「無駄に終わってもいいんです。
駄目でもともとですから」
今期の土曜ドラマは「デカワンコ」を彷彿させるような、ちょっとコメディとシビアな事件を絡めたお話。
TAKAHIROの演技も見ものだし、楽しみにしてました!!
海月千波(武井咲)は国家公務員試験1種に合格した警視庁のキャリア組。
23歳にして警部の肩書きを持つ彼女は「現場に出たい」と希望し、捜査一課18係に配属される。
だが出世街道を驀進するはずのキャリアに現場に来られるなど、一課の刑事たちにとっては迷惑千万。
千波が何かミスをして経歴に傷をつけたら、捜査一課の責任になってしまうからだ。
空手を得意とする若手巡査・設楽恭介(TAKAHIRO)は18係の川萩係長(八嶋智人)から「キャリアを絶対に捜査に参加させるな!」との命令を受け、彼女の世話係に任命される。
そして何も知らない千波が18係にやってくる。
戸惑う刑事たちをよそに、やる気満々で挨拶をする千波。
と、そこに殺人事件発生の一報が入る。
川萩のかけ声で、強引な捜査で知られる双葉(木下隆行)、正義感の強い大友(徳重聡)、男まさりな森山(濱田マリ)ら18係の刑事たちが次々と部屋を飛び出す。
続いて飛びだそうとする千波……は、設楽に押しとどめられた。
川萩は大友らにも「キャリアは戦力外。捜査に加わらせないように」と言うのだった。
殺人事件の被害者は14歳の山下達也。
拳銃で胸部などを撃たれて死亡していた。
「クラスの人気者」「優等生だった」という中学生が殺されるショッキングな事件にマスコミも注目していた。
18係全員が捜査にあたるなか、設楽と千波に与えられた仕事は部屋の掃除。
不満げな千波はタブレットパソコンでクイズ問題を解き始める。
「刑事に大事なのは推理力」と言う千波は、実は推理オタクだったのだ――。
そういえば千波は初対面のときから設楽が心の中で思ったことを、意外にズバリと言い当てている……。
そのころ捜査本部では事件に使われた拳銃が、3年前の金融強盗殺人事件で使われたものと一致することがわかった。
強盗事件の犯人・伊賀(六平直政)を逮捕したのは双葉だが拳銃は見つからず、殺人の立件はできなかった。
伊賀が2日前に仮釈放されていると知った川萩たちは「今度の犯人も伊賀に違いない――」と確信し、伊賀の行方を追い始める。
そのころ千波はこっそり18係を抜け出し、中学校で聞き込みを開始する。
が、捜査ド素人の千波に誰も話をしてくれない。
被害者の同級生らしき二人の少年に声をかけるが「山下」の名を出しただけで逃げられてしまう。
そのとき千波を追ってきた設楽が、そのうちの一人の少年・小沢(飛田光里)を捕まえる。
小沢を見た千波は突然「君、いじめられてる?」と指摘する。ハッとする小沢。
千波は事件の背景にいじめが絡んでいると推察するが、伊賀を追う川萩たちは耳を貸さない。
おまけに千波の失態で伊賀を取り逃してしまい、川萩から「二度と現場に出るな!お前は戦力外なんだ!」と怒鳴られてしまった。
が、そんなことでひるむ千波ではなかった。
「設楽さん、戦力外とは自由に好きなことができるってことです」
――ええ?!そういう意味じゃないんですけど?!
あきれる設楽だが、千波のまっすぐな情熱に心を動かされ、捜査を手伝うことになり……。
キャリアのお姫様。
腫物扱いで、現場捜査などもってのほか。
誰も相手にしてくれず、「戦力外」のレッテルを貼られてしまう。
それでもまっすぐな千波。
でも、ダメ元というのは、設楽の信条でもあったのだ。
本当にいじめはなかったのか?
いじめの経験者だからこそ分かる気持ちと態度。
千波の一生懸命な姿に惹かれるものがあったのか、協力的になる設楽。
調べを進めると、どうやら殺された山下は同じグループにいた子にカツアゲをしていたというのだ。
そこへ、ついに伊賀が逮捕されたという報告が入る。
千波が職質をかけた小学校へ盗みに入ろうとしていたというのだ。
でも、何故一度見つかって逃げ出した小学校にこだわったのか?
同じ場所に戻るのはどういう時か?
忘れ物。
好きな場所?
