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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Apr 17, 2006
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:神話
明日から群馬。

定例の出張の他、新たな提案をする予定なんス。

ビッグビジネスにつながるか!

勝負じゃー!



ってなワケで、久しぶりの古代史♪

縄文「出雲王朝」のとこまで書きましたよね。


さて、紀元前3世紀、

弥生時代に突入します。

いよいよ金属器が伝わってきました。

前述のように、出雲王朝は、

金属器以前の武器、黒曜石の王朝でした。

国引き神話でも書かれてるように、

出雲は挑戦半島の新羅とも交易の痕跡があるから、

当然直接金属器が伝わったと考えられるけど、

主要ルートは、どうも対馬、壱岐経由だったようなんです。

なぜかって言うと、

こいつはね、鋳型なんです。

金属器、この時代は銅器なんですが、

当初は当然「製品」として伝わったと思うんです。

でもそのうち、「自分でも作ってみよう♪」

そう思うんじゃないですかね。

半島から伝わった銅器、多分「銅剣」だと思うんだけど、

もちろん「ダータ」じゃないですよね。

新しい発明品なんだから、メッチャ高価だったはずですよね。

だから、そんなに「イータカ」なモンなら、

自分達でも作ってみようぜ♪

ってーのが人情じゃーないですか。

で、多分半島の朝鮮人か、本当北部の中国人に

「おせーてぇなぁ♪」

ってなもんで製造方法を聞いたんでしょう。

日本列島西部には多くの銅器の鋳型が発掘されてるんです。

ここで面白いことがあるんです。

この銅器(銅剣)の鋳型の出土地、

全国の90%近くは九州なんです。

しかもそのほとんどが北部に集中してるんですね。

そして、対馬・壱岐からも出土してるんです。

肝心な出雲は?

こいつが出土してないんです。

とは言うものの、

製品としての銅剣は、以前も書いた通り、

荒神谷から357本もの一斉出土があるんですね。

これの意味するものは何か?



これはねぇ、

出雲の致命的な判断ミスだったんじゃないかと思うんです。

金属器という画期的な利器という認識はあったと思うんですが、

数百年の王朝にアグラをかいた出雲は、

その金属器の利権を独占しなかった!

一の子分だった「天国」を信じ、

対馬・壱岐ルートの流通を認めてしまったんじゃないでしょうか!

出雲王朝が先見の目がなかったのか、

天国(アマクニ)の天照大神が老獪だったのか・・・・・


ここが大きな歴史のターニングポイントだったんでしょう。

銅剣の輸入と製造権を持った天国は、

ジワジワと力を蓄えていったことでしょう。

豊臣政権下の徳川みたいなモンでしょうかね。


そしてこの頃のもう一つの大きな問題、

それは「稲作」!


2300年前のことだけど、

ここには大きな政治的力が働いてるように思いますね。



あれ、チット長くなりましたね。

今ね、あんまり面白くない話しなんだけど、

こうやってブログに書くことで、

自分の考えがまとまってくるんです。

素盞嗚氏的には、紀元前がよーく見えてきました♪


卑弥呼以前・・・・・

大和の匂いのしない時代を理解することから始めないと

7世紀は見えてこない・・・・・


沙奈さん、

時間、かかりそうだけど、

ジックリ付き合ってね♪

SEE YOU NEXT TIME







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Last updated  Apr 17, 2006 11:40:55 PM
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