僕のお気に入り

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• 今年の抱負めいたこと

  ありきたりですが、新年のご挨拶と今年の抱負めいたことから始めたいと思います。新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。さて、元旦といえば目標をたてる、と相場が決まってますが、僕はほとんどそういうことをやってこなかったので、ブログを持ったからといって急に目標をたてるのもおかしな話であります。ということでこのブログをこれからどうしていきたいかというようなことだけ簡単に述べたいとおもいます。まず、基本的にはこれまで通りのスタイルでマイペースで続けてゆければ、と思います。で、ちょこちょこマイナーチェンジはしていこうと思ってます。レイアウトとかをがらっと変えたりということは恐らくしないと思いますが、フリーページが増えたり、という風にはなっていくかもしれません。去年は音楽の話題に終始した感があるので、少しづつそれ以外の話題を混ぜていければ････とも考えてます。でもメインが音楽というのは変わらないと思いますので、ご贔屓にしていければと思います。

  2006年01月01日

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  この一年を振り返って

  今年はなんといってもブログを開設したことがなんと言っても大きな出来事でした。以前からホームページを作りたいという想いはあったのですが、普通のホームページ作成に関する覚えなければいけないこととかでつまづいて、なかなか出来なかったところブログの存在を知り（もっと前からあったんですね）軽くためしてみるつもりで登録したのが始まりです。おかげさまで年明けには1万台に乗りそうなアクセス数まできました。そして僕のこのルーズな文章に毎回コメントをつけてくださる方たち（僕にとって大切な存在になりました）、この場を借りてお礼申し上げます。来年もよろしくお願いします。そして、よいお年を。さて、1年を振り返るといえば10大ニュースとかいろいろありますが、カテゴリー別に今年よく聴いたCD、DVDなんかをランダムに並べてみたいと思います。今年の小田さんは大活躍でした。来年は何をみせてくれるのでしょう。チューリップはツアーで精力的に活動しました。このDVDのパゴダ読売テレビバージョンは嬉しかったなぁ。今年の新作は予想を裏切るみずみずしさでした。でもシャウトするポールも聴きたい！CDで聴いた時も感動したけどDVDはさらに上をいく素晴らしさでした。イエスはこのところ質のよい長尺ライブ作品を毎回発表していてその都度レア曲が入っていて毎回楽しませてくれました。【CD】Yass Box～The history ／ 鈴木康博YASSさんはこのところ怒涛のリリースラッシュを続けててこれはその代表格の集大成ボックスセットです。ALWAYSのCDがボーナストラック付で再リリースされたのは嬉しいニュースでした。

  2005年12月31日

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• 今年最後のライブ

  昨日、今年最後のライブをやりました。今までは自分の曲をライブ形式で歌えることだけで満足していたのですが、今回他の出演者達の真剣にライブに取り組む姿を見て、自分はこんな楽してていいのだろうか？と少し考えさせられてしまいました。ライブパフォーマンスということを元々あまり考えてないのですが、それにしてもただ歌ってるだけだな、と思ってしまいました。今後もライブをするのであれば、ちょっと何か考えないと････2005年12月29日/ジッターバグセットリスト1.ときめき、風に流れて2.二人の絆3.君恋し夜4.情熱の赤い花5.ウインター・ガーデン約25分

  2005年12月30日

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  ビートルズくらべ

  日付は29日になってしまいましたが、昨日（28日)で仕事納めで、配席移動なんかあって重い机なんかをアチコチ運んだりしたので体中が筋肉痛状態です(笑）。さて「クリスマスの約束」で小田さんはビートルズの曲を取り上げてました。それに関してはフリーページの方にあまり肯定的ではない文章をのせましたが、小田さん、財津さん、YASSさんそれぞれビートルズの曲をいろいろ歌ってるので思いつくまま書いてみましょう。チューリップではなんといっても「すべて君たちのせいさ」でまるまるビートルズ・カバー・アルバムまで出してます。これは全曲財津さんがリードボーカルで英語の発音にやや難があるものの？再現度はかなり高いです。特に「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」はコーラスの空気感まで再現しているのにはビックリです。また財津さんがうたう「HERE THERE AND EVERYWHERE」は絶品です。ファルセットの音量がある財津さんにピッタリの曲です。オフコースでは初期のライブアルバム「秋ゆく街で」のなかで洋楽メドレーの一部として「TICKET TO RIDE～SOMETHING～ALL YOU NEED IS LOVE」をとりあげている。しかし「TICKET TO RIDE」はカーペンターズのバージョンに近い。「ALL YOU NEED IS LOVE」はテンポアップしてBGMのよう。唯一「SOMETHING」はオリジナルに近いがこれを歌ってるのはYASSさんで、ビートルズはYASSさんのほうがはまってる。そのYASSさんですがソロになってからはファンの間では「Michelle」のギター一本の弾き語りが有名です。一本のギターでバッキング、間奏のソロをうまくまとめてあって且つ声量のある声でポールばりに歌うのは本当素晴らしいです。最近は3人ともビートルズに限らず洋・邦の名曲を歌う機会が増えていろんな楽しみ方ができて好ましい状況です。聞き比べできる曲もいくつかあるので、そのうちまとめてみようと思います。

  2005年12月29日

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  マイMD/小田和正Genex70・80･90

  ダニエル2003さんの日記に触発されて今日は自選小田和正ベストを紹介します。タイトルは「Genex70・80･90」これは「自己ベスト」が出た頃に作りました。自分自身の選曲による「自己ベスト」を作ったらどんな選曲になるだろう、ということで確かつくりました。なので1曲目は「キラキラ」にしてあとは全部変えようということにしました。コンセプトは70年代、80年代、90年代そして21世紀と各年代で思い出深い曲を選び、しかもそれを年代をぐちゃぐちゃにシャッフルして並べてみようというものです。ということで、以下のような曲順になりました。1.キラキラ(2002)2.別れの情景１(1974)3.ワインの匂い(1975)4.信じるところへ(1986)5.青い空(2000)6.青空と人生と(1976)7.一枚の写真(1988)8.遠い海辺(1997)9.白い渚で(1987)10.far east cafe(1990)11.so long my love(1995)12.きかせて(1980/We are LIVE VER.)13.その時はじめて(1979)14.YES-YES-YES(1982/SAME MOON LIVE VER.)15.去っていった友へ(1978)16.君住む街へ(1988/LOOKING BACK2 VER.)17.僕の贈り物(1973/LOOKING BACK VER.)どうでしょうか？ライブで演奏されない曲がずらーっと並んでますね(笑）。メジャーなのは1.14.16.17.ぐらいですね。ライブバージョンが入ってたり、曲によってはリメイクの方を選んでたりするのが、ポイントかな、と思ってます。コンセプトを変えればまた違う選曲になると思いますがここにあげた曲は僕のなかで特に好きな曲が集まってます。それと古い曲と新しい曲で30年もの差があるのでその落差が新鮮に味わえる選曲になったと思います。実はシリーズでYASSさん、財津さんのMDも作ってるのでそのうち紹介します。↑これとはエライ違うものが出来ました(笑）。

  2005年12月28日

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  ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を

  家の近くにヴィレッジ・ヴァンガードという本屋があって僕は月に1回ぐらいは、そこに立ち寄ることにしている。ご存知ない方のために簡単に説明すると、本屋といってもベストセラーやメジャーな雑誌はほとんど置いてなく、マニアックな文庫本、雑誌、マンガ等をある一定の基準にそってセレクトしたものを置いている。本だけでなくCDや雑貨、小物、ジャンクフードなども置いている。よくわからないがやはりある程度こだわりをもって選択したものを置いているのだろう。毎回必ず何か買うわけではない。むしろ僕の趣味に合うものはそんなにないのだ。しかし、行けは何か新しいものを発見できるのではないか、という期待感があり、そのために行ってるようなものだ。最初にこの店のことを知ったのは、3年程前に東京は下北沢に立ち寄ったときに偶然見つけてこの店のとりこになってからだ。その後、1年程たって地元徳島にもできたのだ。売り場面積は下北沢の半分もないがそれでもあるとないとでは大違い。僕の生活に潤いを与えてくれるもののひとつになっている。昨日寄ったとき、みつけたのがこの本でヴィレッジ・ヴァンガードの社長が書いたものだ。本屋を経営する苦労話や店員の話など、まだ全部読んでないが興味深い話があって面白そうだ。他にも買おうかなと思ってる本がいくつかあった。普通の本屋と違ってここは、すくに店頭から消える心配がないので気が向いたときに買えるよさがある。今度はどんな発見があるだろうか。

  2005年12月26日

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• また曲をUPしました

  また自作曲をmuzieの方にUPしました。うっかりして「君恋し夜」という曲の方は冒頭にノイズが入ったものを送ってしまいました。MP3はMDのようにファイルの分割・削除が思ったようにできないのがもどかしいですね。（一応それができるフリーソフトもあるのだが、そのファイルは音楽プレイヤーに転送できないとか不具合が生じた）

  2005年12月26日

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  小田和正/君にMerry Xmas

  　この1ヶ月ほど、クリスマス曲の特集をやってきましたが、本日で今年度のクリスマス特集を締めくくりたいと思います。　　小田さんといえば「クリスマスの約束」の放送がおわったばっかりでファンの人、ファンではない人それぞれどんな反響があるか非常に楽しみです。　　さて、ソロとしてはシングルにもなった「君にMerry Xmas」があります。他にもクリスマスワードが登場する曲としては「また、春が来る」「大好きな君に」がありますが、背景の一部として使われてるだけなので厳密にはクリスマスソングということではないと考えてます。 シングルとして2度のリリース、ベスト盤にも収録されている割にはこの曲の認知度は低いようにおもいます。一般的にはもちろん、ファンの間でも熱烈に支持されているという感じではないようです。　もちろんいい曲だとは聴いたことある人は誰しも思ってるでしょうけど。　　僕はこの曲が非常に好きです。楽しいクリスマスもいいけど、最後寝る前はこれで締めてます。　ちょっとジャズテイスト入ってるのがいいのかな？　　ひとつ個人的に残念だと思ってるのが「クリスマスの約束」過去の放送分も含めてこの曲がとりあげられなかったことです。　誰も書かないだろうからせめてここで小さなアピールをしておきたい、という事で。　達郎さんの「クリスマスイブ」までいかなくてもこの曲の地位があがって、来年は歌ってもらえたら、と思います。それでは残り少なくなりましたが、良いクリスマスを。　