そして、千波は伊賀の取り調べをしている場所へ乗り込んで来る。
設楽に習い、怪しいと思ったら大声で威嚇。
そして、はったりをかまし、このままでは中学生殺しも伊賀のせいにされると言う話をすると・・・ついに、3年前に小学校に拳銃を埋めたと自白した伊賀。
ミハエル登場~~~!!(>▽<)
デカワンコ懐かしいじゃん♪
だが、伊賀が告げた場所に銃はなかったのだ。
では、誰がここから拳銃を掘り起こしたのか?
その時、校舎脇にあったブタの飼育小屋を見つけた千波。
そこで気づいてしまった事実。
その裏付けをした所・・・すべてが繋がったのだ。
犯人は見つかった。
でも、それを言いたくない千波。
だが、それを告げるのが自分たちの仕事なのだと背中を押す設楽。
犯人は--------。
殺された山下と、同じ小学校出身の小沢と杉浦という少年。
小学校の時、小沢は何係をやっていたか?
覚えていないという小沢。
そこで千波は、犯人は小学校に埋められていた銃を使って山下を殺したと説明。
小学校のグラウンドを掘り起こす理由がある人は誰なのか?
飼育係。
飼っていた動物が死んだから、それを埋めるために掘り起こしたのだ。
そして、小沢は5年と6年の時に飼育係だった--------。
そう、小沢はずっと山下からいじめられており、金を用意しろと言われ続けて、限界だったのだ。
だからたまたま亡くなったウサギを埋めるため穴を掘っていた時に見つけた拳銃で山下を殺してしまったと・・・。
すると、小沢を取り囲み、袋叩きを始めたグループの奴ら。
結局リーダーだった山下がいなくなっても変わらなかったのだ。
いじめは続く。
すると小沢はポケットから銃を取り出し構えたのだ。
そんな彼の前に立ちはだかる千波。
「ごめんなさい。
警察が助けてあげられなくてホントにごめんなさい」
「警察なんて関係ない」
そんなことないと説得する千波。
彼女はいじめを受けて泣いていた所を、お巡りさんに救われたのだ。
声をかけてくれた、話を聞いてくれた。
それだけで救われた千波は・・・あの時と同じように、誰かを救える人になりたいと、警察の道へ進んだよう。
「助けてあげられなくて、ホントにごめんなさい」
遅くはない、全部話してと説得する千波。
そこへようやく8課の面子がやってくる。
捕まった小沢たち。
すると、まさか我が校にいじめがあったとは、気づかなかったと、責任転嫁しようと校長や教師がぼやき出す。
千波は、いじめがなかったと大人が言うから何も言えなくなるのだと非難。
気づかないふりをして都合悪くなると逃げる大人たち。
「この事件の本当の犯人は小沢君ではありません。
本当の犯人はいじめを隠したあなたたちです!!」
そして、なんと千波は校長とその教師に手錠をかけてしまったのだ!!
当然始末書。
でも、なんだか楽しそうというか、すっきり顔の千波と設楽。
ラーメンを食べに行く事になったのだが、その時、警視総監の越前と出会う。
彼とはパズル解きの仲間のような千波。
フランクな会話とやり取りに、二人がどういう関係なのかと戸惑う設楽。
さぁて、型破りな素人刑事のキャリア登場。
そりゃ現場にとってはお荷物でしかないだろう。
でも、鋭い観察眼と、突っ走る素質は、ちょっと抜けてるけど、それが可愛いし、いいように最後は転んでるからOKって事で。
デカワンコの流れを汲んでそうな作りだし、これは割と気楽に楽しめそう。
ま、事件の内容はかなりショッキングでしたが(^^;)
それがリアルで適度に抜けたキャラとの対比もあって作品が締まって見えるからいいのかもしれません。
これは面白いなぁ。
いいテイストに仕上がってると思う。
TAKAHIROの演技も全然気にならないし、武井さんとの並びもいい感じ。
武井さんもこういうキャラは合ってると思うし、これは脇もしっかり固めてくれてるし、期待できそうだね。
◆キャスト
武井 咲:海月千波
TAKAHIRO:設楽恭介
八嶋智人:川萩係長
徳重 聡:大友洋
濱田マリ:森山薫
木下隆行:双葉大介
手塚とおる:中西文彦
渋谷謙人:関川直樹
水沢エレナ:田淵亜利砂
北川弘美:金城斗志美
伊吹吾郎:海月健夫
YOU:海月桃子
佐野史郎:小早川安博
関根勤:金城新十郎
柄本明:越前憲正
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