あまりにショックな出来事
とあるダイビングショップのHPにあるスタッフ紹介欄を見て驚いた。驚きのあまりのけぞっちゃった (゜д゜;;)))「ハリセンボンが大好きで~す♪」と、言っておきながら・・・「見つけたらバシバシひっぱたいて膨らませ皆に見せてあげます♪」 だって・・・_| ̄|○そして他のページには膨らんだハリセンボンとダイバーの写真が写ってるし・・・アリエナ━━━━川;゚;Д;゚;川━━━━イ!!ダイバーじゃない人だって、この文章を読んだら「本当にその人、ハリセンボン好きなの?」って疑問に思うよね。八丈島で働いていた時(もう10年も前になるので今はどうか分からない)ハリセンボンがダイバーを見掛けると猛ダッシュで逃げて行った。だから私はハリセンボンってそういう生物だと思っていた。それから屋久島へ移り住み、屋久島の海の中でもハリセンボンを見つけた。でもね屋久島のハリセンボンは逃げないの。そーーーっと近付き手を伸ばしたら触れそうなほど近くにまで寄ることができる。多分八丈島のハリセンボン達はダイバーに苛められ続けてきたから警戒心が強いんだと思う。一方屋久島は、ここ2~3年でダイバー人口は増えたもののまだまだダイビングのメッカほど多くないし、追い回したりもしないからまだ野生の状態なんだよね。野生生物はみんな必要以上に逃げたりしないんだよ。影響を与えないように見ていれば、こんなにもハリセンボンはフレンドリーなんだ。だから凄い勢いで逃げて行ったハリセンボンを思い出すと胸が痛む。ハリセンボンの仲間たちは敵に襲われそうになると海水をたくさん飲に込んで体を膨らませ、棘を立てます。そんな必死なハリセンボンを見て喜ぶなんて悲しいね。中には膨らみ過ぎて失神しちゃったり、なかなか元に戻れなくてアタフタしちゃったりする子もいる。最悪なのはパンクして内臓が飛び出しちゃうこともあるのだよ。本来、海は彼ら海洋生物のものだと思う。レクリエーショナル・ダイビングっていうのはレジャー、つまり遊びだよね。その遊びで海中にお邪魔させてもらってるダイバーが彼らに傍若無人な振る舞いをしていいのだろうか?「残していいのは泡だけ持ち帰っていいのは思い出だけ」謙虚な思いで、おじゃまさせてもらっているという意識で潜り続けたら海洋生物とだってもっと仲良くなれるのにね。☆,。・:*:・ '★,。・:*:・ '☆,。・:*:・ '★,。・:*:・ '☆この日記はうちのお客様も覗いてくれてるから当たり障りの無い内容ばかりUPしてたけど。。。あまりにショッキングな出来事だったので胸に留めておく事ができなかった(涙)ついでにこのショップは餌付けもしてた(-_-)私たち海を愛するダイバーが水中生態系を壊さないために何ができるのかその可能性を探っていこう!っていうのがショップのあり方だと思うんだけど。。。