  2005年12月25日

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• クリスマスの約束

  　関西地方では昨日の夜の放送だった小田さんによる「クリスマスの約束」。以前は2ヶ月遅れの放送が続いてて首都圏と同時期放送になったのが、去年からでMBSを恨んだ？こともありますが、何はともあれ同時期に見れるようになってよかったです。　第1回からみていますが、今回も感動ものでした。まだ一部地域では放送されてないようなのでフリーページの方に序々に書いていこうとおもっていますのでよかったらご覧下さい。

  2005年12月24日

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• マイMD/山下達郎WINTER ALBUM

  　山下達郎といえばなんと言っても「クリスマス・イブ」ですね。そしてオリジナルアルバムの合間に「オン・ザ・ストリート・コーナー」や「シーズンズ・グリーティングス」といった洋楽の名曲をアカペラやゴージャスなオケを従えて歌ったものとか冬にピッタリの音源が多数あります。　ということでもうかれこれ10年前に作ったマイベストMDは以下の選曲で作成しました。1.星に願いを2.煙が目にしみる3.ビー・マイ・ラブ4.ベラ・ノッテ5.クローズ・ユア・アイズ6.モースト・オブ・オール7.ブルー・クリスマス8.涙のチャペル9.アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー10.アマポーラ11.おやすみロージー（日本語)12.アローン13.リメンバー・ミー・ベイビー14.ソー・マッチ・イン・ラブ15.ブルー・ベルベット16.ユー・メイク・フィール・ブランド・ニュー17.マイ・ギフト・トゥ・ユー18.イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム19.クリスマス・ソング/ハヴ・ユア・セルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス20.サイレント・ナイト21.クリスマス・イブ（日本語)22.ホワイト・クリスマス　1.は今年発売されたオリジナルニューアルバム「ソノリテ」のボーナストラック（シングルのカップリングで数年前に発売済）となった曲ですが、それ以前から達郎の「サンデー・ソング・ブック」を聴いてる人にとってはおなじみの曲で僕もそのエアチェック音源を使用してました。　もうひとつエアチェック音源が19.で前半は竹内まりやのボーカル、後半が達郎さんです。シーズンズ・グリーティングス」にこの後半部分のみ収録されてますが、唐突に始まって気持ち悪いので完全版のこちらを使ってます。　それにしてもリリース予定がないのに夫婦でメドレーをフルオケで録音してあるなんて贅沢な家庭ですね(笑）。　残りは全てなんらかのアルバムに入ってる曲ですが、19.から22.の流れは我ながら気持ちいい流れにできたと自画自賛してます。　英語ばかりの中に2曲のみ日本語、というのがポイントかな？

  2005年12月23日

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• マイMD/オフコース・チューリップ・ファミリー・クリスマス・ソング・コレクション

  　クリスマスまでもう日がなくなってきました。駆け足でいろいろやりますがよろしくどうぞ。　まず、これまでオフコース、チューリップファミリーが残したクリスマス関連曲を紹介してきましたが、実はこんな曲順で聴いてます。1.PROLOGUE(鈴木康博)2.クリスマスが過ぎても(PLUS ONE/小田和正、佐藤竹善)3.子供たちのためのクリスマス(財津和夫)4.Holly Night(鈴木康博)5.ひとりぼっちのHoly Night(ALWAYS)6.O HOLY NIGHT/JESU JOY OF MAN'S DESIRING(鈴木康博)7.Snow White(THE ALWAYS)8.ふたつめのクリスマス(TULIP)9.WINTER WONDERLAND/RUDOLPH,THE RED NOSED REINDEER(鈴木康博)10.オールウェイズ・クリスマス・ソング・メドレー(THE ALWAYS)11.I SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS/ANGELS WE HAVE HEARD ON HIGH(鈴木康博)12.HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS(鈴木康博)13.Christmas Day(オフコース)14.someday somewhere(TULIP)15.冬のメインストリート(財津和夫)16.君にMerry Xmas(小田和正)17.星の降る森(鈴木康博)18.WHITE CHRISTMAS (財津和夫/INST)　MD収録時間ほぼ一杯分です。YASSさんがミニクリスマスアルバムを出してる分、曲数が多いです。カテゴリーも曲の多さで便宜上「オフコースファミリー」に入れました。　前半楽しく、後半しっとりとという感じでしょうか。なかなか楽しいアルバムになってると思います。

  2005年12月23日

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• コンサートはチューリップ

  子犬の太郎さんのところもいよいよ第3期チューリップに突入しました。勝手に連動企画！でこのライブアルバムについて紹介します。1985年12月21日発売で1985年9月の渋谷公会堂で収録された音源で、収録曲は以下の通りです。A1.Ｉ　Ｌｉｋｅ　Ｐａｒｔｙ 2. アイ・アイ・アイ 3. 恋は素顔で 4. ＶＯＬＵＭＥ･１０ B1. エジプトの風 2. 虹とスニーカーの頃 3. ぼくが愛した犬　どんパ 4. 青春の影 C1. いま確かなこと 2. ハーバー・ヴュー・ホテル 3. 涙のパーティー 4. 想い出をかくしても 5. まるで愛のように D1. 愛の迷路 2. Ｓｈｏｏｔｉｎｇ　Ｓｔａｒ 3. 魔法の黄色い靴 4. 夢中さ君に 5. Ｉ　Ｌｉｋｅ　Ｐａｒｔｙやはり「Ｉ　Ｌｉｋｅ　Ｐａｒｔｙ」からの曲が多いですが、同名アルバムには未収録の「Ｉ　Ｌｉｋｅ　Ｐａｒｔｙ」がこのアルバムのハイライトといっていいかもしれません。オープニングを飾るにふさわしいポップな曲で勢いも感じさせる曲です。正直、「8.11パゴダ」が第2期チューリップの集大成といった感じで演奏もかなり洗練されていただけに、荒削りな演奏といえば聴こえはいいですが、はっきりいってしょぼいと感じるところが散見されます。また、チューリップといえば分厚いコーラスが魅力のひとつのはずですが、十分なリハーサルができなかったのか、省略やボリュームを小さくしてる箇所が相当あります。財津さんのMCも歯切れが悪い箇所もあるし、あきらかに出すべきでなかったアルバムでしょう。しかし、「Ｉ　Ｌｉｋｅ　Ｐａｒｔｙ」収録曲を中心とした後半はエンジンがかかってきたのかまずまずの出来です。財津さんはあえてこのアルバムを出したのでしょう。新生チューリップを等身大で知ってもらうために。

  2005年12月18日

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  We Are The World

  突然ですが今から20年前に大ヒットしたこの曲についてコメントします。貧困地・紛争地に対してこうしたチャリティイベント等を行い寄付金を集めるといったことはロック界では定期的に繰り替えされていて近年ではライブ８が記憶に新しいと思います。さて本題。この曲の企画はこの数ヶ月前にイギリス側で「ドウ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」が成功したことに誘発されてクインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチー、マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー等が中心となって米国の大物アーティストに参加を要請して実現したプロジェクトということで大筋はあってるとおもいます。それでは出てくる順番に紹介していきましょう。まずライオネル・リッチーがトップバッターを努めます。ハモリながらスティービー・ワンダーにバトンタッチし、ポール・サイモン、ケニー・ロジャース、ジェイムス・イングラム、ティナ・ターナー、ビリー・ジョエルとここまででAメロです。サビはマイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスのデュエットですがどちらがどちらの声かわからないほど似ています。2番はディオンヌ・ワーウィックから。ホイットニー・ヒューストンのおばさんですね。後はウィリー・ネルソン、アル・ジャロウと続いて、サビにはブルース・スプリングスティーンが登場です。全体的に相当キーが高いこの曲のソロを歌うのを最初はしり込みしたそうですが、クインシー達にはげまされて歌う決心をしたそうです。　ケニー・ロギンスはパンチのある声です。ジャーニーのスティーブ・ペリーは高音パートを余裕でこなしてますが、もうひとつ本領をだしきれてない気がします。　ダリル・ホールはそのまんまです。　ブリッジ部分、再度マイケルの後、ヒューイ・ルイス、シンディー・ローパーと個性派の二人にはさまれたキム・カーンズは存在感を消されてしまいました。しばらく合唱パートが続いたあと、ボブ・ディランの登場です。リハーサルシーンがおもしろいのですが、どう歌えばよいか迷ってるディランにスティービー・ワンダーが「ボブ・ディラン」の歌い方をレクチャーしてました(笑）。御大レイチャールズは貫禄の熱唱をきかせてくれます。そして個人的にはこれがハイライトなのですが、スティービー・ワンダーとブルース・スプリングスティーンのボーカル・バトルです！　先ほども書きましたがBOSSは熱唱でこたえてるのに対し、涼しい顔で？アクロバティックなパフォーマンスを繰り広げる二人の対比が見事で何度聴いても感心します。曲も終盤にきました。ここでジェイムス・イングラムがフューチャーされているのですが、彼の格を考えると破格の待遇に写ると思いますが、クィンシー・ジョーンズの秘蔵っ子だそうです。北島三郎と山本譲二みたいなもんでしょうか。最後はまたまた御大レイ・チャールズが登場し、バッチリしめてくれます。それにしてもそうそうたる顔ぶれですね。この他にソロパートをわりふってもらえなかった大物も（ベッド・ミドラー、フリードウッド・マックのリンジー・バッキンガム、ジャクソン・ファミリー等々）いますから。今、こういうことをやっても余り話題にならないかも知れませんね。音楽界に限ったことではありませんが以降のスターは存在感が昔のスターに比べて軽くなった気がしますから。　

