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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Mar 5, 2009
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:古代史レポート

政局、揺れてますなぁ・・・

ロスタイムのオウンゴールみたいなもんですね。

さて、好太王の碑文、

こいつについての続きです。

まずはこいつの立っている場所ですが、

鴨緑江北岸、古代においては

高句麗の北方にそびえ立っている

巨大な石碑です。

現在は中国領土に属しています。

高さ6.34メートル、その四面には

ビッシリ1800字以上の文字が彫りこまれている。

一文字の大きさは約12センチ角・・・・

まさに驚嘆の金石資料なんです。

この碑が立てられたのは西暦414年。

高句麗王であった好太王の死後、

2年目に立てられたものだ。

この碑文、金石文だから、写本・刊本の類とは異なり、

誤写・誤刻の心配のない、書物であれば、

「自筆現存本」なんです。

古代史を研究する物のとっては、

ヨダレものの資料なんです。

では、その1800文字、

いったい何が書かれているのか?

大きく3つに分かれます。

第1部分は、高句麗初代の王様の

神話的物語から始まり、第17代の好太王まで、

各王様の治績が書かれてます。

第2部分は、好太王の具体的な勲績。

ここに倭国や百済との戦いについて書かれてます。

第3部分は、隣接する好太王の守墓の制について。

日本にとっては、

第2部分の記述が大きな意味を持つんですね。

時は4世紀末から5世紀の初頭。

国内資料の大変乏しい時期なんで、

この碑文の資料的価値はめちゃくちゃ高いんです。

しかーし、

実は問題も多いんです。

この石碑、できてから1600年近くたっているんで、

当然、風化している部分も多いんです。

また、この碑文の拓本を取るために、

コケをそぎ落とす時に文字を壊したり、

また、最大の問題は、

拓本の文字を読みやすくする目的で、

碑面のデコボコを石灰で修正しちゃったり

してるんです。

こんな問題をはらんだりするもんだから、

碑文は改ざんされている!

ってことを宣言したオッチャンがいたんです。

そのオッチャンが「李進ヒ」。

前回紹介した人です。

次回はその李のオッチャン説を紹介します。

結構過激ですぞ!

 

さて、今日はこれから風太氏とデート・・・・

お互いお金ないから、夜は立ち呑みですかね・・・・

SEE YOU NEXT TIME

 

 






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Last updated  Mar 5, 2009 09:04:42 AM
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