ボンジュール･ド･パリ

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  パリの中心地の不思議空間

  パリ在住も長くなったとは言え、結局行くところは決まってしまって毎度毎度同じ風景。そういうわけでこのページの姉妹サイト「ボンジュール・ド・パリ写真館」の展示作品にも日に日に苦労するようになっています。けれども実際はまだまだ知らないところが多いんですよね・・・。それも同じ場所でもたった１本、道を変えただけで違う風景が広がることがあります。パリの中心地、レ・アール周辺。さんざん歩きつくしたはずのここですら、ほんの少しいつもの道を外れただけなのに、いつもと違う雰囲気の場所を発見しました。・・・これは何でしょう・・・。いろんな種類の木が植わっているのですが、どうもアンサンブルで見てあまりうまくまとまっているとは言いがたい・・・。さらに木々の根元は白い砂利か小石が敷き詰められている。こ、これは・・・ちょっと日本庭園を意識しているんでしょうか？特に１本だけちょっと背が高い木、これがなければもうちょっとマシなのかな。なんだかこの気に妙に目がいっちゃいますよね。うーむ・・・私には理解しがたいです、この不思議空間は。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 25, 2008

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  自分に関係のないものって目に入りませんね

  密かにトップページの写真を変えてみました。思えばこのレイアウト自体も以前はときどき変えていたに、今じゃすっかり手付かずで・・・。前の写真はたぶん２年くらい前に撮ったはずなので２年間レイアウトも写真も変えていませんでした。レイアウトはよっぽど気力と時間がないと作れないので、恐らくこれからもブログが続く限りは同じかもしれませんが、写真くらいはときどき変えたいですね。・・・というわけで今日の話はタイトル通り。目には入っているのに見ていないものって、よく考えたら結構たくさんあるのかも。例のごとく、また道で人にものを尋ねられました。この日記でも何度も書いている通り、私はパリ限定でものすごく人に道を聞かれるのです（日本では一切ありませんでしたし、一時帰国中もありえません）。しかし今日のは道ではなく、ちょっと不意を付かれた質問でした。「この辺に公衆電話はありませんでしょうか？」ちょっと前に「パリの公衆電話」について書いたことがありました。けれどあのシャンゼリゼのは、ボックス型ではなく、しかも歩道のわりと中央よりに電話が設置されているので思わず気になったというわけで、少々特殊な環境だったからに過ぎません。携帯を日ごろお使いの方で、今、上記質問を不意にされて駅以外に思いつく場所ってありますか？実はこう尋ねられた場所はメトロの駅からさほど遠くないところではあったのですが、今はそのメトロの駅ですら、大きなところでなければ電話があるかどうか、私は確信を持てません。それでその場は「ごめんなさい、わかりません」と言ってその場を去ったのですが、不思議なもので、そういう目で歩いてみると、公衆電話もあるにはあるんですね。その後私が目的地まで歩いた道中に二箇所、公衆電話がありました（故障しているかどうかまではわかりませんでしたが）。そう言えば、つい最近、道で「○○のお店はありませんか？」と聞かれたことがありました（またか！）。そのときも心当たりがないと答えました。その○○が何だったのかはもう思い出せませんが、私に縁の無いもの、または縁があってもその付近ではわざわざ買わないようなものであったように思います。そのお店も実はあったのかもしれませんね、その近くに。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 22, 2008

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  悪夢を見た　～三連発～

  最近なんだかよく夢を見ます。それも「敵」に攻撃されるようなのを。その「敵」というのもそのときによって違うんですが、昨日のは戦車でした（笑）。私はなぜかデパート勤務で、７階にいました（売り場は不明）。そこで私は敵が来ることを察知。どうやって察知したかは不明なんですが、とにかく敵のターゲットが私であることはわかっています。で、どうしようかと思ってるうちに戦車がやってくるのです・・・。敵というのもを漠然とは把握していたものの、戦車で来るとは思ってなかったので慌てました。それも当然なのですが、戦車はエレベーターには乗ってこれないので階段をガーッと上ってきたのです。こうして７Fまで来た敵は取り急ぎ避難路を遮断するべく、エレベーターを破壊（しかしそのエレベーターも、戦車が上がってきた階段のすぐ横なのでいずれにしても近づくことすら不可能だったわけですが）、その後、周辺をえらい勢いで破壊しまくって、いつのまにかいなくなりました・・・。あれは確かに私を狙ってきたはずなのに、なぜか敵は私を探そうともしなかったな・・・。それでも慌てていた私は大事な携帯を失くしたのですが、それもすぐに無事見つかって確認したところ、その騒動の最中にあちこちから電話やメールが入っていました。皆、心配していたようで・・・。って、え？　じゃあ皆、私がやられるって知ってたわけ？と今考えたらちょっとびっくりなんですが。・・・とここで一旦目が覚めました。で、今度は私はいわゆる「SP」ってのになってました。それもただのSPじゃありませんよ。ドラマの言葉を借りれば「マルタイ」（＝保護すべき人）はなんと仏大統領（恥）。実はつい最近、とある事件でこの人の息子にムカついていたところ、夢の中でその息子本人に遭遇してしまったばかりだったのですが、今度はその父親とは・・・（涙）。大統領を目的地まで誘導するのが私の任務。が、その移動手段が電車やメトロなんです・・・。さらに途中で勝手に店に入るわ、トイレに行くわで、ガードする側は大変。それも途中まで同僚がいたような気がするんですが、途中からは私一人になってしまって・・・。最終的に「ここから目的地へはメトロ14番線で1駅」というところまで辿りついた風景までは覚えているんですが、その後がよくわかりません。SPとしての勤めは結構がんばってやってたような気がするんですが、どうなったんでしょうねぇ、あの後。それこそ戦車でも来てたら面白い展開になってたんでしょうが。そしてまた別の夢。今度は街中がゾンビだらけになってまして・・・。とにかくゾンビがうようよ歩いているショッピングセンター内を横切らないといけないってんで、ゆっくりゆっくりゾンビみたいに歩いて移動（これが疲れました）。ところがゾンビの中でも上のクラスらしき人々は意識もちゃんとあって、そのセンター内で車を乗り回して遊んでるんです。狭い中を猛スピードでぐるぐる回ったりして・・・。こっちも気付かれないようによけなきゃいけないのが大変でした。その後ようやくまだゾンビになってない人々に出会うのですが、そのうちの一人が興奮しちゃって、大声でベラベラと話し出して止まらなくなってしまって・・・。こっちはシーッ、シーッて何度も言ってるのに。この人のせいでドキドキしちゃって、目が覚めました。一夜にして悪夢三連発。何だったんでしょうねぇ、あれは・・・。さてどれが一番の悪夢だったでしょう？　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 21, 2008

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  ビーフ・ストロガノフ

  これってロシア料理だったのですね。これまで一度も深く考えたことがありませんでした。WIKIPEDIAによると、ロシアのストロガノフ家の家伝の一品だったとか。そのわりにレシピはクリームを主に使った白っぽいのとか、トマトを使ったソースに最後にサワークリームを掛けるのだとか、トマトとクリームを混ぜちゃうのだとか、いろいろあるみたいですが、私はそのトマトで煮込んだあとにクリームを混ぜてしまうタイプのを作りました。玉ねぎを炒めて牛肉、マッシュルームを投入、そこへトマトを入れてしばらく煮込んだあとにクリームを混ぜれば出来上がり。同じ材料ならカレーの方がうれしい気はしないでもないけれど、こっちはあまり煮込まなくてもおいしく出来るから便利ですね。ただやっぱり薄切り肉が簡単に手に入らないので、軽く冷凍して切らなきゃいけないのが面倒。手が冷たくなって辛いんですよね・・・。いつかお肉のスライサーもほしいとは思っているんですが、収納場所の折り合いもつかないし、さらに使用頻度も考え合わせるとあまり要らない気がします。それにしても不思議なのがこのビーフ・ストロガノフって日本ほどこちらではポピュラーではないような。日本じゃあまり食べなくても一応知ってる洋食の一つのような気がしますが。日本の方がロシアと距離的に近いからかな？クリームも使うし、フランス人が好みそうな味だと思うんですけれど。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 20, 2008

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  これが許せない！

  先日映画を観に行ったときのことなんですが、その場でムッときてそのまま忘れていました。それがまた財布から出てきて思い出してしまったのです・・・（涙）。このチケットの左側をごらんください。映画のチケットなんですが、小さな映画館なのでチケット売り場で直接半券を取られます。そのときにこんな風に破られました・・・。私はたとえ日本のような写真つき豪華チケットじゃなくても、折り目にそってきっちり破ってほしいので、映画に限らずいかなる場合も半券を取られる前に折り目の部分をきっちり折って破れやすく準備します。ですが、このときはレジで直接やられたのでそれすらできず。ちゃんと点線が入ってるし、いくらレジで直接にしてもこんな破れ方って珍しいんですけどね。珍しいから逆にいいことがあったかと言えば、そうでもなく。次回から小さな映画館は警戒しそうです。警戒してもどうにもならないけど（笑）。ちなみにこのとき観た映画は話題の「ラスト、コーション」でした。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 18, 2008

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  SEANCE et FILM

  こちらの映画館には時間が2つあります（日本もでしたっけ？忘れちゃいました）。つまり上映開始時間(SEANCE)と映画開始時間(FILM)。上映開始時間というのはスクリーンに何かが映し出される時間で、映画開始時間までの間に広告や映画の予告が流れます。この上映開始時間と映画開始時間の間の時間は映画館によってマチマチ。大手の映画館は広告も多いので15分くらい、小さなところだと5分とか、いきなり映画が始まるところとかもあります。それが最近は大手の某映画館ではこの時間が20分くらいになっちゃって、ちょっとイライラしています。15分でも長い気がするのに20分って・・・。映画そのものが長い場合は合計で3時間くらいになっちゃいますし。それがいやなら映画が始まる時間に行けばよいというご意見もあるでしょうけれど、それだといい席がなくなっちゃってるんですよね・・・。一度、「ハンニバル」（ギャスパー君のじゃなく、アンソニー・ホプキンスが人間の頭部を食べる方）を観るのに本編開始ギリギリに行ったら一番前の列しか席が空いてなくて、映画が映画なだけに気分が悪くなって以来特に気をつけています。それに広告は見たくないですが、映画の予告はいろいろ観たいのです。ですから理想は上映開始時間から10分間は広告ばかり、あとの10分は映画の予告、その後本編上映。そうすれば本編の10分前に行けばよいのですから。でも映画館も広告も観客に見てもらえる前提で広告スペースを売ってるわけですから、私の理想通りにするわけはないんですよね。広告ばかりの時間帯には誰も来ないでしょうから。というわけでこの20分の間には広告あり予告編ありと、この2つがうまくミックスされています。先日とある小映画館に行きました。ほんとに小さい映画館で、チケットを売る窓口があり、その両脇がいきなり映画上映室の入口になっているというロビーも何もないところ。マイナー映画の上映が多いせいか、観客もあまりいません。そのせいか、チケットの発売開始時間はイコール上映開始時間。窓口にはその15分くらい前から人はいるのですが、チケットは時間にならないと売ってくれません。ここに限らず小さい映画館の中には上映開始時間にならないとチケットを売ってくれないところは他にもあるのですが、こうして並んでいる間に予告が始まっていると思うと多少焦ります。ところが上記の小映画館に先日行ったときには上映開始時間から本編が始まるまでの10分間、スクリーンは真っ白。これはこれでなんとなくしらけてしまうというか、もてあましてしまいますねぇ。映画館の中だから照明は暗くて何かを読む気にはならないし、こういう場合の10分って妙に長いです。さらに上映時間が中途半端な時間だったので、映画館に行くまでに散々時間潰しをした後だから余計に。予告って本編とは全然関係のない映画だけれど、「わーい、これから映画が始まるぞ」というワクワク感があってやっぱりいいですね（たとえときどき広告が混じっても）。もちろん本編の映画を観るために映画館に行くわけですが、映画が始まる前のこの時間のワクワク感は独特のものがあります。けれどやっぱり15分が限度かな。広告が増えてもその分映画代が安くなるってわけじゃあないですしねぇ・・・。ちなみにその映画代は映画館によって違いますが、大きな映画館じゃなんと9.90ユーロ。昔は日本って映画が高いと思っていましたが、今日の円換算レートによると9.90ユーロは1500円以上になるわけですから単発で行くと結構高いですよね。物価は上がる一方です・・・。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 15, 2008

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  チキンクリームパイ

  ・・・を作ってみました。「作った」とは言っても半分はズルで、パイ生地はできあがりのものを購入したんですが。このパイ生地、冷凍ではなく冷蔵物で非常に便利。中を開けると直径40cmくらいの丸い生地が出てきます。これを型に伸ばして焼くだけ。層になった折りたたみのパイ生地なんてとても作ってられませんから、これで簡単に食べたいパイができるのはありがたいです。写真じゃもう何がなんだかよくわかりませんが、一応中身はチキンとマッシュルーム、それにホワイトソースです。これに野菜サラダと前日に豚の脛肉と一緒に煮込んだレンズ豆の残りをサラダ仕立てにしたものを付け合せに。マッシュルームをたっぷり入れたくて、たくさん買ったんですが、ほんとにたくさん買いすぎたので残りは翌日の炊き込みご飯に使いました。マッシュルームってパック入りもあるんですが、私は大抵いる分だけバラ売りで買っています。けれどその「いる分」の計算がなかなか難しいんですよね・・・。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 14, 2008

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  レジでミッションを与えられるとき・・・

  「お客様の後でレジ締めますから」こうスーパーのレジで並んでいるときに言われると、非常に緊張します。私がこのレジ最後のお客＝後ろには何人たりとも並ばせてはいけない・・・そういうことだからです。そして、何人も並ばせないのはレジ最後尾についている私の役目。私の後ろに「このレジはクローズです」と書かれた折りたたみ式看板、または警察が現場締め出しに使うようなビローンと出てくるリボンのようなものが出せるスーパーであれば、それさえ出せば一目瞭然、誰も近寄ってこないのですが、それがないスーパーが結構あるんですよね・・・。今日行ったスーパーでまさにこのミッションを与えられました。しかも「クローズ」の看板もリボンもなし。私でおしまいだから、当然このレジに並んでいる人は他と比べて少ないため、人もたくさん寄ってきます。近づく人がいないか常に目を光らせ、近寄りそうな人がいればすかさず「このレジはここでおしまい」と言わなきゃいけない。この使命は非常に疲れます。別に関係ないスーパーのために働く謂れはない・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、それをやらないとレジの人に怒られそうで・・・。この使命を与えられたことは各地で何度かあるのですが、一度はぼーっとしてて誰かが後ろにつきそうになったのに気付かず、逆にそれに気付いたレジの人が「ここは閉まってまっ！」とそのお客さんに叫んだことがありました。まあこのように、私がピリピリするまでもなく、レジの人も人が来ないように気は使っているのですが、そうなると今度は私がレジの人に「あんたは何やってるねん」系の目で見られてイヤなんですよ。ですから並びながら早く自分の番がこないかとドキドキします。今日も何人の人をこうして追い払ったことか。たいていの人は「ああそうですか」とにっこりして立ち去っていくのでそれが救い。こうしてようやくレジのベルトコンベヤに近づいたときに初めて「このレジは一時的に閉鎖しています」の看板をいただきました。これをベルトコンベヤ端に置いてくださいということです。なんだかあんまり目立ちそうもない看板なんでちょっとがっかりしましたが、これでだいぶホッとしました。ようやくレジ閉鎖の責任が私からスーパーへと移ったような気がしたからです。その後も近づく人は何人かいましたが、もう声に出して閉鎖と言う必要はなく、看板を指差しするだけで皆立ち去っていきました。普通に考えれば、こうして客を働かせるってなんだかすごいですよね。それにしても私もヘンなところで小心者だわ（笑）。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 12, 2008