  2005年12月17日

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  PLUS ONE/クリスマスが過ぎても

  　小田さんと佐藤竹善のユニットによる1996年発表のクリスマスソングです。同時期に井上陽水と奥田民生のユニットが一世を風靡していたので、それに対抗して？このユニットを組んだのでしょうか？　当初はPLUS ONEの名のもとに小田さんと交流のあるアーティスト(例えば鈴木雅之)が入れ替わり立ち代り入って、活動するという構想もあったようですが、この第一弾がコケて？しまったため、PLUS ONEは結局このシングル1枚で終わってしまいました。　曲の方ですが、非常にポップな印象でまたバブリーです。明らかに売れ線ねらいですが曲がいいのでよしとしましょう。　二人の声は非常に相性がよく、ユニゾンで歌ってる箇所は声がとけあって新たに別の声が出来たような感じです。　そういう意味では初期のオフコースっぽいとも言えますが、佐藤竹善だけあってもっとおしゃれな感じがします。　今聴くと明るすぎるのがちょっと違和感があるかもしれないですね。何かリンクできものはあるかと探してみたら、これがあたりました。ライブですね。「生まれ来る子供たちのために」もあるし、買おうかな？

  2005年12月16日

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• 寒いです

  　昨日、今日と本当に寒かったです。特に昨日は会社でエアコンを最大にしていても全然きかなくて手がかじかんでいました。　四国だから暖かいイメージがあると思われがちですが、寒いときは寒いです(笑）。　さて、今日はこんな話題でお茶を濁したけどクリスマスソングシリーズもまだまだネタはあるし、他にもネタはいっぱいありますが、それなりにちゃんと書こうとすると資料もチェックしないといけないし･･･　ということで今後は更新は週2回程度だけど、一度に２，３件別カテゴリーのものを発表するという形を考えてます。　まあでも多分きっちりではなくフレキシブルに（用は気分次第？）なると思いますが。　今年もあとわずかですが、きっちりと締めくくりたいものですね。

  2005年12月14日

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• 来年もやります

  　財津さんのゼファークラブの会報が届きました。何と来年もチューリップとしてツアーを行うそうです。　正直今年のツアーで最後、というニュアンスを感じていたので、いい方に裏切られて良かったです。　まだ、くわしい日程は不明ですが。　　でも、ツアーもいいけど本当はチューリップ名義で新曲ばかりのオリジナルアルバムを出して欲しいんですけどね。　本当に需要がないのかな？　何はともあれ朗報です。

  2005年12月12日

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  ブライアン・ウィルソン／ホワット・アイ・リアリー・ウォント・フォー・クリスマス

  　クリスマスのCDを紹介し続けていますが、今年は新たに聴く作品はないのか、と思ってたらブライアンがこんな新作を出してきました。　早速買って、今聴いてるところです。　まだ、批評できるレベルに達してないので、いつものようなコメントは控えますが、なかなか楽しめそうなアルバムです。　ビーチボーイズの「クリスマス・アルバム」収録曲と聴き比べできる曲もありますし。　では今日はこの辺で。

  2005年12月11日

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• ジョン・アンダーソン/スリー・シップス

  　イエスのボーカリスト、ジョン・アンダーソンが1985年にリリースしたクリスマス・アルバムです。　実はソロ・アルバムもイエスの活動と並行して多数出ています。　このアルバムはあの「ロンリー・ハート」のヒット直後なのでもっと大々的にうりだされてもいいのに、ひっそりとリリースされしかも日本ではイエスの次作「ビッグ・ジェネレイター」のついでに発売されたという不幸な紹介のされ方をされてしまったので、プログレファンの間でも認知度は低いかも（そんなことないか）。　内容は太鼓判を押します。ジョンのソロ作の中でも１，２をあらそう名盤だと思います。　前半は「セイブ・オール・ユア・ラブ」という曲がリプライズではさんだ構成で曲が切れ目なく出てきます。　ここでの聴きものは「ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ」。「グロ～リア」という単語をメロディの高いところからだんだん低いところへ息継ぎなしで一気に歌いきるのです。しかも全然苦しそうでないのです。ためしに僕も真似したのですが、うまくこぶし？みたいな箇所が回らないし、息は続かないし、で全然ダメでした。やはり脅威的なボーカリストです。　後半はオリジナル曲が続きますがなかでも「ハウ・イット・ヒッツ・ユー」はアップテンポのキャッチーなナンバーでシングルにしたらヒットしたのでは？と思わせます。でも一応プログレですから一筋縄ではいきません。曲の最後は収録曲の印象的なフレーズがかわるがわるでてきてしかもうまくつながっています。　そして曲が終わるか終わらないかといううちに子供（というより赤ちゃん？）が歌う「ジングル・ベル」でアルバムは幕を閉じます。　イエスは形態を変化させながらも現在も現役で活動しています。これからもがんばり続けて欲しいものです。

  2005年12月10日

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  ビーチボーイズのクリスマスアルバム

  　ビーチボーイズといえば、夏のイメージが強いでしょうが、ちゃんとクリスマスアルバムも作っています。人気絶頂期の1964年の冬にリリースされたその名もズバリ「クリスマス・アルバム」です。　CD化にあたり、ボーナストラックを多数つけた盤がまずリリースされましたが、1998年に「Ultimate Christmas」が完全版としてリリースされました。　これには1977年に発表する筈だった「メリー・クリスマス・フロム・ザ・ビーチボーイズ」というアルバムに収録予定だった曲を多数収録しています。　その後ビーチボーイズのアルバム「M.I.U」に歌詞を書き換えた数曲が転用されてます。　現在ではこちらが一般的に流通している盤のようです。しかし一部ボーナストラックが差し変わってるので両方持ってないと、こぼれた曲がでてくるという少々困ったことになってしまいました。　　そういったことはともかくとして、これは名盤です。前半はブライアンによるオリジナル、後半はスタンダードという構成ですがアレンジの手法まで違うところが面白いです。　前半のオリジナルは普段のサーフィンサウンドそのままで、鈴の音とか入れてクリスマスっぽい演出をしただけなんですが、それでも何度か聴いてるうちにしっくりなじんでくるのが不思議です。　こちらはリードボーカルもほとんどマイク・ラブです。　後半はオーケストラを起用したゴージャスなサウンドにブライアンの甘い高音がからみ非常に心地良いです。個人的には後半の方が好きです。　最後はおなじみ「蛍の光」で締めくくります。オリジナル版はメンバーで最もイケメンで人気のあったデニスのメッセージが挿入されておりそれはそれでいいのですが、ボーナストラックにはナレーション抜きのバージョンも収録されており、アカペラはそちらでじっくり堪能できます。　これも一家に一枚ですね。　

  2005年12月09日

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  ジョン・レノン/ハッピー・クリスマス

  またまた白状しますが、ジョン・レノンが刺殺された時点で誰のことかわかりませんでした。ビートルズという存在はかろうじて知っていましたが、メンバーの名前で聞き覚えがあったのはリンゴ（もちろん果物と発音が同じだから）とポール（大麻を持ってた悪い人だと思ってた）だけでした。　翌年になって学校でビートルズが流行しててやっと基本的な輪郭がわかってきたという状態でした。　なので、ジョンの命日であるこの日は僕にとってはある意味イベント的な捉え方になってしまってます。偉大さを知ったとき既に伝説になっていたわけですから。　さて、ジョンのクリスマスソングというともうこれしかありません。「ハッピー・クリスマス」です。　ジョンというと、愛と平和の人であるとか、カリスマといった点がクローズアップされることが多いように思いますが、個人的にはポップクリエイターとしてもポールに勝るとも劣らない力量のある人だと思ってます。　この曲にしても耳に残るメロディを書いただけでも凄いですが、構成が素晴らしいんです。　まず出だしのバースがあって転調して次のバースに行きます。さらに転調してサビはオノヨーコを中心としたパートになりますが、オノヨーコというと拒絶反応を起こす人が少なからずいると思いますが（僕もスクリーミングボイスは苦手です）、ここでは実に自然に曲に溶け込んでいて重要なパートになっています。　このあたりが何度きいても見事だと思うのです。エンディング近くになってカウンターメロディがはいってくるあたりも見事です。　この時期何故か聴きたくなる曲が「愛の不毛」という曲です。クリスマスとは何の関係もないですが、終始低音のジョンのボーカル、時折入るブラスセクションが冬を連想させます。なによりメロディが素敵です。　また各地でコンサートが行われ、ジョンの曲が演奏されていることでしょう。一度そういうコンサートに行って見たいものです。

  2005年12月08日

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  リンゴ・スター/アイ・ウォナ・ビー・サンタ・クロース

  　白状しますが、リンゴのソロアルバムはまともに聴いたことがありません。　正直、ソロアーティストとしてリンゴを考えるのはちょっと難しかったのです。でも、このアルバムが出た時、クリスマスはリンゴにピッタリじゃないか、と思い即購入しました。　1999年発売なのでもう6年も経ってるんですね。ついこないだ買ったような感覚なんですが。　　期待を裏切らない、いやそれ以上にこれはいいアルバムです。予想通りリンゴのキャラクターがはまり役だったのはもちろんですが、半数を占めるオリジナル曲の出来が素晴らしいのです。　タイトル曲はスネアのロールが印象的ですが、曲もアットホームな雰囲気です。達郎さんの曲と同名異曲「クリスマスイブ」は、ちょっとせつないバラードで、じーんときます。　　ドラムは全曲本人が叩いているのも○です。ビートルズっぽさが随所にでています。「アクトナチュラリー」っぽい曲もあります。　一家に一枚のアルバムといっても過言ではないでしょう。

