風の部族へ------------!!
ハクの故郷、風牙の都へ向かったハクとヨナ。
3年ぶりに戻った都では、ハクの帰りを大歓迎してくれたよう。
どうやらまだ城で何が起こったか、ここまでは知らされていないよう。
懐かしい人たちとの再会。
話も盛り上がるのだが、ひとまずここはヨナの事は城の見習い女官という事で通す事にしたよう。
だが、矢継ぎ早に質問をされてしまい、ヨナはようやく安全な場所へ来たと感じて精神的に追い詰められたものから解放されたのか・・・気を失ってしまったのだ。
そんなヨナを抱き上げ寝床と食事の用意を命じるハク。
そして、ハクの爺さん事、ムンドク長老はどこかと若き門番の一人、ヘンデに問うハク。
・・・って、これ岡本くんじゃん(><)
まぁ、四龍の登場、しかもシンアなんてまだまだ先だし、登場してもあんまししゃべらないしね(^^;)
勿体ないという話だもんね。
彼曰く、ムンドクは今、緋龍城から呼び出しを受けているというのだ。
しかも五部族召集がかかったと言うのだ!!
五部族とは、高華王国に属する部族の事。
風、空、火、水、地に、それぞれ将軍が存在し、国王に仕えていたのだ。
それが一同に会すとは、国の一大事。
しかもその国王が崩御され、姫であるヨナ、そして風の部族長であるハクも行方不明となれば事は重大。
当然疑われるのは、風の元部族長であるムンドク長老。
だが、彼は勿論何も知らない。
何か裏がある事は百も承知の上、やってきたスウォンの話を聞く事に。
ヨナの行方がわからない以上、新しい王を立て、高華王国の立て直しを行わなければならない。
そこで参謀であるケイシュクは、スウォンこそ、王家の血を継ぐ後継者だと皆に推す。
4部族の長たちはスウォンが新しい王に相応しいと認めるのだが・・・ムンドクは、自分はもう長ではないから、ハクに話しを通せと言って、席を立ってしまったのだ!!
だが、それは風の部族の謀反を疑われるという事。
スウォンもまた5部族の承認がなければ王になれないと、なんだか軽いノリで溜息。
そんなスウォンに、彼とヨナが婚姻を結んで王となるというなら喜んで賛同したと告げるのだった。
ハクは無断で城を去る事はない。
それがムンドクの言い分。
彼は既にスウォンの反逆に気付いていたのだろう。
それでもスウォンは、3日後に新王を決定すると告げる。
残念だ、孫のように思っていたのにと告げ、城を去って行くムンドク。
それでもスウォンは前に進まなければならないのだ。
己の、そして父の意思を継ぐために-------!!
一方、ようやく目を覚ましたヨナ。
彼女の世話をするのは、ハクの弟というテヨン。
温かい粥を貰い、思わず涙を流してしまうヨナ。
それはヨナが風邪を引いた時に作ってくれた父の粥を思い出したから・・・。
そんなヨナの涙を拭い、ヨナはハクの友達かと問うテヨン。
それに頷いた途端、「友達!?」と叫んで引き戸を開けたのは、同じく門番のテウとヘンデ。
多分友達という曖昧な立場に涙を流し、不憫さを嘆く二人の頭を小突くハク。
そしてヨナの口をふさぎ、今はリナという名前で、城の見習い女官という事になっていると告げる。
それを了承するヨナに
「いい子だ」というハク。
ぎゃぁ!!
