生きるとは--------!?
1クールという話数をしっかり、うまく配分して見せてくれた作品だなぁと。
気持ちいいくらいキレイにまとめて終わらせてくれたなぁ。
ま、予定調和・・・で、ラストは読めた展開ではありましたが、しっかりラストまで盛り上げてくれたし、見ごたえはあったと思う。
声もいい人ばっかだったし♪
耳心地最高でした(^^)
ポラリスとの謁見をかけての最後の勝負。
大和と響希。
人を殺しすぎた大和に怒りをぶつける響希。
言っていることは判る。
だが、認めることは出来ないのだ。
感情を持つ人間だから。
だが、自分達の存在はポラリスが最初から定めた駒なのだ。
それでも、誰が生き残るのか、それだけは人間に委ねられたという完全なシステムではなかったが・・・。
アルコルですら運命の歯車に踊らされた一人。
だが、やることは判っている。
「生き残り、世の理を書き換える。それだけだ!」
すべてを作り替えられたら、優れた世界になるのかもしれない。
「でも、強制されたそれは、俺たちの世界じゃない」
守りたかったのは、自分たちが生きていた世界。
自分達がいた世界をなかったことにするのは、自ら死を選ぶということではないのか?
そんな選択は悲しすぎる。
だから止める!!
「ヒビキ、生きるとは何だ?」
「選び続ける事。
考えを辞めない事。
そうやって世界は未来に続いていくんだ」
だが、その選択を間違えたからこの世界があるのではないのか。
それが自分達の世界。
「変えるというなら、自分達の意思で変わっていかなければ。
きっともっと人間は不幸な生き物になる」
それを甘いという大和。
だから自分が采配してここまで生き残ってきたというのだ。
それが力を持つ者の定めなのだ。
たったひとりで・・・。
だが、人は常に一人だという大和。
だったらどうして名古屋まで助けに来たのか?
作戦に必要な駒だったという大和だったが、その声が動揺で震えている。
では、なぜ友達にしか届かない死に顔動画が大和に届いたのか?
友達など戯言だと吐き捨てるけど・・・大和の体もぼろぼろ。
もういいと大和を諭す響希。
「やり直そう。
そしてまた友達になろう」
「ふっ・・・面白いな、お前は」
それでも自分の矜持を貫くという大和。
「友達というなら、お前が俺を殺せ、響希!!」
もう戦う理由はないはずなのに!!
そして大和は悪魔合体をしてみせたのだ!!
響希に襲い掛かるサタン。
「さらばだ響希」
だがその時、攻撃から響希を守ったのは・・・じゃあくフロスト!!
そして「友達の悪魔が届いたよ」との着信メールと共に、大地たちの悪魔が響希の携帯に追加されたのだ!!
皆の思いが響希へ届く。
そして、次々と召還した悪魔たち。
悪魔合体を始める響希。
ルシファーとサタンがぶつかり合う。
「ヤマトぉぉぉ!!」
「ヒビキぃぃぃ!!」
「世界を変えるなんて事。
誰か一人に押し付けていいはずがない。
みんなが君のように、未来の事を真剣に考えることが出来ればよかったんだ。
ヤマト、もういいんだ。
君が一人で背負わなくていいんだ」
「本当に私を止めるとはな・・・」
傷ついた大和の体を抱きとめる響希。
「約束だろ。
きっとまた会える。
ポラリス、俺の願いは------!!」
そして-------戻った世界。
そこは、あの日と同じように大学に行ってからどうするかと大地一緒に話をしていた場面。
大学へ行って、その後は?
やりたい事を探すという大地だけど、やっぱりまだふわっとしている考えでしかない。
でも、響希はなんとかなると前向きな発言。
その時、大地から
「にかえや」
友達の死に顔動画が届くという、ジョークサイトをダウンロードしてもらった響希。
次は地下鉄へ。
そこには維緒が。
友達になりたいという大地のために声をかけた響希。
でも、少しずつ違った結果になってる。
人見知りだというのに、維緒は友達からならと受け入れてくれたのだ。
なんだか二人は怖い感じがしないからと。
そんな二人を見て、なんだかうれしそうな響希。
「楽しそうだなって」
って、無意識に涙を流していた響希。
維緒も大地驚くも、具合悪いのかと気遣う。
だが、何かうれしいのだ。
そこへ到着した「にかえあ」からの死に顔動画。
それはトラックにはねられているデフォルメした響希の死に顔動画だったのだ。
そして、普通に到着した地下鉄。
扉が開かれた時、響希が思い出した7日間の記憶。
「俺の願い。
それは・・・やり直す機会をもらうこと」
そして響希は国会議事堂へ向け走り出す。
「人間は変わっていかなければならない。
でも、それは誰か一人が悲しみを背負うようなやり方で正しいはずがない。
俺は人類が消滅するさまを知っている。
何もしなければ、人間はまた同じ悲劇を迎えるだろう。
誰かの強制でなく、みんなが自分の意思で少しずつ。
そうすればきっと希望はある」
そして、他のサマナーたちも、チャレンジに向かう。
ヒナコは踊りを極めるために家を出る。
コンクールで優勝したアイリ。
ジュンゴはいつもの茶碗蒸しでお出迎え。
ジョーは恋人の退院の迎えに。
ロナウドは自分の正義のために正しい事を続ける。
だが・・・国会議事堂に簡単に入れるはずもなく・・・。
警備員ともめていた所へ車が出てくる。
そこに乗っていたのは・・・大和!!
知り合いかと問う隣の男に、大和は答える。
「いいや、私に友達などいないさ」
そういってフッと笑った大和。
大和ってば素直じゃないんだから。
「よき日だな。
私の心持ちだ」
なんだかうれしそうな大和。
真琴にそう告げるのだった・・・。
よかったと泣き崩れる響希。
アルコルはまた夕焼けの中で一人たたずむ。
長い間人間を見てきた。
だが、もう自分という存在は必要ではない。
「うれしいな、でも悲しいかも。
人間は意思を示した。
生きるとは、悩み苦しみ、それでも考え続け、道を選び続ける事。
そうだねヒビキ」
人はまだ奇跡を起こせるのだから。
「生きるんだ----------!!」
EDが巻き戻しになってる。
いいねぇ、この形も。
戻った世界。
でもそれは少しずつ違う世界。
選ぶ道が違う。
また失敗することもあるだろう。
それでも人間はこの世界であがき続ける。
ラストは捻りは少ない内容だったけど、メッセージ性はあったんじゃないかなぁ。
大和だけはちゃんと響希の事を覚えてたわけだし。
ちゃんと希望が残ってた。
今度こそちゃんと友達になれるといいね。
作画もキレイだったし、1クール内容詰まって楽しませてもらった。
こういうきっちりした構成の作品は大好きだ。
見ごたえあったね。
次はこの時間は「ダンガンロンパ」に期待っ!!
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