N計画開始--------!!
人間関係がつながりを見せた前回。
そして、今度はついに10年前の事件の被害者野口夫妻と関わりを持つことになった希美たち。
ボランティア活動をするという野口に近づくために沖縄へ向かった希美たち。
だが、早速安藤と部屋が一緒だというアクシデントが発生。
西崎のしわざかと思ったけど、そうではないようで。
ダイビングに向かう船の中、なんとか気を引こうと将棋をしてみせた希美たち。
それで少し関心を引けたよう。
それにライセンス取り立ての野口の妻・奈央子が不安そうにしていたので、自分たちも同じだと一緒に海へもぐる事に。
その時、恐怖心からか、奈央子が軽いパニックを起こしてしまったのだ!!
それを助けた安藤。
そのおかげで急にぐっと近づいた距離。
野口も感謝し、更に就職先が自分の会社だと聞いてすぐに打ち解けたよう。
将棋にも興味を示した野口。
安藤も気を許し、酔っぱらってしまう。
その夜、宿へ戻った安藤は、勢い希美にキスをしてしまったのだ!!
その場はなんとかごまかし眠ってしまう安藤。
翌朝、謝罪した安藤に、酔ってたもんねと答える希美。
彼女もまた何もなかった事にしようとしたようで・・・。
そして希美は、今後は安藤は野口にはたまたま沖縄で知り合っただけというスタンスで付き合えばいいと、就職した後の事を考えN計画から外してしまったのだ。
守備は上場。
改めてお礼がしたいと野口の家に誘われた希美たち。
でも・・・やはり安藤と希美の間には少しぎくしゃくとした空気が流れてしまう。
それにしても野口家は絵に描いたような世界。
住む世界が違う人たち。
社会的地位もあり、優しい旦那さんに、料理のうまい美しい奥さん。
野口家は一等地に建てられたマンションに住んでいた。
お呼ばれした二人は大はしゃぎ。
でも・・・野口は女性とは勝負はしないという。
女性に負けるのが嫌なのではという希美に、曖昧に笑って返事をする奈央子。
どうやら野口には裏の顔もあるようで・・・。
意味深な台詞や態度が気になる所。
一方成瀬は、詐欺まがいのバイトを紹介されたようで・・・いわゆる運び屋。
老人をだまし、金を受け取り運ぶ。
その報酬を得る事に罪悪感を感じる成瀬。
だが、自分ではどうしようもないのだ。
負のサイクルから抜け出せない成瀬。
希美は招待の感謝状を出す際に、今度こそ土地開発の話をしてみようという事で、西崎にどうすればいいか相談に行った所・・・。
なんと野バラ荘に希美の母が訪ねてきたのだ!!
動悸が激しくなる希美。
今は西崎の家にいたから助かったけど、足がすくんで動けないでいた。
だが、希美は母に会いたくないわけじゃないのだ。
ただ、島の事を思い出したくないだけ。
誰にも頼らないで一人で生きていくと決めたのだ。
助けて欲しい人はいた。
でも言えなかった。
「そいつとか、罪の共有」
西崎は希美の態度ですべて悟ったよう。
その場は野原が機転を利かせてくれてなんとかごまかし、島へ帰った母。
いつまでも解けない母の呪縛に怯える希美。
そして野口に送った感謝の手紙。
だが、その内容を野口は奈央子に知らせる事なく、希美に電話して会って直接話をしたいと言い出したのだ。
都市計画の話、どうやら野口の父は土地を売る事はしないようで。
安心していいという答えをもらいホッとする希美。
どうやらこの話、安藤には内緒で・・・という話。
だが、それに対し、野口は自分も希美にお願いがあると言い出したのだ!!
そんな二人の姿を見てしまった奈央子。
さぁて、野口は一体希美に何をお願いしたのか?
無理難題ではないと思うけど・・・と思いたいね。
N計画は大成功。
祝杯をあげる希美たち。
うまく行き過ぎ。
成功を手柄のごとく自慢する西崎。
だが・・・希美には後ろめたい事があったのだ。
どうやらダイビングの際、奈央子のタンクのバルブを少し締めてしまったというのだ!!
気づいたら手が伸びていた。
どんな形でも野口たちと近づきたくて・・・事故が起こるように仕向けていたのだ。
父も母も平気で嘘をつく人。
「平気で人を傷つけたり、嘘ついても何とも思わない。
私もそういう人間なのかな」
そう呟く希美に、西崎は言う。
「親は親
子供は子供さ」
彼もまた親に虐待された身。
火を恐れたり、重い過去を持つ人物だからこそ理解できる希美の事。
翌日。
弟から電話を貰った希美。
どうやら母の話は再婚の相談だったよう。
相手はずっと親身になってくれていた民生委員の池園。
だが、島へ戻ったという洋介は、そこで成瀬のよくない噂を聞いたというのだ!!
どうやら彼は今大学に行ってないというのだ。
驚く希美。
そして成瀬は-------運び屋のバイトで警察に捕まってしまったよう。
人生これで終わりか。
上を目指すと約束したのに・・・。
そして現在。
久しぶりに野バラ荘を訪ねる安藤。
そこで西崎と再会。
だが、西崎は安藤の助言に感謝しつつも、もう希美や安藤と関わりを持たないと宣言。
高野は妻の声を取り戻すために病院を変わり、東京へ出てきたけれど、医者に言わせれば「治す」という事がプレッシャーになる事もあるというのだ。
今の奥さんを受け入れて生活をしていくことはどうかと勧められるのだが・・・。
高野はふとしたことで考えてしまうのだ。
「何で」
何で妻がこんなことになったのか。
何で自分は何も知らないのか。
真実を知る事。
それを諦めきれない高野。
そんな高野の前に姿を現した安藤。
そして彼は希美と西崎と会ったと告白。
「西崎は野口さんを殺してないと思います」
火を恐れていた西崎が、蝋燭のついた燭台を持てるはずがないのだと証言したのだ。
そして・・・希美の家に西崎から送られてきた手紙。
そこには申し訳ない、償いきれないと謝罪の文章と一緒に大金が入ってたのだ。
その時。
希美の家を訪ねてきた人物が------。
モニターに映されたのは、なんと高野!!
どうやら安藤が西崎の家で希美宛ての封筒を見てしまったようで、住所を知ったよう。
高野の姿を見て怯える希美。
一瞬であの頃のことがよみがえってくる。
波の音、海の匂い、憎しみ、軽蔑、無関心、混乱…。
一度ついた嘘はつき通す
それが嘘を真実に変える、たった一つの方法だった--------。
事件の時、西崎がついた嘘とは?
そして、2003年。
希美を訪ねてきた奈央子と西崎が運命の出会いをした野バラ荘。
この二人がどうなるのか。
そして野口夫妻の秘密とは。
まだまだ過去の話には謎が残る事ばかり。
そして今は蚊帳の外状態の成瀬。
大学も辞める事になるんだろう。
そこからどうなるのかだよね。
安藤の思いは空回りになりそうだし、母もまだ関わってくるのか(><)
しんどい話はまだ続きそうだね。
杉下希美…榮倉奈々
成瀬慎司…窪田正孝
安藤望…賀来賢人
西崎真人…小出恵介
高野夏恵…原日出子
宮下由妃…柴本幸
成瀬周平…モロ師岡
成瀬瑞穂…美保純
杉下洋介…葉山奨之
杉下晋…光石研
杉下早苗…山本未來
野口貴弘…徳井義実
野口奈央子…小西真奈美
高野茂…三浦友和
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