これはズルイ(≧▽≦)
でも、そんな二人の関係をからかい、ネタにするテウとヘンデを容赦なくぶった叩くハク。
そんな3人を後目にテヨンは、城でのハクの事を聞きたがる。
ま、ヨナに言わせれば態度デカイなど最悪な言葉しか出てこないわけで。
大笑いのテウたち。
でも、笑いが耐えないこの空間が、ハクが育った場所なのだ。
それにほっとするヨナ。
そして、ようやく起き上がり、都の中を歩くヨナ。
すると、そんなヨナに気さくに声をかけてくる女性が。
どうやらヨナ・リナは裁縫や家事、琴、舞などが出来ずに城を追い出されたという事になっているようで。
私が教えてやるというその女性は、早速ヨナに洗濯物を渡し、洗って来いと言うのだ。
そんな事どうすればいいかわからないヨナ。
するとそこへ現れたハクが洗い物を半分持ってくれたのだ。
ハクに弟がいるなど思わなかったというヨナ。
だが、どうやら彼もハクと同じく孤児だったよう。
身体が弱い彼を皆で大事に育てているという。
テヨンにとってハクは憧れの存在で、尊敬すべき自慢の兄なんだろう。
たとえ血のつながりはなくとも。
だがその時。
なんと風の部族の命の源である水。
川が干上がっているのに気付いたのだ!!
すぐにヘンデを調査に向かわせるハク。
当面は水を行商で買えと指示を出すも、事は急を要する。
そこへ戻ってきたムンドク。
彼を見つけたヨナは一目散に駆け寄り抱き付く。
ヨナを抱きしめ、自分がその場にいれなかった事が口惜しいと、二人の状況を察した言葉をくれる。
温かい抱擁と、部族の歓迎にようやくほっとできたヨナは、そのことを感謝するのだった。
そこへ怪我をしたヘンデが帰ってきたのだ!!
どうやら上流で火の部族たちが川をせき止めていたというのだ!!
思わず喧嘩を吹っ掛けてしまい、ボコられたというのだ。
これは火の部族の警告。
彼らはスウォンを王にしたがっている。
その話を聞き、怯えるヨナ。
そんな事はさせないというムンドク。
それでは、イル陛下を殺害したのがハクであるという形になる事を認めてしまうだろうから・・・。
そう。
今の状況ではそれが事実と違っても、そう見えてしまうのが現状。
ハクがイル陛下を殺害し、ヨナを人質に浚った--------と。
だが、事態は更に悪い方向へ向かう。
なんと火の部族テジュンが、水をせき止めただけではぬるいと、行商人たちを山賊のやったことと見せかけて襲えと命じたのだ!!
どうやらよほどヨナを妻にできなかった事が悔しいよう。
そうすれば自分が王になれたのにと・・・的外れな妄想を抱いているようで(^^;)
更にテヨンが肺からくる呼吸麻痺を起してしまったのだ!!
だが、その薬は行商人たちが持ってくるもの。
水は?
薬は?
火の部族の仕業に決まっている。
怒りを燃やす風牙の人々。
だが、ここで決起したとしても火の部族の背後には王都が控えている。
風の部族への報復は否めない。
もう誰かが死ぬのは嫌だと、テヨンを抱きしめるヨナ。
するとそんなヨナの頭を撫で、ヘンデは薬師の元へ自分が行ってくると言い出したのだ。
そしてハクは、皆の怒りは分かると理解を示し、その上で、自分がなんとかすると宣言。
「俺に命預けたと思って、黙って待ってろ。
風の部族長、ソン・ハクの命令だ」
おおお!!
こりゃかっけぇな♪
テヨンの看病をするヨナ。
自分に出来る事はないかと問うヨナに、ようやくいつものような生気を取り戻した事を悟ったハク。
ヨナの頬を引っ張り笑いながら告げる。
「あんたはここでのんびり暮らせばいいんだよ」
その夜。
ムンドクの部屋に酒を持って現れたハク。
そして、彼がすべて承知の上で頼みがあると言うのだ。
なんとスウォンの立王を許可してほしいと!!
そしてハクは風の部族を去り、ソンの名前を返上すると・・・。
ヨナの事は、ここで一生過ごさせてやってほしいと頭を下げるハク。
部族長の命なら従うというムンドクに、これが最後の命だと告げるハク。
「御意」
親子であり、族長だからこそ理解できる思い。
血のつながりはなくとも、彼らはやっぱり親子なんだ。
ハクはこれ以上ヨナを危険な目に遭わせたくない。
ではヨナの思いは?
そして、スウォンもまた動き出す。
次回は物語の一つ最初の転機になるかな。
どう見せてくれるか楽しみだ~♪
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