額田と弓削の恋物語・・・
2リットルの酒呑んだけど、2リットルの涙が出た・・・ 壬生義士伝 中井喜一より渡辺謙のほうがよかったでがんす。その時は10リットルの涙、流すたっす・・・ んで額田ちゃん。万葉集に額田ちゃんと天武天皇の第6子、弓削皇子との相聞歌があるんです。pleさんも同じ疑問を持たれたんだけど、どうもこいつが不思議なんです。 え?弓削皇子、知らない?・・・・うーんとね、まず読み方はユゲノミコ。あの壁画の保存で最近も有名になった高松塚古墳の被葬者じゃないかって言われてるんです。でね、発掘された時に話題になったんだけど、棺の中の被葬者、首なしだったんです・・・・きゃー!壁画ばっかり有名になっちゃったけど、その壁画も一部意図的に削られたあとがあったり・・・実に不可解な古墳なんです。その不可解な古墳の被葬者じゃないかって言われてる弓削皇子・・・・額田ちゃんは彼と歌のやりとりをしてたんです。 弓削が持統天皇と吉野に行った時の歌古(いにしえ)に 恋ふる鳥かも弓弦葉(ゆづるは)は御井の上より 鳴き渡り行く額田ちゃん、答えて曰く古(いにしえ)に 恋ふらん鳥はほととぎすけだしや鳴きし わが念(も)へるごと素盞嗚氏の超訳♪「昔を恋慕ってる鳥かなぁ・・・ ゆづりはの御井の上を飛んでるのは・・・」「昔を恋慕ってるのはほととぎすでしょう きっと私が昔を想い慕ってるような気持ちで ないたbbでしょうねぇ・・・」情景を想像できる、さすがな歌ですよね♪でもね、これ、不審なんです。まずその1つは、相聞歌っていえば、男と女の好いた晴れたの歌なんだけど、この二人、恐らく30歳ぐらい年が違うんだよね。もちろん額田ちゃんが上ですよ。多分、60歳と30歳ぐらいじゃないかなぁ・・・その2恋って言葉は出てきてるけど、この二人が恋慕ってるのは、いわゆる「人」じゃなくて、「古」なんですよね。要するに、二人の切ない気持ちは人物じゃなくて「過去」と言う「時」を見てるんです。一般的な解釈では、この「古」については亡き天武の時代ってことで落ち着いてるんだけど、そうであれば弓削はわざわざ額田ちゃんに言わなくても同行していた持統に言えばよかったのに・・・そう思うんです。でも弓削は持統じゃなくて額田ちゃんに言った・・・なぜだろう???弓削のいた「ステージ」は「吉野」だ。どうもここに謎が隠されていそうですな。それと素盞嗚氏が注目したのは「ほととぎす」だ。なんで弓削が「鳥」とだけ表現したものを額田ちゃんは「ほととぎす」と断定したんだろう???この2首の言わんとしていることは実に重大だと思う。ある意味では万葉集の編者が意図的に日本書紀に抹殺された真実のヒントを表現したんじゃないか・・・そんな気がするんです。じゃー、この2首は、後世に何を伝えたかったんだろうか?次回、その真相に向かいますぞぉ! 今日、NHKのニュースで「ジャス喫茶」の老舗が閉店!そんなことを言ってました。あたしゃピーンときました。 千草だ! 思った通りでした。横浜は野毛の場末の路地にあるタバコの煙が似合う店・・・・日本中のジャズファンなら知らない人はいないでしょうね。素盞嗚氏も20歳前後、よく日参してました。その「千種」が今週閉店した・・・・ひとつの時代の終焉を感じました・・・ 「千種」よ・・・古き良き時代を懐かしむ、そんな人々の想いはもう野毛じゃー感じられなくなるんだね。でもね、だいじょーぶ!そんなレトロな想いをこいつらが守ってるよ♪ 「WHOTA」 熱い想い、魂のバトン、確かに受け取ったぜ! SEE YOU NEXT TIME