川尻、受難------------!!
今回は川尻のターン♪
思わずくすっと笑ってしまうシーンも多く、今回は子供たちの熱演(?)もよかったっすね。
城西支部で健康診断の結果が出た。
健康だったのは久利生公平(木村拓哉)だけ。
体脂肪が増加した麻木千佳(北川景子)は、仕事量の多すぎる久利生に付き合わされているからだと嘆く。
川尻健三郎(松重豊)は、ほぼ全ての数値が昨年を下回ったことで、朝から不機嫌になってしまう。
キレ気味の川尻は新たに加わった多くの案件を八つ当たりのように振り分ける。
久利生も珍しく新規案件の引き受けを躊躇。
久利生はゴルフ場の吊り橋崩落でキャディーが怪我をした事件を抱えていた。
取り調べを確実なものにするために、久利生は吊り橋の構造から勉強しようとしていたのだ。
それでも、久利生は川尻の要請を断ろうとしないが、千佳が遮る。
結局、川尻の手元に置き引き事件が残った。
久利生と千佳は、川尻が調べれば良いと言い出す。
城西支部メンバーも、川尻の仕事を見てみたいと賛同。
川尻は特捜部に籍を置いたこともあり、かつては“鬼の川尻"と異名を持った凄腕だったのだ。
部下の期待に、川尻は自ら取り調べることに。
早速、川尻は置き引き事件の被疑者、小茂田繁樹(矢崎広)と対面。
しかし、どうにも歯切れが悪い。
否認する小茂田に鋭い追求をしないのだ。
落胆する城西支部メンバー。
少し自信を失った川尻は、目撃者の事情聴取を始めた。
ところが、事件が午後の公園で発生したため目撃者は子供ばかり。
強面かつ子供が苦手な川尻は、こちらでも大苦戦を強いられることに…。
子供が苦手な川尻にとって今回の案件は最大の受難。
おだてに乗ったのもあるけど、自分から置き引き事件を担当した川尻。
だが、容疑者への尋問もぐだぐだ。
なめられる始末。
そして、
証言を取ろうにも、目撃者がそろいもそろって子供!!
悪戦苦闘。
顔、顔!!
怖いよ川尻(><)
そりゃ子供たちも怖がるよなぁ。
そんな川尻に弁護士への転職の誘いが来ているよう。
今回の件ですっかり気落ちしてしまった川尻は検事をやめようかとまで言いだしてしまう。
だが、川尻は弁護士になった自分が想像できないと久利生たちに漏らし、検事を辞める時は、田舎で農業でもするというのだった。
本当にやめさせてもいいのか?
川尻は特捜部でも煙たがれてた存在で、地方へ行っても管理職ばかりだった。
だから現場にはずいぶん立っていないようで。
仕事が遅い、古臭い。
色々言われている事は、久利生も同じ。
では、久利生ならどうするか?
最初の証言者であるレイナにもう一度話をきいてみようという事になる。
「無理させちゃ駄目でしょ。
いつもどおりじゃないと」
久利生のアドバイに従い、麻木が企画したのは、いつもと同じ環境でレイナが話をしてくれるように持っていくため、社会科見学の一環として城西支部へレイナのクラスの子を一緒に呼んだのだ。
そこで子供たちの前で検事の仕事、事務官の仕事を説明することになってしまった川尻。
相手は小学生。
分かりやすく、優しくとアドバイスを言い続ける麻木。
だが、砕けて話をしたつもりでも、小学生たちは話を聞かないで遊び始めてしまう。
すると・・・
川尻は子供たちに合わせるのを辞め、いつも通りの口調で話し出したのだ!!
硬いと止める麻木を止めたのは・・・久利生。
「検事は被疑者を裁判にかけるかどうかを決めることのできる唯一の職業です。
だからその責任は非常に重大です。
被疑者の起訴不起訴を判断するためにわれわれは事件を捜査します。
捜査といっても警察のそれとは違います。
警察には 機動力があります。
全国28万人の警察官が犯罪の証拠を徹底的に捜査していく」
様子をそれぞれの部屋でうかがっていた皆。
部長が暴走している。
子供たち置いてけぼりではないのか?
