再会------------!!
やはり再会したら心が戻るのは目に見えていた。
だって、嫌いで別れたんではないのだから。
それを拓人が病気であることを知った事で恵は気づいてしまった。
拓人は自分のために別れたのだと-------。
自分勝手で一方的な別れの理由。
傷つけるような言葉は建前。
あれは逆に拓人のやさしさだったと・・・。
そんな二人がまた近くに一緒にいたら・・・。
いくら恋人がいても、心が揺らがないわけがない。
繁之はよかれと思って、結婚も決まったしという余裕があったのかもしれない。
けど、誰よりわかっていた自分の揺らぐ気持ち。
恵は迷っていた。
きっと自分の気持ちに自信がなくなることも目に見えていただろう。
ましてや相手は拓人で、病人。
なんとかしてあげたいと言う思いが沸いても仕方ない話。
ま、そこを繁之がどこまで許せるか?だよな。
拓人(三浦春馬)は電動車椅子サッカーの練習中に、恵(多部未華子)と偶然再会した。
ある日、恵は、陽菜(山本美月)から電話をもらう。
近ごろ守(風間俊介)の様子がおかしいから尾行したいという。
つき合わされた恵は、こっそり守の後をつけた。
守が向かった先は、拓人が待つ公園だった。
恵の手をとって拓人たちの元へと向かう陽菜。
拓人は、慌てる守に、サッカーの練習中に恵と会ったことを伝え、せっかくだから4人で食事をしようと提案する。
拓人のマンションを訪れた恵たちは、陸人(野村周平)も交えて一緒に食事をする。
その途中陽菜は、守と陸人を誘って買い物に出かける。
拓人とふたりきりになった恵は、借りていたマフラーを返し忘れていたことを謝った。
そのとき、恵の携帯電話に繁之(斎藤工)から電話が入る。
恵は、拓人の部屋にいることを打ち明け、帰宅したら事情を話すと繁之に伝える。
日曜日、拓人たちのもとに母・佐和子(原田美枝子)と発病以来初めて父・昭夫(小市慢太郎)がやってきた。
陸人は父と母に、大学には戻れないと伝えた。
佐和子は、辞めることはいつでもできるのだからいま決める必要はない、と主張し、拓人も一度家に戻ろうと提案する。
それに対し拓人は、仕事もあるからここに残りたいと返し、介護ヘルパーの利用時間を増やしてほしいと頼む。
ひとり暮らしを始めた拓人は、宮前家具の店長から広告の仕事を任せられる。
陸人は兄と、そして兄の友人たちと関わる事で、少しずつ人間付き合いを学ぼうとし始めた。
失敗してもいいのだ。
そこからどうすればいいのか学べば。
相手がどう思うか?
それを考えずに発言して、知らず知らずに傷つけてしまった。
その反省を踏まえ、少しずつ前向きになってきた陸人。
だが、両親がやってきたことで、また何も言えなくなってしまったよう。
大学には戻れないと言った陸人。
医者にならないと・・・。
当然母は引き留めるけど、母は医者になる事こそが陸人のしあわせだと思っているのだろう。
彼がやりたいと思っている事が別にある事に何も気づかず・・・。
その点で言えば、今回の一番の変化は父だった。
病気になってから、初めて息子と対面した父。
電動車椅子に座る拓人を見て、何と言えばいいか、声もかけられない父。
そんな父に拓人は谷本先生に会ってくれたことを感謝する。
谷本先生には、ALSの治療法を進言した際、息子さんに会いましたかと言われていた父。
医者として病気を治す事はもちろん大切な事。
だが、息子としてちゃんと話を聞いたか?
その姿を見たか?
病気の事しか考えていなかった父は、拓人に告げる。
「お前を絶対に死なせない」
これは泣けたなぁ。
よかったね、拓人。
治療法は毎日新しいものが考えられている。
それを見つけると言う父。
父の言葉が嬉しくてたまらない拓人。
病気になって拓人という人間を始めて見つめ、認めてくれた。
皮肉な話だけど、それがあったから・・・・今の拓人がいる。
今、自分に何ができるか?
毎日それを考え、目標を立てて生きている。
次の目標は、サッカーの試合に出る事。
そして、任されたデザインを完成させること。
でも、一人暮らしは、身体が思うように動かせない拓人には、かなり負担が大きい。
ヘルパーさんが来てくれているけど、新人らしく、料理もカレーしかできないし、掃除も適当。
見かねた守が繁之と恵を呼び出し相談したのは、拓人の面倒を見てほしいと言う事だった。
それを許したのは、繁之だった。
恵は渋るも、結局は了承。
それをマフラーを返すという口実をつけて拓人の部屋に行き、拓人のためにから揚げを作ってくれたのだ。
母の味には適わないけど・・・そのことをまだ覚えていてくれた恵。
しかも翌日は車椅子から倒れて動けなくなっていた所を、トイレットペーパーが切れそうだったのに気付いた恵が丁度それを買って持ってきてくれたから助かったのだ。
やはり一人は危険。
心配は募るばかり。
そして、拓人は恵への思い募らせるばかり。
拓人の現状を聞いた繁之は、やはり手伝いに来てやればと恵に勧める。
それを翔子に相談したところ・・・。
拓人がALSだと聞き、言葉を失ってしまう。
だが、だからこそ、別れの前の食事にやってきたときの会話が思い出される。
看病は大変じゃなかったか。
出会ってなければよかったと思わなかったか。
拓人の気持ちを、翔子も察したようで・・・。
だが、気持ちの揺らぎを止めるためか、引っ越しを早める事を承諾する恵。
今日はその引っ越しの日。
恵は拓人に話があると呼び出す。
そこは-----あの海岸。
懐かしい景色を見て思い出に浸る二人。
だが、引っ越しが今日だと聞いた拓人は、自らもう会うのをよそうと言い出す。
もう二度と会わないと・・・。
すると、最後にしてほしい事はないのかと拓人に問う恵。
それに笑って俺には出来ない事だからと答える拓人。
「じゃぁ、私がしたい事してもいい?」
そう言って、恵は拓人を抱きしめ、泣き出してしまったのだ!!
茫然となる拓人。
それは--------拓人が恵にしたかった事だったから。
ノートに書いた思い。
「メグを抱きしめたい--------」
それは今の拓人には出来ない事。
だが、恵はそれを代わりにやってくれた。
それだけで十分だと思うか・・・やはり思いが再発するか・・・。
拓人の時間はどんどん無くなってきている。
八つ当たりの回数も増えて行くのか。
追い詰められていくのは精神か、身体的なものか・・・。
辛いねぇ。
無理に笑顔を作る拓人が、恵が切ない。
繁之もいい人なだけに、誰もが傷つかないでほしいと思うし・・・。
再会したくなかったってのが、今の気持ちなのかもしれない。
でも。
やっぱり二人は会わなければならない相手だったのだ。
さぁ。
いよいよ終盤。
どこまで拓人の病状は進むのか。
恵との関係は?
こりゃ戻りそうな気もするんだけどねぇ。
繁之がいい人で終わるか・・・かなあ。
澤田拓人:三浦春馬
本郷恵:多部未華子
向井繁之:斎藤工
水島守:風間俊介
村山陽菜:山本美月
澤田陸人:野村周平
桑島すみれ:浜辺美波
谷本和志:吹越満
澤田昭夫:小市慢太郎
本郷祥子:浅田美代子
澤田佐和子:原田美枝子
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