テーマ:英語のお勉強日記(8032)
カテゴリ:英語教室
英語のお教室関連で、23土曜日は英検セミナーへ、本日は系列語学学院へ他の先生方との茶話会参加してきました。
英検セミナー、面白かったです。 2020年及びそれ以降に向けて、英語教育もどんどん変化してきています。 大人の世界ではTOEICがかなり一般的になってきましたが、小学校から大学までは英検(R)がやはり主流となっています。 お仕事で必要でない限り、英語の検定試験とは離れてしまった方には、なんのこっちゃ?という感じかもしれませんが、変わったんですよ~。 英検(R)(いわゆる日本英語検定試験)は、今までは使えないだの、日本だけの試験だのと言われてきておりましたが、ここ2年ほどでかなり変化が大きくなっています。 5級、4級にもスピーキングテストが導入され(現在はまだ級の合否には反映されない)、さらに3級から英作文が入りました。 これがかなりくせもので、これにより、点数の体系も大きく変わったのです。 今までは技能に係らず、点数さえ合格点に達していれば合格でした。 が、今では、各技能(読み、書き、聞く)のそれぞれが一定の水準に達していないと合格できないような判定基準となっています。(1次試験のこと。2次は面接なので話す技能) さらに、他の検定試験と比べることができるように、CSEスコアというものが出されるようになりました。 これは国際標準規格CFERに対応しています。 と言っても、関係ない方はわかりにくかと思いますが、要は、何級に合格したか、というだけではなく、他の検定試験や英語能力の目安との比較ができます。 そして、例えばそれが大学の採用基準になったり、入試の優遇や単位認定されたりするのです。 2年英語を始める時期が早くなりますので、今までの英検(R)の級のレベルも変化することになります。 つまり、今まで英検5級は、英語初級者の中学1年程度と言われていたものが、小学校で既に5級、もしくはそれ以上の英語力を求められるということです。 先日某テレビ番組を見ていたら、有名なH先生が英語早期教育を否定していらっしゃいました。 確かに一理あると思うのです。 が、H先生がおっしゃっていた「素地があれば」という言葉を聞き逃してはいけません。 「素地のある」人は、そうそうはいないということです。 (私自身はこの「素地」が「地頭」とほぼイコールと感じています。もちろん後天的に勉強して増やすことは出来ますが、そもそも持って生まれた能力は当然個人差がありますので、誰もが超エリート校に入学できるわけではありません。) そして「素地」がないと、当然いつやってもすぐできるようにはならないということです。 しかも、音に関して言えば、絶対的に小さい頃から続けていた子の方が敏感になります。 すなわち、発音が良くなりますし、聞き取れるということです。 音楽に携わる人は、幼児教育をおろそかにしませんよね? 絶対音感を持つ人は、小さい頃から耳を鍛えているからです。 もちろん英語はあくまでツールですので、通じればいい、読めればいいということであればいいのですが、小さい子が将来どうそのツールを使うかなんてわかりませんよね? そういう意味では、英語の文法がどうのとか考える前に、音として身近に感じてもらうと、将来自分が話す際に、非常に心地よい伝わりやすい音で話すことが出来ますし、話せるということは、その音が聞こえてくるということですので、他の人の話も理解できるようになるのです。 (もちろん単語と文法がそれにプラスして必要ですが!) 小学校2年生で初めてお教室に来た子は、CDが大好きで毎日聞いていたそうで、ネイティブのような発音で、テキストのスキットを丸暗記していました。 一方中学2年からお教室に来た子は、最初出来なかったリスニング問題は出来るようになりましたし、英語の能力も上がっているのですが、読み方は何度練習しても抑揚や強弱がうまく付けられずに、一本調子になってしまいます。よく出来る子なので、せめてもう3~4年早かったら、発音ももっとよくなっていただろうなぁともったいなく思っています。 ただ、H先生がおっしゃっていた、話す中身の方が大切というのは同感です。 何を話すのか、どう話すのか、話の中身がないと語学のスキルがあっても使えないということになりかねませんので、そこはもちろん必須です。 もう1つおっしゃっていた、英語だけ出来ると他も出来ると勘違いする、というのは疑問です。 そもそも1つ得意なことが出来ると、他も頑張る子が多いので、英語だけしかできないという子(も中にはいるかもしれませんが)よりも、英語も他も出来る子の方が多いのでは?と個人的には思います。 小さい頃から他の言語に親しむと、世界が広がると思いますヨ。 英検(R) の話から遠ざかってしまいましたが、実際のセミナーで伺ってきたのはもっと実用的なことなので、それはまた機会があれば。 低年齢化してきているというのは確実ですので、これから小学生向けの英検(R)対策も強化していこうと思ったセミナーでした。 で、本日は比較的近くの先生方9名と茶話会で、語学学院へ。 結構違いがあって、このスクールのテキストは全部音声ペンでした。 子どもたちは、CDやDVDではなくて、家では音声ペンで練習するそうです。 しかもテキストのイラストが、妙に外国チック! 書かれているものも、私たちが普段使っているテキストとかなり違います。 プレッツェルとか、普段あまり見かけないものも描かれていました。 レッスン風景が見たくなりました。 すみません、長々・・・。 早期教育不要に反論したかったもので・・・(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 25, 2017 11:46:40 PM
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