テーマ:ひとり言・・?(17621)
カテゴリ:ひとりごと
はい、いよいよ恐怖の年末進行に入ったハルキチでございます。
借りてたDVDを返したり、請求書が来ているものは全て支払ったりと 身辺整理を済ませました。 さあ、逝ってきます。 と、その前に最近思っていることを。 ちょっと前に、『ハウルの動く城』のDVDを買いました。 で、その付録DVDには、世界各国で封切られたときの映像が入っているんです。 国は、アメリカ、フランス、イギリス、韓国、台湾、香港。 中国の大陸部は、どうだったかな・・・。 まあ、付録DVDに入っていたものですから、 この映画を悪く言う人はいません(正確には収録されていません)。 それでも、多くの人が映画館の前に並んでいた映像がありましたし、 世界各国でそれなりの収益を上げたのですから、 それなりに多くの人が観たのでしょう。 そのDVDの中でちょっと印象的な映像があったので紹介したいと思います。 この映画が封切られた時は、 日本とアジア各国の関係はそう良くはありませんでした。 ん~これは今もかな。 韓国では、親日家が吊し上げられたりもしてました。 でも、この映画を楽しみにしていたり、 実際にスゴク楽しんでいた人がいました。 日本の文化を締め出そうとしていたあの国がです。 現在の中国では、日本のアニメが大人気です。 あれだけ海賊版アイテムが出てるのは、 裏返せば人気がある証拠でしょう。 20歳前後の青年達は、日本のアニメを観て育ちました。 「スラムダンク」や「セーラームーン」などが人気です。 今の子供達は「クレヨンしんちゃん」だそうです。 中国政府は、これら日本のアニメの浸入を快く思っていませんが、 いかんせん「面白い」ので、防ぎきることはできません。 そこで中国政府が考えたのは、 政府が大いにバックアップして、 自国のアニメ、マンガ、ゲーム産業を作りあげようとすることです。 最近ではコスプレ大会も政府指導の元で行なわれてます。 何もかもを禁止することで青年達が暴走するよりも、 自分たちが主催することでコントロールしたほうがマシだろうということです。 政府指導で面白いものができるのでしょうか。 まず無理でしょう。 でも、何でも禁止するより暴走を防ぐという考えはいいですね。 それはある意味政府の妥協ですけど、実利を優先する所はシタタカでサスガです。 このように中国や韓国では政府が反日をうたっていても、 映画やマンガ、音楽などで日本文化がどんどん浸入していきます。 特にネット全盛の現在では防ぐ手はないでしょう。 その結果がさっきの中国政府の妥協(?)につながるわけです。 さっきもちょっと話しましたが、 現在の20歳前後の男女は日本のアニメを観て来たのと同時に、 政府の抗日教育を受けてきました。 彼らの話を統合してみると、 日本の過去や、現在のやり方、国民性に不快を感じる人が多くいます。 でも、同時に日本の文化が好きなのです。 これは一種のダブルスタンダードですが、 私は、別にいいんじゃないかと思います。 日本人に置き換えてみると、 戦中や戦後のことを含めて アメリカ(国・人)のことを嫌っている人は少なからずいますけど、 マクドナルドやハリウッド(映画・俳優・女優)、 ジャズやロック、ラップ、R&Bなどの音楽、 メジャーリーグやNFL、NBLなどのスポーツ、 ディズニーランドなどの遊園地を嫌っている人は少ないんじゃないでしょうか。 その国の政治や宗教を認めなくても、 娯楽は認められるようです。 現に、かつてのフセイン政権下のイラクでも、 子供達に人気だったキャラはミッ○ーマウスでしたから。 長くなりましたが、 いがみ合っている人たち、国同士でも、 文化・・・ていうか娯楽でしょうか、 これは比較的受け入れやすいようです。 やっぱりつまらないものより楽しい方が好きですからね、人間は。 そう言う意味では娯楽の力はスゴイです。 いがみ合っている国(人)同士でも共有することができるのですから。 そう言う意味では、 世界平和に一番貢献している日本の産業は、 音楽、ファッション、マンガ、アニメなどの 娯楽産業なのではないでしょうか。 少なくとも私は、このことを誇りに思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.03 21:43:05
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