|
カテゴリ:槇原敬之
【CD】悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。/槇原敬之 日帰りの出張が終了した。 僕は朝5時00分に起きて、車を出す。 なのに超がつくほどご機嫌な自分がいること。 何故なら行きかえりの7時間ほどずっと槇原さんの新しいアルバムを聴いていた。 出発時には晴れ間も見えていた久しぶりに見る朝焼けは、 夕焼けより何も考えなく ただ素直に綺麗だと思えた。 そう思って運転している時に、ちょうど 曲の中の”五つの文字”が流れる。 「こんなふうに僕の一日が 希望に満ちた朝の光の中で 今日も始まっていくことは奇跡のようにも思えるんだ」 僕は山の中に見えるこの朝焼けを写真に撮ろうと思ったけれど、 多分、眠い目をこすって起きて、この冬の匂いがする景色の中で 窓を全開にして眠気を覚ましながら一緒に見るということをしないと、 絶対に写真じゃ伝えられないと思ってカメラをそっと閉まった。 よし。これは今日の僕へのご褒美だ。自分の心だけに写しておこう。 すがすがしすぎる。ただ素直に生きてるっていいと思えた。 出張先では雲行きがあやしくなり、着く頃には雷がなって、停電も2回あり、大雨になった。 アスファルトも灰色。霧で街も灰色、雲も灰色。 それでも気分はブルーじゃなかった。 帰り自宅をしながら雨の中を走って車に乗り、同じように曲の中の "Dance With Me."を聞きながら帰りも一人で車に乗っていた。 雨がアスファルトに当たって、小さなダンスを踊っている。 ワイパーが曲に合わせて左右に手を振っている。 なんだ。全然辛いことなんかない。 今日は最高の1日でした。 明日も最高の1日でありますように。 あなたにも最高の1日でありますように。 どれだけ辛くても誰かに同意を求めなくても、たった一人だけ自分自身が「今日は最高の1日」と思えてしまうと、 本日ノ格言:「あなたはいつでも最高の一日です。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[槇原敬之] カテゴリの最新記事
|