[教育]の記事一覧 | 星が見える名言集

批判せずに賞賛する

「この人たちは、批判せずに賞賛する。　しかし、この人たちは賞賛を控えめに利用するので、　賞賛は刺激剤としての力をいつまでも失わないし、　学生にとっての主たる報酬である達成感、自負心に取って代わることもない。　この人たちは、『教えない』。　学生が効果的に学習しえるような計画を立てるだけである。」…Ｐ・Ｆ・ドラッカー

Nov 6, 2005

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弱みは強みの制約要因でしかない

「その人たちは、『教師』たることによって　───言い換えると天与の人格によって───学習[習得]を産み出すのではない。　その人たちは、学生を学習に導く手法を通じて、そうするのである。　この人たちはまず個々の学生の強み[得手、長所]を見つけ出す。　それらの強みを伸ばすために目標を設定する。それも、長期目標と短期目標の双方を設定する。　しかるのちに、この人たちは、学生の弱み[不得手、欠点]に関心を向ける。　───弱みが、強みの完全な発揮を制約するものとして現れるからである。　次いで、学生に、自己の成果からのフィードバックを確実に得させる。　───自己を統制し、自己を方向づけられるようにするためである。」…P・F・ドラッカー

Nov 5, 2005

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躾と体罰の境界線は、子供を主権を持つ主体の幼態として捉えていない認識遅延による

「躾（しつけ）の目的は、自分で自分を支配する人間をつくることであって、　人に支配される人間をつくることではない。」…スペンサー

Oct 25, 2005

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対象が問題ではない、対象への光の角度が問題である

「人々の間の相違は、大部分が彼らがものを観察する知性の如何にかかっている。」…サミュエル・スマイルズ

Oct 22, 2005

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一度失ってみたまえ、取り戻せないものばかりだ

「幸福はまず何よりも健康の中にある。」…Ｇ・Ｗ・カーチス

Oct 21, 2005

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熟慮深い青年、行動力のある多齢な人

「私はその人柄のうちにいくらか老人的なものを持っている青年を好ましく思う。　同じように青年的なものをいくらか持っている老人を好ましく思う。　このような規則に従うところの人間は身体が年をとっても心が老いることは決してない。」…キケロ

Oct 20, 2005

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幻想への期待もせず、現実への期待もせず

「最も高貴な精神だけが真の満足を知っている。」…エドマンド・スペンサー

Oct 19, 2005

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世界には現実しかない。幻想を手に入れることは出来ないのだから

