日本中距離のエース引退
800m元日本記録保持者の横田選手が引退。
http://mg.runtrip.jp/archives/8705
東京都の彼のインターハイ予選を覚えてます。
1600mリレーに出場してたんですが、
400mの800m選手らしからぬスピードと、
後半の伸びは爽快でした。
自分の必死な400mと違って、
こんなに気持ち良く、
トラック一周できるもんなんだなと。
その年のインターハイは優勝してましたね。
そんな彼も日本記録を樹立して、
プロの世界に身を投じてました。
ここからは日本の陸上全体に言えること
かとしれないですが、
学生時代華々しく成績を残した選手が、
実業団に所属してプロになる。
そしてオリンピックでメダルを目指す。
自分が憧れた選手が何人も
このプロセスに挑戦してきたのを見てきました。
日本人の学生トップの記録は、
世界の同世代と比較しても、かなり優秀です。
将来メダリストを目指すのは何の不思議もない。
(4x100mRの銀メダルは全然マグレではない。)
でも現実はうまくいかない。
ここが日本の陸上全体の大きな課題かと。
今、同じようなプロセスを歩んだ日本の選手が
続々と引退して指導者になってます。
横田選手もその1人。
自らの経験はきっと次の世代に生かされるはず。
是非とも将来は中距離でも
メダリストをたくさん排出してほしい。