NHK特集でニートがどうやって社会に適応していくかという番組をやっていた。最後の20分くらいしか見られなかったので、番組そのものについては言うことはないのだけれど、ニートが社会に出て行くための合宿の終了式で、目標として述べていたことが気になった。
・ 仕事に間に合うよう朝起きること
・ 挨拶をすること
・ 視線を合わせて人と話すこと
これって発達障害の子供達の課題とぴったり重なる。我が家の息子は時間管理の問題ないが、後の二つは学校でもこまめに注意されている。
ニートの中には少なからず発達障害の子もいるはずだ。時間感覚が普通ではなくて朝起きられない子と夜更かし、夜遊び等で起きられないのでは指導の方法も全然違うだろう。
折角、こうしたプログラムを作るなら最初に彼らが何故社会に不適応を起こしているのか、原因を探る手順を考えて欲しい。何度も遅刻する男性に苛立ちを抑えて注意している指導者の表情を見て、そう思う。根性が足りない、なんていわれたら発達障害の二次障害になりかねない。
|