  2005年12月07日

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• オリジナルMD/ビートルズファミリーのクリスマス

  　このところクリスマスソングに関する話題を続けてますが、今日は毎年聴いているオリジナルMDの曲目リストを紹介します。1)グッドナイト・トゥナイト(ポール)2)過ぎ去りし日々(ジョージ)3)ワンダフル・クリスマス・タイム(ポール）4)ハッピー・クリスマス(ジョン)5)愛の不毛(ジョン)6)赤鼻のトナカイ(ポール)7)＜ビートルズ・クリスマス・レコード1963-69＞8)クリスマス・タイム(ビートルズ)9)ディン・ドン(ジョージ)10)ひとりぼっちのロンリーナイト(ポール)11)グッド・ナイト(ビートルズ/リンゴ)　こんな順番に並べたものをこの時期に聞いています。　純粋なクリスマスソングだけでは収録時間いっぱいにしようとすると余ってしまうので、何だかんだ理由をつけて数曲足して仕上げました。　1),3),6)と2),9)は先日説明した通りです。4),5)は近日公開(笑）。10)はクリスマスとは全然関係ないですが好きな曲だし、ビデオクリップが寒そうだったからいいかな、と思って入れました。　リンゴは近年クリスマスアルバムを出しましたが、このMDを作ったのはその前だったのでリンゴの曲がありません。そこでビートルズの「グッドナイト」が最後を締めくくるのにピッタリなので11)を入れました。　7)はマニアならおなじみの「ビートルズ・クリスマス・レコード」をそのまま入れました(但し、トーク部分は適当にカットしました。）　わざと調子っぱずれに歌った「イエスタディ」とか早回しの「ヘルタースケルター」とか遊び心いっぱいでいつきいても面白いです。　未発表曲もところどころ入ってます。公式発売されることはないのでしょうか？　8)は上記の未発表曲のひとつです。アンソロジーで発表（「フリー・アズ・ア・バード」のカップリング）されたテイクを入れてます。　　いかがでしょうか？完全に個人的な楽しみでしかないのですが、こういうのを作るのが非常に好きなんです。

  2005年12月06日

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• 財津和夫のクリスマス関連曲

  　1988年10月に「冬のメインストリート/子供たちのためのクリスマス」というカップリングで唐突にシングルCDが発売された。これが、財津さん唯一のクリスマスソングだと思う。　「冬のメインストリート」の方ははっきりとクリスマスワードは出て来ないが別れをテーマにしたクリスマスソングだ。　手堅く作った曲という印象もあるが、メロディ、歌詞、アレンジいずれも水準は高く、いい曲だと思う。　「子供たちのためのクリスマス」は、サビに子供のコーラスをフューチャーしているせいかポールの「メアリーの子羊」を連想させる。　いきなり伴奏なしで財津さんのボーカルのみ(エコーもなし)で１ヴァースささやくように歌うという凝った構成となっているがそれほど効果的でないかも？　子供のコーラスの部分、個人的には財津さんのファルセットで歌って欲しかった。そうしたら「ムトウス」のような清清しい感じになったのに、と思う。　　何故、アルバム発売もないこの時期にシングルが出たのかということだが、当時財津さんがプロデューサーとしても参画していた所属レーベルTRAIDでコロムビア所属アーティストによるオムニバスのクリスマスアルバムがでて、この2曲もそれに収録されていた。現物を持ってないのでタイトルや参加アーティストが確認出来ない。　どちらもそれほど知られている曲ではないが「冬のメインストリート」はソロコンサートでは結構歌われていた曲であり、財津さん自身結構お気に入りの曲ではないかと思っています。

  2005年12月04日

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  ポールマッカートニーのクリスマスソング

  　ポールのクリスマスソングは僕の知る限りでは「ワンダフルクリスマスタイム」しかない。なんか「知る限り･･･」とか自信なさそうにいつも書いてますが(笑）、ポールの場合、オリジナルアルバムをすべて揃えてもそれでよし、というわけにいかないのでどうしてもこうなってしまうのです。カップリングには「赤鼻のトナカイ」レゲエバージョンなんてのもありましたね。　この曲はパーフェクトです。メロディが良いし、クリスマスの雰囲気は充分出てるし、声もいいし、言うことなしです。　またジョージの話に少し戻りますがティム・ライリーという人が書いた「ビートルズ全曲解説」という本にポールのこの曲はジョージの「ディンドン」をパクってると書いてあったんです。読んだ時点ではジョージの「ディンドン」は知らなかったので買って聴いたのですが、「どこが似てるの？」という感じです。　おそらく「ディンドン」という言葉がどちらの曲にも出てくるからだと思いますが、そんなのはパクったとは言いませんよね？　さて、クリスマスソングではないですが、この時期なぜかセットで聴きたくなる曲が「グッドナイトトゥナイト」なんです。この曲は「ポールマッカートニースペシャル」というLDでビデオクリップで観たのが最初なんですが、ゴージャスな雰囲気とビロードのような声にしびれ、何故か冬にあうようにインプットされてしまったのです。ポールの声は個人的には70年代が一番良いですね。　2曲ともとにかく好きでこの時期、毎年聴いています。ここまで書くと勘のいい方は「また編集MDなんか作ってるんだろう」と思ったでしょうが、そうです(笑）。　またそのうち発表するかも？「ワンダフルクリスマスタイム」はこのCDにボーナストラックとして入ってますが、「グッドナイトトゥナイト」は本来このCDに入る方が収まりがいいのに何故か「マッカートニー2」のボーナストラックとして収録されてます。

  2005年12月03日

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• 僕の曲を紹介して頂いてるページの紹介

  　1ヶ月程前から、自作曲を発表するようになったのですが、その直後にmuzieの方のBBSの方に、夢花さんという方から「インターネットラジオ放送開設にあたって曲を使用させて欲しい」という趣旨のお便りを頂きまして、その後やりとりがあって、今では毎週、僕の曲をONAIRしてくださってます。　僕の方ばかり、紹介してもらってばかりなので、お返しにこの場を借りて紹介させて頂こうと思いました。　僕のページの左側のブックマークにリンクした「眠れる森」というのがそのページです。毎週火曜日の午後10時から約2時間の放送です。他にもいろんなアマチュアというかインディーズの人達の曲を紹介しています。　僕は夜のラジオ放送というと、オールナイトニッポンのような感じのものしか知らないのですが、この方の放送は落ち着いたアダルトな雰囲気で、且つあたたかいといった感じでしょうか。1日の疲れをこの放送を聴いて癒していただければ、との事でなるほど、そんな気がしてくる放送です。　録音ファイルも残してくれているので、いつでも好きなときに聴けるのもいいです。　これを読んで、興味を持った方、一度聴いてみてください。

  2005年12月02日

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• 遅れてきたファンとして

  　子犬の太郎さんの「涙のパーティー」のコメントとして書こうとしたのですが、長くなりそうなので自分の日記に書いてトラックバックすることにします。　すこし前にも書いたかも知れませんが、本格的にチューリップのファンになったのが「8.11パゴダ」をTVで観てからなので（「さよなら道化者」で初めて知ったのですが、その間は様子見してたわけです）、実質このアルバムでリアルタイム2枚目なんです。　だから自分の気持ちが盛り上がった時に何やらバンドの様子がおかしくなってきたわけで、3人が脱退しても正直、解散ということにならなくて良かったと思いました。　このあたり、初期からのファンと僕みたいに第2期でも遅い方からのファンとでは温度差があったのではないでしょうか。　初期からのファンの方はこの時点で10年以上経過しており、倦怠期というかそういう状態になってる人が多くなっていたのではないかと思います。　だから3人の脱退がなくても、序々にファンは減っていったのではないかと思います。(実際、売上データをみても1000回記念で盛り上がったときの「2222年ピクニック」の6万枚をピークに「New Tune」では3.5万枚まで落ちてきていた。)　要するにこの時点ではファンになって日の浅い自分としてはそれが「チューリップ」と名のつく以上、応援しないわけにはいかなかったと、今にして思うわけです。　で、脱退した3人が作ったバンド「ALWAYS」も、当然ですがチューリップの匂いを強く感じさせるものであったため、応援しつづけるようになったのです。　このことは他の好きなバンドにもあてはまります。オフコースは5人のオフコースの黄金時代と共に過ごせたのはわずか2年ぐらいだし、ビートルズは当然解散後からですし、イエスの黄金時代は一般的には70年代前半です。　逆にこうした負の要素が多かったからこそ、長年にわたって応援し続けてこれたのかも知れないと思ってます。　(それにしても同時代と言える80年代デビューで好きなアーティストがいないというのは、僕は生まれる時期を間違ったのかも知れない(笑)。）　そして、今現在はどのバンドのファミリーも現役で元気に活動し続けていて（他界された方もいますが）、ずっとファンでいて良かったと思っています。　来年早々、宮城さんと松尾さんのジョイントライブがあるそうです。これは僕にとって夢の共演で、両方のファンでいて本当に良かったと思いました。(行けるかどうかは別にして、早速申し込みました)　今後もいい夢が続きそうです。

  2005年12月01日

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  ジョージハリスンのクリスマス関連曲

  　昨日がジョージの命日だったんですね。忘れてました。ジョージごめんなさい(涙)。　･････気をとりなおして、今日はジョージのクリスマス関連曲についてです。　といっても、クリスマスソングと言えるのは僕が知る限りでは「ディンドン」1曲だけと認識してます。　この曲は「ダークホース」というアルバムに入っているのですが、ファンにはおなじみの話の北米ツアー同時期スタートのせいで声がガラガラというものです。　正直パッとしない曲だし、クリスマスっぽい雰囲気も感じられないです。　ということでこの曲の話はこれくらいにして(笑)、クリスマスソングではないけど、この時期に必ず聴いてる曲が「過ぎ去りし日々」という曲です。　ポム・スフレさんが昨日の日記で丁寧に解説してくださってるので省きますが、ジョンへの追悼曲なのにとても明るい曲調です。　ジョージの曲で一番好きなのがこの曲なんです。何故と言われると困ってしまいますが、ビデオクリップもまたいいんです。　ビートルズ時代の4人の映像がふんだんにつかわれているんですが、最後にマジカルミステリーツアーの本来「ユアーマザーシュッドノウ」のところで使われた、レビューのような映像の4人が後ろへ行きながら一斉に振り返るシーンが曲と良くあっていて明るくジョンを送り出すという考えかたもいいものだな、と思いました。　　今夜はこの曲を聴いて、一日遅れでジョージの思い出に浸りたいと思います････

