通学圏内に軽度知的障害児だけの高等養護ができるというので、説明会に行ってきた。
障害の幅が広い生徒を対象とした従来の養護学校では適切な支援ができなかったところを改めるため、軽度に限定して職業訓練を行い、100%の企業就労を目指すという特別支援教育法を受けての自治体として展開する最大の事業なのだという。
お役所だけで閉じていると、意気込みの割には変なものができちゃったりするのだけれど、民間の就労支援コンサルタントの意見なども取り入れて、なかなか良い内容になっているように思える。
・ 頭を下げて、雇って頂くようなことはしない。
企業にとっても損のない人材に育てる
・ そのために社会のニーズにマッチした職業教育をほどこす。
陶芸なんて有田焼産地でだって就労できない。
木工なんか刑務所製品にかないっこない
・ 療育手帳、障害者枠をあてにすることもしない。
専門家としての背景と意気込みを感じる話を聞いて、息子の進路の一つとして真剣に考えることにした。
公の動きというのは無駄なところも多いけれど、財布も大きく、的確に動けば個人や民間の団体にはとてもかなわないパワーを発揮する。期待したい!
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