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カテゴリ:TVドラマ感想
事件当日の真相。
それぞれの大切なNのために----------! 事件の真相はまぁそうだろうなぁと思ってた流れではあったかなぁ。 でも最後は美しく終わったと思うので、成瀬応援班としてはいい方向だったかと。 クリスマスには花屋が混雑するというのを予想していなかった西崎。 奈央子救出のための到着が30分以上も遅れてしまう。 そこで偶然早めに到着していた安藤と遭遇してしまったのだ!! 何も聞かされていなかった安藤は、ここに成瀬も関わっている事を悟り、暗い気持ちになってしまう。 蚊帳の外。 関わっているようで、彼らに近づけない安藤。 そして安藤は、相手に知られず黙って身を引く、希美には罪の共有が究極の愛だと言った西崎の言葉を思い出す。 「そんなのは愛じゃない。 それはただの自己満足だ」 そして安藤は・・・困った時に自分を誰より頼って欲しい。 そう思って、野口の家のチェーンを外側からかけてしまったのだ!! あぁ。 これも安藤からすれば希美を少し困らせてやりたいと思った気持ちだったのかもしれない。 自分が思うほど希美は思ってくれていない。 しかもここに成瀬が関わっているとなると心穏やかではいられなかったのだろう。 ちょっとした気持ちが・・・ほんの些細な偶然がこの異様な空間を作り出してしまったのだ。 そんな安藤を守りたい一心で野口に土下座までして勝負を止めたがった希美。 だからつい本当の事を話してしまったのだ。 もうすぐここに奈央子を連れ出しにやってくる人がいると・・・。 そこへやってきた西崎。 すぐにでも奈央子を連れ出そうとするのだが--------。 「違うの、私じゃないの。 希美ちゃんを連れ出して欲しいの!!」 そう言った奈央子。 どうやら奈央子は希美と野口の仲を誤解していたよう。 彼女にとっての一番はやはり野口だったんだ。 たとえDVに合わされても、それが奈央子には愛情の証になったのだろう。 この人には私がいなければダメだと。 外からは普通に見えない関係でも、野口家ではそれが当たり前で、日常だったのだ。 むしろ奈央子もそうやって暴力を受ける事を望んでいたのだろう。 理解はしたくないけど・・・。 だがそんなやり取りをしている際に、安藤が外側からチェーンをかけてしまったのだ!! 逃げられなくなってしまった西崎。 野口の暴力が酷くなったのは、奈央子が子供を流産してから。 怒り狂い、その責任を西崎にぶつける野口。 ボコボコにされてしまった西崎だが・・・奈央子が自分に助けを求めたのは、逃げるためでなかったことにショックを受け、なすがまま。 野口は更に奈央子を追い詰め、俺を捨ててどこへ行く気だと激しく攻め立てたのだ。 「もうやめてくれ」 西崎の手に握られた包丁。 それを薙ぎ払い、奪った野口。 西崎に向かって振り上げられたそれから庇おうと、燭台を握ったのは------奈央子。 彼女はそれで野口の頭を背後から殴りつけたのだ!! 血を流し倒れる野口を助けようとした希美。 だが、そんな希美に奈央子は離れてと叫んだのだ!! 「この人は私だけのもの。 止められるのは私だけなの。 早くここから出てって。 あなたも。 あなたなら、私とこの人を助けてくれると思った。 だから優しくしてあげたんじゃない その傷もなめてあげたんじゃない」 今度こそ助けられる。 そう思った。 でも奈央子が西崎に救いを求めていたのは・・・希美を野口から引き離してもらうためだったのだ。 その時、救急車を呼んだ希美は玄関に走り、チェーンがかかって扉が閉まっている事を知る。 野口は死亡。 そして・・・包丁を手にした奈央子は、西崎の制止も聞かず、自らの腹に包丁を突き立てたのだ!! 「彼と一緒にここを出て行く・・・。 酷い事して、ごめん・・・」 それは母が言っていた免罪符の言葉。 茫然となる希美。 私が野口にあんなことを言ったからと悔やむ希美に、西崎は野口を殴ったのは自分で、 奈央子を刺した野口を俺が殺した事にしてほしいと言い出したのだ!! 奈央子を人殺しにしたくない。 その一心。 「俺は罪を償いたい」 母親を見殺しにした罪を償わず生きてきた。 だから現実とどうむきあえばいいかわからないのだ。 償い終わったら、今度こそ現実を生きていくと笑みを浮かべる西崎。 そんな嘘つき通せる自信がないという希美に、愛はないかもしれないが、罪を共有してほしいと願い出る西崎。 すべての罪を背負うという西崎。 かかってこない電話を待ち続ける安藤。 そして彼が動く前に、エントランスにいた成瀬から野口家へ連絡が入ったのだ。 思わず叫ぶ希美。 「助けて、成瀬くん!!」 そして駆けつけた成瀬はこの惨状を見て何があったのかと問う。 だが、作戦は失敗し、二人が死亡した事実だけ。 警察に通報してほしいと願い出る西崎。 そして作戦の事は黙っておこうと言い出したのだ。 4年前、希美は何も聞かずに庇ってくれた。 今度は俺の番だ。 そう決意する成瀬。 