アクセシビリティ&ユーザビリティ
HP勉強会。本日の御題は「アクセシビリティ&ユーザビリティ」人はやっぱり自分のものさしで動いてしまうので、自分ができれば他の人もできる、とつい思ってしまいますが、ちょっと考えればそんなことがある訳はなく、いろいろな状況を想定できる想像力の必要性を感じました。◎アクセシビリティ(どんな人にも利用できる環境を用意)・見る、聞く、動く等のことが難しかったり、ある種の情報を処理しにくい人がいる。・テキストを読むこと、内容を理解するのが困難な人がいる。・キーボードやマウスを利用しにくい人がいる。・テキスト専用や小さいディスプレイを使っている人がいる。・ネットの接続に細い回線を使っている人がいる。・記載されている言語を話せなかったり容易に理解できない人がいる。・誰でも一時的に目、耳、手がふさがっている場合がある。・旧式の、異なるタイプの、音声式のブラウザ及び異なるオペレーティングシステムを使っている人がいる。<具体的には>・画像には代替テキストをつけること・リンクボタン(画像)にもテキストでリンク先を明確にしておく・レイアウトのテーブルは情報が適切に音声ブラウザで読み上げられるようにしておく・日本語のページで外国語の乱用はしない。・色がなくても情報が伝わるようにすること。・背景と文字色はコントラストがあること。◎ユーザビリティ(訪問者はどんな情報を欲しがっているのか)・ユーザーにサイトの目的が伝わる。・全体像がトップページで把握できる。・デザインや構成が統一されている。・必要な情報が適切な場所にある。・予想されたフィードバックがある。・次への動作はわかりやすく。<具体的には>サイトの目的が明確→あなたは誰で、なにをしているのか・ワンセンテンスのタグラインを入れる。・検索エンジンやブックマーク中で目立つようなウィンドウタイトルをつける。・企業情報はすべてひとつのエリアにまとめる。求めるものを見つけやすく・サイトの最重要タスクを強調する。・検索入力ボックスをつける。コンテンツを紹介する。・実際のサイト・コンテンツの一例を提示。・リンク名は最重要のキーワードから・HPの最新情報にアクセスしやすくしておく。・画像は話題に関係のあるものを使う