  2005年11月30日

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• 新曲UPしました

  　新曲をUPしました。といっても、新しい曲ではないのだけれども(笑)。　でも発表するにあたっては、ボーカル、コーラスは全て録り直ししてます。　前回は初めてだったのでmuzieの方に曲をMDで送って登録してもらったんですが、今回は自分でMP3ファイルに変換してネット上で登録作業を行いました。　だから、前回より音質が劣ってるかもしれません。　また感想なり、書き込んでいただけると幸いです。

  2005年11月28日

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• YASSさんのクリスマスソング

  YASSさんのクリスマス関連の音源も意外にあるのでまとめて紹介します。A. Holly Night　(1984年　Ｈello Again)B.A Merry Ｌittle Chistmas(1988年　ミニアルバム)　1 PROLOGUE（オリジナル、アカペラ） 2 O HOLY NIGHT（アカペラ） 3 JESU JOY OF MAN'S DESIRING（アコギインスト） 4 WINTER WONDERLAND（アカペラ） 5 RUDOLPH,THE RED-NOSED REINDEER（アコギインスト） 6 A SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS（アカペラ） 7 ANGELS WE HAVE HEARD ON HIGH（アコギインスト） 8 HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS（アカペラ） 9 おやすみマイ・ラブ　（オリジナル）C.星の降る森(1995年　それぞれの街角で)　Aはアップテンポの軽快な曲調にドウワップ風のコーラスをまじえた曲で、YASSさんの器用さがよくでた曲だとおもいます。　Bはミニアルバムで20分弱なのですが、クリスマスの定番曲をYASSさんお得意の一人アカペラやアコギによるちょっとしたインストで料理しますのでそのあたりが楽しめるようになってます。達郎さんの「オンザストリートコーナー」への対抗意識があるのかな？とも思えます。　またALWAYSと重複する曲もありますので聴き比べもできます。　1はオフコースの「プロローグ」とは違う新たに書き下ろした序曲です。9のみ日本語詞のオリジナル曲であたたかみのあるバラードです。　CはYASSさんが年末に軽井沢でクリスマスライブを行っていた時期があってその頃書いた曲だそうです。ほとんどアコギ1本で成立するナンバーですがサウンド的にはあまりクリスマスっぽい雰囲気ではない気がします。　小田さんと比べるとインパクトの強い曲を書く、という点では及ばないかもしれませんが、器用にいろんなタイプの曲を書き分けるという点では勝ってると思います。　そろそろ新しい書き下ろし曲を書いてほしいものです。　

  2005年11月27日

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• ALWAYSのクリスマスソング

  　ALWAYSのクリスマス関連の曲なんですが、これが結構な数あります。順に紹介します。A.ひとりぼっちのHoly Night(姫野)(1986年 ALWAYS BE TRUE)B.WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS AND HAPPY NEW YEAR(1990年 非買品シングルCD) 　1)クリスマス座談会PART1　　　　2)クリスマスソングメドレー/もろびとこぞりて(コーラス)/赤鼻のトナカイ(姫野、安部)/ジングルベル(姫野)/ママがサンタにキッスした(風祭)/サンタが町にやってくる(姫野、上田)　　　　3)クリスマス座談会PART2C.去年よりも君が好きさ(風祭)(1992年 GENE)D.Snow White(風祭)(1994年 PRESSED FLOWERS) A.はサビから始まる姫野さんお得意のPOP TUNEです。歌詞が類型的なのが少し気になりますが。B.は「NEVER」発売促進で当時でたCD,シングル、ビデオ、カラオケCDすべてを購入し、封入されている応募券をおくるともれなくもらえた非売品CDで、ビートルズのクリスマスレコードをモデルに作られたと思われます。座談会はファンに向けたメッセージが中心で特に特筆すべき内容はないですが、4人のほのぼのとした人柄がつたわってきて、楽しい気分になります。メドレーはクリスマスの定番曲を日本語詞で演奏してます。一発録りでササーと仕上げた感はあるものの構成もよくできててこれはチューリップファンには広く聴いてほしい出来です。安部さんも歌ってますし。C.は厳密にはクリスマスソングではないかもしれません。「ジョンの歌が流れる～」という歌詞から時期的には12月であることは間違いないですが、恋人に対する純粋な思いが伝わってきて歌詞的にはこれが一番です。間奏とエンディングにカップルの会話が挿入されてますが、男役は何と杉真理さんが演じてます。D.は最後のアルバムに収録されたシャッフル調の曲で、曲としては一番好きな曲です。エンディングでビーチボーイズを彷彿させるアカペラを聴かせてくれます。　ALWAYSは純度の高いPOPSを作ってきたと思うので、再評価されて欲しいですね。ALWAYS／GENEALWAYS／Pressed　Flowers

  2005年11月26日

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  オフコース/Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ　Ｄａｙ

  　オフコースのクリスマスソングはこれ1曲のみです。1978年頃にFM番組のために制作したそうで正式リリースは何故か1981年12月のシングル「愛の中へ」のカップリングとして発表されてます。　ハイファイセットにこの曲を提供する話があったそうですが、その後実際に歌ったかどうかは確認してません。　クリスマスのスタンダードナンバーとならべても違和感がない曲調で、珍しく小田さん、YASSさんの共作でふたりでユニゾンで歌ってます。　初期のオフコースを彷彿させ、最初に聴いた時は嬉しかったです。　オフコース解散直後にリリースされた「レア」というコンピレイションに入っていて、そこで始めて聴きました。　クリスマスに限定しない冬の歌は豊富にあるオフコースですが、グループとしてはこういう取り上げ方で終わったというのは少しもったいない気がします。　もう少し”5人の”オフコースが続いていたら、スタンダード曲を含むクリスマスアルバムなんか制作してくれていたら素敵なアルバムが出来ていたのでは･････と思います。　

  2005年11月23日

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• チューリップのクリスマスソング

  　本当は12月にはいってからとりあげようと思っていたテーマなんですが、ちょうど子犬の太郎さんのところで「チューリップ/ふたつめのクリスマス」が取り上げられたこと、ダニエル2003さんの地方では雪がふったこと、近くのデパートにいってみると早くもクリスマスソングがガンガン流れていること等々？････から前倒しで取り上げることにしました。　まずはチューリップのクリスマスソングを紹介します。「someday somewhere」「ふたつめのクリスマス」の2曲あります。　「someday somewhere」は同名アルバムのタイトル曲でもありますが、発売は夏です(笑)。1979年、この頃はまだクリスマスが恋人達のイベントにはなってない頃だったようですね。僕はまだ小学生でしたからよくわかりませんが。　この曲は普通にバラードとしてずっと聴いてました。間奏で聴ける財津さんのスキャット風のファルセットボーカルと、最後のバースのいっぱい重ねたコーラスが本当に素晴らしいです。　「ふたつめのクリスマス」は1985年の「New Tune」に収録されてますが1月発売と思いっきりオフシーズン(笑）。どうしてこうも商売っ気がないんでしょう。　どうせなら前年にシングルとして出したら大ヒット！までいかなくてもそこそこ話題になったかも知れないのに････　太郎さんも書いてましたが、この曲は間奏のベースとエンディングのギターソロが素晴らしいです。この曲の方がクリスマスソングらしい雰囲気がよく出てます。　クリスマスに関しては個人的には特にいい思い出も悪い思い出もないのですが、クリスマスソングは昔から好きでかなり偏ってはいますが、いろいろと曲やアルバムを集めて聴いています。しばらくはチューリップファミリーとオフコースファミリーが残したクリスマスソングを取り上げたいと思ってます。達郎さんの「クリスマスイブ」のように世に知られた曲はないけどなかか充実してますよ。チューリップ／SOMEDAY　SOMEWHERE（紙ジャケット仕様）

  2005年11月22日

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  オフコース/ベストコレクション

  　1985年に東芝EMIが出したベスト。このアルバムリリースの1ヶ月前に英語版アルバム「Back Streets of Tokyo」 がリリースされている。　内容は初期のオフコースの廃盤シングル「群衆の中で」「陽はまた昇る」「夜明けを告げに」「美しい世界」を目玉に後は年代順に代表曲を並べているので前半はレア曲集、後半はベスト盤「YES-YES-YES」のダイジェスト集と言ったらわかりやすいか。　正直、何故この時期にこんな内容のアルバムをリリースしたのかよくわからなかった。廃盤シングルが聴けたのは嬉しかったが、それなら「おさらば」「悲しきあこがれ」「巡りあう今」なんかも収録してほしかった。　答えは小倉信昭氏が書いた「小田和正/Yes-No」という本の中にあった。それによると、東芝EMIの一セクションが独立したファンハウスに対して東芝EMIサイドで良く思ってないグループがあり、これは一種の対抗処置であったようだ。　小田さんは当時そんな企画があると先に言ってくれれば企画に対して積極的に協力する用意があったそうである。　そんな中でもこのアルバムはベスト１０にランクインし、オフコースのパワーは健在であることを見せつけたのであるが。　これ以降、レコード会社主導によるコンピレーションが無数に発売されるようになる、そのきっかけとなったアルバムとも考えられる。　それももう遠い過去の話になってしまいましたが。在庫切れなのにリンクしちゃったけど、この本にはいろいろと興味深い話が載ってます。

  2005年11月21日

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  STEVIE WONDER/TIME TO LOVE