「現在持っているものに満足しない者は、　欲しているものを手に入れたときでさえも満足できないだろう。」…アウエルバッハ

Oct 18, 2005

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要約したら20冊で1冊の古典に敵うかどうか

「新刊書が非常に不愉快なのは、我々が古い書物を読むのを妨げるからである。」…ジューベール

Oct 15, 2005

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暇人

「一番文句を言う人間は、一番文句を言われるべき人間だ。」…マッシュ・ヘンリイ

Oct 14, 2005

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自分を押し隠すか、押し出すか

「自己の最善と信じるところに従って行動しない者は、　最も嬉しい時に笑い、最も悲しい時に泣くことのできない者に似ている。」…ジャン・マリイ・ギュイヨ

Oct 13, 2005

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あるのならば教えて欲しい

「世には永久に変わらぬ事実もなければ、同じように絶対の真理もない。」…ニーチェ

Oct 11, 2005

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中傷など構っていられない

「中傷誹謗に対する最善の返答、　それは黙々と自己の義務を守ることである。」…ワシントン

Oct 10, 2005

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無視が一番

「中傷は奇妙な性質を持った悪徳である。　それを叩きつぶそうとすると生き返ってくる。　放って置けば自然死してしまう。」…トマス・ペイン

Oct 9, 2005

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理論と知識と経験の連関の式が知りたい

「科学は組織された知識である。」…スペンサー

Oct 6, 2005

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映画『海を飛ぶ夢』

「過去は怖くない。未来が恐ろしいの。　きっといつの日か、脚だけでなくもしかして、、視力を失うかもしれない。　決して治らない。今までは運が良かった。　でももしまた発作が、そして次の発作が……っ！　誰にも予測できないし、誰にも止められない！　最後にどうなるのかも分からない！」「ご主人は楽観的よ。」「それが何になる？　治療法はないのよ。　夢を追ったり仕事をする意味がある？　どうせまた発作が起きて身体が壊れていくのよ！　全てが虚しいだけ。　……『尊厳死の会』に入るわ。　２年前、病を宣告されたとき、参加しようと決めていたの。　でも気が変わった。だけど今回の発作で……もう耐えられない。　こんな生き方は嫌よ。」「ご主人は承知？」「話さないつもり。」「話すべきよ。　フリア、恐怖は強力な武器なのよ。心を決める自由さえ奪う。　今は『恐怖』に身を屈しているけど、その同じ『恐怖』が考えを変えてくれることもある。」「死を推奨する立場でしょ？」「いいえ。違うわ。　苦しみ悩む人たちに『この世から去れ』と言うと思う？　言わない。　私たちは『自由』を護るの。　生きる自由、死ぬ自由、この２つは違う。　あなたの病気は『脳血管性痴呆』。　つらいのはよくわかる。でも、もう一度よく考えて。」…映画『海を飛ぶ夢』

Oct 3, 2005

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映画『海を飛ぶ夢』

「爺ちゃんの運転じゃ辿り着けるわけないよ。」「何てことを言う。」「老いぼれだもの。」「当たり前だろ。老人だ。」「口うるさいし、いつも座ってばかり。役に立たない。」「いつの日か、この先何年も経った後、　お前は今の言葉を死ぬほど後悔し、自分を憎むだろう。」「どうして？」「いずれ分かるさ。」…映画『海を飛ぶ夢』

Oct 3, 2005

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映画『マイ・ライフ』

「ブライアン、階下で色々考えてて、おまえに話しておきたい。　男と男の話だ。　いいか。パパは自分で望んで死んでいくのではない。　望まない事も起こるのが人生だ。　ポールが言ったとおり、僕は親父に似ている。　本当はいい人間なのに───仕事でめったに家にいない。　おまえも、そういう父親を恨む。そうだろ？　パパを知らずに育っても、パパがいないことを、、悲しむな。　死は辛いが生の意味を、学べる。　パパは感謝してるよ。おまえと時を過ごせた事を。　パパの生涯で、一番幸せな日々だった。　ありがとう、ブライアン。」…映画『マイ・ライフ』

Oct 2, 2005

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映画『マイ・ライフ』

「彼女といると幸せで気分が満ちたりた。　ある朝気づいた。『彼女を───愛してる』と。突然気づいた。『これが恋だ』と。　つまり、誰かを好きになるということは、愛に繋がる。　相手が誰であろうと長い間好きで、ずっと好きなら、愛を理解できる。　パパは、そう思う。」…映画『マイ・ライフ』

Oct 2, 2005

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映画『マイ・ライフ』

「……一つ言わせてくれ。　俺は兄貴を愛してる。嘘じゃない。　だが兄貴は───時々鼻持ちならないイヤな奴になる。　俺が家業を継いだら口をきこうともしない。」「おまえが背を向けた。」「ロスに背を向けたんだよ。あそこでは暮らせない。　家族も友達もいない。兄貴は仕事が全て。　２週間いて一緒に飯を食ったのは２回だけ。しかも慌しくね。」「おまえは年収６万ドルの仕事を蹴って屑鉄屋へ。」「"金属再生業"っていうんだよ。」「違うね。"屑鉄屋"だよ。」「兄貴は屑鉄屋だった親父を嫌った。　俺は汗水流して働く親父の姿が好きだった。」「嫌ってなど。」「嫌ってたさ！　とにかくたった一人の親父なんだぜ。　小さい頃親父と、クリーブランドへいったんだろ？　"親父と２人で汽車へ乗った"って、兄貴は何度も繰り返し話してくれた。　目を輝かせてね。あの目の輝きはどこに？」「分からない。」「……皮肉だな。親父を嫌ってるのに───兄貴は親父に似てきた。」…映画『マイ・ライフ』

