病気宣告----------!!
ついに病状が進行。
その裏で、そうと知らず恵が介護の方向へ進む事になるのがそういう意味かと。
なるほどね。
滑り落ちた左腕。
突然左腕が動かせなくなった澤田拓人(三浦春馬)は、整形外科を訪ねる。
診察をした医師は、頚椎症だと思われるがしばらく様子をみよう、と拓人に告げる。
一方、介護施設でボランティアを始めた本郷恵(多部未華子)は、施設の職員から、これからはアルバイトとして来てほしいと誘われる。
長年アルバイトを続けてきたファミリーレストランに近ごろ居心地の悪さを感じていた恵は、それを承諾。
そんなある日、拓人は恵の家に招待される。
恵の母・翔子(浅田美代子)はすっかり拓人のことを気に入った様子だった。
だが仕事中、腕に力が入らず、商品を落として傷をつけてしまった拓人は、再び整形外科を訪れる。
医師は、拓人に大学病院の神経内科を紹介した。
そこで拓人の診察をしたのは、神経内科医の谷本和志(吹越満)だった。
検査の結果を受け、谷本は今後の治療方針を相談するために家族と一緒に病院に来てほしいと拓人に伝えた。
だが拓人は、家族はいないとウソをつき、自分ひとりで話を聞くと返す。
彼の真剣な目を見た谷本は、拓人の意志を感じる。
そこで谷本が拓人に告げた診断結果は・・・遠回しだったが、ALSの症状。
そこで拓人の方からALSの病名を出したのだ。
難病のひとつに指定されているALS=筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)。
ついに病名を宣告されてしまった拓人。
一睡もできずに朝を迎えた拓人は、そのまま仕事に出かける。
その夜、拓人は総合病院の院長を務める父・昭夫(小市慢太郎)に電話し、誤診はないかと何度も問う。
そんな不安を払しょくするように、今度恵と温泉に行こうという話を決める拓人。
表面上は元気を装い、嬉しそうにしている拓人だったが・・・。
どんどん動かなくなる左手に不安が募る。
ペットボトルのふたを何度も開ける練習をする拓人が切なかったし、必死さが伝わった。
まだ大丈夫だって、自分に納得できるものが欲しいんだよね。
だが、サッカーをしていても足が吊り、向井にも大丈夫だと誤魔化してしまう。
だが、向井には隠し事を何か気づかれてしまったよう。
どうしても頭から離れないALS。
そこで拓人は神経系の病棟を訪ねる。
入院していた同じALSの患者さん。
彼はもう目だけを動かし意思表示をするしかできなくなっていた。
文字を瞬きで示し、イエスなら更に瞬き。
人工呼吸器をつけ、誰かの介護なしには生活できない状況。
あれが何年後かの自分の姿----------。
恐怖に囚われる拓人。
そんな現実から逃げ出すように温泉に向かう拓人。
明るく振舞い、病気の事は忘れて・・・。
でも、一向に良くならない左手を気遣ってくれる恵。
だから拓人も右手で恵の手のぬくもりをしっかり握りしめたかった。
そして、恵は拓人に一つの決意を告げる。
介護の勉強をやってみようと言うのだ。
だから就活を辞めると。
「この前ね、まだ歩けるんだけど、車椅子中心のお年寄りのお散歩に付き添ったの。
そのおばあちゃん、つえ突いて自分の足で一生懸命歩いて、そんとき思ったんだ。
どんな気持ちなんだろうって。
自分で自分のことができなくなっていく気持ち」
年を取れば当たり前の事だと思わず呟いてしまう拓人。
それでも、恵は就活よりこの道を選んだ。
「一つ一つ 自分ができること増やしていけたらいいな」
そんな風に言う恵をぎゅっと抱きしめる拓人だった-------。
旅行から帰った拓人は、すぐに谷本医師を訪ねる。
とにかく話がしたい。
「おかしいじゃないですか。
信じられません」
もう動かない左手。
こんなに早く診断されたこと。
だが、谷本はALSの症状をたくさん診ている医師だった。
だからすぐに判明したのだ。
それでも症状も進行も生き方もさまざまだと言う谷本。
自分の人生を生きていると。
だがその言葉を遮る拓人。
「それで生きてるって言えるんですか!!」
思わず叫んでしまう。
だが・・・別にいいのだ。
誰からも必要とされているわけでもない。
薄っぺらい人生だったし、なんとなく生きて来ただけだったから・・・。
泣きそうになるのをなんとか堪えて帰りますと告げた拓人に、谷本はお大事にとしか言わなかった。
谷本は誰よりALSの事をよく知る医師。
だから分かるのだ。
認めたくない拓人の気持ちも、徐々に動かなくなっている体の症状も、必ず訪れるであろう死の恐怖も・・・。
家に帰ると、また弟のために母が家に来ていたよう。
大量に作られたから揚げ。
それは拓人が好きなものだった。
大好きな母のから揚げ。
小さな頃は落ち込んでいたりしたら、必ず作ってくれたそれ。
それを食べながら涙を流す拓人。
思わず漏れた嗚咽を押し殺す。
うめきのように漏れた心の叫び。
「助けて・・・」
分かってた病気の事。
でも、やっぱり切ない。
拓人の思いがひしひしと伝わる内容だったし、春馬くんの演技にも引き込まれた。
若干あざとい仕掛けのようなセリフと設定な部分はあるけど、まぁこれは話の流れからしても気にならないものかと。
生命保険の話しとか、介護の話しとか、母のから揚げとかね。
涙・・・な展開になってくる流れは出来たかと。
次は恵に別れを告げる拓人。
ま、そうなるだろうな。
彼女を縛ってはならないと拓人なら考えるだろう。
で、ここで向井が出て来る意味が出てくるか。
う~ん、出来れば向井にはいい人で最後まで行って欲しいんだけどなぁ。
奪うとかそういう方向はやめて欲しい。
で、弟の陸人にはどうやら友人はいないようですな。
勉強はできるけど・・・って話か。
そういう所は兄を羨んでるんじゃないかな。
で、優越感を抱きたくてやたら上から目線で話をしたがるのか。
厄介な子。
陽菜と守の話しはもうどうでもいいので、こちらは放っておきますわ。
病気が進行してきたことで、拓人は家族とどう接することになるのか。
母の愛を取り戻せるのか。
じゃなきゃ寂しいけどさ。
「明日ママがいない」は客観的に子役ちゃんたち凄いなって感じでしか見てられないので、私は感想をこちらで完走すると思います。
澤田拓人:三浦春馬
本郷恵:多部未華子
向井繁之:斎藤工
水島守:風間俊介
村山陽菜:山本美月
澤田陸人:野村周平
桑島すみれ:浜辺美波
谷本和志:吹越満
澤田昭夫:小市慢太郎
本郷祥子:浅田美代子
澤田佐和子:原田美枝子
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