  　約10年振りの新作。　スティービーワンダーを最初に知ったのはポールとのデュエット「エボニーアンドアイボリー」で、声の出し方が独特だな、という印象を持った。　その後、「心の愛」「パートタイムラバー」などがヒットし、興味をもってベスト等から入って彼の音楽を聴くようになった。　僕はブラックミュージック、ソウル等は好んで聴く方ではないが、スティービーだけは別格だ。曲が強力だし、何といっても変幻自在な表現力を持つボーカルパフォーマンスに圧倒される。ジャズ的な要素もほのかにただよってる（ベタなジャズはちょっと苦手なのです）ところが良い。でも前作あたりから少し精細を欠いてきたのかなという印象だった。　そしてこの新作だが、ひとことで言うと素晴らしい。70年代の「キーオブライフ」あたりの充実した曲が詰まったアルバムの感じがこの新作からも感じられる。　それにしてもこの人も声がおとろえませんね。ライブも一度だけいったことあるけど、スタジオ盤以上のパフォーマンスでした。小田さんとイエスのジョンアンダーソンとスティービーは60近くになっても声が衰えず、CD以上のパフォーマンスを聴かせてくれる、まさに超人だと思います。

  2005年11月19日

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  オフコース／君住む街へ 1984－1988

  　オフコース解散直後にリリースされたベストアルバムで4人時代の集大成的内容となっている。　このアルバムがオフコース関係では初めてCDの収録時間いっぱいに曲を詰め込んだ物になる。　また、同時期に古巣の東芝EMIは各種テーマ別のベストを数タイトルリリースしている。それらについては個別にとりあげる気はないが、「レア」というアルバムだけは初期の廃盤シングルがまとめて聴けたので重宝しました。　曲順は年代順ではないのだが、ステージのセットリストを連想させる構成になっており、ライブの思い出に浸れるというわけで、そういう意味ではジャケットと内容が一致していると言える。　ただ、わずか1年前にベスト盤(「セレクション3」）を出しており、対象年代が殆ど同じ時期なので差別化を図るための工夫のあとが見られる。　たとえば「君が嘘をついた」などのシングル曲はアルバムバージョンが収録されているし、85年のシングル曲は「たそがれ」のみ、それも英語バージョンの「ＥＮＤＬＥＳＳ　ＮＩＧＨＴＳ」を収録といった具合である。　ベストならではのレア音源などは一切無いのが少しさびしい。（気のせいか「Ｉ’ｍ　ａ　ｍａｎ」はオリジナルアルバム収録のものよりボーカルのエコーが効いてるように思うのですが、誰か知ってる人いませんか？）　メンバーはツアー中なので選曲に関与するぐらいしか時間的余裕は無かったと思われる。　とにかく、4人時代のオフコースを手っ取り早く知りたかったらこのアルバムを聴けば良い、といっていいくらいの内容になっていると思う。　　

  2005年11月17日

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• チューリップ/青春の影１９７２－１９８６

  　ひろさんのことがあってしばらくパソコンを離れてしまいましたが、いつまでも悲しんでいても仕方がないし、ひろさんもそれは望んでないでしょうから、今日からは通常に戻りたいと思います。　今日とりあげるチューリップのベスト盤はちょうど第3期に発売されたもので、おそらくファンハウスとの契約終了に伴ってのリリースと思われる。　とは言えファンハウス時代の音源のみではアルバム3枚分しかないので古巣の東芝EMIから音源を借り、財津和夫のソロまで対象に含め、シングル曲のみで構成しているのでシングルA面コレクションと言うべき内容になっている。　「風のメロディ」を除いてすべて財津単独作品となっている。メンバーチェンジによりオリジナルメンバーが財津和夫一人になっていた時期なので財津和夫にスポットを当てる意図があったのかも知れない。　実は発売当時にはこのアルバムは入手しなかった。まだ学生でほとんどの曲をもっているアルバムを買うわけにいかなかったからだ。買ったのは90年頃になってから。この頃にはもうCDが主流になっていたが、チューリップに関してはあの「音蔵シリーズ」も出てなくて、CDのラインナップは非常に貧弱な時期だった。ので、手軽にチューリップの代表曲を手に入れることの出来るこのアルバムを買った。　このアルバムは音蔵シリーズが出てからもしばらく重宝した。「ｉｔ　ＷＡＳ　ｌｏｖｅ」は今年のベストが出るまでこの盤でしか聴けなかったし、「もっと幸せに素直になれたら」のシングルバージョンは未だにこの盤でしか聴けない。　　この時点ではそんな意図は無かったと思われるが結果的に再結成以後の、ボーナス曲を目玉にして何度もベスト盤を買わせる手法のはしりかも(笑）。　あ、これ別に悪い意味で言ってるのでは無いですよ（笑）。それも3年に1回ぐらいだからむしろ楽しみにしてます。　　青春の影1972～1986

  2005年11月15日

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• にじんで見えない

  　昨日、日記を書き終えお気に入りリンクに目をやると、韓国の龍さんのところで「元チューリップの高橋･･･」という文字が目に入ったので「おっ、龍さんもひろさんの事、何か書いてるんだ、楽しみ」と思いながらクリックした。そこに飛び込んできたのは「元チューリップ高橋裕幸氏のご逝去を悼む」という文字だった。　一瞬、何のことかよくわからなかった。しばらくして、ひろさんがこの世からいなくなったことを意味していると理解できた。子犬の太郎さんのところでの、ぱに二郎さんの書き込みによる情報であった。龍さんがBBSのリンクを貼ってくれてたのでクリックした。そこは僕がよく観ていた、そして最近ご無沙汰だった「高橋ひろ公式ホームページ」のBBSだった。　その書き込みを読んでいくにしたがって、亡くなったのは11月4日だったと知った。本人の意志で詳細は伏せていたとの事だった。だから、僕もこれ以上はふれないことにします。　最近、ひろさんの音楽、あまり聴いてなかった。でも、ある時期本当によく聴いていて彼の作る曲に感動し、励まされたことを改めて思い出した。彼の曲が入ったMDを探した。一番お気に入りの曲ばかり選曲したマイベストMDが出てこなかった。仕方がないのでMDLPでアルバムまとめて収めたMDで聴きたい曲を飛ばしながらきいていった。「プライマリーカラー」は新しいチューリップの可能性を感じさせてくれた。「3月29日花曇り」は本当に美しく優しく聴くたびに涙が出そうになる。　「アンバランスなKISSをして」「太陽がまた輝くとき」アニメの主題歌としてかなりのヒットを飛ばしました。ソロアーティストとしての可能性を感じさせてくれました。不運なことにその後レコード会社が解散してそれからは苦労されたのではないかと思います。　そして「にじんで見えない」･････今の僕の心境です。　こんなことならもっと生前にもう少しブログで取り上げるんだった。後悔しても後の祭りですが、折にふれてひろさんの音楽の素晴らしさを皆さんに伝えていこうと思います。

  2005年11月10日

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• オフコース/IT'S ALL RIGHT SELECTION III 1984-1987

  　セレクションシリーズ第３弾だが、前作が1978-81なので82年と83年が抜けている。83年は活動停止していたのでいいとして82年は伝説の武道館10日間のあった年でありアルバムも「over」「I LOVE YOU」と2枚ある重要な年である。　何故、この時期がぬけているかは前作のブログに書いたので省略するが、とにかくこのアルバムは4人のオフコースになってからの初のベストアルバムとなるわけである。しかも1987年3月に「as close as possible」が出てわずか3ヶ月後のリリースである。　この間の対象アルバムは「The Best Year of My Life」「as close as possible」しか無いがその分1985年にシングル3枚出しておりいずれもアルバム未収録なのでそこからの曲が殆ど収録されている。　何故、この時期にベストを出さねばならなかったのだろう？当時ツアー中であり、いろんな意味で勢いづけるためだったのかもしれない。　1曲目は当時の最新シングル「IT'S ALL RIGHT」でシングルバージョンで収録されている。2曲目以降は年代順にシングルを並べた構成。ここで松尾さんの「君の倖せを祈れない」がアルバム初収録となった。正直「The Best Year ～」からの松尾さんの3曲よりもこの曲のほうがクオリティが高く、どうしてシングルのＢ面にあまんじたのか不思議な気がする。　そのあと85年のシングルが続くが収録時間の関係か、「call」のＢ面「二度目の夏」はここには収録されてない。また「夏から夏まで」もエディットして短くなっている。　当時嬉しかったのが最後に収録された「時代のかたすみで（せめて、今だけ）」だ。武田鉄也主演の映画「RONIN」の挿入歌でサントラに収録されていたが、1曲だけのために、と買うのをためらったからだ。小田さんらしいしっとりした曲でこの頃の曲の中では一番好きかもしれない。　全体的な印象としてはこれまでのセレクションと随分違う感じだ。また小田さんと松尾さんの曲だけというのは金属的な印象がしてやはりYASSさんのあたたかさが欲しいなと思う。　今となってはオフコースのカタログの中では印象のうすいアルバムとなってしまったし今聴くこともほとんどないが、オーソドックスな構成は好感がもてると思う。

  2005年11月09日

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• 財津和夫/City Swimmer

  　このアルバムのリリースは1987年1月で前作が1980年だから7年ぶりのソロアルバムである。この間、チューリップは第2期チューリップとして順調に活動していたが1985年にメンバーチェンジがあり、第3期チューリップとして前年にアルバムをリリースしている。　そしてレコード会社移籍第１弾として出たのがチューリップではなく財津さんのソロだったというわけだ。　チューリップとしてはこの頃ボーカリストを公募している時期でそのためのお休み期間を利用してのソロ活動だったようだ。　そのせいかどうかは定かでないが外部ライターに数曲依頼している。その顔ぶれは松任谷由実、杉真理、松尾清憲、有頂天のケラ（だったっけ？）の４人でいずれもその人が書きそうな楽曲が並んでいる。　正直チューリップの前作「jack is a boy」がお気に入りだったし、丹野さんや松本淳さんの曲も気に入ってたので、グループの新作が聴きたかったのであまり気乗りしなかった。とはいえ買ってすぐは何度も聴いたのだが。（この頃はアルバムを買うのも年に数枚なので買ったやつはその次を買うまで毎日聞き倒していた）　　全体に若々しいサウンドでちょっと無理してないかい？と思わないでもないが楽曲のクオリティが高く、また全体のカラーが統一されているため、非常に聞き易い。最初は外部ライターの曲が新鮮でおもしろみもあって好きだったが近年は財津作品の方が心地よいので好きになっている。特に「湾岸ビルヂング」「愛にふれたとき」「都会の月」などが良い。　現在はこれを含めファンハウス、コロムビア時代の作品は入手しづらいようだが偶然聴く機会があったら聴いてみて損はないと思います。●財津和夫／The　Best　of　Kazuo　Zaitsuこの作品は現在発売されてないのでかわりにこのアルバムの曲が３曲（「償いの日々」「シティ・スウィーマー」「愛にふれたとき」）入ったベストをつけときました。

