スプリンター勝負---------!!
いいねぇ、熱いねぇ。
箱学の強さの根底を見せてもらった回だったなぁ。
3年組最高じゃん♪
その頃総北は・・・なんとか4人揃ってはいるよう。
だが、後方から既に追い上げは始まっている。
次の学校まで登ってきてしまった。
どうしても人数的に不利な状況が否めない。
今、田所と小野田がここにいれば------!!
誰もが口に出さないけれどそう思っている。
あの二人は今どうなっているのか?
今泉はもう前に出る元気すらないのか・・・。
御堂筋との戦いに負け、走る意味を見失ってしまった今泉には、最早皆を率いて引っ張る力すら残されていないよう。
ただ走っているだけ。
だがその時。
すれ違い様総北の1位はまぐれだったと罵って行こうとした他校の生徒が、残りの二人が集団の中にいたと教えてくれたのだ!!
ま、その選手にすればチームがバラバラだと言いたかったようだけど、集団の中に田所を引いて小野田が前を走っているという話を聞いた総北の4人の目つきが変わる!!
思わず浮かんだ笑み。
当然他校チームは気色悪いと思ったようだけど、総北にとっては、二人が集団にまで登ってきている事がわかっただけでも大きな励ましになったようで。
小野田は本当に田所をここまで引っ張ってくるつもりなのだ!!
すると、これ以上箱学と引き離されてはならないと、なんと金城自身が総北の先頭に立って皆を引っ張ると言い出したのだ!!
エースは最後まで体力を温存すべき。
総北を引っ張っていた鳴子だったが、彼の足ももう限界。
「戦うためにできることがあるんだ」
金城は総北の優勝の事しか考えていない。
エースがそれを出来るならするだけ。
「辛そうな奴がいたら全力で支える」
それが総北の走りだと----!!
今泉は御堂筋から味わわされた敗北感に打ちのめされ、京都伏見に抜かされた時・・・走る理由を見失ってしまう。
思わず投げ捨ててしまったヘルメット。
先に行っててくださいと金城を促したのだが、金城はそのヘルメットを拾い、悔し涙を流す今泉に落し物だと渡す。
「落としたんじゃありません!!
捨てたんです!!俺にはもう必要ないからです!!」
「そうか・・・だったらもう闘わなくていい。
だが----チームと共に走ってくれないか。
このジャージは、6枚が揃って完成形だ」
一人では超えられないものも、皆で超える。
総北の黄色いジャージには6枚揃っているという事に意味があるのだ。
後ろでついてくるだけでいいと金城は言った。
だが、今こそ今泉が立ち上がる時ではないのか。
熱い、熱い金城の思い。
今泉が目覚めるのか------!!?
その頃、新開と御堂筋は・・・リザルトまで残り2kmに迫っていた。
だが、どうしても抜けない新開の背中。
なんで~!?
顔を覆って絶望スタイルの御堂筋。
勝負あったか-----に思えたけれど、どうやら御堂筋も無策ではなかったよう。
不気味に笑う御堂筋。
どちらが勝つかと福富に問う水田。
福富は新開の強さを認めている。
誰より早い。
一度底辺を味わった奴は強いと宣言するのだが・・・。
どうやら御堂筋が新開を抜けないと言っていたのは演技だったよう。
また騙しの演技か!?(><)
相変わらずキモいぜ御堂筋っ!!
だが、新開も負けていない。
すぐに引き離す。
でも、御堂筋にとってはそれこそが狙いだったよう。
彼はう~う~喚きだしたのだ。
何かの陽動か!?
すると御堂筋が突然歌を歌いだしたのだ!!
「ウサギ追いしかのやま~♪」
新開にとってのトラウマ!!
御堂筋はそのトラウマすら調べていたのか!?
箱学にとって絶対的信頼感と安心を与えるスプリンター4番のゼッケン。
それを潰すと------!!
心理戦。
「うさぎを殺して食べたん~?
美味しかった~?」
うわぁ!!
さすが御堂筋!!
