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カテゴリ:TVドラマ感想
身近な者の裏切り--------!!
まさかの長政の同名反故の裏切り。 信じられないこの状況を、ちゃんと理解する前に、家臣たちがなんとか信長を逃がそうと戦ってくれる。 なんとか浅井の手から逃れられたサブロー。 だが、危険はまだまだ迫る。 サブローを助けようと皆が必死に庇う。 目の前で次々と倒れていく兵士たち。 その頃、半兵衛は藤吉郎たちの勢に加わり、己もしんがりを務めたのだ!! 藤吉郎に何か不審なものを感じている半兵衛は、自分が同行することで、監視も務めているよう。 つまり、この場で下手は出来ない状況。 助かりたければ、必死に戦うしかない事になってしまった藤吉郎。 そして・・・なんとか恒興と共に城へ戻ったサブロー。 帰蝶はビードロを握りしめ、帰りを待っていた。 本当は嬉しいくせに、よく戻ったなとだけ告げ、サブローを出迎えたのだ。 だが、門の中へ入ろうとするその時。 なんとサブローは銃弾で撃たれてしまったのだ!! 撃ったのは----ゆき。 義景に命じられていた信長暗殺を実行したのだが・・・震えが止まらないよう。 だから・・・弾は心臓を逸れ、肩に当たった。 大量の血を流し、倒れた信長に皆が駆け寄る。 なんとか一命はとりとめたものの、このまま目を覚まさないかもしれないという信長の状態。 「必ずお守るすると約束したのに!!」 恒興は目の前で信長を撃たれてしまった自分を責め、家臣たちは見守るしかできない歯がゆさをかみしめていた。 虫の息の信長の話しを聞き、喜ぶ他国、そして義昭。 しんがりを勤め上げた藤吉郎と半兵衛もまたなんとか尾張へ戻ってこられたよう。 信長の危篤の知らせを聞き、驚く藤吉郎。 殿は必ず目を覚ます。 そう言う勝家たちの言葉を聞き、そうでなくては困ると呟く藤吉郎。 信長は必ず自分の手で復讐を果たさねば意味がないのだ。 帰蝶は片時もビードロを手放さず、必死に看病し、行水してまでサブローの無事を願うようになった。 そんな姿を見ていたゆきと、光秀。 そこまでなぜサブローに必死になるのか、帰蝶に問う光秀。 ・・・まぁ、自分と一緒になった時は、見向きもしなかったのに、サブローにためにこんなに帰蝶が必死になってるのは、信じられないだろうし、嫉妬も沸くだろう。 ま、光秀は病気がちだった事もあっただろうけど、弟には命を狙われたりとかしてたし、好きなんだろうけど、逆に帰蝶とどう接すればいいかわからなかったのだろうな。 「かつてのあやつは誰も寄せ付けなかった。 心を閉ざしいつも何かに おびえておった。 しかし、ある日を境に人が変わり家臣を皆を。 そしてわらわを信じるようになった」 帰蝶の言葉がそれを証明してる。 そして、ゆきもまた最後の最後で帰蝶を裏切れなくなっていたのだ!! 必死に看病する帰蝶の姿を見ていた。 だから手にしていた短刀を突きつけ、サブローにとどめを刺す事ができなかったのだ!! そして3日後------ついに目を覚ましたサブロー。 起きてすぐにおなかがすいたと食事をするサブローはやっぱり大物。 帰蝶も心配して損したと言わんばかり。 でも、内心嬉しくてたまらない帰蝶。 信長の無事を聞き、半泣きで飛び込んでくる家臣たち。 だが、これで死んでいった兵士も喜ぶと言う森の言葉に顔を曇らせるサブロー。 恒興は己のせいだとサブローに罰を求める様子。 だが、サブローは顔を上げてと感謝する。 「恒ちゃん、守ってくれてありがとね。 これからは俺がちゃんとするから。 当主として、ちゃんと俺がみんなを引っ張るから」 だから長政との個人的な感情は心に納め、織田家の当主としてサブローは戦う決意を固める。 日々罪悪感に駆られるゆき。 看病に感謝され、返事もできない。 お市は兄の無事を喜ぶも、長政との間に板挟みになり、どちらにも傷ついて欲しくないと願い出るも、長政ももう後には引けないよう。 そんな時、ようやく二人きりになった光秀は、サブローに傷は大事ないかと問う。 「痛えよ。 入れ替わるんならこの痛みも 代わってくれよ」 思わずそう八つ当たりしてしまうサブロー。 痛みは・・・撃たれた傷より心の方なんだろう。 すまぬと謝罪する光秀に冗談だと言ってごまかすサブロー。 その頃、夜回りと称して闇にまぎれようとする藤吉郎に声をかける半兵衛。 そして、殿の命を狙う奴がいるやもしれないときっちり釘を刺してけん制。 藤吉郎にとって天敵的な存在になりつつある半兵衛。 そしてサブローは京都土産だとゆきに着物をプレゼント。 帰蝶も嬉しそうに貰ってほしいと言うのだが・・・。 それは最早ゆきには針の筵だったろう。 ついに罪悪感に耐えられなくなったか、自ら告白したのだ!! 「受け取れませぬ。 私は・・・朝倉の間者です」 そして、帰蝶を欺き、信長を撃ったのは自分だと言ったのだ!! 信じられない二人。 ゆきまで裏切るのか? 茫然となるサブロー。 この上は自分の命で・・・と訴えるゆきに、出てけと叫ぶサブロー。 また裏切られた。 吐き出せないしんどい思いを抱えるサブロー。 思わず物に八つ当たりしてしまう。 そんな姿を見てしまう帰蝶。 本当は長政だって撃ちたくないのだ。 戦いたくない。 それでも織田家は戦わなければならないのだ。 辛い出陣を迎える事になってしまうサブロー。 「やられたら、やり返す、倍返し!!」 