  2005年11月08日

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  小田和正/そうかな

  　小田さんのオリジナルアルバムシリーズもこのアルバムで一応完になるので前倒しして取り上げることにしました。「LOOKING BACK」とかベスト盤をすっとばしてしまったのでそちらはオフコースのベスト盤シリーズが終わった後にしようと思ってますが、毎度計画通りにいってないのでどうなることやら････　この度、本人出演のアリオンCMにてめでたく全曲タイアップをなしとげたアルバム「そうかな」。このアルバムの収録曲は4～5年前からタイアップとともに少しずつ僕らの耳に届くようになりそれらが6～7曲たまった時点でアルバムとしての制作を開始している。　タイアップの曲はシングルとして出たのは「まっ白」だけで、あとは映画なりテレビ番組の中でしか聴けなかった。これは曲になじみ感をもってもらうということと、曲の鮮度を保つという相反したテーマを両立させるすぐれたアイデアだと思うが、小田さんの曲をタイアップで使いたい企業なり番組サイドはシングルカットしてもらいたかったはずで、それを許可せずにタイアップをなりたたせたのはすごいことだと思う。　小田さん自身が語っていたことなのだが、「このアルバムの曲はラストにふさわしい曲がいっぱい」である。それにふさわしい曲は「たしかなこと」「僕ら」「明日」「風のようにうたが流れていた」「そして今も」が該当するように思う。　「僕ら」は映画のエンディングテーマだし「風のようにうたが流れていた」はご存知のようにあの番組のテーマ曲である、といった具合に求められるテーマが全体の総括的なものが多かったので自然とそういう楽曲が多くなったのだと思う。　そしてそうしたテーマで成り立つ曲が小田さんの最も得意とするものでまたファンの多くもそうした曲を聴きたがってるんだと思う。　そしてアルバム制作としての締め切りを気にせず1曲ずつ全力投球して制作された曲ばかりだけに今回の曲はすべてが強力でキャッチコピーの「オリジナルにしてベスト」という表現はけっして大袈裟なものではない。　正直、このアルバムは完璧すぎてケチつけるところがないことが唯一の不満(笑)と言いたいくらいの出来だと思う。またそれが多くの人々に愛聴されるアルバムになって本当によかったと思う。

  2005年11月06日

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  小田和正 / 個人主義

  　前作「MY HOME TOWN」から約6年ぶりのリリースとなったオリジナルアルバム。　しかし最初聴いたときは失望、落胆し、最後には笑ってしまった。なぜならあまりにも各曲が以前の曲の焼き直し的でしかも各曲のなかでも似たメロディがあちこちに出てくるからだ。当時の小田さんのインタビューでも「似たメロディが出てきても自然にでてきたものだからそれで良しとした」的な発言をしているがそれもいいわけめいて聴こえとても嫌だった。　具体例をいくつか挙げてみよう。１）「１９の頃」をバックにオフコースの「決して彼等のようでなく」がまるまる歌える。２）「こんな日だったね」のWOO WOOの部分と似たメロディは「忘れてた　思い出のように」の「誇りも～」の部分「１９の頃」のエンディング部分に出てくる。３）「また，春が来る」のサビと「君たちを忘れない」のサビはほとんど相似形で互いに入れ替えてもほとんど違和感はない。４）「ｔｈｅ　ｆｌａｇ」曲全体が「愛をとめないで」の焼き直し５）「とくべつなこと」のサビは「誇れるのはたゞ」の流用部分あり　ここまで書くともはや中傷のレベルかもしれないが最初に聴いたときにすぐこれだけのことを気づいてしまった。ソロになってからの曲はそれ以前の曲を思わせる部分が多かれ少なかれあるのだが、ここまで簡単に連想できる例は少なくその分良く練られてると思っていたのだが、正直このアルバムの場合はちょっと力がぬけてしまった。　しかし、意外とファンの受けは良く、ここから自己ベストに至るソロ第2のピークにつながっているのは間違いないわけでそういう意味ではこれは確信犯でやっているのだなと感じるようになった。そうして再度このアルバムと向き合ってみるととても心地よいことに気が付いたのだ。　まず曲の並びが今までのアルバムの中でもっともスムーズで、メロディの相似部分もコンセプトアルバムだと思って聴けばむしろ効果的である。そしてここが重要なのだが小田和正を聴いてきた人達がもっとも好む要素だけで作られているということだ。心地よさがこれから来ているのは間違いなく多くの人達に支持された理由だと思う。

  2005年11月03日

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• 鈴木康博／ダレか胃薬クレ。

  　今のところ、YASSさんの最新オリジナルアルバム。早いものでこのアルバムがでて３年が経過した。　YASSさんはソロキャリアが長く、これまでにさまざまなアルバムをリリースしてきたがこれはその中でも最高傑作と言い切ってもいいくらいの内容のアルバムだと思う。　まず曲が進化している。かなり高度なコード進行と広がりと奥行きのあるシンセ、バッキングはシンプルながらベースが一筋縄ではいかないプレイをしている。　詞もオフコース時代では考えられないような斬新なものが多い。「アイデンティティーって何？」「ユメ返せアイ返せ」といった曲だが、アップテンポでダンサンブルなものが多くとてもカッコいい。　また聴かせるところはちゃんと聴かせる。「君を想うとき」「夕山風」「TIES OF US」といったバラードの名曲が目白押しで何度もリピートしたくなる。　問題は声だが、オフコース時代の伸びのある声を期待すると、あれ、となるかも知れないが今回の楽曲の今の声はよくマッチしており違和感はないだろう。　これはかつてオフコースファンだった人ならば聴いて損はないアルバムである。　【CD】ダレか胃薬クレ。／鈴木康博

  2005年10月30日

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  オフコース / ＳＥＬＥＣＴＩＯＮ　１９７８-８１

  　オフコースのセレクションシリーズの第２弾。しかし１作目をリリースした時とはオフコースをとりまく状況が全然違ってた。　「さよなら」が大ヒットしアルバム「We are」も記録的な売上を収め、ツアーも大成功。内部的にはこの時既に鈴木康博が脱退の意思をメンバーにつげており、この時期の活動はこの時を境に１９８２年６月の武道館コンサートを最後にオフコースを解散することを前提にスケジュールやアルバムリリース計画が立てられたそうだ。このことは当時出版された「give up」という本に詳細に記されている。　このアルバムのリリースは１９８１年９月。その年の１２月には新作「over」がリリースされてツアーも開始されている。普通ならこんなアルバムのリリース計画にはならないし、ベストアルバムを発売する区切りの時期がこの時期で妥当かというとそれも違う。　すべては上記の事情ゆえのことだと考えれば説明はつくわけだ。今になってふりかえってみるとセレクションの区切りはアルバム「I LOVE YOU」の後がふさわしかったとは誰もが思うことであろう。　さて、内容の方はめずらしく年代順と関係ない曲順になっている。この時点で対象となるオリジナルアルバムは「FAIR WAY」「THREE AND TWO」「We are」の３枚しかなく、収録曲の候補をあげていくうちに年代順はふさわしくないという判断がなされたのであろう。これは妥当な判断だと思う。　またアルバム未収録曲やシングルバージョンなどが結構存在していたため極力収録するようにしたと思われる。１曲目がアルバム未収録のシングル曲「風にふかれて」で始まるため、新鮮な印象を与えることに成功したと思う。他に「さよなら」「愛の終わる時」(エディットバージョン)「Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ」がアルバム初収録となり、「愛を止めないで」「Ｙｅｓ-Ｎｏ」がシングルバージョン、「一億の夜を越えて」がエディットバージョンであり、独自性は意外と高い。　今回、鈴木康博作品は３曲のみでＢ面にまとめて収録されているのでＡ面では聴けないこととなった。そのかわり（？）松尾一彦の「せつなくて」がベスト盤初登場となった。　ちなみに、そういったことはどこにもクレジットされてないし、メンバーもインタビュー等で説明したことはないと思われる。山下達郎や佐野元春ならことこまかく説明しそうな事だがオフコースは語らないのである。　そういう意味でベストアルバムというよりはブレイク後のオフコースをコンパクトにまとめた入門編といった位置付けがふさわしいのかもしれない。　････この当時は本当によく聴きました。今、この曲順で聴くことは殆どありませんが、よくできた構成のアルバムだと思います。

  2005年10月29日

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• 財津和夫/ソロコンサート・ライヴ The Round About Way

  　1980年には前回紹介した「I need you and YOU」とこのアルバムがリリースされている。1979年末にはメンバーチェンジがあり、1980年夏には新メンバーお披露目も兼ねた鈴蘭高原ライブがあったが、チューリップとしてはデビュー以来初めてオリジナルアルバムのリリースのない年となった。その空白を埋めるべく財津和夫は一人奮闘していたという図式になるのだろうか？　聴いた順番は今となっては定かではないが財津さんの先の2作より早く聴いたと思う。茶封筒（？）に入ったジャケットに惹かれて中古レコードを買ったんだと思う。　内容はとてもリラックスした雰囲気でトークが大変面白い。ファンにはおなじみの子犬の話や、CM歌っても車一台くれない話（笑）とか･････　前にもどこかで書いたがこの頃の財津さんの声はファルセットが一番透き通ってる時期でその声に合った歌が多くいずれもスタジオ盤を上回る出来栄えである。　具体的には「My Sleazy Babe」「まるで子供のように」「たしかな愛」で、特に「たしかな愛」の出来栄えは怖いくらいである、と言ったら大袈裟すぎるだろうか？　一方、これもどこかで書いた話だが「ともだちのあなただから」は元が元だけに少し気持ち悪い出来栄え（？）だ。「カズコさんー」なんて掛け声を掛けられてしまってる･･････　このような内容のアルバムはチューリップでは考えられなので、皮肉にもライブアルバムの方がソロアルバムとしての意義のあるアルバムになってしまった。　名盤？それとも迷盤？どっちにしろ僕にとっては大切なアルバムのひとつである。ソロコンサート・ライヴ The Round About Way

