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テーマ:日本の歴史(1071)
カテゴリ:神話
あれ、いろんな機能が付くのはいいんだけど、 操作がわからん・・・・ 今度の休みにじっくりやりますかね。
今日はガッチリ出雲神話の国引き神話。 縄文時代の出雲の神様は4ヶ所から国を引っ張ってきたんです。 一つは新羅、一つは越。 こいつはよくわかるんだけど、あと二つは、どこなんでしょ? 風土記には、 「北門(キタド)の佐伎(サキ)の国」と 「北門(キタド)の良波(ヨナミ)の国」・・・ こいつぁ、どこなんでしょうね。 岩波文庫の解釈ではね、 島根県の北海岸にある 「ミサキ」と「ノナミ」じゃーないかってー言ってるんだけど、 素盞嗚氏的には???なんです。 なんでかって言うと、 まず新羅と越は海を渡ったところじゃないですか。 だから他の二つも海の向こうじゃないかっって思うんです。 しかも「北門」っていうんだから、 出雲から見て「北」にあるわけで、 しかも「門」なんだから「港」じゃないかって思うんです。 そーすると、出雲から見て北はどこにあたるのか? 地図を見てみると、そこは ウラジオストックとかムスタン岬なんです。 ううう、でも縄文の時代に出雲が そんなところと関連があったんかなぁ・・・・ んで調べてみました。 何を調べたかっていうと、 黒曜石 なんです。 この黒曜石ってーのは面白いモンで、 発掘されたヤジリなんかの加工品が、 どこの「産地」なのかがだいたいわかるんです。 だから、ウラジオストックなんかで発掘された 黒曜石の加工品を調べれば、 原産地がわかるんですね。 ウラジオストックに博物館があるんだけど、 そこには70数点の黒曜石のヤジリがあるんですよ。 んで、その原産地を調べてもらいました。 (我が師匠、古田武彦氏が) そしたらね、すごい結果が出たんです。 その約50%が出雲の隠岐島が原産地だったんです! 要するに、縄文時代に出雲とウラジオストックは交易をしていた! これなんですね。 「今」の常識じゃーわかりにくいんだろうけど、 今のような国境のない時代(縄文時代)には、 「海」を「道」として、ダイナミックな交易をしていたんですね。
隠岐島の黒曜石をバックに出雲は、 列島はおろか、朝鮮半島や現ロシアにまで勢力範囲を持ってたんです! そして当然列島にも大きな権力を誇示してたんでしょうね。 近畿天皇家の神話や歴史ではあまり語られないところなんでしょうけど、 縄文晩期は、間違えなく出雲を中心とした縄文国家が存在した、 素盞嗚氏はそう思います。 だから旧暦の10月は、 一般的に神無月と言われて、 出雲だけが「神有月」っていうんです。 要するに、他地域の「領主」が 参勤交代よろしく、毎年10月に出雲参りをしたんですね。 以前書いたように、対馬の天照大神伝承で伝わっている通りなんです。
しかし権勢を誇った出雲も、「栄枯盛衰」・・・・ 没落を迎えるんです。 そう、国譲りです・・・・・ 次回はこの辺のことを考えます。
この一週間、こわいほどパチパチで勝ってるんです。 今日も1時間半で3万円GET! この一週間で19万円勝っちゃってまぷ♪ 8万円は嫁素盞嗚に取られちゃったけど・・・・ えーとね、今日の勝ちはバレませんでしたよ♪ SEE YOU NEXT TIME
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