不安に思うのだが・・・。
「では、われわれの捜査とはどういうものなのか?
それは話を聴くことです」
その一言で子供たちの態度が変わる。
静かに川尻の話を聞き、メモを取る事を始めたのだ。
「警察に逮捕された被疑者から話を聴く。
事件の被害者から話を聴く。
目撃者から関係者から話を聴く。
とにかくわれわれは相手から話を聴くことによって何が真実で何が嘘なのかを見極めていくんです。
どんなに大きな事件でもどんなに小さな事件でも人と人が向き合うことによって真実が見えてくる。
私たちはそう思っています。
しかし相手が何も話をしてくれないと私たちは何もできません。
実は検事っていうのは事件のことを何も知らないんです。
そこで何が起きたのか。
目の前にいる被疑者が本当に犯人なのか。
だとしたら動機は何なのか。
最初は何にも知りません。
知っているのは真犯人と被害者と目撃者。
その場にいた当事者だけです。
みんなだってそうだろ?
相手と正面から向き合わないとその人のことは分からない。
本当のことも分からない。
当事者が正直に話してくれれば真実が見えてくる。
そのためにわれわれ検事はいろんなことを勉強します。
専門的な難しいことも事務官の助けを借りて一生懸命勉強します。
そうやって、犯罪者が正当に罰を受ける世の中。
確かな正義が存在する世の中に近づけていくこと。
それがわれわれ検察の仕事なんです」
仲間たちも皆その説得ある言葉に辞めるのは勿体ないと感じてしまう。
そして、再びレイナに話を聞くと・・・。
彼女は突然泣き出してしまったのだ!!
何故?
驚く川尻たち。
レイナの証言は・・・。
やはり置き引きをしていたのは小茂田で間違いないよう。
だが、
どうやらその時小茂田がレイナに近づき絶対にしゃべるなとナイフを見せつけて脅したというのだ!!
その子供が嘘をついたのだと叫ぶ小茂田。
すると、川尻が切れた!!
「嘘つきは お前だろう!
子供を刃物で脅すなんてやつは最低だ!
お前の罪は置引なんかじゃない。
事後強盗罪で起訴する!」
宇野や末次、田村たちも皆次々に鬼尻がキレたと喜んだのだ。
これがいつもの川尻の姿。
そして、無事川尻は仕事を続ける事を決意。
辞めるのをやめたよう。
麻木が子供たちを連れてきてくれたことを感謝するのだが・・・すべては久利生の一言のおかげ。
いつも通りじゃなきゃダメだと言ったのは、レイナのためではなく川尻の事だったと気づいたという。
久利生にも感謝を言わなければという川尻に、そういうの苦手だろうからいいんじゃないかという麻木。
分かってるなというと、
「私は久利生検事の事務官ですから」
と、なんだか誇らしげな麻木。
川尻も嬉しそうで。
そして、橋の崩落事故の尋問が始まる。
勉強をきちんとした久利生の事故原因の的確な指摘にぐうの音も出ない容疑者。
だが、久利生が知りたいのは、事故を起こすと分かっていてデザイン重視の橋を建てたのかという事。
「プロとしてプライドを持って誠実に仕事をしたのかという事です」
それに答えられない容疑者。
「長くなりそうですね。
じっくり話を聞かせてください」
正しい判断をするために、今日も全力で久利生は話を聞くのだった------。
ここで個人の話がようやく織り込まれてきましたね。
川尻の子供嫌いな演技、
松重さんの顔芸が素晴らしかった!!(わはは)
あれは確かに子供は委縮するよな。
それでもちゃんと川尻の思いはいつも通りを貫くことで皆に伝わる。
子供たちにも。
いい展開だったし、イイハナシだったかと。
次回、遠藤が逮捕!?
また何をするやら。
久利生公平:木村拓哉
麻木千佳:北川景子
田村雅史:杉本哲太
宇野大介:濱田岳
井戸秀二:正名僕蔵
馬場礼子:吉田羊
St.George's Tavern マスター:田中要次
小杉啓太:勝矢
川尻健三郎:松重豊
遠藤賢司:八嶋智人
末次隆之:小日向文世
牛丸豊:角野卓造
◆ゲスト
小茂田繁樹:矢崎広
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