柴田淳さんの話多すぎブログ　～僕はここにいます。～

こんにちは。　先日は宝塚映画祭のお手伝いに行ってきました。
、と言いましても、全ての機材は僕でしたので、簡単に言いますと、

スペースと電源さえあれば、どこでも映画祭が開けます。

って感じでした。　個人が持つ機材の量じゃないことにも気づきました。
プロジェクターに、スクリーンに、スピーカーに、映像再生機器、
ワイヤレスマイクに、カメラ機材に、音声切り替え器ですか。
そろそろ色々と買い替えたいです。

監督も来られてて、上野樹里さんが主役の映画監督さんやNHKでドラマをやってる監督さんとも
お話することができました。
お二方とも、なんというかブレない考えの人だったので、まるで僕が考えてた脚本の中の主人公が
現実にいたのかと思えるほどの人でした。

でもって上映された自主映画も全部観たのですが、やっぱりいいなぁと思った。
気づいたことの方が多いかな？　それは自主映画にしかできないこと。

「自分の撮りたいものを撮る」

僕はこのなんとも単純で、なんとも難しいことを忘れてしまってた。
写真撮影でもそう。　そりゃ凝るのも、もちろんいいことなんだけど、

自分でハードルあげといて、自分で越えられなくなってた。

もっとさ。　楽しいものやん撮影って。　自主映画でもワンアイデアだけでもいいから突き進んで、
それが駄作だとしても、とにかく撮れば何かが見つかるかもしれないのに。

初めてカメラを購入して、初心者の頃になんでもパシャパシャ撮ってたあの楽しさを忘れてた。

凝るのもいいけど、凝る為にカメラを触らないのなら、本末転倒だ。

一方で商業映画をやっているのに「今度、鎌倉に旅行するから、じゃあついでに映画撮影もしよう」
それぐらいのノリで撮れる人でした。　確かに僕の２つめの作品は、

「僕が引越しするから、ついでに撮ろう」から始まってた。

頭でっかちにならないようにしないとなぁと思った。
辛い辛い思いをして作る”楽しい作品”って、楽しくないっすよね。
もっと軽く考えてみようっと！

ということで、ボイスにも書きましたが、最近季節の変わり目だからなのか、
情緒もチョウチョも不安定な方が多いのかな？　と思いました。

心が不安定な時って、安らぎが欲しくなりますよね。

ということで、心がブレない僕オススメの邦画を書いてみます。
ウルトラ感動もせず、喜怒哀楽の変化が激しくない映画。
逆に言うと「元気な時に見ると、眠たくなります」

・超オススメ作品

「きょうのできごと」《監督》行定 勲　《原作》 柴崎友香
妻夫木さんが関西弁です。　これを見ると、ほわーっとします。

「南極料理人」
堺雅人さんが主演。　お腹は減ります。　映画の最後の言葉が全てに集約されています。

「茶の味」
出演者が豪華すぎるのに、ゆるい映画です。　庵野さんも出てきます。

「サマータイムマシンブルース」
喜怒哀楽で言うと、ちょっと笑いが入りますが、まぁまぁゆるいです。

「ジョゼと虎と魚たち」
ちょっとだけブルーになりますがとても考えさせられる映画。　DVD持ってます。

「めがね」と「かもめ食堂」の原型のテレビドラマ「すいか」
緩いです。　シリーズ物です。

・まだ観てないが気になる奴。

「めがね」か「かもめ食堂」
まだ観てないですが、多分ゆるさMAXでしょう。

「恋するマドリ」
新垣結衣ことガッキーです。　でも観てない。

洋画では、ストレイト・ストーリーが緩いです。
ちょっとだけ寝てしまいました。

以上、ご参考に！