争いのない平和な世界を----------!!
原作続いてるし、映画やるって言ってるし、どうやってどこまで終わらせるのかと思えば・・・
ま、一応アニメと同じ所で・・・という形になったという事なんですね。
ま、アニメと違うのは、光秀の立ち位置でしょうか。
この城から出て行け---------!!
恒興の言葉に愕然となるサブロー。
くしくも浅井、朝倉が信長暗殺に失敗し、戦う姿勢に出たよう。
だが、もうこんな争いは辞めようと言い出すサブロー。
「憎しみは新しい憎しみしか生まないからさ。
傷つけられたから傷つけ返す。
それで大切な人を失っていく。
その繰り返しだよ。
その連鎖を断ち切らなきゃ、本当の意味での戦のない世はつくれないと思う。
だから俺たちの手で終わらせよう」
渋る家臣たちを鎮めさせ、サブローはここでの『信長』として最後の仕事として浅井との和睦を進めたいと言い出したのだ!!
そして、長政の返事は・・・。
「和睦・・・結んでくれるって」
吉報に沸く皆。
だが、浅井の家臣たちは皆口を揃えて和睦などあり得ないと長政を止めたのだ!!
今井は切腹してでも和睦を止めた。
他の者たちも家族や仲間を失ったのだ。
責められ・・・長政は主として家臣たちの気持ちを蔑ろには出来なかった。
サブローに和睦を結ぼうとやってきたその席で長政はこの和睦には応じられないと決意を語ったのだ。
「浅井は最後まで織田と戦います」
家臣たちの命を無駄にすることは出来ないと涙する長政。
「友ならばどうか分かってくだされ。
同じ国を治める者同士。
時として、友情よりも大事なものがありまする。
守らねばならぬものがあるのです。
わしはこの命を懸けて必ずやあなたを討ちまする」
ではサブローに長政を討てるのか?
出来ぬならすぐにでも信長を辞めるべきだと諭す恒興。
そんな二人の様子を見てしまった帰蝶は恒興に気づいたのかと問うたのだ。
そう。
帰蝶は知っていたのだ。
延暦寺のあたりから、サブローが信長と別人である事を。
それでも黙っていたのは、ただ一つの真実のため。
「わらわにとっては、あやつが信長なのじゃ!!」
だが帰蝶は、それでもサブローが望むならここに残り、織田信長の妻を勤め上げると決意を告げたのだ。
その話を聞いてしまった光秀。
本来の姿に戻る。
帰蝶を妻に。
織田のすべてをその手に。
沢彦たちはそういう。
光秀もまんざらではない考えが出てきてしまったよう。
自分が『織田信長』になる事を夢見てしまった光秀。
彼の心に巣食った闇。
翌日。
松永がまたも同盟を結びたいと、しれっとやってくる。
和睦を結べば戦は終わると思っていたというサブローに松永は戦国では戦わなければならない時があると言う。
「長政も厳しい選択だったんじゃねえのか?
信長よ。
今、お前にできんのは、長政の思いに応えることだけだ。
それが戦国の友情ってもんだ」
明日出陣する。
友達を殺しに行くのだ。
否、殺されるかもしれないのだ。
迷い、揺らぐサブローに帰蝶はきっぱり告げる。
「己を信じるのじゃ。
お主は自分が正しいと思う道を進めばよい」
「帰蝶、いつも背中を押してくれてありがとう。
帰蝶が支えれくれたから、ここまで来れたよ。
今まで本当にありがとうね」
帰蝶は分かっている。
サブローはこのままこの戦いが終わればいなくなると。
だが、サブローの顔を叩いて発破をかけ、明日はしっかり戦って参れと背中を押したのだ。
思いは押し隠して・・・。
「この戦、俺たちが勝つ!!」
そう宣言して皆を鼓舞したサブロー。
いざ、浅井との最後の戦いへ------!!
戦いが始まり、早々に朝倉は自決。
そして秀吉の作戦で、奇襲をかけ久政を殺す事に成功。
秀吉は続いてお市救出へ。
だがこの久政殺しは、自分たちが繋がっていた事を封じるため。
混乱に乗じてすべて煙にしてしまおうと画策した秀吉。
だが・・・お市は長政と共に死ぬと火の囲まれた城の中に残ったのだ!!
