb68d61848ac5c852fe5abc8774/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/06/20 02:43:25 AM
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