サブロー信長、決意する----------!!
信長が『戦う』覚悟を決めた回。
今回も今までにない信長像を見せてくれたんじゃないかなぁ。
ヘタレで弱虫なんだけど、やるときはやる男。
親しみやすく、不思議と魅力を感じさせられるキャラに仕上がってきてるんじゃないかなぁ。
この時代、まだ相撲のルールって確立してないのか?
新しく入った新人たちと相撲に興じていたサブロー。
犬千代・藤ヶ谷くんもいよいよ参戦ですね~♪
その時、焦ったように恒興が早馬を飛ばしてくる。
なんと今川が織田を滅ぼすために挙兵したというのだ!!
今川45000の兵に対し、織田軍はわずか2000
兵士の差は歴然。
「それ、勝てっこないでしょ」
思わずつぶやくサブロー。
慌てる皆にまず落ち着けと告げるも・・・出陣したとしても、籠城したとしても、サブローには首を斬られるエンディングのみ。
皆負けるのを前提に話を進めているのだ。
そんな中、サブローは時間が欲しいと申し出、策を考えるのだが・・・。
帰蝶だけは、辞世の句を考えよと言いながらも、首を斬られるのが嫌なら、勝つ対策を考えよと発破をかけてくれたのだ。
だが、
サブローの答えは------------そんな重責耐えられないと、なんと逃げ出してしまったのだ!!
敵前逃亡より酷い、国や民を捨てた逃走。
これは当主として最低だろう。
今川から遠ざかるため・・・馬をかけたサブロー。
だが・・・知らずに向かった先は、【桶狭間】だったのだ!!
何の因縁か、運命か----------。
サブローは歴史通りに動く事になったよう。
だが、その途中、馬が村娘をぶつかりそうになってしまう。
転落したサブローを助けてくれたのは・・・お春という娘。
久しぶりにあっちゃん見たよ(><)
なんかすっごい声を抑えた演技してたね。
花がないというか・・・もう少しなんとかできなかったかなぁとか思ったわ。
目を覚ましたサブローは、ここがまだ戦国時代であることにがっかりしてしまう。
だが、そこへ今川の兵が現れたのだ!!
兵糧と女を差し出せという彼らの横柄な態度。
村長たちはこれが精一杯だと、兵糧を渡すのだが・・・。
更に、素直に従おうとするお春に行くことないと言うサブロー。
だが、彼女は今川の領地に住む以上、今川さまに従うしかないと言って、兵たちの元へ出て行ったのだ。
そんな理不尽は許せない。
サブローは持っていた現代花火を使い、なんとか兵たちを出し抜き村人やお春を助けようとしたのだが・・・。
村人たちにとってそれは迷惑な行為でしかなかったのだ。
これでは今川の反感を買うだけ。
今までどんな無茶な要求も耐え抜いて息を潜めて生きてきたのに・・・。
助けに来た犬千代の機転で今川勢から救われたサブロー。
だが、お春は村のためにと考えたか、
サブローの正体を『織田信長』だと皆の前で明かしてしまったのだ!!
織田信長の首を差し出せば村は助かると------------。
その頃、信長がいなくなった織田家は大騒ぎ。
籠城か挙兵か。
森の乱心で信長の逃亡を誤魔化そうとした恒興。
その時森が「じょろう、じょろう」と叫んでいたのを「籠城」と聞き間違えた下りは笑ったわ。
そっちかって(>▽<)
殿は籠城を決めたと騒ぐ織田家。
だが、信長が逃げた事を知った藤吉郎は、それをすぐに今川に知らせ、織田家家臣たちにもその事をささやき、動揺を誘ったのだ。
これでは信長救出になど行けるわけがない。
すると、騒ぎを聞きつけた帰蝶が家臣たちの前に姿を現したのだ!!
「あやつはまっことどうしようもない大うつけじゃ。
腰抜けじゃ!
大バカ者じゃ!」
援護をするのではなく、むしろ信長を更にこけ降ろす発言!!
でも・・・。
「しかし、それでもやるときはやる男じゃ!
お主たちは見てきたであろう?
いくら弱音を吐いても最後の最後は立ち上がってきたあやつの姿を!