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  豚の脛肉の煮込み

  ずっと食べたかったんですが、いつも行くスーパーでめったにお目にかからない豚の脛肉。年末年始には出てたんですが、すでにメニューが決まってたりでスルーしてたらあっという間になくなってしまいました。たしかにこのボリュームなのにお値段お手頃、しかもおいしいので人気があるのでしょう。先週、たまたま最後の1つにめぐり合ったので、買い置きしておいたものを週末に使いました（真空パック入りなので賞味期限が長い）。たしかだいぶ前にもこの日記で紹介したような気がするんですが、久しぶりなのでもう一度。生のお肉はこんな感じ。軽い塩漬けなんですが、このままだとやっぱりちょっと塩辛いのでちょっと塩抜きをしたほうがいいでしょう。これを最近豆好きの私の買い置き、レンズ豆と共に煮込みます。以前レンズ豆のことを書いたときに、日本では探したけど手に入らないというコメントをいただきましたっけ。こちらでは比較的いろんな豆の種類が手に入りやすい気がします。私は最近豆好きとは言ってもまだまだ研究不足な上に、やっぱりどれにでも手が出るほどまだ好きにはなっていないので、なかなかいろいろ試すには至っていないのですが。できあがりです。太い骨が真ん中にあり、皮の脂の部分も結構厚いのですが、これを除いてもかなりボリューム。3人で分けると少ないけど、2人だと多すぎ・・・そんな感じです。けれど久しぶりでやっぱりおいしかった。また次回スーパーでお目にかかったときに作るかな。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 11, 2008

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  パリの公衆電話

  初めてパリで公衆電話用のテレホンカードを買ったときはちょっと衝撃でした。日本のあの極薄テレカの10枚分以上の分厚さ。正直遅れてるな・・・という印象でした。けれどそういうレトロさがちょっとかわいかったりもして、なんとなく気に入ってはいたのですが。旅行で来ていた当時、そしてフランスに住み始めた当時も、まだ今ほど携帯電話が普及していたわけではなかったので、ときどきテレカを買っていましたが、それにしても公衆電話の故障の多いこと。故障が多いから必然的に使える電話に人が集中して、電話を使うのに並ばなきゃいけなかったり・・・。日本で携帯がない時代に公衆電話を使うために並んだことってあったかしら？あの頃は公衆電話の需要に合わせて、結構電話の数もあったし、もちろん故障中なんてのはごく少数だったし、憶えてないですね。今はもう携帯電話が当たり前になってしまって、私はフランスではもう何年も公衆電話は使っていませんが、前みたいに電話のために並んでいる人はいなくなったものの、公衆電話ボックスには常に誰かがいるんですよね。意外にまだまだ需要はあるんだなという感じです。通りにある公衆電話はこのようにガラス張りの電話ボックスになっているのですが、シャンゼリゼにあるのはちょっと違います。歩道のやや中央よりに2台の電話がこんな感じで設置されています。これって昔からあったのかどうか・・・。実は私もこの電話に気付いたのは昨年の夏のことなのです。ガラス張りのボックスだとガラスが割られるから（実際よく割られています）こうなったのか？とにかく電話がいい意味で存在感がなく、シャンゼリゼ通りの景色によくなじんでいます。そしてこの電話を使っている人を一度見かけましたが、この通りでこうして電話している風景っていうのがこれまたなんとなくおしゃれでした。シャンゼリゼ通りってファーストフードの店が多くなってしまって、なんとなく昔とイメージが違ってしまいましたが、されどシャンゼリゼ。やっぱり独特の雰囲気がありますよね。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 8, 2008

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  ああ・・・ヤラレタ、ぼったくり。

  私もそろそろ「えー、長いねー」と言われるほどの在仏年数を数えるようになってきまして、フランス生活における一通りの場面については経験し、それなりに対処もできると自負しております。そんな私が・・・・・・・・・・ああ・・・こんなことに引っ掛かるとは・・・・・・・・・・というお話です、今日は。私がフランスに来た当時は日本でもまだデジカメが出始めで、今みたいに皆が持っているということはありませんでした。しかし今後海外生活を送るにおいて、メールで気軽に写真が送れるというのは便利だろうと、当時そこそこのデジカメを購入、フランスに持ってきました。画素数130万・・・今じゃ携帯レベルですかね、これって。けれども何でもそうかもしれませんが、初期の頃のモデルって結構頑丈にできてるんですよ。さすがに当時のものじゃ画素数というよりズームなどの機能の面で満足がいかなくなったので買い換えましたが、渡仏当時に買ったこのカメラもいまだ全く故障することなく健在です。当時フランスはデジカメ分野においても日本より遅れておりまして、売ってるモデルはかなり少なく持ってる人もそうそういなかったのですが、その波も時期にやってきました。・・・で、ある時一時帰国して感激したデジカメのデータを写真としてプリントアウトできるあの機械、あれもとうとうフランスに普及しはじめたわけです。とある駅にあるこの機械、以前はUSBの差込口がなかったのですが、先日確認したらありました（SDカードとかを直接入れるってなんだかこわいんですよね、万一出てこなかったら・・・とか考えちゃって）。それで前々からプリントアウトしたかった写真1枚だけをその機械でプリントすることにしました。フランスで自動販売機を使用するとき、必ず確認することがあります。それは「お釣りが戻ってくるかどうか」。日本じゃお釣りを返さない機械があるなどとは信じられない話かもしれませんが、実際にこちらでは古い機械などに存在します。しかし、それもユーロへの移行とともに機械も新しくなったりしたためか、私がフランスに来た当時ほど懸念する必要もなくなりました。それよりもむしろ2ユーロ硬貨が使えるかどうか、こちらの方が大きなポイントになった気がします。と言うのも、一時あちこちの（特に郵便局で）機械で2ユーロ硬貨使用に問題が出て、使えなくなったことがあったからなのですが。今回も確認しました、硬貨が2ユーロしかなかったので、2ユーロが使えるかどうか。そしたら初代のマシンと違ってずいぶん機械も新しくなっていて、各種硬貨どころか、なんと各種お札まで使えるではないですか。これで気分をよくして早速操作開始。プリントアウトしたい写真を選択→確認して、2ユーロ硬貨を投入しました。そこでふと気になったことが。ところでお釣りはちゃんと返ってくるのかどうか？各種硬貨の絵、そして各種お札の絵まで丁寧に貼ってあって完全に油断してました。そしたら・・・・・・・書いてあった・・・お札の絵の下に、こんなに大きく「この機械はお釣りがでません」涙が出そうになりました。今になってこんな初歩的なことに引っ掛かるとは・・・。長年の在仏期間に培ってきた経験と実績・・・そんな自負がこっぱみじんになってしまったわけで。いまさら2ユーロ、いや、写真代を引いて1.75ユーロをぼったくられるとは。しかもそのプリントアウトした写真ってのが、冗談でプリントアウトしたという下らない代物でして（涙）。こんなものに2ユーロも払うことになろうとは・・・。いやあしかし、フォローじゃないですが、今はお釣りが出ない機械もめったにないんです。けれど、やっぱり皆さん、自動販売機のようなものを使うときは必ず確認しましょう、お釣りが出るか出ないか。ただし、お釣りが出る機械でもメンテナンス不行き届きで出るはずのお釣り、または商品が出ないということもありますけどね。なんせフランスは自動販売機にはあまり慣れてない国なので・・・。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 6, 2008

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  「ありがとう」か「すみません」か

  今朝はなぜだかメトロがすごい混みよう。ホームに人が溢れ返って途中で諦めて駅を出てしまう人もいたくらい。特にメトロが遅れているという放送もなかったのですが。以前にもこういう場合は車内の雰囲気が「協力的」か「戦闘態勢」のいずれかになると書いたことがあるのですが、「協力的」の時はたとえギュウギュウ詰めであってもそれなりに暖かい気持ちで過ごすことができます。が、「戦闘態勢」の場合は・・・疲れます。今朝は残念ながらこの後者の方。もうこれ以上誰も乗れないよ状態で数駅は無事に過ごせたのですが、その後無理に乗ってこようとするおっさんが・・・。「もう一人くらい入れろよ」と言われても、もう誰も動くことすらできません。「後ろの方、一人分くらい空いてるだろ」と言っても、おっさんが指摘したところにはちょっとふくよかなご婦人が二人。さらにお二人ともかなり分厚めのコートをお召しになってて、そりゃあ戸口の方から見りゃ、占有空間の割りには頭数が少ないのかもしれないけれど、ほんとにキチキチだったのです。その後「入れろ」「無理だ」の押し問答が続き、車内からブーイング。私も思わず「これ以上無理ですよ」と叫んでしまいました。なのに・・・こういう輩はワザと嫌がらせをするんですねぇ。無理に乗り込んできてから「おまえらはそうやってのんびり働きに行ってる」（のんびり？意味不明）だの、「おまえらは皆　礼儀がなってない野蛮人」だの散々悪態をついてきました。幸い、車内の人は呆れるばかりで誰も反論しなかったので、修羅場にはなりませんでしたが・・・。おっさんこそあと数分待って次の電車に乗ればいいのにねぇ。そしてこういう人は他の人が降りようとしてもなかなか譲ろうとしない・・・。気分悪かったです。そして乗り換え。なぜかそこでも次に来た電車がいっぱい。私が乗ってちょうどギリギリくらいだったのですが、おばさんが飛び込み乗車。私を含め、そこに乗っていた人にぶつかったとしても、それはごく軽くだったので問題はないんですが、この場合、日本だと「すみません」ですよね。ところがこのおばさんの場合、発っした言葉は「すみません」じゃなく「ありがとう」でした。この人に限らず、このシチュエーションで「ありがとう」と言う人は非常に多いです。フランス人は謝らないとよく言いますが、ここでの「ありがとう」は場所を空けてくれてありがとうの意味なんでしょうね。ぶつかってすみませんよりお礼が優先。私はありがとうという言葉がもともと好きなので、日本にいる時から「すみません」より「ありがとう」推奨派ではあったんですが、この場合にはなかなか「ありがとう」とは咄嗟に言えないな・・・と今朝また改めて思いました。このようなシチュエーションに限らず、ときどきあるんですよね、「ほー、こんな時にもありがとうって言うのか」みたいなことが。まあ何にせよ、気持ちのいい言葉ですね、「ありがとう」は。この言葉のお蔭で、不愉快なおっさん事件は吹っ飛びました。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 5, 2008

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  フランス人の物の捉え方

  うまく説明はできないんですが、フランス人って計算方法が違うんだな・・・と思うことがあります。私だったら最後に掛け算するところをフランス人は先にやっちゃうとかそういうことなんですが、そういう面で思考回路が違うんだろうなって何度か実感しました。先日、ラジオで「列を作って並ぶ」ことがテーマになっていました。フランス人が並ばない、たとえ並んだとしても順番抜かしが当たり前ということはこの日記でも書いてきました（詳しくは・・・「油断大敵！順番抜かしinフランス」および「割り込み、ふたたび」をご一読ください）。日本人がどこでも「きちんと並ぶ」というのは世界中で有名な話ですが、ここフランスでもやはり並ぶと言えば日本人。というわけで、そのラジオ番組でも日本に実際に住んでいるフランス人の目撃談みたいなのが紹介されました。とにかく電車や地下鉄のホームで並ぶことにいちいち驚かれるのですから、フランスのレベルがわかりますよねぇ。ちなみに以前、「降りる人を先に、乗る人は戸口を広く開けて待つ」ようにホームにはっきりと、黄色く示した印がついた話をしましたが（その写真はこちら）、いまだに電車から降りるときに我先に乗ろうとする人に戸口の真ん中に立ちふさがれること、よくあります。日本はとにかくどこでも並ぶ。新型ゲームが発売になれば、電気店の前で数時間待ちは当たり前。さらにこの並びですごいのが、D○ライトをご購入のお客様はこちらの列、P○Pをご購入のお客様はあちらの列、と買うものによって列が分かれていることもあるということだ。そして限定品の場合は、運が悪ければ何時間も並んだあげく、すぐ前のお客さんで終了なんてことももちろんあるが、日本の人はそれで怒ることもなく、仕方ないなと帰っていく。この並びにホームレスの人を雇うこともあれば、便利屋を雇うこともあり、とにかく並ぶことは非常に大切だ。・・・とまあ、批判でも皮肉でもなく、日本人がきちんと並ぶことがいろいろと述べ立てられていました。そこで、タイトルの「物の捉え方」。しゃぶしゃぶ店に並ぶ話が出たときに、その日本在住フランス人が「並んで食べるだけでなく、肉より時間を買う場合がある」と言ったのです。つまり1時間20分制限の店なら、時間が来たら食べている途中でも「お時間ですのでご退出ください」となるわけで、これを食事ではなく時間を買うという表現をしたわけです。なんだか目から鱗でした。そういう捉え方もあるのか・・・と。私ならそういうのって食べ放題だから、「いかに2000円で制限時間内に元（あるいは元以上）を取るか」が先行してしまいますので、「時間を買う」などという概念はそこにはありません。でも言われてみれば、確かに時間を買うという考え方も正しいんですよね。まあ同じ「制限時間内に食べられるだけ食べる」という行為でも、そこにある「時間を買う」という概念と「食べ放題」という概念は視点が全く違うので、ああ、なるほどなという以外に思うところはないんですが。それにしてもしゃぶしゃぶ食べ放題も、いい肉が出てくるのは最初の1～2皿だし、それにそんなにたくさん食べられるもんでもないし・・・。せっかくなので量は少しでもおいしいのが食べたいので時間より質を買いたい、と海外在住の私は思います。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Feb 1, 2008