って、目を細めて真似るけど、この時代の人には通じないわけで(^^;) 狙ったねぇ♪ ついに浅井と織田の戦いが始まる!! その首貰い受けると宣言する長政。 サブローもついに覚悟を決める。 その頃、ゆきは帰蝶と信長宛てに文と歴史の教科書を残し城を出たよう。 「信長さま。帰蝶さま。 今まで欺いていたこと、殿に手を掛けてしまったこと誠に申し訳ございませんでした 生まれてすぐに親に捨てられ、間者として育てられた私にとって、人を欺くことでしかこの乱世を生きるすべはありませんでした。 私を実の妹のようにかわいがってくださり、微笑みかけてくださった帰蝶さまのおそばは、家族のいない私にとって日だまりのように温かく、いつしか私の居場所のように思えてしまいました。 もしも来世があるのなら、そのときこんな乱世ではなかったら、今度こそ 一人の侍女として帰蝶さまのおそばで生きていきたい。 私にとって織田家で過ごした日々は掛け替えのないひとときでした。 信長さま。 帰蝶さま。 誠に申し訳ございませんでした。 さようなら」 そして織田は・・・長政に勝利した。 だが、まったく嬉しそうでないサブロー。 やはり長政の事が気になるのか・・・。 帰蝶に声をかけられ、さらっと勝ったよと報告するサブロー。 そして、戦国で生きていくコツを掴んだというのだ。 そしてこのまま勝ち続けていけると思ってしまったと・・・。 「裏切られたり、傷ついたりすることにちゃんと慣れていくのかな? 戦に勝っても、ちっとも嬉しくないんだな。 こんなことがこの先ずっと続くんだな」 そう言って涙を流すサブロー。 そんなサブローの手を握る帰蝶。 もし辛くて耐えられなくなってしまったら、どこかへ一緒に逃げてしまおうかと言い出す帰蝶。 「わらわはお主が生きているだけで・・・。 ただそれだけでよい。 だからもう一人で背負うではない。 お主にはわらわがおるではないか。 そのための、めおとであろう」 苦しい思いを抱えて涙するサブローの背中を優しく撫でてくれる帰蝶だった。 そんな二人を見守る恒興。 そして、利家を使い、刺客に襲われそうになっていたおゆきを助け、呼び戻したサブロー。 まだおゆきを許せない。 それでも・・・。 「ゆきちゃんの命、俺にくんない? 帰蝶の事、守ってやって欲しいんだ その命 帰蝶のために使ってあげてくれないかな。 忍びの侍女って ある意味最強の ボディーガードじゃん。 これからも帰蝶のそばにいてあげてよ」 その話、どうやら帰蝶も聞いていなかったよう。 でも、サブローの申し出は帰蝶の願いでもあったのだ。 「来世まで待たせるつもりか? わらわはそんなに 待っておれん。 今 おゆきにいてほしいのじゃ。 ここがお主の居場所であろう」 ゆきは涙を流し、必ず帰蝶さまをお守りいたしますと宣言するのだった・・・。 恒興は自分を責め、勝家に稽古をつけてもらう事にまい進。 だが、殿をお守りしているのはお主だけではないと言われてしまう。 織田家の家臣は今後ますます多くなる戦いを前に、家臣たちは一枚岩にならなければならないと。 それを受け止める恒興。 藤吉郎もまた浅井、朝倉への情報提供を切ったよう。 「どいつも こいつもかんに障る 野郎だ」 だがその帰り道、水を飲む光秀を目撃してしまった藤吉郎。 その顔は--------信長とうり二つだった!! 驚きに固まる藤吉郎だった・・・。 あらら。 よりによって・・・な人に見られてしまったか。 藤吉郎は半兵衛に目をつけられているし、これで信長の大きな秘密を知ってしまったわけだから、それをネタに何か仕掛けてきそうな気がするね。 でも、藤吉郎の中にもサブローに対する印象が変わってきたんではないかなぁ。 だからこそ、復讐相手でいてくれなくては困る信長に対し憎しみを維持できなくなってしまったのかもしれない。 復讐相手が光秀だと知ったら、藤吉郎はどうするか? そこは今後の伏線になりそうですね。 ゆきが切ない展開になるかと思っていただけに最後の救いはよかったなぁ。 自分の罪の懺悔をしたのも、自分の事を信じてよくしてくれる帰蝶と信長に申し訳ない気持ちが高まったからこその告白だったろうし。 サブローには今回は辛い体験だったけど、戦国の世には生きるために大切な人を裏切らなければならない事を知らされた出来事だったろう。 立て続けにあった裏切りで、疑心暗鬼になってしまった部分もあったろう。 それを再び信じる事を思い出させてくれたのは帰蝶のやさしさだった。 愛だった。 同じ夢を持っていた長政を、サブローは今でも討ちたくないと思ってるだろう。 お市の事もあるのだし。 それでも闘わなければならないのだ。 家臣たちの命がけの戦いが始まる。 次回、武田信玄の登場。 ついに身近な家臣が犠牲になるようで・・・。 それは誰か? 次回は涙になりそうですね。 ←よろしければポチっとお願いいたします♪ 第6話 7594HIT/1/17 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/6f9612c836fc05e5b56bcf10a1b252ee/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/11/25 11:48:50 PM
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