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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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May 31, 2007
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カテゴリ:オフィス素盞嗚

越後屋、お吟、

ノン気にエサを喰っとる場合か?

おさよは警戒心より冒険心が旺盛、

ほれ、

さっそく家の中を覗いておるぞ。

おぉ、桟に手を掛けよった!

ワシにはまったく気付いておらん。

「ここはどこかしら?

 なんか面白そー♪」

おさよは家の奥まで無警戒に進んで行った・・・

阿呆よのぉ、

どうだ、越後屋、お吟!

おっ!

 

 

 

越後屋夫婦3

お吟め、気付きおったか!

ふっふっふ、しかしどうしようもあるまい♪

それとも何か?

おさよを追って、お主も家の中にはいるか?

ふわーはっはっは!

 

おさよを心配そうに遠目から見守り、

時折恨めしそうに素盞嗚さまを

睨みつけるお吟。

 

 

 

お吟

どうにもなるまいて♪

 

素盞嗚さまの手がサッシにかかった・・・・

しゅるしゅるしゅる・・・・

お吟は一歩退いてこっちを睨む!

ん?

越後屋、我関せずのエサ喰い・・・・

うーむ、猫の世界も人間と同じじゃのぉ。

母は子を思い、

父は自分のことで精一杯か・・・・

・・・・

おさよは事の重大さにまだ気が付いてない。

「らんらんらーん♪

 初めて見るものがいっぱーい!」

そんなおさよに素盞嗚さまが近づくと、

「え?なんなのなんなの!逃げなきゃ!」

一直線に庭に向かうおさよ。

しかし無情にもサッシは閉まっている・・・・

そうとも知らずにおさよ、

サッシに激突!

さらにパニックになったおさよ、

家中を駆け回りはじめた・・・・

ふっふっふ、

無駄じゃ無駄じゃー!

観念せい、ほれっ!

あイタッ!

 

やられた

さすが越後屋の血を受け継ぐ子よ、

危うく頚動脈をやられるところだったワイ!

これ!おさよ、待たぬか!

「あーれぇ、ご無体な、

 ご勘弁してくださいませ!」

あうっ、んぎゃっ・・・・

・・・・・

手間を掛けおって・・・・

やっとつかまえたぞ、おさよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おさよ2

暴れるでない!

写真がブレるではないか!

ほれっ、もっと顔を見せぃ!

 

 

 

おさよ3

ふぉーっふぉっふぉ♪

かわゆいのぉ。

越後屋どうじゃ、

これで1勝1負じゃ。

ん?

サッシの外には越後屋の姿が見えず・・・・

そこには・・・・

 

 

 

お吟2

お吟・・・・

・・・・

やはり子を持つ母よのぉ・・・

・・・・

はっ!

アタシャいったい何をやっておったのだ!

これではどっちが越後屋かわからぬではないか!

危うくヒトの心を失いかけた素盞嗚君、

慙愧の念にかられ、

サッシを開けておさよを離した。

おさよは一心に母お吟の元へと走り去って行った。

親子仲良く暮らすのですぞ!

ヒトの心を取り戻した素盞嗚は

その後2階に上がり、

たまっていた仕事に取り掛かったのであった。

・・・・・

ん?

ゾクッ!

こ、この悪寒は・・・・

PCの画面から顔を上げると

網戸の向こうに・・・・

 

 

越後屋7

ゲッ!

越後屋・・・・

お、お主・・・・

いったいこの顔は何を語りかけているのか・・・

宿敵越後屋との死闘はまだまだ続くというのか!

うおぉ!

仕事をさせてくれぃ!

SEE YOU NEXT TIME






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Last updated  May 31, 2007 11:06:52 AM
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