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  大渋滞の原因は・・・

  1月もあっと言う間に末日ですね。2月は逃げるなんて言いますが、今年はいつもより1日多いからちょっとはマシかな？なんて期待もするんですが。今日で激忙しいのがちょっと一段落しました。ここ1ヶ月、精神的にかなりキツかったので少しホッとしているところです。けれどしばらくコメントの書き込み停止は続けさせていただきますね。・・・とは言うものの、今日、同様にときどき書き込み停止にされてる方のところへお邪魔した時に、「あー、これ、コメント付けたい」という記事にコメントが書けなくてガッカリしたことが何度かあったことを思い出しました。でもその方の日記はいつも内容が深く、きちんとまとめて書いていらっしゃっているから、読者としてもいろいろとコメントをしたくなるわけで、一方私の場合は思いついたことをさらっと書き流し状態。ですから皆さんもこれまで通り、そんな感じで読み流してくださればと思います。さて、あれは先週のことでした。夕方に15分～20分ほど歩きました。比較的広い道路をほぼまっすぐ歩くという行程です。それが途中からえらく渋滞していることに気付きました。それもこれまでお目にかかったことがないような渋滞で、バーバーバーバー何百台もの車がクラクションを鳴らすものだから、隣を歩いている私はうるさくって。もちろん信号が青になっても一台も動けない状態。さらに悲惨なのが、その道と交差している道からその道に入ってこようとする車が連なっているのです。パリでちょっと驚くのは、ほんとにバス一台ギリギリ通れるような道がバス道になっていること。そんな道からバスが次々に入ってこようとするのだからもうにっちもさっちも行きません。そしてその状態は歩けど歩けど続いていて、その道と交差する道路も全部動けない車でいっぱいになっていました。私はいつ喧嘩の場面に遭遇するか・・・とヒヤヒヤもので歩き続けました。前の車が信号が青になった時にわずかに前進できたところをしなくって、横道から来た車に入り込まれたものだから、ものすごく怒って前の車に怒鳴りつけてる人が一人だけいましたが、それ以外はクラクション以外の反応は目撃せず。ちょっと意外でした。映画とかだとよく皆が車から降りてきて、そのうち怒鳴りあい、殴りあい・・・なんてこともあるんですが（笑）。この時の渋滞、あれは結局原因は何だったのかはわからずじまい。あれだけ広い道が渋滞していたのだから、よほど何か大きなことでもあったのではないかと思ったのですが。そして昨日。先週歩いた界隈とまた近い場所で渋滞。今度は目の前で道路が完全封鎖になっていて、警官が全車にわき道へそれるよう交通整理をしていました。またまた何事か！？と思ったら・・・。そうでした、タクシーの一斉スト。たくさんの空タクシーが止められていて、それで道路が封鎖されていたのでした。朝、新聞で読んでいたので、タクシーが道路を封鎖するストがあるのは知っていたけれど、こうして実際に目撃するとなんだかすごかった。写真はちょっと撮りにくかったので、掲載はできないんですが、壮観でしたよ。昨日それを見た後で、今朝は普通に機嫌よくタクシーが街中で働いているのを見るとなんだか不思議な感じがしました。昨日はタクシーがなくて大変な思いをした人もいたでしょうにね。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 31, 2008

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  豆ご飯にはまってしまいました♪

  最近、野菜不足を感じたので先週の週末は野菜中心メニューにしました。フランスは青菜の種類が極端に少ないので、どうしても緑黄色野菜摂取に限界が出てしまいます。そこで土曜日に中華系スーパーで青梗菜を購入。8把も入ってお値段は2.5ユーロ（400円以下）とお得。それになんと言ってもおいしいですよねぇ、あの味。これは毎日食べてもよいくらい。毎日・・・と言えば、豆ご飯。最近ふと食べたくなって作ってみたら、これがおいしいのなんの。ご飯を炊くときについ豆を入れるほどになってしまいました。不思議なんですよねぇ、これが。昔は豆類がとにかく嫌いで、ご飯にグリーンピースを入れるなんて問題外だったのに・・・。ふと食べたくなるなんてことがある日が来ようとは夢にも思いませんでした。というわけで自作の豆ご飯は上の写真が人生初です。年と共に嗜好が変わったのでしょうか？それとも深刻な豆類不足で身体がほしがったのか？いずれにしても豆類は以前よりは買い置きはしているのですが、もっともっと積極的に毎日の食事に取り入れて行きたいですね。・・・ところで・・・中国産の餃子食中毒事件、怖いですね。私自身はこちらの中華スーパーで売ってる冷凍餃子は買ったことはないですが、レジに並んでいると結構買ってる人を見かけるんですよ。大丈夫なんでしょうか。日本で発売になったものだけに有害物質が入っていたとは限りませんもんね。まあこういう製品は買うことはたぶんないんですが、しいたけの冷凍とか・・・便利なものもあるんですよねぇ、冷凍物は。これまではたとえ身体に害のあるものが含まれているとは言っても、0.00000・・・の世界だし、そうそうしょっちゅう食べるものでもないからと思って買っていましたが、差し控えたほうがいいのかな？あの青梗菜は生だけど、これは大丈夫なんだろうか？　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 30, 2008

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  パリの街角の犬たち

  ちょっと前の話で恐縮なんですが、あまりに印象深かったので・・・（そのわりに今まで忘れていた）。真っ黒なワンちゃんたちが大小5匹も。皆つながれて、じーっと同じ方向を見つめているんです。飼い主を待ってたのかな・・・。（飼い主は）いつ戻ってくるかな、いつ戻ってくるかなというのがどの子の目にもありありで、そのくせ妙にくつろいでたりして。道行く人は皆、驚いたようにこの犬たちを見ていました。日本人が多い場所だったから、見た人もいるかな？　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 29, 2008

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  デモ　！

  お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日からコメントの受付を停止しています。不便なことに、「コメントを受け付けない」設定にすると、掲示板の書き込みもできなくなってしまいます。どちらかだけ中止とか、記事によりコメント中止とかできないみたいで・・・。注）・・・と以前はコメント受付中止にすると掲示板も同時に書き込み中止になってたのが、いつのまにかコメントと掲示板は別システムになってたようです！en_routeさんに教えていただきました。ありがとうございます。というわけで掲示板は書き込みOKになってます。最近ずっと忙しくて、コメント受付停止についてはしばらく前から考えていたことなのですが、全面停止ってのもなーとちょっと抵抗があって迷っていました。けれどここ数日かなりキツくなってきましたので、とうとうこうして実行することに。一方でたまにこうして書きたいことを書くというのはいいストレス解消にもなりますので、更新だけはとりあえず続けていこうかなという予定です。そういうわけでしばらく一方的発信になりますが、これまでと変わりなくお付き合いいただければと思っておりますのでよろしくお願いします。さて、「デモ ！」。フランスは何かあればdescendre dans la rue、と街頭に下りていくわけですが、このデモは規模はたいしたことないのにうるさかった・・・。基本は社会的に恵まれない人々のためのデモのようですが、小さくて3人、大きくて数十人のそれぞれの団体が一緒になって行進を行ったようで。たまらなかったのがこれ↓ちょっと、これ一体何デシベル？というくらいのものすごい音。しかもこれが続くんです・・・（涙）。日本ではデモにはほとんどお目にかかったことがありませんが、あっても「○○はXXを実行せよ～」とかそういうフレーズがメガホンで繰り返され、人々がぞろぞろ歩く・・・そんな感じだったかな。フランスのは踊ったり、太鼓叩いたり、にぎやかなんですよね、これが。緑のアフロヘアが3人くらいいたんだけど、あれは何だったのか？訴えてる内容は真剣なんだけど、なんかお祭りみたいですよね。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 28, 2008

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  フランス人は意外におごるのが好きらしい・・・

  と今朝の新聞に書いてありました。小さいコラムにちょこっとあっただけなので、どういう統計なのかもよくわかりませんが、それによるとカフェなどで飲み物を友達と飲んだ場合、73％は「おごっちゃう」のだとか。確かに1人2～3ユーロの世界だと、テーブルで誰がいくらとか、おつりとか計算するのが面倒なんですよね。そう言えば私の周囲でも、自分のドリンク代が3ユーロでも10ユーロ札しかなかったら「ああ、もうこれでいいから」とついでに周囲の分まで払いがち。さらにこちらのカフェでは日本みたいに何杯か頼んでもその金額が後で集計されてくるわけでなく、1つ追加を頼む毎にレシートが出てくるから長居するとレシートが何枚もたまっちゃって、ますます計算がしづらい。こういう場合もきっちりと誰々がいくら、誰々がいくらお釣りと計算することはありません。それぞれが適当に多めに置いたりして、返って来たお釣りがあまりに多すぎたらチップを引いて、残りは誰か一人のところにジャランと渡しちゃう・・・そんな感じですかね。私も「おごっちゃう」という意識はあんまりありませんでしたが、よく考えてみたらそんな風にしてるみたいです。あと自動販売機でコーヒーなんかを買うときも、後ろに並んでる友達に何にする？と聞いて、その友達の分まで買っちゃうとか。特にそういうことは非常によくあります。逆にドイツでは63％の人が、きっちりそれぞれが頼んだ分をセントの単位まで計算してそれぞれが払うのだそう。ケチとかそういうのじゃなく、気の遣いどころが問題なのでしょうね。奢ると気を遣ったり気を遣われたりになるから、それぞれ払いましょうみたいな。日本人の感覚もどちらかと言うとこちらですよね。それにこれは統計ですから、フランスでは大抵の場合において誰かが飲み物を奢るとか、ドイツ人は半分以上の人が必ずきっちり自分の分を払うとか、そういうのではないんですよね。あくまでケースバイケース。その時の状況にもよるし、誰と飲んでいるかにもよるし。要するにせっかく一緒に飲んでいるのだから、「気持ちよく楽しく」その時を過ごすというのが肝心ですよね。あ、繰り返しになりますが、上記はあくまで飲み物代の話だけで、食事・・・となるとまた別ですので誤解のないように。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 25, 2008

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  尾行か！？

  最近、映画を観に行ったときのこと。通路を挟んで隣のおばさんがなぜか気になりました。小柄で、髪はちょっと赤っぽくてショート、茶色のフレームのメガネ、トレンチコート、赤のバッグ・・・。気になったというより、たまたま隣だったのでちょっと印象に残ったというくらいでしょうか。映画が終わり、私はこの人より先に映画館を出ました。映画館からそのまま地下直結のメトロの駅まで、私は全く寄り道なしに普通に歩いていました。なのに・・・改札のところでふと前を見ると、さっき映画館で隣にいたおばさんが！私が映画館の席を立ったとき、そのおばさんはまだこれからコートを着るところで、どう考えても私より先に改札に着くはずがないのです。ですからこれはさっきの人ではなく似た人なのだろうと思って、追い抜きざまに確認しました。すると・・・やっぱりさっきのおばさんなのです。どうも腑に落ちないまま、広い地下鉄構内を自分が乗る線の方へ向かって歩きました。その間もまったくキオスクなどへ寄り道はしていません。なのに・・・またふと見るとすぐ前をさっき追い抜かしたはずのあの人が歩いているのです。私は比較的歩くのが早い上に、その時はさらにちょっと急ぎ足でした。それにそのおばさんを後ろから見ていると、特別早足だとは思われません。でもやっぱり前を歩いているのです。私もなんだか意地になっちゃって、また追い抜かしました。この駅は大きな駅で、地下鉄、高速地下鉄の線が何本も通っています。私が目指していた線に行くには改札を2度通らなければなりません。2度目の改札の時に一応前後確認したところ、その人の姿はもう見えなかったので、きっと違う線の方へ行ったのだろうとちょっと安心しました。私はそのまま長いムービング・ウォークを止まらずに歩き、ムービング・ウォークを出たところでエスカレーターに乗ろうとしたところ・・・！！！！！なんとすぐ目の前にまたあのおばさんがいるではないですか。このときばかりはもう軽いめまいを覚えたほどです。映画館からずっと息をつかずに歩いてきて、しかも何度も何度もこの人を追い抜かしているのに、いつのまにかまた前に・・・（涙）。2度目の改札を通ると、そこから乗る線は限られてきます。こうなるともう同じ線だと覚悟しました。そしてやっぱり・・・。さっきエスカレーターを出たところでまた追い抜かしたはずのあのおばさんが、ちょうど目指すホームへ降りる階段のところでまた出没しました。今度ばかりはもう追い抜かすのはやめました。おばさんを先にメトロに乗せて、私は違う車両に乗ろうと思ったからです。これで降りる駅まで一緒だともうたまりませんから。幸い、おばさんはだいぶ手前のところでメトロに乗ったので、私はそこからさらに歩いて一番遠い車両に乗りました。最近、尾行がテーマの映画を観たんですが、尾行って必ずしも後ろを歩くわけじゃないんですね。感づかれないようたまには尾行している相手の前を歩いたり・・・。まさか、あのおばさんに尾行されていたとは思えませんが、あれは一体なんだったんでしょうか？ちなみにおばさんはこの赤で囲んだ人です。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 22, 2008

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  そろそろクリスマスも・・・

  1月ももう20日を過ぎて、確かクリスマスツリーもそろそろ仕舞う時期が来たかと思いますが・・・。昨日通ったところではまだ普通に飾られてました、こんな感じで↓日本みたいにクリスマスが終わったら徹夜で飾り付けを撤去、至急お正月ものに変えるなんてことはないですし、結局クリスマス本場の国々ではツリーは年越しするもののようですので、もうツリーがいつまであろうが、あまり気にはならなくなりましたが、こっちはさすがに・・・↓光が足りなかったようでボケちゃいましたが、とある郵便局です。確かにフランスでは新年の挨拶は1月31日までOK。ですが、さすがにそれは新年の挨拶であってクリスマスの挨拶じゃあないでしょう・・・。なのに、いまだに普通に売られているサンタさんの絵が付いたカードやシャンペンのボトルの形をしたカード（サンタに比べればマシですが）・・・これにはちょっと引くな。さっき見たら、今日はなんと当ブログ開設1001日目だそうです。わー、すごい！というより、この1000日、何やってたんだろ・・・って先に考えてしまいます・・・。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 21, 2008

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  フランスの薬局

  確か前にも同じタイトルで日記を書いたように思いますが・・・。こちらは日本ほどセルフサービスが進んでいないので、パン一つ買うにもカウンターで注文して店の人に出してもらわないといけないんですが、薬もそう。風邪薬一つ買うのも日本みたいに自分で手にとって確認して・・・というわけにいかず、カウンターで症状を言って出してもらう式。まあその風邪くらいならいつも使ってる薬があればその名前を言って出してもらえるのでいいんですが、風邪でも特に喉だけがどうのこうのとか、その他の疾患で例えば目薬が欲しいとか、そういう場合は適切に症状を伝えられないと難しいかもしれません。面倒くさいことが大嫌いな私は、本来なら薬局に行くのも億劫になりそうなのに、自分でも意外にこのシステムも嫌いじゃありません。むしろ薬局に行くことにワクワクしてしまうのです。カウンターの向こうに見える数々の薬・・・。簡単に手が届かないことにワクワクしてしまうのか。たくさんんのお客がいて並ばないといけないときも全く苦になりません。待っている間、その遠くに見える薬たちを眺めながら、ほー、こんな薬もあるのか、お、あんなものもある、と思いを馳せるのです。特に頭痛薬には興味がありますねぇ（以前、頭痛薬特集もどっかで書きましたっけ）。それこそ時間があれば、一つ一つ出してもらって薬局の人の説明を聞きたいところ。そのくせ日本に帰るとこれまた自分の手が届くところにずらーっと並んだ薬たちに思わず興奮してしまう私。しかも胃薬なんか赤字で値段が書いてあると特に目が輝きます。日本に帰れば帰ったで、この光景に「あー、日本は天国だー」と思ってしまうわけです。フランスでもどうやら一部の薬がセルフになるようで。処方箋のいらない薬については（おそらく限定はつくでしょうけれど）自分で手にとって値段を確かめて・・・ということが可能になるそうです。こうやって薬剤メーカーの競争を高めて消費者のニーズ（特に価格）に応えやすくするといのが狙いだそうです。ただ私の行きつけの薬局のあのカウンターしかないような小さなスペースに、それらの薬がどのように置かれるのかは謎ですが。・・・と些細な話ですが、なんだか楽しみができました。かと言って、私は常用している薬はありません。頭痛薬は意味もなく大好きなんですが、一方で化学物質を摂取するということはあまり好きではないので簡単に薬は飲みませんし、風邪もほとんど引かないので、年間の薬代って多くても20ユーロ程度かも。ですからほんとにごくささやかな楽しみですよね（笑）。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 18, 2008