Oct 2, 2005

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映画『マイ・ライフ』

「父さん、その話はもうよそう。」「家族から逃げた。」「僕は逃げたんじゃない。人間らしい生き方をしたくて家を"出た"のさ。」「それで家族が邪魔になったのか？　かみさんが電話をしてこなきゃ、おまえは死んだも同然だった。」「家に電話したってウダウダ同じ話ばかり！　する気もなくなるよ。」「それでも電話くらい。」「彼は皆さんを愛しています。」「そうは思えんね。」「言っとくが僕に愛の話をしないでくれ。その理由がわかるか？　ロスに移って１０年。訪ねても来ない。僕の仕事や暮らしを知ろうともしなかった。　それが愛か？」「母さんは飛行機嫌いだ。」「汽車がある。」「でも遠すぎるわ。」「ほらね。いつもこれだ。　……どうしてこんなことになった？」…映画『マイ・ライフ』

Oct 2, 2005

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『フランクリン自伝』　自己の戒律を作る

「私自身は、明確を期するために、少数の名称に多くの意味を含ませるよりも、　名称はたくさん使って、それら一つ一つが含む意味を狭く限定しようと考えた。　そこで私は、当時自分にとって必要であり、　また望ましくも思われたすべての徳を13の名称に含めてしまい、　それら1つ1つに短い戒律を付けたが、　それを見れば私がそれぞれの徳をどのように解したかがはっきり分かるはずである。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 27, 2005

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『フランクリン自伝』

「私がそれまでに読んだ本には、色んな種類の徳が列挙してあったが、　その徳目の数を見ると、多いのもあれば少ないものもあった。　それは著者によって同じ名称を用いながら、　それに含ませた意味に広い狭いの別があったからである。　例えば節制の徳には、これを飲食に限っている著者もあれば、　その意味を広めて他のあらゆる快楽、食欲、性癖、性欲、肉体的ないし精神的情熱、　さらに貪欲や野心までも含めて、これらのものを適宜に節することだとする人もある。」　…ベンジャミン・フランクリン

Sep 27, 2005

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『フランクリン自伝』

「そこで私はとうとう次のような結論に達した。　完全に道徳を守ることは、同時に自分の利益でもあるというような、　単に理論上の信念だけでは過失を防ぐことはとうていできない。　確実に、普遍に、常に正道を踏んで違わぬという自信を少しでも得るためには、　まずそれに反する習慣を打破し、　良い習慣を作ってこれをしっかり身につけねばならないというものである。　私は、この目的のために次のような方法を考え出した。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 26, 2005

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『フランクリン自伝』

「しかし、やがて私は思ったよりもずっと困難な仕事に手をつけたことに気がついた。　何かある過ちに陥らぬよう用心していると、思いもよらず、　他の過ちを犯すことがよくあったし、うっかりしていると習慣がつけ込んでくるし、　性癖の方が強くて理性では抑えられないこともちょくちょくある始末だった。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 25, 2005

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『フランクリン自伝』

「実際、人にものを教えようとするときに、　押しの強い独断的なものの言い方で自分の考え方を述べたのでは、　人は反対したい気持ちになって素直には聞いてくれないだろう。　また他人の知識から教えを受けて賢くなりたいというのに、　しかも現在の考えを固執するようなことを言っては、議論を好まぬ謙遜で思慮ある人なら、　おそらく間違っていてもそのままにしておいて直してはくれないだろう。　さらにまたこういうやり方では、聞き手に好感を与えて喜ばせたいと思っても、　あるいは相手を説得して同意を得たいと思っても、まず無理というものであろう。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 25, 2005

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『フランクリン自伝』

「談話の重要な目的は、教えたり教えられたり、人を喜ばせたり説得したりすることにあるのだから、　ほとんどきまって人を不快にさせ、反感を引き起こし、言葉というものが我々に与えられた目的、　つまり知識なり楽しみなりを与えられたり受けたりすることを片端からダメにしてしまうような、　押しの強い高飛車な言い方をして、せっかくの善をなす力を減らしてしまうことのないよう、　私は思慮に富む善意の人々に望みたい。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 24, 2005

