神官・イクス、そしてユンとの出会い--------!!
自分を庇い大怪我を負ってしまったハク。
助けられたその先で出会ったのは、探していた神官と・・・口の悪い男の子・ユン。
だが、彼が言う事はいちいち正論ばかり。
何故神官がこんなところにいるのか?
それを問うヨナに、城にいたのにそんな事も知らないのかと呆れるユン。
それに彼はハクの傷を手当し、看病してくれているのに、ヨナはまず助けてくれた感謝の言葉も発していない。
ユンはハクにも感謝の言葉を言ってないのではないかと見抜いたようで。
その言葉にハッとなるヨナ。
イクスは大丈夫ですよと、ハクの無事を保障してくれる。
どうやらユンは貴族などが嫌いなようで、必要以上にきつく当たるよう。
そんなユンとヨナの間を取り持とうとしたイクスは、ヨナを外へ連れ出す。
のほほんとしててもそういう空気は察せられるようで。
ヨナは先ほどの質問をもう一度イクスにする。
彼もまた城になじめない人だったのだろう。
流れのままにここにたどり着いたというのだ。
こんな辺鄙な場所だけど、咲く花もあると。
そこでヨナはまずユンに助けてもらった感謝を告げ、城の事を教えて欲しいと願い出る。
阿呆なままではいたくないと!!
ユンは神官ではない。
生活力のないイクスの世話をしているだけだという。
昔、神官は王にしても動かせない絶対的権威があったという。
神の使いとあがめられていた。
だから神官の一言で戦争が左右し、王を下ろされた者もいたという。
それは王にとって脅威の存在。
だからヨナの叔父は神官を城から追い出したのだ。
ま、イクスにすれば慣れない城にいるより、ここの方が住みやすいという話だったよう。
だがここは貧しい人が溢れている。
イクスは皆を助けようとして、心を病んだ事もあるというほど優しい人。
そんな彼をずっと支えていたのがユンだった。
そんな事も知らずにぬくぬくと育っていたヨナ。
だがその夜。
目を覚ましたヨナは、ハクがいない事に気付く。
慌ててハクを探しに飛び出すも、暗闇が広がるばかり。
石に躓き転んでしまったヨナは、思わず泣き出してハクのバカと叫んでしまう。
すると、なんと背後に槍を持ったハクが!!
どうやら落ちた時に落としてしまった槍を探しに出ていたよう。
だったら自分も連れて行けと訴えるヨナに、一人で寝れないのかとからかうハク。
ヨナははらはらと涙を流しながら、こんなに傷ついて死んでしまうかと思ったと、恐怖と置いていかれるかもしれないという寂しさを訴える。
「ハクだけはそばに居なきゃダメ・・・」
顔をくしゃくしゃにして泣き出すヨナに驚くハク。
「なんか死にてぇな」
思わず口をついた言葉。
死ねば、ヨナはどんな顔をするのか。
見てみたいと嗜虐的な事を考えてしまうハクは、そのドサクサに紛れてヨナにキスしようとするのだが・・・。
ヨナってば頭突き返しっ!?
否。
どうやら熱を測るのかと思ったよう。
あぁ、ハクってば勘違い。
恥ずかしい~!!(><)
でも、この時ようやくヨナの髪が短くなった事に気付く。
自分の落ち度だと謝罪するも、ヨナはこの髪が嫌いだったし、こういうのも悪くないでしょと笑顔を見せたのだ。
それでも心が痛むハク。
「傍にいなきゃダメなんて、簡単に言ってくれる。
束ねる髪がなくなっても、まだあの簪を、捨ててないくせに-------」
切ないなぁ。
でも、ハクの驚異的な回復力だねぇ。
傷ついた男、かっけぇっすね。
ハクが助かりひとまずほっとしたヨナ。
翌朝、でもイクスの姿が見えないのだ。
滝の所で一人いたイクスに声をかけると・・・なんと彼は泣いていたのだ!!
どうしたのか?
どうやら彼はヨナの事を見ていたよう。
この世界の夢を。
「ヨナ姫、神の声を聞きたいですか?」
ムンドクに神官に道を示すよう言われた。
だが、その道は誰かに示してもらうものなのか?
「生きたいと思ったの。
私も、ハクの命も、決して奪わせない」
ヨナの願いはそれだけ。
だが、ヨナが生きるという事は、ただ生きているという事ではないのだという。
それは国を嵐に巻き込むという事だというのだ!!
イクスは神の声を語る。
『闇 落つる大地
龍の血により 再び蘇らん
古の盟約に従い 四龍集結せん時
王守護する 剣と盾が目覚め
ついに赤き龍
暁より還り給う』
でもさっぱり意味は分からない。
壺は買わんって、ハク笑うわ。
それは高華王国建国に関する天界より来た緋竜王の話か。
四龍は、権力を欲する人間たちによって囚われた英雄である緋龍王を救うため、天から舞い降りた龍たちの事。
だが、緋龍王は天へ戻らず、この地を愛した。
そんな
王を愛した四龍たちもまた、彼を守る分身として、己の血を人間に飲ませて力を与えたのだ。
何をも切る手。
何をも見通せる目。
跳躍する足。
強い身体。
それらを持つ事になった四龍に選ばれし者たち。
そして高華王国と緋龍王を守護することになったのだ。
だが・・・やがて緋龍王は死去。
四龍たちはそれぞれバラバラに城を去ったという。
それが建国神話。
ヨナは半信半疑で、自分がそれに何を関わるのかわからない。
だが、四龍が存在するというのなら、ヨナが生きるために力を借りたい。
ヨナの願いに賛同してくれるかはわからないけれど・・・。
「四龍の戦士を探しに行かれよ」
そういわれ、ヨナは決意を固める。
強くなりたい。
知りたい。
生きたい-------!!
ヨナを突き動かす、自分に与えられた天命。
このままではハクは死ぬと宣言したイクス。
ハクを死なせるわけにはいかない。
そのためにはどうしても力が必要なのだ。
今はまだ・・・スウォンからもらった簪を捨てる事もできないけれど・・・。
それでも己が進むべき道が見えた。
覚悟は決まった。
その時、イクスはヨナたちにお願いがあると話をしに来たのだった-------。
ようやく四龍の事。
そして緋龍王の話が出てきました。
これでヨナが運命の人である事が判明したわけですが・・・まだそれで何をすべきなのかはこれからって話。
まずはヨナたちは四龍を探す旅が始まるわけですが・・・その前にまずはイクスとユンの話が先。
イクスの願いとは。
ハクの思いがまた切ないというか。
ヨナってば天然さんだからイマイチ伝わらないんだよなぁ。
折角いい雰囲気なんだけど(^^)
頑張れハク!!
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