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  スカッと爽やか、ソルドの清涼剤

  バーゲンが始まって1週間。皆さんはお買い物されてますでしょうか？私は昨年にも増して物欲なし。まあ、今は大変に忙しい時期でもありまして、バーゲンに心を砕く余裕もなしと言ったところでもあるのですが。ちょっと前なら忙しくて精神的にキツイからこそバーゲンにふらっと・・・なんてこともあったんですが、性格が変わったんでしょうかね。それともほんとのほんとに忙しいのか？ですが、さすがに1月も半ばになってきて、いまだに今年の手帳がないのが不便極まりなくなってきました。これも昔は1年毎に買い換える手帳だったころは、「今年はどんな手帳にしようかな～？」というのが毎年11月頃からの楽しみで、年末までには買っていたのですが、今はシステム手帳。中身くらいいつでも・・・という感じで、このごろは年明けになってから買うようになりました。それで某百貨店までシステム手帳の中身を買いに出かけたわけです。日本の百貨店のステーショナリーコーナーって結構広かった覚えがあるんですが、なぜかパリの店はあんまりステーショナリーに比重をおいてないところが多くて・・・。昨日行ったこの店も、ほぼ最上階まで上りつめてやっとしょぼい売り場に到着という感じなのです。ここも隣の店もそうなんですが、改装があるたびにステーショナリーコーナーが小さくなっていってる気がするんですよね・・・。それにしても「中身くらいいつでも・・・」がまずかった。今年はなぜかいつものスタイルのが売り切れ。しかも品切れなのはこの店に限ったことではないそうで。ちょっとガックリしながらまたはるか上の階から降りてきたところへ、「はい、どうぞ」。ソルドの疲れを癒すビタミン入りのコ○・コーラ。小さい缶だったけど、五臓六腑に染み渡りました。ここの店、ソルドの時期には必ずこういう飲み物のサンプルが配られているのですが、こういうときに飲むドリンクってほんとにおいしく感じるんですよね。かなりいい宣伝になってるのかも・・・って私はその時にもらったドリンクを自分で買ったことはありませんが（笑）、今回も非常に助かりました。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 17, 2008

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  ジョエルにどっきり

  仕事でちょっと込み入った話になってしまい、営業の人から直接技術者と話してくださいと言われて、技術者の名前と電話番号をもらったら、その技術者の名前は「ジョエル」でした。JOELという名前の人は以前仕事で会った人以外、プライベートでもお目にかかったことがないのですが、なんとなく響きが好きなんです。それにEの上に点2つのトレマ（ドイツ語で言うウムラウト）が付く点も。日本語をローマ字で書くときにはないせいかもしれませんが、このトレマってなんだかかわいいなと思うんですよね。それが名前に付いてるなんてうらやましいではないですか。上に書いた前に仕事で出会ったという人が若い男性だったので、電話口に出る人もてっきり男性を想像していたら・・・朝イチにびっくり。2回コールで電話に出た明るい声のおばちゃんがジョエルでした・・・。JOELじゃなくてJOELLEの方だったんですね・・・。おばちゃんJOELLEはこちらの要望をすぐにわかってくれて、対応もすばやく助かったのですが、男性を想像していて女性だとちょっと驚きますよね。逆も然りなんですが。なんだか軽いショックをしばらく引き摺ってしまいました（笑）。ちなみにJOEL＝若い男性という確率は少ないみたいです。この名前は戦後から増えだして、1950年から1960年くらいがピーク、その後は減少傾向にあるようですから。さらにJOEL-JOELLEのようなバージョンではMICHEL（男）、MICHELLE（女）というのもあります。まあこれらは綴りが違うので、書いてあるのを見れば一発でわかるんですが、日本でも男女両方に使える名前があるように、こちらでもDOMINIQUEとかFREDERIQUEとか、どちらでも使える名前が存在します。これはよほど名前の前にMONSIEURとかMADAMEとかが付いてない限り、相手が電話口に出るまでは男か女かわかりませんね。男か女かわからない・・・と言えば、フランスでの私の名前もまあそんな位置付けです。日本だと女だと一発でわかるんですけどね。わからなきゃとりあえずMONSIEURのようなので、広告関係のレターは全部ほぼ間違いなくMONSIEURで来ます。まあそれはいいんですが、会員カードとか申し込む時にきっちりMADEMOISELLEのところに印を入れても半数以上はMONSIEUR扱い。別に腹は立たないけど、なんか気分が悪いときもありますね、こういうのって。そういうわけで仕事関係では特に初めての人のメールやFAXを送るときに、必ず自分の名前にMADEMOISELLEを付けています。相手だって、男だと思って電話したら女だったとなるとやっぱりドキッとなっちゃいますもんね（笑）。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 16, 2008

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  街頭で声を掛けられること & テクノロジーの変遷

  油断してると道で声を掛けられること、多いですよね。どこそこの発展途上国の子供を救おう　とか特にそういう系。ややこしいやつはごめんなので、そういう人たちがいつもいるような場所ではなるべくいかにも外国人観光客風を装って、まず声を掛けられない雰囲気作りを心がけています。しかし、実際、そうやって声を掛けられたのは旅行者時代のほうがなぜか多かった・・・。旅行者と言っても一人旅が多かったので声を掛けやすかったのかしら？前にも書きましたが、旅行者時代に頻繁に声を掛けられていたのは、「今　何時ですか？」いつもいつもやや遅刻気味な私にとって、自分で時計を携帯していないということは考えられないので、いったいこの国の人たちは時計を持ち歩いている人はいるのだろうか？と疑問に思ってました。さらにフランス人は日本人より時間にはアバウト（実際にはこれは一概には言えません。特に仕事の場合に意味もなく遅れるのはご法度ですし）などという噂もあったので、なるほどやっぱりなという感じもしましたね。ただ不思議だったのが、必ずしも私が腕時計をしているのを確認して声を掛けているわけでもない場合が多かったこと。エスカレーターで前にいた人が突然振り向いて、「今　何時？」と聞くこともよくありました。今は時間を聞かれることってごく稀になりましたが、それは携帯電話の普及のおかげなのでしょうね。その代わり、これも以前の日記に書いたように、あいかわらず道を聞かれる頻度は高い。フランス人と一緒に歩いていても、なぜか私に向かって一直線に道を聞いてくる人がいたということが、最近数件発生。「ほんとによく道を聞かれるんだねぇ・・・」と感心されました。旅行者時代、アンケートもよくありました。某駅でメトロの利用頻度アンケートとか、オーディオ・本などを扱う大型店FN○Cでレジを出た瞬間、店に関するアンケートを取られたりとか。旅行者なのになあ・・・と思いつつ、答えちゃったりしてたんですが。これは逆に旅行者じゃなくなった今、全く機会がなくなってしまっていました。こういうマーケティングリサーチのようなものって実際には昔と比べて頻度も高くなっているはずなのに。それがとうとう先日、アンケートのお声が掛かりました。某映画館にて自動販売機で映画のチケットを取って、館内に進もうとしたときのこと。「1分だけお時間よろしいでしょうか？」こういうアンケートで最初に所要時間を提示するのは鉄則ですが、この1分というのは微妙な長さで、人を答えてもいいかなという気にさせますね。ここで2分となったら即NOなんですが（理由はこちら、「フランス人の時間の観念」をお読みください）。今回のアンケートはやはり映画館に来た人を対象としたもので、映画について。映画に行く頻度とか、どういう系統の映画館によく行くかなどの質問の後に、ある映画のポスターを見せられて、「この作品を観たいと思いますか？」に「とても見たい」「少し見たい」「あまり見たくない」・・・と5段階の答えの中から選ぶ方式。女優5人くらいの横顔がずらっと並んだフランス映画でした。私は「少し見たい」と答えると、今度は全く同じポスターで背景の色が少し変わったものを見せられて、また同じように答えさせられました。色が変わったと言ってもそれほどポスターの印象が変わるわけでもなく、私はまた同じ答えでしたが、あれは誰が見ても2枚に対して同じ答えになるんじゃないかな・・・。「見たくない」が「とても見たい」に変わることはないのはもちろんのこと、同じ「見たい」でもそれが「少し」から「とても」には変わりそうもない。あれは何を調べるための質問だったのか、今でもちょっと腑に落ちません。色をどちらにするか？くらいでアンケートの費用を払ったりしないだろうし。ところで今日のタイトルの「時代の変遷」ですが、携帯を持つようになって時間を人に聞かずに済むようになったというのもそうですが、今回のアンケートも私が学生時代にやったようなアンケートを取る人が用紙に手で記入する方式じゃないんですね、今は。その人はPDAにピッピッと私の答えを登録していました。これだと集計もあっと言う間ですよね（集計がこれまたしんどかった）。最後に名前とサイン（これは用紙にアンケートをされた人が書く）を求められたので、一瞬引きました。匿名で応対するのはいいけど名前はねぇ・・・。前の人がLECHなんとかさんだったので、私はCHEVALIERさんにしておきました。まあこれは冷静に考えればアンケートを取った人が自分で答えちゃったというズルを防ぐためのものでしょうから、大事なのはサインを集めるということにあると思いますので、名前は何でもOKでしょう。しかしこの日はバーゲンが始まったせいか、映画館はガラガラ。あの人はアンケートのノルマは達成できたでしょうか？確かに混雑時にアンケートを取るのも難しいですが、あまり人がいないとこれまた困りますよね。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 11, 2008

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  憧れのチャジャンミョン

  チャジャンミョン・・・中華料理のジャージャー麺の韓国バージョン。本場では韓国料理店ではなく中華料理店に行かないとないという一品。パリでは韓国料理の店でこれが食べられる店もあるらしいですが、あまり評判は聞こえてきません。チャジャン＝ジャージャー（？）ミョン＝麺と名前はそのまんまなんですが、中華のジャージャー麺とは一味違います。チャジャンミョンは韓国のチュンジャンという黒味噌を使用。コチュジャンとは違って意外に辛くないお味噌です。これがパリの某韓国食材店に売っているという情報はあったのですが、量がたくさんあって高そう・・・というイメージから立ち寄っていませんでした。ところが、先日中華系スーパーの日本・韓国食材コーナーにてお値段手頃な黒味噌を発見。韓国人の友達曰く、中国系なのでイマイチというメーカーだったけれど（このごろは本国でもキムチに必要な唐辛子ですら韓国産と偽って中国産が出回っているらしいですが、このメーカーは名前からして中国系なのでわかりやすい。ただし製品自体は韓国産とは書いてある。）、値段を見ると一ビン　１ユーロ44とあり、最悪まずくても諦められるお値段だし、ひとつ買ってみました。ただしレジでは2ユーロだったんですけどね・・・。普段ならレジで思いっきり言うところですが、このときは急いでいたので断念。それにこちらって日本みたいに商品ひとつひとつに値札が貼ってあるわけでなし、売り場表示価格とレジでの値段が違うということはたまにあるのです。・・・で、作ってみましたチャジャンミョン。レシピはなかったのですが、お味噌とかおしょうゆとかお酒とかそういうので適当に。そんな適当な作り方なので、本物の味というわけにはいかないでしょうけれど、味噌味ものって適当でもそこそこの味はでますよね。ですからまあまあ満足な出来にはなりました。ただし、麺はもうちょっと細くするべきだったかも。いつもの焼きそばの調子で作ってしまいましたが、パスタマシーンの目盛りを一つ多くしたほうがよかったような。このチャジャンミョンはうどんバージョンもあるらしいので、日本のうどんっぽくないアジア系うどんもいいかもですね。次回はそれでやってみよう。まあ中華のジャージャー麺にしても、普段それほど食べたいと思うものでもないので、このチャジャンミョンも次回がいつになるかはわかりませんが。　開館中です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 9, 2008

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  たばこの話

  やっぱり早いですよね、月日が経つのって。早い早いと何度も書いてますが、ほんとに早い。昨年、公共施設にて禁煙が始まりましたが、レストランやカフェは2008年からだというのでなんだかまだまだ先な気がしていましたが、あっと言う間に年も明けまして、レストランでもカフェでも全面禁煙となりました。こちらでは年末からテレビやラジオでこの話題でもちきりです。事務所等の公共の場でタバコが吸えなくなったときにもこの日記で書きましたが、その分、外で吸う人が格段に多くなりました。大きな会社の建物の出入口には専用灰皿まで備え付けてあり、「灰皿があることをお忘れなく」みたいな言葉も添えてあるんですが、それでも道に落ちてる吸殻の数は多くなったような気がします。私は全くタバコは吸わないので、例えばメトロを降りて会社に着くまでのほんの1分の間に、あんなにも高くなったタバコをちょっとだけ吸うという気持ちが全くわかりません。ですから、ものすごく寒い中、わざわざ暖かい事務所から外に出て、震えながらタバコを一服というのもどうも見ていて痛々しいのですが、まあちょっと外の空気を吸いに行く理由ができるのはいいことかな。まあタバコの税金が上がっても、こうして苦労して吸わなくちゃいけない環境になっても、結局吸う人は吸うわけで、こうした一連のタバコ締め出しの流れで一体どれくらいタバコ人口が減ったのだろうと思います。実際、ある友人はずっとタバコを吸っていなかったのに、新しい職場の人が皆外へ吸いに行くものだから、そこで一緒に外に出ないと会話についていけなくなるというので、人間関係形成のためにタバコの習慣が戻ってしまったと言っていましたし。確かに日本だと会社でタバコを吸う場所にはだいたい飲み物の自動販売機があったりして、タバコを吸わない人でもそこにいて違和感はなかったわけですが、こちらはほんとに会社の出入口で吸わなきゃいけないのでそういうわけにも行かず。まあ別の友達は、自分は吸わなくてもどこかでコーヒーを買って皆と一緒に外へ出るみたいなことを言っていましたが、それも面倒ですよね・・・。さて、ラジオで日本の話が出ていました。日本の場合はフランスと正反対で、外でタバコを吸ってはいけないのだ、これにはどうも首をかしげる・・・というものでした。確かに、屋内で吸ったほうが周りの迷惑になるというこちらのロジックは非常にわかります。そしてそういう観点からすると日本の正反対の場合というのはヘンな気もします。けれど、前に公共施設での禁煙が始まったときに真っ先に書いた通り、私はやはり外で吸われるのがイヤ。歩道を歩いていて前の人からタバコの煙が流れてきたり、細い道でやはり前の人がタバコを吸っているために、危なくて抜かすに抜かせずというのも我慢できません。それがイヤというのは日本人的考え方なんでしょうかねぇ。ラジオでは日本のやり方は理解不能みたいに言ってましたが。結局、外では全面禁煙、屋内ではそれこそ禁煙ゾーンと喫煙ゾーンをものすごくきっちり分ける（レストランやバーでも）というのがなんとなくいいような気もするけど。あ、でもそうしたらタバコを吸う人とは食事にも飲みにも行けなくなるか。うーむ、内と外、どちらがいいんでしょうかね？あ、ちなみに今回の日記は決して喫煙者の方々を非難するものでも批判するものでもありませんのでご理解ください。＊お知らせ＊にて、クリスマスのショーウィンドウ写真展示を引き続きやっています。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 7, 2008

