人が若者たりうるのは
「若者はね、負ける事は考えないものよ。 ……一度や二度しくじっても、最後には勝つと信じてる。 それが本当の若者よ。」…松本零二『銀河鉄道999』…無謀な挑戦をことごとく行い、 それでいて負けることなど微塵も考えない愛すべきバカ。 うるさいほどに自分を強調して、自分を貫き通そうとする。 それが若者。それこそが若者たりうる者の役割。 老成なんてしなさんな。似合ってないし、役不足だ。 人は『若者』であったからこそ、老成できる。 常に未熟でいたい。常に成長するから。 人生そろそろ死んでもいいかなって思えたら、熟しようと思う。 自分をまとめて書に記し、 小言と長話を嫌がる孫に聞かせながら逝くのも、 誰かのために最後まで生きるのもいい。 まあそんなことはいいや。成熟後は成熟後に考える。 今を処理できていないのにそんなことは考えられないな。