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『フランクリン自伝』

「私は、人と人との交渉が真実と誠実と廉直とをもってなされることが、　人間生活の幸福にとって最も大切だと信じるようになった。　(中略)　天啓は実際それ自身としては私にとって何らの意味も持たず、　ある種の行為は天啓によって禁じられているから悪いのではなく、　あるいは命じられているから善いというものでもない。　　それらの行為は、あらゆる事情を考え、　本来我々にとって有害であるから禁じられ、　あるいは有益であるから命じられているのであろう。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 24, 2005

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『フランクリン自伝』

「どこの土地にも、この土地はその中に破滅すると言い触らして歩く悲観屋がいるものだ。」…ベンジャミン・フランクリン

Sep 24, 2005

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映画『イン・アメリカ』

「天使の血はブルーだって。　アイルランド語で『黒人』は『ファー・ゴラム』と言うの。『青い人』って意味よ。　黒い人は『ファー・ドウブ』。意味は悪魔。」「見破られたか。」…映画『イン・アメリカ』

Sep 19, 2005

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思想の自由です

「宗教は民衆の阿片である。」…マルクス

Sep 18, 2005

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観客に何がわかる

「私は人生を外部から観察する人々の最も明快な論調よりも、　人生を内部から観察する人々の空想、否、偏見をすら愛する。」…Ｇ・Ｋ・チェスタトン

Sep 14, 2005

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自己を転換する

「あらゆる教育の一番よい部分は、人間が自分自身に与えるところの教育である。」…ウォルター・スコット

Sep 12, 2005

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映画『海辺の家』

「その背中、どう悪いの？　手術をした？　今飲んでるのはかなり強い鎮痛剤だろ？　しかもどんどん減ってく。」「おまえまさか……」「やってないよ。でも靴下に隠すのは古い方法さ。」「…癌とトラブってるんだ。」「それは、、どういうことだい？　トラブルって？」「解決法のないトラブルさ。」「意味がわからない。」「だから、サム、こうして、おまえと夏休みを過ごしたかった。ここで。　悪い事が良い事を導く事ってあるだろ？」「つまり、死ぬのかい？　ママにもそれを。　……くたばれ！　汚い！　チクショウッ！！　死ぬと知ってたんだな。」「皆、いつか死ぬ。時期が早まっただけさ。」「俺に嘘をついた。」「嘘で自分をごまかしたいよ。」「自分のために俺に夏休みをここで過ごせといったんだ。　自分勝手なクソヤローが！　息子の俺に好かれたくてか！？」「好かれたいためじゃない。愛して欲しかった。」「そうかよ、よかったな！　成功したじゃねーか！！」…映画『海辺の家』

Sep 9, 2005

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映画『海辺の家』

「自分を変える方法って？」「どうなりたい？」「今以外の俺に。」「今のおまえは？」「無だ。」「それは違う。」「違わないよ。自分のことは自分が一番わかる。」「難しい子だ。」「ターホーへは行かなかったよ。」「行ってたら何を？」「今ごろラリってた。」「『やめろ』と頼んだら？」「２日間、何もやっていない。努力してる。」「偉いぞ。」「まだ早い。こいつも隠すんだな。　あんたが飲んでる薬……トベる。」「一度、じいさんの頭に銃を。本当だよ。『肉の焼き方が足りない』と母さんを怒鳴って……、　俺は銃を持ってきて銃口を耳に押し付けた。だが怖気づいた。　ＢＢ銃だったが当たりゃ痛い。」「何か言った？」「お袋の話をしてた。親父を捨てず、サングラスを掛け夕食の用意を。　皆、気づかないふりをしてた。」「出てきゃいいのに。」「親父を恐れてたが離れるのも、きっと怖かったんだ。」「俺なら殺す。」「そう、殺していれば───飲酒運転などせず、お袋も衝突で事故死などしなかった。　対向車の女性も死んだ。その後部座席には女の子が……。　おまえをお袋に会わせたかった。　今もその子のことを……母親は死に、父親は行方不明。」「殺せばよかったと思ってる？」「親父の事をか？　愛しすぎてた。」「ヘンだよ。」「確かにヘンだ。」…映画『海辺の家』