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  あけましておめでとうございます

  新年ちょっと出遅れましたが、今年もよろしくお願いします。皆さん、お正月はいかがお過ごしでしたか？小学校の頃は「おもちの食べすぎに気をつけてね！」が年賀状の定番文句の一つでしたが（笑）、今となってはそう言われるくらいに食べてみたいもんですねぇ・・・。今年も私はおもちなしでした。さらに31日に作った料理を2日まで食べ続け・・・。まあある意味これがお節みたいになって便利は便利だったんですが、お正月に残り物を毎日ってのもちょっと華がなかったですね。けれどそれくらい量も多かった。作った量も参加者が持ってきた量も。そしてクリスマス以降、皆が祝宴続きで、いつも山のように食べる人ですら今年は若干控え目だったし。やっぱりクリスマスとお正月の間が1週間しかないというのはスケジュールだでなくお腹的にも苦しいですね。確かにびっくりするほど量があったのはこれ↓大きさ比較のためにフォークを置いてみましたが、ターキーのもも肉です。これだけで1.6kg。おととしのクリスマスにターキーの丸焼きをやったんですが、これがいくら食べても減らなくて大変でした。それもそのはずですねぇ、もも肉だけでこんなにあるんですから。こんなにあってお値段も1000円以下。お安いので昔から気にはなっていたものの、さすがに大きすぎて買ったことはなかったのですが、今回初めてトライ。骨をはずしてもずっしりと重く、もちろんおなべにもそのままでは入りませんでした。上でお正月に残り物・・・と書きましたが、例年31日から1日に掛けては早朝までワイワイやってるので、当然1日の朝、お開きになった後はお昼まで寝て、さらにそのあともぐったり状態ですから、あらためてご飯ををちゃんと作るということはありません。今回のように自宅でパーティーをした場合は当然残ったものを食べますし、人の家でやった場合も大抵持ち寄りですから、持って行く料理を少々多めに作っておいて、それを食べたり材料の残り物を食べたりとそんな感じです。このターキーのお料理は2日まであったんですが（笑）。これをメインにあとは前菜。毎回お食事を作るときはメインより前菜で困ります。ましてクリスマスでアイデアを使い果たした後ですから、今回は大変でした。やっぱり受けるのでお寿司。それからイカサラダ。・・・とまあここまでは写真も撮れたんですが、あとはまた撮れませんでした。さらにお持ち寄りいただいたものが山のように・・・。スモークサーモンの特大パッケージが3つ、ものすごく大きくて開けるのもためらわれるフォアグラ等・・・。このフォアグラ、結局、開けることなしに冷蔵庫の中に入ってます。皆、胃が絶好調じゃなかったんですよねぇ、やっぱり。いつもなら一番に開きそうなものなんですが。持ってきた本人ですら、開けようとは言い出さず、そのままメインへと流れました。というわけでそのうちまた同じメンバーでフォアグラの会をやることになるでしょう。私ならこういう場合はもうデザートはパスなんですが、そんな調子でもデザートは皆食べるんですよねぇ。深夜2時に「そろそろデザート？」みたいなノリになりまして、皆、普通に食べてました。フランス人はほんとに皆、別腹ですね。それにしてもこちらは2日から思いっきり平常通り。これにはいつまで経っても気分的についていけません・・・。＊お知らせ＊にて、クリスマスのショーウィンドウ写真展示を引き続きやっています。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Jan 4, 2008

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  今年も1年ありがとうございました。

  クリスマスが終わったと思ったら、今度はあっと言う間に大晦日。クリスマスの後、先週３日間会社に行きました。本来なら夕方予定がなかったはずの３日間でしたので、いつもよりゆっくりするつもりだったのですが、さすが年末。なんだかんだと予定が入り、結局バタバタと過ぎてしまいました。まあ予定と言っても仕事ではなく、プライベートで友達に会えたのでよかったのですが・・・。その間に仕上げる予定だった年賀状が一通も書けず（涙）。昨日も結局出かけてしまったので、今日はさっきまで年賀状書きで必死でした。取り急ぎクリスマスカードをもらった人々に書いて、明日投函できるようにまでできたところです。さらに頭の奥ではわかっていたはずの事実ながら、どうも感覚が１日ずれていました。今日は２９日かと思ったらもう３０日ではないですか。３１日の前日が日曜日というのは、日曜日にお店が休みなフランスでは非常に困ります。３１日の晩は毎年年越しパーティーをやるので、その準備にかかりきりなのです。その買い物が前日にできないのはかなり厳しい・・・。明日は朝イチに買出し、その後ずっと台所ということになりそうです。フランスのお正月はこの大晦日にご馳走食べて朝まで騒いで・・・ですっかり終わります。１日はたいてい疲れて寝ているうちに一日が過ぎていきますので、気が付いたら２日というパターン。まあ日本でもたいてい寝正月でしたから同じなんですが、こちらの場合つらいのが２日から「平常通り」。今年はクリスマスからずっと休んで２日から出勤というパターンの人もかなり多いようです。私はやっぱり休むなら年末より年始に比重を置きたいところですが。というわけで、今から明日のためのケーキをひとつ焼いて、その後は上記のごとく買出し→料理の一日となるため、１日早いですが、今年のブログはこれにて締めとさせていただきます。今年も一年ご愛読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。皆様、よいお年をお迎えください。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 30, 2007

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  Wii 初体験♪

  クリスマスの翌日、郊外の友人宅へお呼ばれしてきました。前日まで帰省していた彼らは、クリスマスのごちそうのお持ち帰りをしていて、シャンペンが開いたりフォアグラが出たりとしばしクリスマスの余韻を楽しめました。かなり遠方から来ている友人もいて、テーブルではいろんな話で盛り上がり、その後話題のWii でさらに盛り上がりました。2週間くらい前にもこのメンバーで集まったのですが、そのときにWii用にわざわざ大画面のテレビを買いなおしたという話を聞いて、そのときは「えらい気合入れてるな・・・」と思ったんですが、いやー、あれはあれくらいの超大画面がいいですねぇ～。テニスから始まって、ボウリング、ボクシング・・・。どれもこれももう面白すぎて。自分がやってなくても他の人がプレイしているのを見るだけで笑い転げてしまいました。それから・・・これは日本でなんと言うタイトルで出てるんでしょうか？フランス語ではLAPIN CRETINってやつなんですが、ウサギがトイレのつまりをガンガンやって取ったり、皿回ししたり、いくつも重なったハンバーガーを運んだり・・・というゲーム。このゲームは傑作ですね。どれもこれもジョイスティックを振ったりするだけという単純操作なのがまたよかったです。ボタンが多いと操作がうまく覚えられなくて・・・。カンフーの対戦ゲームなんて面白いとは思うんですが、他のゲーム機だと殴る、蹴る、その他複雑な操作になるとボタンを組み合わせたりしなきゃいけなくて、そっちに付いていけません（涙）。昔むかし、ガンダムに自ら乗って敵と戦うというゲームが出た頃に一度挑戦してから、ああいうのはほんとにダメだなとつくづく思いました。それまでは平面ゲームだったのに、ガンダムに乗ったらそれこそ前だけ見てるわけにはいかないんですよね・・・。横からも上からも、そして後ろからもザクがどんどんやってきて、とっても付いていけませんでしたから。あれもWiiのような体感ゲームだったら少しはマシだったのかな・・・。いや・・・そうでもないですね。Wiiでは「皆さんおまちかね」のドラゴンボールもやったんですが、私のゴハンだったかチャーハンだったかは敵に後ろを見せて逃げ惑うばかり。ロクに返しもできずにあっけなくお陀仏になってしまいました・・・（涙）。「皆さんおまちかね」というのはなぜかと言うと、あの「カメハメハ～」が自分でできるというところにワクワクするようです。私自身はアラレちゃんどまりで、ドラゴンボールはほとんど読んでいないのですが、フランスではほぼ最初に刊行された漫画のようだし、アニメも皆見てたようだし、さらにフランス人大好きなカンフーものということで、なんだか「アステリックス＆オベリクス」と同じくらいに知ってなきゃまずいかなーと思えるほどに皆よく知ってますねぇ。プチ・ゴクウはカメハメハはまだできない、あれはゴクウでなきゃ・・・などとわいわいやっておりました。人数も多かったし、そんなにたくさんプレイしてないんですが、2日経った今も筋肉痛。あれはいい運動になりますね。ガンガンやったら二の腕が細くなるかも？？？（笑）。実際フィットネスってのも出てるらしいですね。これなら続きそうな気がするんですが、家にあったらいつでもできるからやらないんでしょうね、これは。第一やっぱりあのくらいの画面が欲しい。最初にやったのがあの画面だと、後から少し小さめのでやったらやれ物足りないだの見えにくいだのと、文句を言ってしまいそう・・・。まあ何だかんだ言って、ゲーム関係は買わないほうが私の性質的にはいいのでしょう。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 28, 2007

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  今年のクリスマス

  早いもので・・・。クリスマスの鶏の写真もこれで３回目です。本当は今年は鶏はどうしようかな・・・とちょっと思っていたのですが、せっかくのクリスマスだし、結局またローストチキンとなりました。オーブンから出したら即切り分けて食べちゃうので、毎年焼きあがりの写真はありませんが、今年もきれいに焼けましたよ（まあオーブンに入れるだけで焼けちゃうのですが）。丸ごとチキンは一応内臓は掃除されたものが売られているのですが、やっぱりきちんとは取れていない部分があるのです。毎年これがちょっと嫌で・・・。余談になりますが、会社の近くのテイクアウトのお店、チキン料理がおいしいのはいいのですが、自分のところでさばいているのでしょうか、もも肉の付け根のところにいつもちょっとモツが残っているのです。これが口に入った時の不快さと言ったら・・・。私はこういうのは一切受け付けないタイプで、味も舌触りもとにかくダメなんです。こちらではスーパーでそのもも肉を買うと、たまにやっぱりモツがちゃんと取れていなくて不快な思いをするので（日本は丁寧な処理ですよね。それまで足の付け根に本来こういうものが付いているのだということすら知りませんでした。こういうもの・・・というのが何なのかははっきりしませんが。）、丸ごととなれば当然その覚悟はしなければなりません。それも最初はビニール袋に手を入れて、それで中を掻き出していたのですが、それではやっぱりきっちり取れなくて、もう最後は素手です。もう気持ち悪さも何もなくなりました。まあ残ってると言っても、ほんの少しだからできるのでしょうけれど。そして今年はさらにこんなものが！羽がきれいにむしられていない。クリスマスに向けて大量生産、大量出荷だからある程度の仕事の粗さは仕方がないのでしょう・・・。最近では鴨もこんな感じでしたし。ただ羽を取るのって結構面倒なんですよね・・・。中身は今年もご飯。これも毎回変えようかと思うんですが、ご飯をつめるとおいしくて。前菜はいろいろと作ったのですが、次々作っていて写真は撮れず。お寿司は比較的余裕があるときにできたので一枚だけ。ちょっとあるとやっぱり受けるんですよね、お寿司は。そしてデザート。毎年毎年作ろう作ろうと思いつつ作っていなかったブッシュ・ド・ノエル。今年は三日坊子さんが作られるということで、なんだか背中を押していただくような形で私も作ることにしました。三日坊子さんはきちんと事前に試作までされていたのですが・・・。私は結局時間切れでできず。ぶっつけ本番でした（汗）。万一失敗した場合はきちんと形になってなくてもそれを食べてもらうしかないなと腹をくくっての挑戦です。ロールケーキはたまに作るんですが、今回は生地にココアを混ぜるので若干配合が変わりますし、自分で食べるのではなく特別な機会用だということで妙に緊張しました。やっぱりココアが入るとその分小麦粉の量を減らしてもちょっと乾く・・・というか硬くなるのか、巻き始めにちょっとヒビが入ったときはビビりました。・・・が、ブッシュ・ド・ノエルはクリームで全部隠せちゃうのが便利ですね♪なんとかごまかしごまかし完成です。年輪部分はちゃんとしたチョコペンで描くべきだったのですが、クッキングペーパーを丸めて先からチョコを出すようにして描いたらちょっと太くなっちゃいました（笑）。・・・とまあ細部はいろいろとあるんですが、いちおう形になってホッ。サンタさんやひいらぎの飾りにだいぶ助けられました。ケーキは翌日食べた残りのほうがしっとりとまとまってておいしかったです。来年からは前日に作ると当日慌てる材料がひとつ減っていいかも。皆さんはどんなクリスマスをお過ごしになりましたか？そう言ってるうちに次はお正月ですよね・・・。ほんとに年末は慌しい・・・。ふぅ。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 26, 2007

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  え？行き倒れ？

  街中を歩いていたらちょっとギョッとしました。最初はそのまま通り過ぎかけたのですが、気になって引き返しました。大丈夫？と思わず声を掛けたくなる雰囲気なんですが、これは実はショーウィンドウの中。しかもファッション関係でもなんでもなく、なんとなくひっそりと・・・という感じのディスプレーでした（特に何の商品というわけでもなさそう）。さすがに年末、慌しいですね。スケジュール的にはここ数ヶ月間、同じようにタイトなんですが、気持ちが焦ってるせいか、先週あたりから特別忙しくなってるような気がします。ただ日本ほどどこへ行っても「ジングルベル」が鳴ってるとわけじゃないので、まだマシかな。あの音楽はどうもけしかけられてるような気分になるんですよね・・・。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 21, 2007

