テーマ:お勧めの本(7395)
カテゴリ:素敵な本たち
今日は新聞ネタと離れて 本の紹介をしたいと思います。 最近は脳トレと並んで 日本語ブームの関連本をいっぱい見かけます。 この本は普段使う言葉から 聴きなれない言葉まで 1日1ページ読んでいくように 365日分の日本語を紹介した本です。 もともとはメルマガで配信されたものが人気となって 本になりました。 その中からガイコツの目にとまった日本語を 一部紹介してみたいと思います。 風待月 かぜまちづき 6月の異名。水無月(みなづき)が有名だが、他に涼暮月(すずくれ づき)、常夏月(とこなつづき)、蝉羽月(せみのはづき)などがある。 今回は6月を紹介しましたが それぞれの月にいろいろな呼び方があるみたいです。 春から夏に変わり蒸し暑くなるこの季節 涼しい風を待つわけですね。 とても風流な言葉です。 心化粧 こころげしょう 心構えをして 改まった気持ちになること。 服を着替えたりお化粧をしたり いつも気にするのは外見のほうばかり。 内面にも気をくばって 綺麗な心構えで出歩きたいものです。 九十九髪 つくもがみ 白を九十九に置き換えて表現(百引く一は九十九)。白髪のこと。 昔の人は遊び心があったんですね。 こんな名前で呼ばれるなら 白髪も悪くないかな~。 東雲 しののめ 夜明けを表す。暁(あかつき)→東雲(しののめ)→曙(あけぼの) 暗闇から日が昇るまでの ほんの短い微妙な光の変化を ここまで細かく表現するんだ!と 感心してしまいます。そういえば夜明けをじっくり見たことないなあ・・。 読んでいて思うのは 日本語の言葉のもつ音の美しさです。 語源が変化した読み方の言葉も多く 長い歴史の中で 日本人の心地よい音に変わってきたのだと思います。 だから響きが美しいんですね~。 言葉本来の意味も知れて 改めて日本語は美しいなあと思わせてくれる本です。 「夢子」のハンドルネームでメルマガやってるそうなので良かったらぜひ。 「センスを磨き、幸せを呼ぶ~愛の言の葉~」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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