「大丈夫。 全部偶然だって言えばいい」 何も知らなかった。 成瀬とここで会ったのも偶然だと・・・。 そしてやってきた安藤は、チェーンが外れている事で、成瀬が来た事を悟った。 出てきた希美は今は入らないでと止めるのだが・・・血まみれの希美を見て放っておけるはずがない。 部屋の惨状を見て、何があったかと問うと、西崎がぼそりと呟く。 「逃げられなかった」 西崎の言葉に、安藤は俺のせいだと漏らすのだった・・・。 偶然が重なった結果の悲劇。 希美は最後まで安藤を庇い、外からチェーンがかかっていた事は黙っていて欲しいと成瀬に告げ、一瞬手を握りしめ、離すのだった・・・。 あれから10年。 すべての事に答えが導き出される事に---------。 2014年。 成瀬は島に帰るという。 「一緒に帰らん? ただ、一緒におらん?」 そう言ってくれた成瀬。 だが、その言葉で、希美は成瀬が西崎から病気の話を聞いた事を見抜いたよう。 でも島には帰らない。 親とも連絡とっていない希美。 誰も頼りたくないのだ。 そんな希美に成瀬は生きたいように生きたらええと微笑む。 「待っとるよ」 甘えられないという希美に何度も待っとると言う成瀬。 一方、夏恵は・・・。 どうやら保護されたようで。 警察官の妻という事で、ずっと抱えていた真実が彼女の声を失わせた。 放火したのは成瀬の父。 それを隠すための証拠隠蔽、犯人隠避罪。 その罪を抱えてきた夏恵に、好きなようにしたらいいという高野。 自首するも黙っておくのも構わないと・・・。 既に成瀬の父はいないのだから。 涙を流す夏恵を抱きしめ離れへんという高野に・・・夏恵はついに声をあげて泣き出すのだった・・・。 高野の思い込みもあったろう。 ずっと疑ってきた成瀬も希美も本当に白だった。 今までの事を詫び、そのお詫びという事で高野は希美に母の今いる場所を教えてくれる。 弟は結婚して子供が出来たよう。 今度会いに行くという。 だが、母とはあれから会っていない。 「自分のために生きていいんよ」 そう希美に告げる高野だった。 そして彼は安藤に再会する。 自分が知りたいことはほぼ分かった。 だが、今でも安藤はあの日の真相を知らないまま・・・。 希美も、そして西崎も自分をまきこまないようにしてくれた。 その意図は伝わっていたのかもしれないけれど、安藤にすれば自分も関わりたい一心だったろう。 「みんなあなたに何も話さんのですね。 仕事柄、人が何かを隠すのはやましいことがあるからやと思ってました。 ひとりよがりやなと思わんこともないですが、 誰かを守るために、無心に嘘をつく人間もおるんですね」 そして安藤は成瀬と会う事に。 そこでも成瀬は話せる事は何もないと言う。 でも、それで安藤はすべてを吹っ切ろうと思ったよう。 成瀬はあの日、希美が考えていたのは安藤の事だったと告げる。 「あなたを守ろうとしてました」 だが、心の支えになっていたのは成瀬だったと言う安藤。 「杉下のそばにあなたがいてくれてよかった」 感謝する成瀬。 「会いに来てよかった」という安藤。 これで二人共前に向ける機会になったんだろう。 最後は希美が決める事なのだから。 そして・・・こっそり母親に会いに行く希美。 だが、池園に見つかり、母は希美の乗ったバスを追いかけ走り出したのだ!! そんな母を放っておけずバスを降りる希美。 母はもう昔のような追い詰められたような雰囲気もない。 再婚がうまくいった証拠だろう。 あの頃の自分の行いを謝罪する母。 父はどうやら今度ハワイに移り住むのだそうで。 短命って言いながら人生謳歌してる父。 何か天罰ないんかい(><) そんな母に希美は本当の胸の内を話す事に。 「私病気になった。 怖いんよ。 この世からいなくなってしまうのが、怖いんよ」 涙を流す希美を抱きしめ、大丈夫だといってくれる母。 今度は母が娘を助ける番だ。 西崎は野原と今日も昔話をしているよう。 野バラ荘は今後西崎が守っていく事になるのかなぁ。 そうなるといいなぁ。 3人で守った思い出。 あれが3人の中で一番輝いていた思い出になったろう。 西崎も就職し、新しい一歩を歩んでいく事を決めたよう。 そして安藤は・・・希美からの電話をもらう。 どうやら希美は実家の近くに引っ越す事にしたよう。 「安藤は? 広い世界、見られた? 思った通りに生きてる?」 「生きてる。 完璧じゃないけど悪くない」 「私もこれからかな」 「前を向いて生きろよ。 そっちの方が杉下らしいから」 ※続きはコメント欄にて ←よろしければポチっとお願いいたします♪ 第8話 6813HIT/1/20 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/a39cf1231ac823f0af5dd076737c4b58/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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