長政はその言葉だけで十分だと、娘たちを育てて欲しいと頼む。
お市と出会えて幸せだったと、感謝する長政。
「市も長政殿と生きる事が出来て、しあわせでした!!」
涙を流しそう告げるお市。
達者でなと、背中を向ける長政。
今回ずっと思ってたけど、主役はすっかり長政くんでしたねぇ。
よくここまで描いてくれたなぁと思いました。
よかったですね、高橋さん。
そして秀吉の導きで、無事信長の元へたどり着いたついたお市。
苦しい表情でお市を出迎え、ごめんねと謝罪するサブロー。
「謝ることなどございません。
これが乱世。
戦う定めならそれもしかたがないこと。
それに長政殿も死は覚悟の上。
切腹も本望に違いありません。
だから兄上は謝らないでください」
お市の覚悟の方が上だった。
サブローはそれでもやっぱり納得できない。
「俺、間違えてたよ。
戦国でもいつの時代でも、大事なものは変わらないんだ。
命より大事なものなんて絶対ないんだ。
だから俺、長政君助けてくる」
するとサブローに一緒についていくと言い出す恒興。
そして、今にも切腹しようとしていた長政を止めたサブロー。
生き残る事などできないと涙する長政にサブローは訴える。
「違うよ、死んでった人たちの分まで生きるんだ!!
生きなきゃダメなんだよ!!」
だが長政は微笑みすら浮かべ、こんな時代でなければ、友として酒を酌み交わし、笑い合いながら共に歩んで行けたのだろうと夢を語る。
「どうかそんな未来を作ってくださいませ。
生まれ落ちた場所や家や、立場で人が争うことのない未来を」
「俺には・・・俺にはそんな資格・・・」
娘たちが繋ぐ命がそのような未来にあることを・・・とサブローに夢を託した長政は-----自らの腹に短刀を突き立てたのだ!!
サブローは長政を抱き起し必死に告げる。
「俺、忘れないから。
長政君の事、一生忘れないから」
「ありがとう」
そして介錯をサブローに託した長政。
サブローは大きな咆哮と共に、恒興から受け取った刀を振り下ろすのだった--------。
サブローの中で本当の意味でこの世界で生きる覚悟を決めた瞬間だったのかもしれない。
でも、浅井との戦いが終わったその日・・・。
サブローは誰にも何も告げずに、自分の荷物のリュックを担ぎ、織田家を後にしたのだった・・・。
そんなサブローを思わず追いかけてしまう帰蝶。
散歩かと問う帰蝶に、言いたいことがあると、言うサブロー。
「大好きだよ、帰蝶」
そなたの言いたいことは分かっている。
分かった上で、帰蝶はただサブローを見送るしかできない。
サブローは最初に落ちてきた木の下までやってきた。
おなかが空いたとリュックをあけると・・・なんと帰蝶が握ったおにぎりが入っていたのだ!!
愛情を感じさせられたシーンでしたなぁ。
ベタだけどいい演出でした。
するとそこへなんと恒興がやってきたのだ!!
何をしているのかと問われ、思い出していたと語るサブロー。
辛い事も悲しい事も色々あった。
それでも・・・。
「すげぇ楽しかったなぁ」
そんなサブローに恒興はかつて願った夢を語る。
織田家の名を全国に知らしめるような大名にしてみせる。
「その夢を叶えてくれたのは、あなたです。
織田家には縁もゆかりもないあなたが、われわれ家臣を導き、命を懸け、織田を大きくしてくれた。
だから今度は私があなたの夢を叶える番です。
今一度、戦のない世界を目指してみませんか」
光秀も是非戻って欲しいらしい。
どうやら恒興は今自分が仕えたいと思うのはサブローであると気づいたよう。
そんな気持ちで光秀には仕えられないと告げた所、連れ戻してきて欲しいと頼まれたようで・・・。
無茶を言うかもしれない。
困らせるかもしれない。
「それでも、私がお仕えしたいのは、あなたですから」
「ホント?
じゃぁまたこっから始めてみるかな。
よろしく頼むね、恒ちゃん」
「とこまでもお供いたします、殿」
そして。
織田家では皆がサブローの事待っていた。
家康が持ってきた餅をついて皆で楽しんでいたよう。
その輪に加わるサブロー。
そんなサブローを見つけた帰蝶は嬉しさを隠せない。
自分がなぜ『信長』になったのか分かった気がするというサブロー。
「みんなが託してくれた思いを、俺が次の時代につなげる。
それで、いつか俺が見てきた平和な世の中をつくる。
みんなの分も。
それが俺が信長になった訳なのかなぁって」
「では、なんとしても天下を取らねばな」
「じゃぁ、天下取りに行きますか」
だがその頃・・・。
浅井の一件はすべて秀吉の謀略だと報告に上がった半兵衛。
だが、そこにいたのは-----光秀!!
そして光秀は秀吉なら捕えなくてもいいと言ったのだ。
何故?
すると、半兵衛の背後に立っていた秀吉の姿が!!
その時、半兵衛は光秀が『信長』でないことを悟る。
すると、光秀は半兵衛を殺してしまったのだ!!
「わしが織田信長じゃ」
暗い顔をする光秀。
そんな光秀を冷たいまなざしで見つめる秀吉。
そしてまた『織田信長』を演じる事になったサブロー。
光秀はこれまで通りお主を支えていくと言う。
そんな光秀にこれからもよろしくと握手を求めるサブロー。
それを返した光秀だったが・・・。
そこは本能寺-----------。
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第10話
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