Sep 8, 2005

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映画『海辺の家』

「おまえは放っておけない。　おまえが吸うもの、嗅ぐもの、呑むもの、全てが心配だ。」「１２の時からやってら！　知らなかったろ大バカヤロウ！！　いままでほっといたくせによ！」「今日以外のことは全部謝る！　今日は違う！」「いまさら遅いんだよ！」「手袋を」「バカ言うな」「座れ」「うるせえ！　サツを呼ぶぞ！」「座れ！」「児童虐待だ！　未成年者を虐待すると懲役だぜ！」「俺の親父が生前、どういう仕打ちをしたのかを話そう。」「あのクサは人のものだ。」「俺を親父より小さい人間に思わせようとした。　虫けらみたいな親父よりも小さい人間にしようとした。　いい成績を取ると『おまえは運動が下手だ！』　髪を切ると『まだ長すぎる』　スキンヘッドにすると『おまえはサイコか！』　そして言葉が、足りなくなると……」「クサの代金の金を」「手は、上げない。小さい人間どころか幸せにしてやりたい。　だがおまえは誰とどこにいても幸せそうじゃない。　人生の大半、俺もそうだった。おまえを見てりゃわかる。　　死人同然だ！」「聞こえてないよ。」「大抵の場合───人はゆっくり変わる。　自分でもそれと気づかず、変わってしまってからそのことにはじめて気がつく。　だが突然変わる事もある。俺が、そうだ。　一緒に家を建てよう。いいだろ？」…映画『海辺の家』

Sep 8, 2005

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映画『アララトの聖母』

「本気で言ったんですか？　『事実じゃない』と。」「虐殺が？」「そうです。」「僕を殺すか？　　僕は虐殺の話を知らずに大人になった。　役のための下調べで『強制移送』について知った。　多くの人間が死んだ、第一次大戦だったから。」「トルコはアルメニアと戦争していなかった。　ドイツもユダヤ人と戦争していなかった。　彼らは守られるべき市民だった。　あの場面は事実に基づいています。　あなたが演じた総督は、アルメニア人を殲滅するためヴァンに送り込まれた。　電報や公式文書で……」「『何か』が起きなかったとは言ってない。」「『何か』？」「僕はカナダ生まれだ。君もそうだろ？」「ええ。」「ここは新しい国だ。過去の嫌な出来事は忘れて仲良くやろう。　誰も君の家を壊さないし、家族を破滅させない。　だから───シャンパンを抜いて一緒に乾杯しよう。」「ヒトラーは『ユダヤ人絶滅計画』を将校たちにこう説明した。『誰がアルメニア人絶滅を覚えているというんだ？』」「誰も覚えていない。昔も今も。」…映画『アララトの聖母』　

Sep 8, 2005

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映画『アララトの聖母』

「見事でした。」「どうも。」「総督の役を演じるのは妙な気分でしょう。」「ああ。」「僕は子供のころから『悪いトルコ人』の話を聞き、慣れています。　でもあなたの演技でまた怒りを覚えました。」「ありがとう。君はアルメニア人なんだね。」「そうです。だからあなたの力強い演技に、怒りが蘇った。」「誰が演じても同じだ。」「つまり？」「君は、あの役を憎むべき立場にいるから。」「でもだからこそ、そう簡単には心を動かされるはずがない。　あなたの演技を最初は冷めた目で見ていましたが、最後にはあなたを……」「殺したくなった。」「そうです。」「父はトルコ大使を暗殺しようとして殺された。15年程前です。　父がなぜトルコ大使を殺そうとしたのか、今までどうしても理解できなかった。　でも今日、分かった気がする。あなたのおかげです。」「それは何よりだ。」…映画『アララトの聖母』

