インターハイ1日目開始----------!!
スタートラインに並んだ小野田の目つきが変わる。
スタートの合図が鳴り響く!!
さて、小野田母ってば自転車部をサイクリングするものだと思ってるよう。
しかもまだアニメ部とごっちゃになって、なんか酷い勘違い。
でも、今泉や鳴子も一緒だと聞いて安心ねと言われた言葉が嬉しい小野田。
さぁ、いよいよ先頭集団が動き出した!!
選手の緊張感を肌で感じられるほどの空気を体感した小野田は、体が硬くなってしまう。
ちゃんとウォーミングアップしたはずなのに、ペダルに足がつかないのだ。
そんな小野田を慌てるなと両サイドから励ましてくれる鳴子や今泉。
始めての公式レースで緊張する小野田に説明を入れてくれるのだが、
流れに乗って、最初の2kmはパレードランという事で、観客のために走るのだと教えてくれる。
最初からガンガン飛ばしたら危ないもんね。
なるほど。
だから本当の勝負は2km先から。
1日目のコースは平坦な道を海沿いに走り続ける、クライマーにとっては我慢が続くコース。
それでも鳴子は三人で肩を並べて、3日間トップでゴールで来たら最高に気持ちいいと思ってるという。
今泉もまた甘いな、勝者は常に一人だと言いつつも、そういう絵面は悪くないと、ご満悦のようで。
その言葉にワクワクした小野田。
力を貰う。
足に力が入る。
そこへ下がってきた真波が小野田に挨拶してきたのだ。
本当の勝負をしようと声をかける真波。
それを受けて立つ小野田。
さあ、いよいよ振られた白い旗。
ここからが本当の勝負の始まり!!
一斉にスピードが上がる。
波に乗り遅れないうようにとペダルを踏んだ小野田。
これが合宿の成果か。
それを身をもって体感した小野田。
鳴子は早速勝負をかけるべく田所に挑む。
小野田の隣に並んだのは巻島。
「スプリンターは花形だ。
派手でまっすぐで飾りがない分、実力に嘘はつけねぇ。
言葉じゃねぇ。
運じゃねぇ。
勝ち負けはズバリ、力の差」
レースの冒頭から出されたスプリンターは力の差を見せつけるために飛び出す事になるという。
先頭を取れば、他のチームにもプレッシャーが与えられる。
レースの主導権を取るためにスプリンターがまず仕掛けるのだ!!
今回の主役は田所と鳴子。
でも、インパクトを与えるためにまだ飛び出さないという田所。
既に先頭集団は頭一つ分スピードを上げたのに、動かない。
一方、給水ポイントに先回りするというサポートメンバーたち。
手嶋をはじめとする皆は、コース上に設置されたポイント通過・リザルトの知らせで、今の選手の順位を知ることができるよう。
まずはスプリンター勝負になる。
戦略を立てるためにもこの最初のリザルトは必至。
さぁ、誰がこれを取る!!?
箱学からは泉田がスプリンターとして勝負を引っ張るよう。
そして・・・先頭集団に一斉に勝負を仕掛けた鳴子と田所!!
風よけになるはずの田所の隣に並んで、お互い先を譲らない二人は、言い合いをしながら先頭集団に追いついてしまったのだ!!
不意打ちの作戦かと、セオリー無視の総北の走りを警戒する先頭集団。
そんな中、金沢の選手がひとり飛び出す。
残り4km。
先頭を引っ張ると走るのだが・・・。
田所と鳴子は言い合いを続けながらその選手にも追いつき追い越してしまったのだ!!
でも・・・どうやらこれ、金城の作戦だったよう。
二人が仲良く走ってるかなぁと言う田所に無理だろうと断言する金城。
風よけになるのはセオリーだが、あの二人はそうではないというのだ。
何故二人を行かせたか?
それは、一人なら先頭集団に食らいつくだけで精一杯だったろうけど、
二人で競争をしているから速度を維持できるから行かせというのだ!!
絶対に前を行かせたくない。
それがスプリンターという生き物だと。
お互いが譲らない。
先を目指しているからこそできる作戦。
互いが互いを引っ張る相乗効果を狙っての走りと言う事。
その狙い通り、先頭を突っ走る鳴子と田所。
だがそこへついに箱学の泉田が現れたのだ!!
「楽しそうですね」
僕も混ぜてくださいと、余裕で追いつて来た彼は、先頭集団を軽々と追い抜いてきたよう。
でも、何故わざわざジャージの前をはだけて筋肉を見せつけるんだ!?
意味わからんよ、この筋肉ナルシー野郎(><)
ジャージの前をはだけたまま走り続ける泉田。
流石に顔色を変えた田所と鳴子。
全身スプリントな泉田の体。
二人が仕掛けた加速にも反応が早く、すぐに追いついてくる。
最初の通過ポイントは獲ると一気に勝負を仕掛けようとした鳴子。
だが、それを
「待て」と止めた田所。
何故?
田所がどうにも気になるのは、泉田の今までの成績。
これだけの力があえいながら、今までは全く上位にあがらなかったからだ。
実力と成績が見合わない泉田の存在。
彼は全国的にはまだ名前も知られていない。
なのにこんな走りが出来るのは何故だと問う田所?
それを鋭い観察眼だと言う泉田。
流石福富が気にしていた総北だけあると。
そこで泉田が種明かししてくれたのは・・・。
「調整をしていたんです」
なんと、肉体のピークをこの夏に合わせるために、長いスパンで肉体改造をしていたというのだ!!
ぶくぶくに太り、栄養を付けた身体。
それを筋肉で覆い尽くすために絞ったというのだ!!
身体が軽くなり研ぎ澄まされていく感覚は楽しいと笑みを浮かべる泉田。
全身筋肉。
絞って削って磨いて----------。
そして、あっという間に加速し、二人を抜き去った泉田。
「閉めますよ、ジッパー。
本気の時はね。
でも、今回は閉めなくても行けそうだ」
そんな言い方をされて鳴子も田所も怒りを爆発させないわけない。
必死に食らいついていこうとするのだが・・・追いつけないのだ。
このまま独走を許してしまうのか!?
最初の通過ポイントを1番に通過するのは誰なのか。
泉田すげぇぇぇ!!
って事で、まつ毛だけじゃなく、肉体もすげぇ奴。
彼がナルシーなのはそれだけの信念を持っているから。
さぁ、二人がどこまで泉田に食らいつくか。
それに期待!!
で、予告Cパートは、ついにあの仮想のような写真の種明かしが!!
あれって新入生歓迎の余興だったんだ。
自分の得意分野を披露って、金城ってば手品が得意なんかい(><)
でも、まさかの大技の餌食になってしまった今泉。
果たして彼の未来は!?(わはは)
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