よく調べてる(><)
そして完全に新開に揺さぶりをかけてるわ。
思わず落としそうになったバー。
だが、それをキャッチしなおした新開。
どうやら新開の中では既に克服した事項のよう。
すぐに御堂筋の前を行く新開。
だが・・・新開はなぜ前に出るのか?
前を走らなければならない理由があるからではないのか。
先行しているものの特権。
それは追い抜かなくてもいいという事!!
抜いていいでと左手を大きく開けて手を差し出す御堂筋。
そう、どうやらあの事件以来、新開は左側を走っての追い抜きが出来なくなっていたのだ!!
それすら見越しての計算。
しかも新開はリザルト前の観客席の設置の理も生かし、狭くなった道幅すら考えて右を詰めて走り出したのだ!!
開いているのは左側だけ。
どうする新開!?
左側を抜こうとすると、嫌なイメージを持ってしまい、無意識にブレーキをかけてしまうという新開。
福富や東堂、荒北にだけ告げたトラウマ。
すると、3人共克服しないでいいと言い出したのだ!!
右側を抜けばいい。
逆にそれでスプリンターとしての才能を捨てようとしている事の方が勿体ない。
ボケナスと散々な言われ方を荒北にされてしまう新開。
実力でゼッケン4番をもぎ取る。
3人が付き合ってくれた。
その思いに答えたいと思う新開。
「左側は何もない!!」
何度も言い聞かせたけど・・・思わず目に浮かんでしまったウサギの飛び出す影。
思わず引いてしまったブレーキ。
失速した新開に吹き出す御堂筋。
左側が抜けないってほんまやったんやと楽しそうに笑われてしまう。
新開を追い詰める------。
だが、水田の言葉に福富も、荒北も、東堂も耳を貸さない。
潰されるわけがないのだ。
新開が。
そんな覚悟でここに立ってはいないと信頼の言葉を告げる3人に胸が熱くなった。
スゴイね、この子たち。
箱根の直線に鬼が出る-------!!
そんな噂があるのを知っているか?
そう御堂筋に問うた新開。
新開の目が赤く染まる。
プレッシャーが変わる。
新開の雰囲気が一転!!
そこには-------鬼がいた。
一気に詰め寄られる御堂筋。
だがそれでも新開は繋がれた鬼だと、最後の右側ラインを守ろうとする御堂筋だったが・・・新開が自分のトラウマを超えていく。
うさ吉の母親の命を奪った事。
その事実は変えられない。
だが、それを乗り越えるのだ。
3人の自分を信じてくれた思いにこたえるためにも-----!!
心の中で3人の名前を呼ぶ新開。
「心配かけたな!!
俺は負けない!!
俺は箱学4番、エーススプリンターだ!!」
そして、御堂筋の左側を抜き去った新開。
計算外の新開の覚醒に驚く御堂筋。
もはや理屈など無意味。
「僕は絶対勝利する男や!!」
目の前のハエを落とす!!
落とす!!
そして、自ら太ももを締めていたジャージの裾を破り筋肉を特出させた御堂筋が最後のスパートをかける。
残り500mのスプリンター勝負!!
「落とす---------!!」
「勝つ--------!!」
ロードレースにおいて1位と2位の差は大きい。
敗北感を味わわせるには一番の勝負だろう。
これはいい勝負になりそうだね。
先が楽しみじゃん♪
次回決着の時、どちらがリザルトを捕っているか。
こりゃ気持ち的には新開に捕らせてあげたいよね。
3年いいわ~♪
さて今泉くんはというと、今日は小野田に連れられてイベント参加!?
フィギュアに目を輝かせる小野田に、ちょっとうんざり気味の今泉。
でも、小野田から楽しかったねというメールを貰ってご機嫌さんに♪
思わず口元を緩め、風呂の中でひ~めひめを歌う今泉でした(^^)
可愛いじゃん、今泉~♪
で、今回もやってくれた提供クレジット!!
わはは!!
今度は鬼じゃなく目からビームを出す新開とかもう爆笑すぎるわ(><)
それにやられる御堂筋。
どんだけ~!!
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