Sep 7, 2005

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映画『アララトの聖母』

「サロヤン監督。」「なんだね。」「反論すべきです。」「彼は出演を後悔している。トルコの同胞たちの怒りを買うからだ。」「彼はアルメニアがトルコと戦争してたと。腹が立ちませんか？」「いや、別に。」「我々も『トルコの市民』として、守られる権利があったんですよ？」…映画『アララトの聖母』

Sep 7, 2005

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映画『アララトの聖母』

「僕をこの役に起用したのは、トルコのハーフだから？」「いや、この役には君が完璧だったから。」「トルコ人だし。」「それは偶然だ。」「僕の歴史観を知りたいですか？」「つまり？」「虐殺の事実があったかどうか。」「聞いても仕方がない。」「時間は取らせません。役を演じていると腹の底から感じるものなんです。　頭ではなく。　僕なりに調べましたが……アルメニアはトルコの脅威だったんです。　東側の国境はロシアに脅かされ、アルメニア人が願える事を恐れた。　戦争中だったし、よくあることですよ。」「出演してくれてありがとう。」…映画『アララトの聖母』

Sep 7, 2005

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映画『アララトの聖母』

「顔を忘れぬよう写真をくれたか。　よく見ろ。我々を愚かだと教えた女の顔。　トルコ人は無知で復讐心が強く、血に飢えていると。　今度は私が教える番だ。　　お前たちに起きることは自業自得だ。　預言者イエスについて語っているくせに、お前たちは何も信じていない。　大事なのは商売と金だけ。街にはお前たちの店や金貸し業者ばかり。　堕落しきっている。だから破滅するがいい。」…映画『アララトの聖母』

Sep 6, 2005

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映画『アララトの聖母』

「アッシャーに署名させろと言う書類は何だ？」「『トルコの保護を拒否する』という文書。」「彼はアルメニア人の味方だ。」「そのとおり。アッシャーは以前にも総督と会い、計画を止めようとした。」「計画とは？」「アルメニア民族の虐殺。１００万人以上が殺された。古来の文明が絶え果てた。　殲滅は組織的だった。トルコ東部の全アルメニア人が殺された。」…映画『アララトの聖母』

Sep 6, 2005

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日々作っていかなければ離れる組織に他ならない

「家族とは、「ある」ものではなく、手をかけて「育む」ものです。」…日野原重明

Aug 29, 2005

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唯一の有効な、勉強ではない学習

「知識は、単に記憶力によってではなく、　自分の思想上の努力によって獲得された時にのみ知識である。」…トルストイ

Aug 28, 2005

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教育も変化に対応しなければならない、革新を必要とするもの

「私達があらゆる努力をする…全精神力、精神力全体を傾注して、　まず自己を極限にまで使い尽くして高めきった後に、　私達は今一度これまでの過程で獲得してきた事柄すべてを捨て去ることができなければならない。」…ルドルフ・シュタイナー『現代の教育はどうあるべきか』

Aug 28, 2005

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主観を押し付けるのではなく引き出すことが教育である

「人を評価するのはよしなさい。　その前に、その人が世界をどういう風に眺めているかが　分かるようになりなさい。…マーラ・メイブルズ・トランプ

Aug 27, 2005

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真実を教えるのではなく

「ある真実を教えることよりも、　いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。」…J.J.ルソー

Aug 27, 2005

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罰は、その後に模範を示さなければ教育ではない

「罰の目的は悪の防止である。それは決して善への拍車とはならない。」…ホレース・マン

Aug 27, 2005

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自分を知りたいのならば、自分を動かしてみる

「如何にして人は自分自身を知るのか。　考察によっては決して知り得ないが，行動によってならおそらく知り得よう。　君の義務を果たそうと試みよ。　そうすればすぐに何の能力が具わっているかが君に分かるだろう。」…ゲーテ…名詞を動詞化すればその効力が分かる。　自動車かスクラップかどうかは動かしてみれば分かる。

Aug 26, 2005

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