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テーマ:最近観た映画。(40087)
カテゴリ:試写会で観た映画
旅行先のスペインで何者かに家族を拉致され、陰謀に巻き込まれてしまった青年が、
追われながらも家族を探し出そうとする姿を描いたサスペンス・アクションです。 “自分だけ、知らない ―――” 原題は、“THE COLD LIGHT OF DAY”。 ≪ストーリー≫ 青年実業家のウィル・ショーは家族とのバカンスのため、アメリカからスペインにやって来たが、 空港に迎えに来た父マーティンと久しぶりに会い、話すことがなく気まずい思いをしていた。 翌日、ウィルは両親と弟ジョシュ、ジョシュの恋人ダラとクルーザーに乗り沖へと向かう。 しかし、経営している会社にトラブルが起きていたウィルは、携帯を操作している時に、 舵取りを誤り、ダラにケガをさせてしまう。 その場の雰囲気に耐えられなくなったウィルは、薬を買いに泳いで海岸まで戻り、 再び海岸へ戻ると沖に停泊していたクルーザーが見当たらなかった。 別の場所でクルーザーは見つかったが、船内は荒らされ全員の姿が消えていた。 ウィルは警察に捜索を依頼するが、警官から襲撃されるが、父マーティンに助けられる。 そして、マーティンからCIA局員であることを打ち明けられるのだったが・・・。 ≪スタッフ≫ 監督はマブルク・エル・メクリ、製作はトレヴァー・メイシー、マーク・D・エヴァンズ、 製作総指揮はスティーヴン・ザイリアン、スコット・ワイパー、ヘスス・マルティネス・アセンシオ、 ケヴィン・マン、マシュー・ナーニシアロウ、マーク・キャントン、脚本はスコット・ワイパー、 ジョン・ペトロ、撮影はレミ・アデファラシン、編集はヴァレリオ・ボネッリ、 プロダクションデザインはベンジャミン・フェルナンデス、音楽はルーカス・ビダル、 音楽監修はジョジョ・ヴィリャヌエヴァ。 ≪キャスト≫ ウィル・ショーにヘンリー・カヴィル、父マーティンにブルース・ウィリス、 弟ジョシュにラフィ・ガヴロン、ジョシュの恋人ダラにエマ・ハミルトン、 母ローリーにキャロライン・グッドオール、他にシガニー・ウィーヴァー、 ベロニカ・エチェギ、ソシュディ・ゼム、オスカル・ハエナダ、ジョゼブ・マウルなど。 舞台はオールスペインで、南欧の美しい海辺や由緒ある街並みのマドリードなど、 背景だけを見れば、観光地を巡っているようなロケーションになっています。 ところが、そこで展開するのは、突然、家族全員が姿を消してしまった理由もわからず、 地元警察もアメリカ大使館も頼りにならず、やがて明かされる父親の本当の仕事・・・。 やがて孤立無援となったウィルが、誰が味方で誰が敵なのかわからないまま家族を探し、 知らない相手から脅しの電話が入り、CIAの仲間だという人たちも全く信用できず、 ある出来事で出会ったスペイン人の女性ルシアだけが頼りとなってしまいます。 観ている側はウィルと同様、何がどうなっているのかわからないまま引き込まれて、 ドキドキハラハラしながら、一気に終盤へと導かれていきます。 主人公のウィルは、“ジェームズ・ボンド”でもなければ“ジェイソン・ボーン”でもなく、 ましてや格闘技や武道の達人でもない、(体格はいいのですが)ごく普通の青年です。 ところが、いきなりの銃で狙われたり、屋上を逃げまくったり、高い所から飛び降りたり、 ラストには市街地でド派手なカーチェイスも! 人間、窮地に追い込まれたら何でもできる、いえ、やってしまうものなんでしょうね。(苦笑) 今作の主演は、新たに製作される“スーパーマン”シリーズ(「マン・オブ・スティール」)で、 主人公に抜擢され、ハリウッドで期待される若手の1人と言われているヘンリー・カヴィルです。 「インモータルズ -神々の戦い-」で主役を演じ一躍注目を浴びた・・・そうです。 残念ながら「インモータルズ」は観ていないので、どんな活躍ぶりだったのかはわからず、 「人生万歳!」(2009)などいくつかの出演作も観ていますが強烈な印象はなく・・・。 「マン・オブ・スティール」での活躍を楽しみにしたいと思っています! ブルース・ウィリスは共演・・・と言っても、出演シーンは前半(序盤?)だけで、 アクションを見せることもなく、ストーリーからいなくなってしまいます。 (同じく、シガニー・ウィーヴァーもそれほど出演シーンは多くなかったです。) ちょっとキャスティングで気になったのは、父役がブルース・ウィリスで、 母役がキャロライン・グッドオールで、次男役は生まれできそうな感じでしたが、 あんなに濃~い息子(ヘンリー・カヴィル)は生まれてこないのでは~?!(爆笑) 特に今作のヘンリーは、天然パーマらしきやや長めの髪でヒゲもとっても濃くて、 彫りの深い、やや中東系の雰囲気も漂わせている顔立ちだったので・・・。 フランス人のマブルク・エル・メクリ監督は、母国で短編作品をいくつか手掛けた後、 「その男ヴァン・ダム」(2008年)で長編作品を初めて監督しました。 製作国はアメリカ、メインキャストもアメリカ人ですが、監督がフランス人で、ロケはスペイン、 現場スタッフもヨーローッパ系のお名前がほとんどなので、アメリカ映画という雰囲気より、 スペイン映画かフランス映画のような、全編欧州の雰囲気で仕上がっています。 10月27日より全国ロードショー公開されます。 「シャドー・チェイサー」 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 25, 2012 12:05:12 AM
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