  2005年10月28日

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  小田和正／ＭＹ　ＨＯＭＥ　ＴＯＷＮ

  　小田さんのオリジナルアルバムシリーズもちょっと間隔があいてしまった････ので久々にやってみたいと思います。　前作「sometime somewhere」は「ラブストーリー～」の余波でオリジナルアルバム最高の売上（残念ながら「そうかな」は50万枚を目前にして力つきてしまいました･････）を記録しましたが、その次の本作はlittle tokyoレーベルを立ち上げてからでは最低の成績で終わってしまいました（それでも17万枚です）。　いつも僕は売上枚数のことをよく話題にするのですが、作品の良し悪しが実際の売上枚数と関連してないと思うケースがときどきあるからで、この2作の関係がそれにあてはまるのではないかと思うわけです。　このアルバムが予想より低迷したことが小田さんの以降の活動に結構影響を与えてます。オリジナルアルバムの間隔が伸び、新たに「LOOKING BACK」シリーズを始めたことがそのことをよく表してます。　実際ライブでの定番曲は圧倒的に「ＭＹ　ＨＯＭＥ　ＴＯＷＮ 」の方が多いです。「またたく星に願いを」「風の坂道」「だからブルーにならないで」「ＭＹ　ＨＯＭＥ　ＴＯＷＮ 」等なくてはならない曲です。　売れなかった原因として考えられるのは発売と連動したツアーが無かったこと、主力のファン層が子育て期に入り、一時的に離れた人が結構いた、あまりのブームの後だっただけに硬派のファンがそっぽを向いた等々･･･あくまで憶測ですので信憑性はありませんが（笑）。　ただ弱点もありまして２～３曲、ちょっと弱いと思える曲があるのも事実です。オフコース時代はアルバムの半分の楽曲を用意すればよかった小田さんにとって毎回10曲用意するのが、そろそろ負担になってきた時期かもしれません。　いろいろ書きましたがとにかく本作はオリジナルアルバムの中で1、2をあらそう名盤だと個人的には思ってます。ファンでない人の最初に薦めるオリジナルアルバムは迷わずコレです。

  2005年10月26日

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• 財津さんの提供曲その２

  　今回はハイファイセットの１９９１年にでたアルバム「GET A MOVE ON」に収録された「彼女の恋人」という曲をとりあげたい。　ハイファイセットをご存知でない方のために簡単に説明すると元「赤い鳥」(こっちにも説明がいるかも）の山本潤子等３人が作ったグループ（ちなみに残りの二人は紙ふうせん）で、「卒業写真」「フィーリング」などのヒット曲を持っている。　デビュー前のオフコースと財津和夫との運命的な出会いについては他の記事を参考にして頂くとして、このアルバムでは小田さんも「忘れないわ」という曲を提供しておりこちらはシングルにもなったがヒットしなかったようだ。　このアルバムを買ったのはもちろんその小田さんの曲目当てだったのだが、聴いてみると財津さんの曲が入っててこれがいい曲だったのである。　７０年代のチューリップを彷彿とさせる鮮やかなポップスとでもいえばいいのか？サビのメロディは「夏は終わらない」に少し似ているがマイナー調では決してない。うーん、うまく表現が出来ない。　とにかく、この曲も財津さんバージョンで聴きたいのである。　さて財津さんの提供曲として２回やってきましたが、とりあえず今回で一旦終了します。財津さんの提供曲はいっぱいあるし、全部は知らないがもう取り上げたい曲が無いということでもないので突然復活させるかも知れませんが、ということで。

  2005年10月23日

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  オフコース/SELECTION 1973-78

  楽曲毎のレビューはこちらやさしさにさようなら通りすぎた夜　オフコースの初めてのベストアルバムがこのアルバムである。僕にとっても”ベストアルバム”という概念を初めて知ったアルバムでもある。「さよなら」がヒットする前なのでヒット曲といえるのは「眠れぬ夜」のみ。従ってシングルコレクションというよりは各アルバムからのフェイバリットソングを選曲しているような感じだ。　基本的には年代順だが冒頭１、２曲目には当時の最新シングル「やさしさにさようなら」AB面が収録されている。この手法はオフコース・小田和正特有の編集方法でその後のベストアルバムにもしばしば使われている。　これが僕にとっても”初の”ベストアルバムなので非常に印象深い。少し大げさだがベストアルバムの良し悪しを判断する基準はこのアルバムによって培われたといっても過言でないほどだ。　A面残りは「僕の贈り物」から３曲、「この道をゆけば」から２曲で「のがすなチャンスを」は７８年当時のライブ録音が収録されている。ライブによって曲が成長していったからスタジオ盤はふさわしくないと考えたのであろう。その後この曲はさらに進化し、伝説の「1982･6･30武道館」ではまるでTOTOかと思うようなアレンジで演奏されている。　B面は「ワインの匂い」より３曲、「SONG IS LOVE」「JUNKTION」よりそれぞれ2曲収録されている。この時点でも小田作品が鈴木作品より多く収録されており次第に小田和正色が強くなっていくのは止められなくなっていたのだろう。　でもここに収録された作品のほとんどはその後の二人にとっても大切な作品ばかりだ。それがいまだにこのベストアルバムが色あせない理由でもある。

  2005年10月22日

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  財津さんの提供曲その１

  　昨日、子犬の太郎さんの日記「たった一人のオーディエンス」にコメントを書きこんだ際に財津さんがさだまさしに提供した「空っぽの客席」について少しかいたのですが、もう少し詳しく書いてみたくなったので今日はこのテーマにします。　発売は１９９９年の６月となっている。確かさださんのデビュー何十周年か何かの記念で同業のシンガーソングライター達に詞曲を提供してもらってそれを歌うというコンセプトで作られたアルバムで、他に南こうせつ、小椋桂、来生たかを、谷村新司、加山雄三等が詞曲いずれかを提供している。　ちなみに、小田さんは寡作だからか(?)、詞曲の提供のかわりにコーラスで参加しているが、リードボーカルより目立つコーラスだ(笑）。　「空っぽの客席」は「たった一人のオーディエンス」と似たようなテーマだが、後者が君一人がいるから君を守りたいと言うのに対し、前者は君が去るということは空っぽの客席に歌うようだという内容なので１８０度違うと言える。共通するのはどちらも素晴らしい歌だということ。　曲調はバラードで非常に日本的なメロディラインをもった曲でストリングスが曲のせつなさを一層引き立てる。さださんの声にもよくあっている。　しかし僕は財津さんのボーカルで聴きたい。そうすればもっと素晴らしくなるような気がする。　

  2005年10月19日

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  チューリップ・ガーデン

  　CDのレビューに関してはここしばらくはベストアルバムをとりあげていこうと思います。また途中で気が変わるかもしれませんが(笑)　前回のベスト「心の旅」はシングル「心の旅」のヒットに連動した形だったので実質この作品が本来的な意味での初めてのベストアルバムと言えるのではないかと思う。　単純にシングルのAB面を並べただけというシンプルな構成だがこれが意外と聴いてて流れもよく気持ちがいいのである。しかもアルバム未収録曲が多くかくれた名曲揃いときているので当時はオリジナルアルバムに匹敵、またはそれ以上の値打ちのあるアルバムだったのではないかと推察される。(現在ではCD3枚組の「TULIP SINGLES」の中に含まれる形になってしまっておりさすがに価値が下がってしまった。）　以降この形での続編的なベストアルバムは作られていない。その後に「虹とスニーカーの頃」のヒットがでているので作ることは可能だったはず。やはりメンバーチェンジが影響しているのか････　個人的にはこのような編集はベストアルバムとして意義のある方法だと思う。　　

  2005年10月18日

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  オフコース /YES-YES-YES

  　11月にDVD付で新装発売されるということでにわかにこのアルバムのことが盛り上がっている。そこでこのアルバムの発売当時の思い出等を振り返ってみたい。　発売当時の1983年の秋はオフコースはYASSさんが脱退し、活動休止中だったがそろそろ4人で再始動か？といわれだした頃だったと思う。　正直、またベスト盤か？と思った。何故なら1981年には「ｾﾚｸｼｮﾝ1978-1981」が出たし、前年に出た「NEXT」はテレビ特番のサントラと言いつつ内容的にはベスト盤の1種といえる。　他にも不満はあった。A面コレクションということでYASSさんの楽曲が1曲も収録されていない。もうYASSさんは脱退したのだから、ということで切り捨てられているような気がしたからだ。　選曲はLP1枚に可能なかぎりつめこんだらこうなりました、といったところか。これについては特に異論はない。また曲順はオフコースのベスト盤の多くがそうであるように年代順である。　驚いたのは曲間がほとんどなく、曲によってはフェイドアウトの数秒をカット(ぶつ切り)して次の曲につないでいることである。収録可能時間内にできるだけ曲をたくさん入れるための処置と思われるが、切れ目なく曲が流れ意外と良かった。　それにしても最後は「I LOVE YOU」「言葉にできない」「YES-YES-YES」と重厚な曲が続くところは圧巻だ。　今回の新装版、予定収録曲を見ると、収録曲が増えているのはいいが曲順が年代順じゃないし、これでは「YES-YES-YES」の復刻版とは言えないのではないか。　東芝が手を変え品を変え出してるいつものベスト企画盤と大差ないのではないか？実物を手にしていない今、断言はできないが正直こんなお茶を濁したような企画で商売せず、コアなファンのために未発表音源満載のBOX-SETのひとつやふたつ、出して欲しいもだ。

  2005年10月16日

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