ドラマ「空飛ぶ広報室」 第11話(最終回) あらすじ感想その2でございます。
その1は
こちら からどうぞ~♪
空井は次に地震で壊れた風呂の事を話してくれる。
ボイラーを新品にして被災者に開放したそう。
こんな時に風呂なんか直してる場合かという意見もあったけれど・・・。
16000人の人に使ってもらって、凄く喜んでもらえたという。
あったなぁ、そんな話。
自衛官たちが体育館で雑魚寝した事。
話を聞いていて、たまらず泣き出してしまうリカ。
「私、何にも伝えられてません」
「いいんです。
何か出来る事があるって、楽なんです」
有事に果たすべき義務がある。
それがよりどころになるのだから、気にしなくていいと慰める空井だったが、リカは余計に涙を流してしまう。
しゃがみこんで泣き出したリカの頭を撫でてやる空井。
「僕が、稲葉さんに出来る事は、他にもうないんです」
それは初回と反対の関係。
あの時、慰めたのはリカだった。
だが駅で空井と別れた後、
「稲ぴょ~ん♪」と呼ぶ声が聞こえたのだ!!
鷺坂登場♪
どうやら彼は今、東京と東北を行き来し、小学校や仮設住宅を訪問して避難訓練のレクチャーをしたりしているよう。
で、丁度今回こちらに来ている所に比嘉からリカが行っていると連絡をもらい、駆けつけてくれたよう。
鷺坂たちOBは、震災後は隊員たちの代わりに彼らの家族の捜索に当たっていたそう。
そっか。
そういうのも大事だよね。
少しでも安心して隊員たちに救助活動を続けてもらうには、鷺坂たちのような存在は必要だっただろう。
色々震災のへぇというトリビアめいたものが分かったなぁ。
リンクしてるだけに感じるものも深い。
自分の無事を真っ先に知らせたのはリカだった。
だが、リカにはリカの人生がある。
その人生を一緒に歩む相手は僕じゃない方がいいという空井。
空井が抱えているたくさんのもの。
それをリカには抱えてほしくないのだ。
一生懸命で、いつも自分から険しい道を選ぶ人だから。
自分がどれだけ辛くても、リカには笑っていてほしい。
そう思ってる。
だからこれでいいのだ。
別々の道で。
それを悟ったリカは、自分も自分の人生を歩こうと思うと鷺坂に話すリカ。
夕暮れ時。
市内を鷺坂の運転する車で走っていると、まだたくさんの瓦礫が残っているのを見てしまうリカ。
それは100年分の瓦礫の山。
それでも少しずつ地元の人たちが分別しているという。
そんな中、鷺坂が連れて行ってくれたのは、小野駅前の仮設住宅。
そこは活気が溢れ、「サギちゃん」と出迎えてくれた地元のおばちゃんたち。
彼女たちはここで共同で手作りの人形を作っているよう。
いらなくなった靴下などをリサイクルして作った、世界に1個しかない手作りの愛嬌ある人形。
今は全国から注文が殺到しているというのだ。
1年前、「めんどくしぇ」となって作り始めたそう。
復興は進まないし、仮設をいつ出られるかもわからない。
悲しむのも疲れた。
ただ、待ってるのもめんどくしぇ。
で、出来る事をやろうと作り始めたのがきっかけだったそう。
ここでは「めんどくしぇ」が復興の合言葉だそう。
「それと皆様の心意気」
鷺坂の指が鳴る♪
リカがブルーの取材で来たというと、よかったなぁと戻ってきた事を喜びながら、「うるさいなぁ」と言い出したおばちゃんたち。
「あれからずっと、空が静かだったからね。
とまってた日常が戻ってきたみてえで、嬉しなぁ」
そっか。
そうなんだ。
彼女たちにはブルーの演習音も『日常』だったんだ。
うるさいけど嬉しい。
なんかほっこりした。
だが、演習が中止になってやっぱり寂しいよう。
その時、明日は坂手が入り、飛行訓練を撮影する事になっていた事を思い出したリカ。
そして-----リカは突拍子もない事を考えたのだ!!
なんと、
飛行訓練を基地の外から勝手にみんなで見ようという「おかえり!ブルーインパルス!」の見学会を開催してしまったのだ!!
