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2006/08/14
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りおはよく電気を消したがる。
「省エネでしょ!」などといっていたが、勉強するときもどうみても暗すぎる所でやっているので、目に悪いじゃないと都度注意していた。

先日、同じ言葉を口にしながら、もしかして、この子も蛍光灯がだめなんじゃと気づいて、「灯りがまぶしい?ちらちらしたりする?」と聞いてみたら、あっさり、うなずく。

そうだったのかぁ、、、
だったら、言ってくれれば、とつい思ってしまう。

自閉症には感覚過敏があり、蛍光灯のちらつきが一般人よりはっきり見えるということは専門書などにはよく見られる記述なのだけれど、本人はそんなこと言ったこともないからつい、この子にはそういうことはないのだろうとあまり深く考えず思っていた。

じゃ、どうすればいいのか。自分とは感覚の違う相手の問題は理解しにくいと同時に対応もしづらい。ここは同じ感覚の方達に伺ってみるしかないとアスペルガーの方達のサイト-アスペルガーの館をお尋ねしたら、快く教えてくださった。

私の質問とレスを読んで、初めて自分が何故、蛍光灯を嫌っていたのか気づいたというアスペルガーの方もいらした。りおのレベルじゃとても自分の問題を認識できず、省エネなんて口実になったのだろう。

高機能の方々が自閉症のことを語りだしたのはここ10年くらいのことというけれど、自閉症児の親にとっては大変ありがたいことだ。

蛍光灯よりは白熱灯、さらにはバイオライトという特にちらつきのない電球が開発されているという。よし、なんとか夏休みのうちにりおの部屋と家族の共有スペースは白熱灯にしよう。

こういうことに気づくと、解決策が見つかってよかったと思う一方、この子の困難さを感じて辛さもある。息子の障害に気づいて、3年近く、その間それなりに勉強もしてきたのにこんな簡単なことにも気づくのにもこんなに時間がかかってしまった。まして、これから社会に出て行った先で理解を求めることのなんと難しいことか!

しかも、家はなんとかなっても、学校やオフィスはすべて蛍光灯だ。このことがこの子達の住みづらさ、そのもののように思える。








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Last updated  2006/08/15 03:56:03 PM
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