今、この尾張を守るためにわれらにできることは、あやつを信じることだけじゃ。
さすればやつは必ず期待に応える。
それが織田信長という男じゃ」
父・道山の件で信長を見直した帰蝶。
彼女の言葉で兵は一致団結。
恒興を筆頭にサブロー救出に向かうのだった。
囚われのサブローの元を訪ねたお春。
さっきは何も知らずにゴメンと、自分がやったことを謝罪したサブロー。
村人たちがあんな苦しい思いをしているなんて。
だが、彼女は辛い日々だと思ってはいないのだ。
生まれた時から戦ばかり。
この強いられた生活が「当たり前の毎日」だったのだから。
するとサブローはそんな事はないと否定。
「いつかこの国は平和で、戦なんてなくて、楽しいことがそこら中に転がってる。
そんな国になるよ」
だが、お春に言わせれば、そんなものは夢物語。
それに、一体誰がそんな国を作ってくれるというのか?
そして信長の首を捕ろうとした村長。
だがそこへ恒興たちが救出に駆け付けたのだ!!
すぐに村人たちを斬りつけようとした兵たちを大声で制止したサブロー。
「この人たちは敵なんかじゃない!!
この人たちは悪くない!!何も悪くないんだ!!」
今川領にいる。
それだけで敵だとみなすのは間違っている。
彼らは生きるために領主に従わざるをえないだけなのだから。
今まで戦わない事が人を救う事だと思っていた。
戦は人を傷つけるだけだと・・・。
だが、戦う事で救われる人もいるのだ。
それを悟ったサブローは覚悟を決めたよう。
「だから俺、戦うよ。
だからもう、逃げないよ」
だが戦う事を決めたはいいが、どうやって?
教科書には桶狭間で織田信長が今川勢を打ち破ったとしか書かれてなかったのだ。
おおざっぱすぎる。
これでは信長がどうやって戦ったかわからない。
だが、桶狭間は目と鼻の先だった。
様子をうかがうと、そこには今川勢の大軍が押し寄せていたのだ!!
今川義元はどこにいるのか?
本陣を叩いてしまえば戦は勝ちではないのかと考えたサブロー。
だがどうすれば義元の居場所がわかるか?
すると、そこへ村人たちが協力すると申し出てきたのだ!!
今まで村人たちを助けてくれた領主などいなかったのだろう。
だから信長に村の未来を託す事にしたと・・・。
そして、息を潜めて今川勢を見ていた織田軍。
もしや村人は裏切った?
焦りや不安だけが大きくなる。
だがその時、打ちあがった花火!!
お春が信長の花火を打ち上げ、義元の居場所を知らせたのだ!!
一気に奇襲をかける織田家。
・・・雨とかってのはもう設定的に今回は使わなかったのね。
そして------見事今川勢を討ち破ったサブローたち。
織田家の勝利!!
子供たちと相撲を楽しむサブロー。
村長はそんなサブローを見て、あの今川に勝つなど、信長は強い方だというのだが、恒興はそれは違うと否定する。
「わが殿は決して強くなどありませぬ。
強くなろうと思ったのです。
あなたたちと出会って」
恒興もサブローの事を信じ抜く事を決めたよう。
ついていくと言った言葉。
そしてサブローはお春に告げる。
「俺作るよ、楽しい事そこら中に転がってる国。
500年ぐらいかかっちゃうかもしんないけどね。
楽しみにしててよ。
夢物語」
そして笑顔でピースサインを向けるサブロー。
お春は始めて笑顔を見せ、そのサインを真似て「はい」と答えるのだった。
・・・でも、怪我してるからって、ばい菌が入ると絆創膏を二度使いするのはどうかと思った~(><)
今の時勢、この行為はちょっと迂闊な気がするよ・・・。
さて、今のサブローにとって一番怖い問題は、帰蝶。
土下座して謝罪するサブロー。
次はないぞと言う帰蝶に許されたサブローは、新たな決意を口にする。
「俺、天下取るよ。
天下取って、この国変える」
帰蝶はその決意表明を笑い飛ばし、うつけだというのだが、楽しみじゃなと笑顔を見せるのだった。
でも、天下を取るとはどういう事をすればいいのか?
後先考えず飛び出す。
目標は掲げるけど、その手段は後から考えるサブロー。
でも、それがサブローの強みでもあるんだろう。
そして、弱い面もさらけ出す事で、自分たちが支えなければと家臣たちは考え出したようだし。
その一方で、出し抜かれた形になった藤吉郎はいらだちを隠せない。
段蔵にも哀れだと言われ、悔しさを募らせる。
さて、今後は藤吉郎がどう動いていくか?だな。
安定したわかりやすい展開と物語の運び方のうまさが光る今作。
これはこのまま数字的にも安定して13%前後は取れるんじゃないかな。
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第1話 第2話
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