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  グラタン・ドフィノワ

  いやあ、ほんとに寒いです。毎日重装備で外出していますが、それでも寒い。去年の暖冬は楽だったけど、これが本当の冬なんですよね。そう思うと少し安心もするんですが。以前に寒くなったときから、ダウンのロングコート購入を検討していたのですが、去年の暖冬のときにはあちこちで売られていたのに、今年はなぜかどこへ行っても見つかりません（涙）。流行度外視の店や中国系の店に行けばあると聞きましたが、気に入らない形のを買うのも嫌だし・・・。それにしてもダウン一枚にこんなに苦戦するとは思いませんでした。流行って恐ろしいですね。さて寒い日はやっぱり熱々のものが食べたいですよね。ホカホカという言葉がぴったりなグラタン・ドフィノワ。まあ、平たく言えばじゃがいものグラタンです。私はグラタン・ドフィノワと言えば「スパニッシュ・アパートメント」でロマン・デュリス君が皆に振舞っていたのを思い出します。あのロマン君、ほんとにかわいくて♪このグラタンは各家庭の味というものがあって、レシピもさまざま。じゃがいもを牛乳で茹でるとか簡単でいいなとは思ったんですが、私はグラタンと言えばやっぱりベシャメル・ソースで食べたいところ。なので、面倒ですがわざわざベシャメル・ソースを作り、コクを出すためにさらにフレッシュ・クリームを混ぜます。カロリーは高くなりますが、毎日食べるわけじゃないですしねぇ・・・と言い訳しつつ、チーズもたっぷり。私はグラタンには必ずグリエールチーズとパルメザンチーズの２種類を入れます。茹で上がったじゃがいもとソース、そしてグリエールチーズを交互に敷き詰めて、オーブンで焼けば完成。熱々をサーブしたのでちょっと崩れちゃいました。付け合せはちょっと寒いけどサラダがやっぱりおいしいです。でも日本でこの寒さだったら、やっぱり毎日鍋やってるでしょうねぇ・・・。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 19, 2007

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  RALER

  今年働き始めた外国人の友達・・・。「なんであんなにフランス人って文句タレなの？」と驚いて私に言ったことがあります。なんか、社会人初心者なんだなー、新鮮だなーとほほえましく聞いておりましたが、ここでほほえましく聞けるということは、私も結構スレてきたんだなと思ったり。けど思えば文句、悪口で私のフランス語は育ったような気がします。ここに来て最初に働いた会社でも、向かいに座っていた女の子が会社への不平不満だらけで、ずーっと聞かされてたもんな・・・。そしてそのうち私も率先して悪口言ってたりして。まあ確かに文句も言いたくなるような会社でしたけどね。ときどきこの日記に登場する現在の同僚。慣れたとは言え、調子の悪いときは一日隣でブツブツやられると気分が悪くなります。声に出さずにやってくれ・・・と思うんですがね。けどまさにこの「声に出さずに」ができない人が多いというか、思ったままそのまま口に出てしまう人が多いような気がします。先日、目的の駅に着くと、上りエスカレーターが止まっていました。このエスカレーター、かなり長いんです。私は運動のために普段は隣の階段を歩いて上ることにしていますが、この日はたまたまちょっと疲れてて、エスカレーター使用予定でした。ところがそれが止まっている・・・。ぜいぜい言いながらようやく上りきって、次のエスカレーターは短くても乗ろうと思ったら・・・。こっちも止まっていました（涙）。だいたいエスカレーターが平気で止まることがよくあるっていうのは、日本ではあまりないことですよねぇ。一度、日本から旅行で来たときに、上記のエスカレーターの2倍以上上らなければならない駅でスーツケースを持って歩かされたことがありました。そして数日後の帰り・・・。やはり同じ駅で今度は下りエスカレーターがストップしていて、これまたさらに重くなっていたスーツケースを持って下りなくてはいけなくなり、大変な目に遭ったことがあります。あれは忘れられないな。・・・と話はそれましたが、その日も皆、長い階段を上らされた後は私と同じように、次のエスカレーターは短くても乗ろうと決めてたはず。それがこっちもストップというので、私はチッとなりました。けれど、ここでチッとなっても言葉には出ません。それが後ろから来た女の子、「ちょっとお～、こっちのエスカレーターも止まってるわけ？2つも止めるなんてどういうことよ！」みたいな長～いフレーズを一人でしゃべってるんです。隣に誰かいるとかそういうわけでなく、それは完全に独り言でした。日本人ってこういう場合、せいぜい舌打ち程度じゃないですか？日本にいた頃は私の知る限り、あんまり公衆の面前で長々と独り言を言ってる人って見なかったんですが・・・、なんかこっちは直情型というか、気持ちがそのまま声になる人が多いような。今日メトロで隣にいた人・・・あの独りでブツブツってのは単にヘンな人だっただけなんだろうけど。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 14, 2007

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  こんなところでも年末ムード

  あっという間に12月も半ば、今週末が過ぎたらいよいよ年末までカウントダウンですね・・・。信じられませんが。今年も例年に増して過ぎるのが早かった・・・。フランスでは「購買力低下」があちこちで叫ばれているんですが、クリスマスにはそうも言ってられず、毎日いくつもの買い物袋を提げた人々にすれ違います。うちの同僚も、毎日毎日何本も親族の誰かから電話が掛かってきて（まあこれはクリスマス時期に限ったことでもないんですが・笑）、「誰々ちゃんのプレゼントは・・・」とやってます。この時期にショッピングはほんとに大変なんですが、ここも大変↓ずらーっと並んで、最後尾は入口の扉を出てしまっています。そして目指すカウンターは・・・見えますでしょうか？はるか向こう・・・。そう、ここは郵便局。いつもなら整理券があるのでこんなに正直に並ぶ必要はないのですが、こんな大変な時期に整理券発行機が故障してしまっています。一応、重さを量って切手・・・というか料金が印刷された切手代わりシールを発行してくれる機械もあるんですが、それだけにこうして並んでいる人々は窓口でないといけない用事がある人たちばかりと言えるわけで、時間が掛かります・・・。さらにこの郵便局で（と言うかどこの郵便局でも）、窓口が全部開いているのを見たことがない！その割りに人員自体は余ってるように見えるんですよねぇ・・・（「今日はどういったご用件でしょうか？」と聞くだけの案内係とか）。年末の郵便局はキツイです。＊お知らせ＊にて、今年もクリスマスのショーウィンドウ写真展示開始しました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　

  Dec 13, 2007

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  スーパーのカゴ

  最近、私が行く各スーパーに広まりつつあるのが新型カゴ。黒い取っ手の部分を持って、ちょうどスーツケースのように店内をガラガラできるわけですが、なんとなく使いにくい気もするんですよねぇ・・・。確かに重いものを買うときにはガラガラできるのは便利なんですけど、慣れてないせいでしょうか。この黒い部分はやはりスーツケースと同じく伸縮性になっていて、ガラガラするのが嫌なら取っ手を引っ張り出さないで普通のカゴとしても使えます。この形、これも普通のカゴとして使った際に使いやすいように考えられているのでしょうけれど、なんとなく・・・フィットしないんです。なので私は断然普通の四角いカゴ派。これも新型カゴのせいでだんだん数が少なくなっていってる気配なんですが、四角いカゴがあればさっと取っています。今、この形のカゴって日本にもあるんでしょうか？私は日本では普通のカゴを入れて押すことができるカート（しかも上下２個も置ける）が好きなんですが。・・・と書いてなぜこの新型カゴが使いにくいのかちょっとわかった気がします。1.すべりが悪い。なのでガラガラがどこか引っ掛かる気がする（これはスーパーの床の具合もあるでしょうが）。2.1にも関連しますが、カゴを後ろにして引き摺る形なので、カゴの中身が軽いと安定感がない。まあイチイチ分析するほどのこともないのですが、買い物は前にカートを置いて後ろから押す形がいちばんよいのかもしれません。ただしスーパー側からすると、この新型カゴの方が場所を取らなくて助かりますよね。やっぱりこの形がどんどん増えるのでしょうか？皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓（しばらくお休みしていますが・・・）

  Dec 11, 2007

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  バターロール

  mielmichelさんがおいしそうな手作りパンをご紹介くださる度に、僭越ながら一度は作ってみたいと課題になっていたパン。数週間前にそのことを思い出して、わざわざイーストを買ったのに、またそのまま放置してしまっていました・・・。まあせっかくなので一度は作ってみようというわけで、ようやく重い腰を上げて作ってみることに。課題：「バターロール」私はパンと言えば、バゲット以外じゃ天然酵母のどっしり系パンが好きなのですが、このバターロールは大好き。あれば必ず３個くらいは食べてしまいます。バターがとにかく好きなもので、パンと一緒に食べるときは「塗る」というより「塊を乗せる」という感じで。バターを乗せて食べるのはもちろんバゲットやその他のパンでも同じなんですが、バターロールは特にバターの塊と合うような気がします。そんなバターロールがいくつもできればうれしいだろうな・・・と今回の課題に選びました。レシピを見る限り、そんなに難しそうではない・・・。ただ問題は発酵。オーブンに発酵機能がないし、30～40度に調節って難しいですよね。しかも第一次発酵、第二次発酵と難関は2つも・・・。で、なんとか焼きあがったのがこれ。一応バターロールっぽくはなってますでしょうか？でも第二次発酵がイマイチだったんです。というか、問題は第一次発酵にもあったのかも。結局、私が求めるバターロールのサイズにはならなくて小ぶりのパンになっちゃいました。ですから焼き上がりを見たときは、きっと中もカチンカチンで食べられたもんじゃないだろう・・・と思っていたのですが・・・。意外や意外、サイズは小さくてもちゃんとパンっぽくなっていました。中を割ってみるとこんな感じ。味もバターロールの味で、バターを挟んで一応堪能しました。けどやっぱり難しいですね、パンって・・・。ホームベーカリーが本気で欲しくなってしまいました（ただ、あったらあったで使わないような気もするんですよねぇ・・・）。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓（しばらくお休みしていますが・・・）

  Dec 10, 2007

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  101次求婚

  ずばりタイトル通りのドラマにはまっています。ある日中国人の友達がすっごく面白いドラマあるよ～と一方的に貸してくれたんですが、なんだかなーと最初は見る気になれず。けれども「面白いから是非見てほしい」的に貸してもらったので、見ないで返すわけにもいかず、ちょっとだけ適当に見て返そう・・・と思って見始めました。タイトルでおわかりになった方も多いと思いますが、邦題・・・というか原題「101回目のプロポーズ」です。最受歓迎日本電影劇だそうで。一応フランス語でも　Demande de mariage pour la 101eme fois　とタイトルは付いているのですが、これは誰に対してのものなのか・・・。字幕なしあるいは中国語字幕以外にフランス語では見ることができません。このパッケージ・・・。わざと暗いところで撮ったとかそんなんじゃなく、ほんとにこんな暗いぼやけた感じの写真でいかにも怪しげ。友達曰く「中華系の店で普通に売っていた」そうです。一度その店を覗いてみたいですね、こりゃ。で、この「101回目のプロポーズ」、ずいぶん古いですよね、これって。当時、私はどうも登場人物に魅力を感じなくて見なかったんですが、「僕は死にましぇーん」ってシーンが有名ですよね。ここだけはたぶん再放送か何かで一度見たことがありました。いつの頃のドラマなのかすらはっきりしませんが、登場人物たちの若さからして15年以上は前のものかと思われます。あの頃は私も若かったんでしょうね・・・そして今はずいぶんと大人にもなったということでしょう。当時は武田鉄也がこういうドラマの主人公、しかも浅野温子のような若くて美人系（好き嫌いは別として）と結ばれるというだけで拒否反応だったんですが、今見ると「（武田鉄也演じる）星野さん、いい人じゃない」って思ったり。小さい頃読んだ小説を今読み直してみると全然印象が違うことがあるように、このドラマもずいぶんと違った風に見ています。登場人物・・・ほんとに若いですよ（笑）。武田鉄也もある時点から全然変わってないような印象をずっと持ってましたが、当時はなんだかとっても若いし、浅野温子も肌つやつや。余談になりますが、W浅野（こういうのを知ってるということで世代がばれますが）が流行った当時って、私には30歳など気が遠くなるような年齢で、その 30代の2人が長い髪の毛サラサラさせて赤いダッフルコート着てたり（これはゆう子の方だった）するのはなんだかある意味衝撃でした。とくになぜか30くらいになると髪の毛は短くするもんだって思ってたりしてたんですよねぇ、あの頃は・・・（確か、当時友達も同じようなことを言ってたな・笑）。浅野温子・・・今見るとなんで受けたのかなと思ったり。表情作りすぎなんですよ・・・。そう言えば彼女ってそんな演技だったなと見ながら思い出したんですが。あの作り笑いがなんとなく見ているうちに移りそうでこわい。昨日会ったお客さんとミーティング中も、作り笑いになってないか妙に気になりました（笑）。その他、浅田美代子とか（この人って浅野温子の年代だったんですね・・・）とか、武田鉄也の弟役の江口洋介とか、とにかく皆若いんですが、その中で特に衝撃的だったのはやはり竹内力。私はこの人の「ミナミの帝王」シリーズが好きで、まだ彼の大阪弁が全く板についていない頃から見てるんですが、「101回目・・・」では非常にフレッシュ。へー、こんな時代もあったのねーって感じで。上記の理由から当時はこのドラマは全くと言っていいほど見ていなかったので、「僕は死にましぇーん」が最終回なのだとばかり思っていました。ですから正直、最初見始めた頃は、最後にうまく行くまで延々と2人がトラブルなどを乗り越えつつうまく行くまでの過程を見せられるだけとあまり興味を持って見ていませんでした。ところがこのトラックの前に飛び出すのってちょうどシリーズ半ばのことなんですね。今、ちょうどここまで見て、続きが急に楽しみになってきました。あ、続きがどうなるか知ってる方、どうぞネタバレコメントはご容赦を。・・・と言っても結果がどうなるかはだいたいわかってるんですけどね。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 29, 2007

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  フレンチキャベツのキムチができましたが・・・

  2個2ユーロという特売に出くわしてしまったために、つい買ってしまった巨大キャベツたち。ポトフに入れるという目的はあったものの、それだけでは1/4個を消費できたに過ぎず、その後はお好み焼きにしたり、ロールキャベツを作ったりとちょこちょこと消費してきました。それでもなかなか減らないんですよねぇ・・・。もとが大きいので、使っても使っても小さくなった感じがしない。で、キムチでも作ってみようかと思い立ちました。このシワシワキャベツ、煮込みにはおいしいんですが、どうも生食には不向き。でもキムチなら漬け込むわけだし、それなりにおいしくいただけるのではと考えたのですが・・・。普段使っている白菜よりかなり手強かったです。まず、漬ける前に塩水でしんなりさせるんですが、このキャベツは白菜の倍以上時間がかかりました。さらに倍以上時間を置いても白菜のような仕上がりにはならず。けれどもうこれ以上塩水に漬けておいても期待するしんなりさは得られないだろうなと思ったので、そこで引き上げました。そしてニラや大根などの具材と混ぜ合わせ、最後に唐辛子を入れて完成、これからどのように漬かっていくのか観察中です。現在の様子はこんな感じ↓こうして見ると、悪くない出来って感じに見えますが、やっぱりこのキャベツ、普通のに比べて水分が少ないような気がします。白菜を漬けるとどんどん水分が出てくるのですが、このキャベツの場合はほとんど水は出ません。だからいつまで経ってもちょっとパサパサしたような感じ。お味の方はちょっとだけ苦味があるかな。この苦味自体は全然気にならないんですが、まだまだキャベツの味と唐辛子の味が一体になっていないという印象です。ただ白菜より時間が掛かるだけなのか、それともこれが限界なのか・・・。水分がないわりに白菜のようなシャキッと感がないのも気になります。最悪は炒め物専用に使う予定ですが、焼きそばに入れてみたところ、やっぱりどうもしっくり行かない気がしました。これはやっぱりこのキャベツの性質なんでしょうね。さらに数日置いたらもうちょっとマシになるかどうか、あまり期待せずに待ちたいと思います。そしてキャベツ・・・まだ残ってます・・・。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 26, 2007