あくまで基地の外から勝手に見てるだけ。
だから、広報は関係ないって事で、今日は取材にうかがわないと、リカからの伝言を空井に伝えた鷺坂。
駅前などで配ったチラシ効果もあり、たくさんの人が集まってきたよう。
挙った歓声。
ブルーに向かって手を振り「お帰りなさい」と声を上げる地元の人々。
教室や、いろんな場所で皆が手を振ってブルーの帰還を喜んだのだ。
それはブルーを操縦する島崎たちにも見えたよう。
彼らもそれで本当に帰ってきた事を実感したのだ。
リカはこのまま空井に会わずに帰ってしまうつもりのよう。
鷺坂としてはなんとかしてやりたかった。
散々苦しんだ二人だから。
「勝手な願いだが俺は、お前たちに、あきらめてほしくない!!」
鷺坂の思いを聞いた空井。
その時、また歓声が。
空にはハートを射抜く飛行機雲が!!
それはあの日、一緒に見た空の景色。
思わずリカにも、空井にもあふれ出る涙。
そして・・・二人は走り出す。
再会したふたり。
「僕は、稲葉さんの事、幸せに出来るかどうかわからないけど・・・」
「私の幸せは、私が決めます」
よく言った、リカ!!
そして、抱き合う二人。
で、もう一人。
誰よりこの二人が一緒になることを喜んだのは、鷺坂。
しっかり二人が笑顔で抱き合ったシーンを撮影して、
皆にその証拠写真と「私たち、結婚します」という既成事実のメールを送りつけたのだ!!
やる~♪
でも、皆がそれを祝福してくれて、嬉しいよね(^^)
そして、二人の見上げた空に、ブルーが飛ぶ。
今度はしっかりと握り締められた手。
そして------。
無事槙と柚木の所には女の子が生まれたよう。
空子と名づけようとした柚木に対し、航子とつけたがった槙。
片山もついに彼女が出来て、プロポーズ成功したよう♪
師匠は藤枝っすか(^^)
藤枝はともみ狙いに~?
比嘉も相変わらず尻拭いの日々。
鷺坂も子供相手に野球を教えているようで。
人生謳歌中♪
で、空井は・・・今度は空自を題材にしたドラマの企画を考えたよう。
で、ブルーにも協力してほしいと。
実現しないだろうと笑うパイロットたち。
だが、空井は言う。
「意思あるところに、道は拓けます!!」
新婚は言うことが違うねってからかわれて、捕まれた左腕。
そこには結婚指輪が!!
しかもいつも一緒に写った写真を持ち歩いているそう。
リカと写った写真を見て「ウィ~」とからかう隊員たち。
「いや~カワイイですよね。
ウチのリカぴょん」
あははは!!
なんだこののろけ~~~(>▽<)
以外とデレだったか、空井ってば。
でも、新婚なのに、二人はそれぞれの仕事場で頑張ってるよう。
離れてて寂しくないのか?
「空は」
指をパチンと鳴らした空井とリカ。
「「空は・・・つながってます------!!」」
あぁぁぁぁ。
なんと爽やかなお話。
本当に途中はどうなるかと思ったけど、きれいに終わってくれたよなぁ。
イイハナシだった。
それにしても、まさにふとした所でたくさん泣かされた。
一番はやっぱ鷺坂・柴田さんのせいですけどね(^^)
彼の言う説得力のある言葉。
そして自然な演技とやさしい声。
あの表情にも何度もやられたなぁ。
素晴らしい役者さんですわ。
柴田さんがしっかり構えてくださってるから、綾野くんも新垣さんもいい芝居できたんじゃないかなぁ。
最初はガツガツすぎるリカが苦手だったけど、だからこそ変化が成長として見られたもんね。
皆が相乗効果になってたと思う。
いいチームだったねぇ。
広報室めちゃ楽しそうだったもん。
他のキャストさんも素敵な方ばかりだったし。
ハイど~~ん!!とかしばらく口癖になりそう(^^)
空幕の勉強になった。
まさにこのドラマが広報だったよね。
今年の航空祭、ちょっと見てみたくなったわん。
ブルーかっこいいよ。
原作の有川先生も少しだけリカと空井のその後・・・を書いてみたくなったとおっしゃってたし、それは楽しみ♪
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
↓
<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/b02eb77f9b1ee8b7e6d8b1f29b56cba2/ac