読書メモ♪その2<2010年8月&9月>
読書メモその2「夜行観覧車」 湊 かなえ 新作が出てるとつい読んでしまう湊かなえ。でも「告白」ほどのインパクトと怖さはどの本でも得られず。今作も、ぐいぐい読まされはするけどう~んイマイチ。ラストもあんまり納得いかない。 「小さいおうち」 中島 京子直木賞受賞作。戦前~戦後にかけての上流階級の奥様と女中さんのお話。私こういう話、好きなんだわ~。「本格小説」とか。こう、一時代前の人々の暮らしぶりみたいなの。女中さんのプライドと心意気みたいなの。ラスト、仕掛けがしてあって面白かった。 「f植物園の巣穴」 梨木 香歩 植物園に勤める男の人がけがをして人事不省に陥っている間に夢とうつつ、異界と現実世界を行きつ戻りつしながら忘れていた感情や自分にとっての大事なものに気付いていくというお話。文体が時代がかっていて独特だし、読む人によっては何言ってんのわけわかんないって感じの本かもしれません。私は好きでした。大事なことに気付けてよかったね。間に合ってよかったね。と思ったことでしたわ。 ところで先日、栗を採るために木に登っていた夫、雨上がりで木が濡れていたためすべって落ちて腰をしたたかに打ったそうです。翌日から泊まりがけの合宿。県外まで長距離運転したうえ体操の指導をしないといけない。妻としては当然心配なわけですよ。ところが夫という人は、心配されるのが嫌いな人で、「具合どう?」「大丈夫?」とか聞くとめっちゃ不機嫌そうに返事するのよ。「何が?」「大丈夫じゃないよ」とか。骨にヒビでも入ってるといけないから合宿行くのやめたらと言うと「は?行くよ」みたいな。なぜ心配してもらって半ギレかorz心配されるのも嫌いだけど人の心配もしない人で、まだ新婚の頃私が熱で寝込んでトイレに行くのもしんどいというようなときでも声をかけてくれるどころか食べ物飲み物も持ってきてくれなくて、そんな人だと思ってなかったから心の底からびっくりして、なんという人と結婚してしまったのかと後悔したものだった。私が38℃や39℃の熱があろうと仕事休んで病院連れてくなんてことはもちろんないし、早く帰ってきて子供をお風呂に入れてくれることもない。「子供1日くらい風呂入れなきゃいいじゃん」ってのが夫の言い分なのです決して冷たい人じゃないし、心配してないわけじゃなく、私が動けないときの家事のフォローなんかは完ぺきなんだけど、あまりにも態度がアレなので、「そういうのはどうかと思う。せめて具合はどうかくらい聞いてくれ」と頼んだら、次回からは朝起きたとき「熱は?」とだけ聞いてくるようになったけど。学校の健康観察かよ去年のハナの出産のときには、陣痛が始まってるとわかっているのにケータイを持たずに体操の練習に行き、普通どおりに食料品の買い出しまでして帰ってきたのも今となってはいい思い出ですとも早く病院連れてけよみたいなね 読書メモ♪その1 もよろしくね