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  生クリームケーキが食べたくて♪

  タイトル通り、生クリームたっぷりのショートケーキが食べたくなりました。いわゆるスポンジケーキを焼くのは久しぶり。共立て、別立てなんてのがあったなーと懐かしく感じるくらいです。前にも書いた気がしますが、昔は嫌いだったんですよね、生クリームのケーキ。小さい頃はケーキやシュークリームがしょっちゅうあったんですが、一切食べず。もったいないことしてましたよね、いま考えたら。ほんとはショートケーキと言えばイチゴなんですが、今はイチゴなんてものは手に入りませんね、残念ながら。イチゴがなければケーキの間に挟むクリームにはみかんの缶詰みたいなのがほしいところなんですが、みかんの缶詰ってのがないんですよね、こちらには。もちろん生のみかんでもいいんですが、ケーキにはあの缶詰のあのみかんがいいんです。どっちも無理なので、今ある果物で飾れるもの・・・ということで桃の缶詰と生のキウィフルーツ。ちょっとフルーツ的には残念ですが、今回はメインは生クリームなので我慢。まあいかにも手作りな感じのする仕上がりになりましたが、生クリームがやはりうれしかったです。これを見てて小さいときに唯一好きだったババロアが乗ったケーキを思い出しました。あれは確かクリームはケーキの間にごく薄く入っているだけ。上にフルーツ入りババロアが乗っていて、これはおいしかった。さらに表面に薄い透明のゼリーが乗っていて、これだけはがして食べたりもしたんですよね・・・（懐）。あー、今度はババロアが食べたくなってきた（笑）。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 24, 2007

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  鰯のように

  昨日は鉄道関係と政府の会談がありました。なんだか疲れて眠ってしまっていたので晩のニュースの肝心な部分を見逃してしまい、最後のレジュメだけしか聞けなかったため、どうなったのかよくわからん状態だったのですが、どうやら改善の兆しです。一応明日もストの予告は出てるものの、運行状況はかなりよくなるらしいです。まあそれでもやっぱり全然動いてない線は動いていないようなので、いつもの経路では会社に行けないようではありますが。とにかくこれで、ある程度通常の生活に戻れるとうれしいですねぇ。映画とか全然行けてないですし。昨日も書きましたが、ちょっとメトロの本数が少なくなると途端に車内にもホームにも人が溢れる・・・。日本じゃわりと慣れていたはずのこの状態にもホトホト疲れました。スト1週間ちょっとでこの疲れですから、95年の3週間連続ストの時に通勤していた人はほんとに大変だったんでしょうね。さてその日本で言う「スシ詰め状態」。スシ折りって悲しいかな、そんなにギュウギュウに入ってない気もしますが。フランス語では「鰯のように」ギュウギュウ詰めになると言います。缶詰を開けたら鰯たちが折り重なって入っている様を言うようですが、確かにスシより実感ありますよね、これ（笑）。ちなみに「ニシンのように」とも言うらしいですが、やっぱり鰯のほうがイメージしやすいかな。所変われば表現もいろいろ変わりますね。というわけで今日は短くまとめてみました（笑）。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 22, 2007

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  便利すぎる世の中も困りもんですね（苦笑）

  まあ日本では珍しくないのですが、扉の上部に手が何本も見える状態・・・。メトロの本数は若干増えたものの、相変わらずのストで朝晩こんな感じです。メトロが15分に1本だとたちまちホームに乗り切れない人が溢れるなんて、いかにパリの人口が多いかってことですよね。同僚はまた朝から機嫌悪し。また道中いろいろあったようです。しかし・・・よく考えてみれば、昔の人ってメトロなんてものもなかったわけで、馬車でどこへでも移動できる裕福な人以外は普通に1時間とか歩いていたんですよね、きっと。私がパリに居を構える際に譲れなかった条件の一つとして「メトロの駅近」というのがありました。昔、パリにしばらく滞在していた知り合いの家がそれはもう駅まで遠くて、晩とかほんとに不便だったんですよ。それが頭にあったものですから・・・。それで駅まで5分もかからないところに住んでいるわけですが、この駅が工事で3ヶ月閉鎖とかになると、これがまた心理的に負担でねぇ（笑）。メトロって駅と駅の間隔がそうそうあるわけじゃないので、1駅くらい歩いてもたいしたことはないはずなのに、妙に疲れる気がしたり（笑）。確かに「メトロに乗れば目的地まで何分、駅から歩いて数分」という恵まれた状況に慣れてしまっている我々には長期ストライキってものすごく辛いんですが、一昔前の時代のことを考えると、そんなに騒ぎ立てるほどのこともないかなあという気になります。ただ「無くて当然」の中で暮らすのと「あって当然のものがない」状況の中で暮らすのでは、全然違いますけどね。今朝は、あの込み込み電車の中で私のすぐ後ろの人の携帯が鳴りました。私だったらあの状況で電話には出ないかな・・・と思うんですが、フランス人の携帯電話マナーは以前何度もお話している通り。当然のごとくその電話の持ち主は電話に出て、しかも状況が状況なんで声が一段と大きくなってしまい、それがちょうど私の耳元だったんです・・・（涙）。私の耳に直接叫ばれているようで、あれはちょっとムッとしました。まあすぐに切ったからよかったんですが。この携帯電話も最初から持ってなければそれで済むのかもしれませんが、一度持ってしまうと手放す勇気はもうありませんよね。そして自分だけでなく、周囲に持っていない人がいると限りなく不便に感じてしまう。大抵は「自分が待ち合わせに遅れるのに連絡ができない」とかそんな自己中な理由なんですが。パソコンだってそう。特にメールは必須ですよね。メールなんて一般的に使われていなかった時代ももちろん知っていますし、その頃はそれなりにどうにかなっていたということも憶えていますが、やっぱり今さらナシでは済まされない。豊かな時代にこうやって翻弄されつつ、生きているんですねぇ、われわれ。そういう世の中でいろいろ言ってたらキリがないんですが、一つ不満が噴出するとあちこちからいろいろ出てきますねぇ。今日はタバコ屋さんもデモやってたみたいです。明日は高校生。デモやらストやらなんという社会なんでしょうか、ここは・・・。さて例のキャベツ、ちょっと消費しました。xakiakiさんにもアイデアをいただいたロールキャベツです。キャベツが大きいだけに包み応えがありました。写真は煮込みを待つロールキャベツたち。あとちょっと野菜炒めも作ったんですが、大勢に影響なし。ロールキャベツに数枚、野菜炒めに1/8消費で、現在1＋3/8個残です。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 21, 2007

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  効率悪し・・・

  前からちょっと不満に思っていたのですが、今回のストで一気に問題が露見したのがパリの中心にあるCHATELET駅（メトロの方）。ここは今回のストでも唯一普通に運行していた無人運転の14番線と、その他いろんな線が交差する駅です。その中でも4番線のホームは14番線とは一番近い位置にあります。このホームの昇降階段をなんとかしてほしい・・・。そう思ったことがこれまでに何度あったか。階段がものすごく狭いくせに、上りと下り共通なんです。この階段からホームに上がろうとして、ちょうど電車が着いたために階段を下りてくる人がどっと増えたために、こちらは階段を一歩も上がれなかった、つまり電車にも乗れなかったということがこれまで何度あったことか。あの階段が上り専用であったなら、走って上がれば電車には十分間に合うはずなのに。普段は大量に下りる人はいても、人が大量に上がってくるということはあまりないのですが、ストともなると別。階段を挟んでホームにいる大量の人々と階段の下にいる人々が対峙、どっちも動けずという事態が起こりました。私はこのスト中に一度だけここを通って、もう二度と通るものかと思ったものです。あれはヘタをすると階段で将棋倒しなんてことにもなりかねないし。ところが今日は電車の動き具合から判断して違う路線を使ったので、またまたこの恐怖の階段を使用することになりました・・・。ニュースによるとストを続行している人々は日に日に減っていて、全体の18％だとか。20％にも満たない人がストをしたってどうってことなさそうなんですが、実はこの18％の中に運転手さんが多く存在しているようで・・・。確かに切符売り場の人がいなくても電車は動くけど、運転手さんはいないとねぇ。そんなわけでスト続行中は切符を買って入らなくても改札機がフリーで通れちゃうので（注・1番線はちゃんと切符を買わないと入れなかった）、切符売り場に人は要らないはずだけど、今日はこうして職場復帰した人が一応座っていました。そして上記の問題のホームには・・・。今朝は何十人いるの？ってくらいこれでもかという数のメトロの係員が張り込んでいました。プラス警察まで。この何十人もの人が階段の上り下りを制限していて、例えばメトロがホームに着くと下りる人が優先になるように規制してくれます。そして階段の下の通路では・・・これから4番線を利用しようとする人たちが長蛇の列。ただし、こちらにも係員がいてロープで制限された範囲内に人が並ぶよう規制していました。風景的には人気歌手のコンサートに並ぶ人々・・・というイメージでしょうか。ふーんと思って目的地に着くと、ちょうど朝の新聞配布があって、その新聞で上記のことが記事になってました。この階段問題はCHATELET駅だけじゃなく北駅、東駅、ST-LAZARE駅でも起こっているそうで、その問題解決のためになんと「400～500人の係員を動員している」とか・・・。私が見た限りではCHATELETでは明らかに人員は余り気味でしたけど。今日は交通機関のストに加えて、公務員一斉ストなんてのもありました。学校とか郵便局とか、公的機関が休み。病院は全員がストするのは禁止なので、今日非番に当たってる人がデモに参加するとかそういう感じになってるようですが。なんだか一気にいろいろな問題が表面に出てきちゃったって言うんでしょうかねぇ。ちなみに電車・地下鉄のストは明日も続くらしいです。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 20, 2007

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  巨大キャベツたち・・・

  今日もスト。ちょっと運行本数が増えてきて、今日は往復メトロで移動できました。その代わり本数が少ないので、混雑で大変。日本人は多少の混雑には慣れているけれど、こちらの人はギュウギュウ詰めの電車の乗り方に慣れてないもんだから、車両のどこかから必ず押した押さないの紛争が勃発します。10分に1本は動いているとされていたとある線も、結局10分に1本などというペースでは電車はやってこなくて、皆イライラしていたところへやっと来たと思ったらスシ詰め状態。私が乗った隣の扉のほうでちょっと鬱陶しめのおじさんが怒鳴りまくり。「押すなったって、こっちだってわざとやってるわけじゃないだろうがっ」どうやら補助席のところで立っていた女性に押さないでと言われたようで、女性は「でも私は後ろにバーがあるからこれ以上下がれないんです」女性の言い分はわかるんです。だけどたぶん最初の言い方が悪かったんでしょうね。こういうときって第一声の発し方で周囲が敵になるか、それとも協力体制になるかが決まりますから。このときは残念ながら前者のほうでした。すかさず「マダム、皆同じ状況ですよ」と声が飛びます。女性はそれ以上もう何も言わなかったんですが、いかにも鬱陶しい感じと思ったおっさんはやっぱり嫌な奴でした。他の人から助け舟が入ったとばかり、さらに怒鳴りまくり。「へー、へー、どうせ私はわざと押してますよ」みたいな言い方までして・・・。こういうときに人間性が出ますねぇ・・・。今朝は私はなんとかメトロに乗ってやってこれましたが、ずいぶん遅れてきた同僚。到着時からものすごく機嫌が悪くって・・・。来るなり持ってきた水のペットボトルをガンッと机に置き、今度はカバンをガンッと机に置き・・・。皆、同じ状況で来てるんですけどね・・・（後で聞いたらどうも同僚は今日も徒歩で来ざるをえなかったらしい）。まあこんな感じでストライキ続きでしかも急に寒くなったというダブルパンチを被った先週。この週末は温かくて力がでそうなものが食べたい・・・と考えていたところ、ふとポトフにしようと思いつきました。ただし寒い中、あちこち歩き回るのはいやなので、いつものスーパーで一発勝負。というのは日によってお肉の品揃えが違うんです。ですから場合によっては求めるお肉のタイプを探してスーパーの梯子なんてこともあります。今回は一軒しか行けないので、候補を決めました。第一目標：ポトフに使えそうな骨付き牛肉第二目標：骨付き豚肉（すねの当たりの半塩タイプがベスト）上記がなければ、鶏肉で代用するかどうか現地で決める。こんな感じでスーパーへ。寒いからポトフの季節なんですが、第一目標の骨付き牛肉は全くなし。売り場の様子からして売り切れでもなさそうなんですが。豚の方が期待薄だったのですが、まさにすねの当たりの半塩タイプが1つだけありました。これをすかさずゲット、あとは野菜類・・・。最初は根菜ばかりでキャベツは入れないつもりだったのですが、スーパーへと歩きながら、煮込んだキャベツが食べたいなと思ってしまいました。ただしキャベツだって必ずしも新鮮なものがあるわけではなく、これも売り場にあればという気持ちだったのです。しかし・・・行ってみるとなんとキャベツはセール中。1個しかいらないんですが（1個でも多すぎ・・・）、なんと「2個で2ユーロ」でした。その場に佇むこと10分強。2個はどう考えても多いし、こんな巨大なのを2個も持って帰ること自体大変そう。けれど煮込んだキャベツは食べたい・・・。こんな調子で（笑）。結局、キャベツ2個をカゴへ入れました（実はレジで1個1ユーロ20と打たれて、ちょっと前まで1個売りだったことが発覚。「え？2個で2ユーロって書いてましたよ」と言って別の商品から40サンチーム引くことで話はついたんですが、よく考えれば1ユーロ20でいいから1個だけ買いたかったな・・・と。しかしレジで取消となるとまた責任者が出てきたりと大げさなのでそのまま2個引取りました）。ところがやっぱり多いんですよねぇ、2個は。ポトフにこうして入れてみたんですが、これでようやく1個の1/4を使ったのみ。晩はお好み焼きにして、無理やりさらに1個の1/4を使用。こんなに食べたのに、まだあと、1＋1/2個残ってます・・・。やっかいなのは、このタイプのキャベツは生でバリバリいけないってことなんです。キャベツは大好きなのでいいんですが、さすがにこんなにあるとちょっと負担・・・。ロールキャベツったって、葉を数枚使うのみだしな・・・。昨日は寝ながら、キムチにしてみたらどうか？なんて考えてたんですが、このキャベツでもできるかしら？皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 19, 2007

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  いまどきの三種の神器

  ガイド見ながら「パリ、とことん歩く」なんて企画をやってた頃は無邪気でよかったですよね・・・ほんと。というわけでスト3日目。おいおい、またストの話題かとうんざりな方もいらっしゃいますでしょうけれど、今のパリはこれ一色。一応旬な話題ってことでご勘弁を。それにしても、いま観光で来られれてる方・・・我々とはまた違った大変さがありますよね。昨日も数人見かけましたが（一応楽しそうにはしていらっしゃいましたけど）、せっかくいろいろと計画していた旅行も行くところがものすごく限られちゃいますし。それもホテルが郊外だったりするともう最悪の極みで・・・。幸いパリの中心地に宿泊していたとしても、ベルサイユ宮殿なんてとっても行けないですよね（涙）。さらにリアルタイムでメトロの運行状況がわからないし・・・。まあ我々だって昨日の一件のように、ネット上では動いているはずのメトロが急に運行中止になったりもするし、さっきもまた15分に1本はあったはずのメトロを30分以上待つはめになりましたから、あんまり信用度の高い情報を持ってるってわけじゃないんですけどね。「あのストのときにパリにいた」と一応ネタにはなるけど、そんなネタよりベルサイユへ行けた方がよっぽどいいですよね・・・。しかし来週は連休もあるので、すでにパリ旅行を予定してしまっている！という方もいらっしゃるでしょう。そんなわけで今日はストを乗り切るための三種の神器。まずはパリの地図。ガイドブックに付いているのでも構わないかとは思いますが、できればこちらでフランス語表記のものを買ったほうが便利かも。ガイドブックも付いてる地図によっては完璧なものもあるでしょうけれど、細かい道まで全部載ってるかどうかちょっと不明だし、さらに通りの名前がカタカナ書きだとほんとうに合ってる道かどうかわかりにくいですよね。さらにガイドブックのものだとサン・ジェルマン・デ・プレ付近など、観光・ショッピング中心の地図になりがちなので、例えばホテルからそこまで歩く道のりまでは載ってないかもだし・・・。街中では今、地図を見ながら歩いている人がやたら多いです（私もその一人）。マフラー・手袋。ストが始まったと同時にかなり寒くなっています。朝晩は０℃にもなりますし、これなしには歩けません。帽子を被ってる人も多いですが、ショールのようにちょっと幅広なマフラーならそれで頭もカバーできるし、コートがフード付きならそれを被るのもいいですね。履きなれた靴。私は今、家と会社の往復を歩くだけでもう疲労困憊ものなんですが、プラス目的地で観光となるとさらに歩くと思われるので、とくに靴には注意。旅行でパリに来ていた頃は、わざわざ日本で買うよりパリで買いたいなんて思ってわざといらない靴を履いていって、パリで買った靴を履いて帰ったりなんてやってましたが、ストの時期には通常よりかなり時間的制限もあるので、必要最低限の準備は日本でしたほうがいいかもですね。ちなみに空港からパリまでの足ですが・・・RER（高速地下鉄）は期待できなさそうです。時間によってはかなりの渋滞も考えられますが、今のところバス（ROISSYBUSは運行は100％ではありません）かタクシーしか手はないかも。とにかく早くストが終わることを願うしかないですね・・・。ちなみに明日もストらしいです。（夜9時頃撮影。とにかく歩いている人がやたら多いです）皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 16, 2007

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  パリ、とことん歩いた・・・2　（涙）

  声が聞こえたか？スト2日目終了。なんだか昨日よりメトロの運行状況はひどかった気がします。一時、労組の交渉がうまく行ってるなんて話も聞いたんですが、ストはまた24時間延長だそうです。昨日の晩は寒い中歩いて凍死しそうでしたが、今朝も昨日の晩と同じくらい寒くてつらかった・・・。こんなときに寒くならなくてもねぇ・・・（涙）。さらに今晩。あと15分早く出ればよかった・・・。7時45分に駅に着いたとき、さっきネットで見たときには15分に1本あったはずのメトロ、「運行終了しました。」と放送が。またまた歩くはめになりました（涙）。このように運行状況がしょっちゅう変わるので、オフィスでもしょっちゅうメトロのサイトを見てるんですが、昨日はちょっとあれっと思うことがありました。メトロの運行状況って1/4とか1/6とかそんな感じで書いてあって、そんな書き方はわかりにくい！とこの日記で前々から叫んでおりましたが、ようやくメトロの運営会社にその声が届いたんでしょうかねぇ。昨日メトロのサイトを見るとなぜか・・・このように表記法が変わっておりました。「30分に1本」「50分に1本」・・・まあこの方がわかりやすいですよね。ただ1時間に1本って・・・1時間もホームで待てないしね・・・。とにかく普通のコートじゃ寒いのでダウン購入を検討中。ただ、今日のお昼休みに何軒かお店を覗いたところ、ほとんど売ってなくて。着ている人はいっぱいいるんだけど。「もっと働いてもっと稼ごう」というのがうちの大統領のスローガン（笑）。ストの影響で人の出足が鈍って、どこの店もそれどころじゃないんじゃないかと思ってましたが、同僚は「もっと歩きやすい靴を買う」と言ってましたし、靴やコートは逆に売れるかもだし、経済効果はある意味上々なのかも！？ただし、一方で同大統領が環境第一と騒いでますが、公共の交通機関が止まったら必然的に車の出動が増えてCO2が増えるんじゃないかと思いますがね。いずれにしても我々一般市民には百害あって一利なしですわ、このストは。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 15, 2007

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  パリ、とことん歩いた・・・

  もう疲れて吐きそう。今日は夕方行くところがあって、散々迷った挙句、会社からは行きやすいところにあるということで行ってしまいました。メトロの運行状況は刻々と変わっていて、お昼に見たときは帰りに使うメトロの一部が15分おきにあると書いてあったし、夕方にはその線もほとんど運行なしに変わったのを見ても、また状況は変わるのではと少々タカをくくってしまったのです。まさに行きはよいよい、帰りは・・・状態でした。最悪帰りはまた徒歩の覚悟はちょっとはあったんですが、実際にそこからの帰り道に使うメトロの線がどれも「運行なし」と知るとさすがに凹みました。その道ってバスで通ったことはあるんですが、ものすごく遠かったので・・・。ただ地図で見るとがんばって歩けば30分で帰れるかも？という感じがしたんですよ。晩の8時半に出て、9時には家に着くと思えばまあいけるかなと。ところが・・・実際は8時半に出て家に着いたのは9時半。あれだけ強烈な早足で歩いたのにこんなに時間が掛かったなんて。おまけに今晩はものすごく寒かったのです。道中に大きめの教会があって、そこまで行けばあとは家まで早足で10分くらいなのですが、行けども行けども教会は見えず（涙）。ほんとに泣きそうでした。さっき聞いたところによると、交渉がちょっと進んでいて来週まで延びそうと噂されていたストはもうちょっと早く終わるかもという話も出ているらしいです。ほんとにそうならどれだけいいか・・・。朝はまだいいんですが、晩に歩くのはほんとにキツイですから。ちょっと寒気がするのでもう寝ます。明日の朝はどうなるんだろ・・・。これでまた歩きなんてことになりませんように（涙）。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 14, 2007

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  LA GALERE

  あれから約1ヶ月・・・。明日はまた大規模なストが予定されてるようで・・・。私に直接関係あるのはメトロなんですが、いつもは運行状況は当日発表なのに今回は前日のお昼には発表あり。それまでは「平均で」10本に1本とあったんですが、この「平均」が曲者で・・・。全線合わせて平均値を出されてもあんまり意味ないと言うか。結局、今日のお昼の発表では1番線が4本に1本という以外は「ほとんどなし」。じゃあ「全くなし」と「ほとんどなし」の違いは何なんでしょ？平均値と言い、ほとんどなしの意味と言い、よくわかりませんわ。今回はさらに電力会社もストという話もあって、まさか電気が切れるなんてことはないとは思いますが、可能性はゼロではないらしい・・・。そしてもう一方で大学生が登録費用値上げ反対とかなんとかで、駅を占拠封鎖などという話も。来週の20日は公務員も一斉ストらしいから、交通関係のストもそれまで続いたりするんだろうか・・・と不安になります。こういうのを見てるとさすがに国王一家を王位から引きずり下ろした国なんだなーとつくづく思いますが、感心する一方でやっぱりいい迷惑なんですよね、寒い中歩かされるのは。先日、ラジオに労組の責任者みたいな人が出演していて、ストに怒っているというリスナーと討論してたんですが、「年金改革に反対しているのだからこういう手段に出て当然」と自分達を正当化し、それを一般市民に認めてもらおうとする前者と、「自分達の問題で他の人に迷惑をかけるな」という後者とでは全くの平行線で、聞いてて笑ってしまいました。どちらの言い分もそれぞれの立場に立てばわかるんですが、2人とも全く次元が違うところで話をしているんですから噛み合わなくて当然ですよね。私は一応歩きで出社予定。しかし行くだけで済まないんですよね。一度行ったら帰らなければならないわけで。一日だけならまだいいけど、毎日往復歩きはつらそう・・・。いい運動になるしと割り切れるくらいの距離じゃないんですよね・・・。そういう中で、はっと目に付いた新聞広告↓「ストの日は共同でレンタカー」みたいな。大きく書いてある文字だけ見ると、込み込みで7.50ユーロ。さらにもうちょっと細かい字をよく見ると、込み込みで7.50ユーロ「より」。運転手4人で1日当たりの料金。とあります。特にセールの時に思いますが、この「より」は曲者ですよねぇ（笑）。さらに運転手4人ってどういうこと？私はこれ、最初運転手4人付きと思ったんですが、運転手4人はどう考えても要らないし・・・。しかし普通に運転手付きの車を1日借りると、運転費用以外に別途運転手の食事も借りた人負担。この格安価格は運転手4人いっぺんじゃなく交代で1日車を運転してくれる。交代なので食事費用負担無し・・・と考えが発展しました。それにしてもうまい話・・・。そんなわけはないんです。広告中に＊や＊＊などの印が付いているときは、横にその説明が小さく小さく書いてあります。これを読まないことには後でとんでもないことになります。まあ今回はそんなに引っ掛けはなかったんですが、車を1日借りて全部で30ユーロ「より」。運転できる人4人で借りれば1人当たり7.50ユーロぽっきり「より」らしいです。白タクみたいなもんかと思ったら、やっぱり自分で運転しろって話でしたか。それにしても何かあるとそれなりにお金儲けが出来る人がいる仕組みなんですね、世の中って。ただ公共交通機関が麻痺してる中で車借りるのも冒険って気はしますね。前回のストの時はパリの中心地は道路空き空きだったようですが（この日、免許取得のための運転の講習をパリの街中で受けた人がラッキーだったと言っていた）、うちがあるパリの端っこは車は全然動いてなかったですし。さあ、明日はどうなりますか。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 13, 2007

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  PLACE

  英語のプレースではありません、フランス語のプラス、つまり広場です。小さい広場はいいんですが、大きい広場は面倒くさい・・・という話。用事でNATIONという、メトロ1番線を右に辿っていったところにある駅まで行きました。ここは駅がもろ広場にあります。目的地の通りは確認してあったのですが、メトロのどの入口から出るのが一番近いのかは現地に行ってみないとよくわかりません。通常はホームに現地の拡大地図があり、何番出口からだとどこに出られるのかが書いてあるんですが、1番線のこのホームにはその地図がありませんでした。代わりにメトロの路線図は何枚もあったんですけどね。小さい駅ならこんなに出口に神経質にはならないのですが（こういうところだと間違って反対側の出口から出たところで通りを渡るだけで行きたかった方へ行ける）、この駅がある広場ってすごく大きいのです。ですから間違った場所に出るとぐるっと広場を周らなければならない・・・これがイヤで。ホームの端から端まで歩いても上記の拡大地図がないので、仕方なく適当に選んだ出口の方へ歩きました。外に出るまでに拡大地図があることを期待しながら。・・・しかし結局地図はなし。しようがないのでそのまま外へ出ると、出たところにその地図が。遅いんですよねぇ・・・。こういう地図ってこれからメトロに乗る人よりも出口から出ようとする人こそ必要なもんじゃないですか？これは気が利かなさすぎ。でも結局、この1番線の出口はいずれも目的地に近い場所ではありませんでした。この駅はいろんな線が交差しているので、別の線の出口が目的地側であったようです。メトロを出たところにあった拡大地図で確認すると、目的地は広場のちょうど向こう側。ここで面倒なのは、こういう大きな広場は広場を突っ切って一直線に進めないという点です。つまりぐるっと広場を周って行かねばならない・・・。このNATION広場はこんな感じです↓広場の向こう側ということはわかったので、少しでも歩く距離を稼ぐために上の地図にもある広場の中心寄りの小さな円周に沿って歩くことに。ところが広場から放射線状に出ている通りって、上の地図でもわかるように広場の中心点から始まっているわけではなく、広場の外周から始まっているのです。つまり円の中心点に近いところを歩いていると、その放射線状の通りの名前が確認できないという欠点があります。案の定・・・勢いよく小さな円周沿いを歩いていたら目的の通りがどれだかわからず、このあたりかなと思って広場の外周に出たときには目的の通りをすっかり通りすぎていました。ここで外周を反対方向に歩けばよかったのでしょうけれど、もう暗くなっていてどこがどうだかよくわからず・・・。結局広場を一周してスタート地点に戻ってしまいました。そこからあらためて外周沿いに再スタート。ところが同じ広場でも内円沿いに歩くのと外円沿いに歩くのでは結構な違いが・・・。行けども行けども反対側の通りに着きませんでした。これだから大きな広場があるところって嫌いなんですよねぇ。おまけに目的地は広場から近いところだとばかり思っていたら、かなり遠かった・・・。これだけで妙に疲れました。皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 12, 2007

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  激安カット　潜入ルポ

  普段はあまり行きたくないけれど、行きたくなったら「今」行かなきゃだめって感じの私は、早速激安カット店の住所をネットで調べました。実はその日、1時間ちょっとしか余裕はなかったのですが、日本にいたときと違ってこちらはカットだけなら早い早い。なので1時間なら移動時間も含めて全くOKの範囲内。これでも日本にいたとき、とても気に入った美容師さんに付いていたときは美容院も好きだったんですよ。行くこと自体は面倒だけど仕上がりが楽しみで。でもこれまた歯医者と一緒で最高を知ってしまうと後はどれも似たり寄ったり（歯医者は落差がもっとひどいですが）。その美容師さんが店を辞めて以来、その店の他の美容師さん、家の近所で宣伝してた美容院等あちこち行きましたが、どれもなんだかイマイチでした。パリでも一時期いい美容師さんがいたんですが、その人が店を辞めてからはやはり同じ状態で・・・。日本とパリ、どちらも気に入った美容師さんはカットだけでもすごく時間が掛かりました。特にパリの美容師さん、この人ほんとにフランス人？と言うくらいに丁寧な仕事で、カットだけでも1時間以上。日本ではパーマで5時間（！）掛かったこともあります。美容院＝苦手というのは時間が掛かって疲れるというのが心のどこかにあるのかもしれません。しかしパリではその美容師さんを除き、カットだけならびっくりするほど早いです。カットというより男性の散髪？みたいな（笑）。30分もあれば余裕で完成です。これは結構、気は楽。だって前は美容院に行ったらもう夕方何もできないって感じだったのが、今は予定と予定の間に入れることもできるので。さてその激安カットの店。数は少ないけど一応チェーン店になっているらしく、そのうち一番行きやすい場所の店を選びました。地図で見る限り、結構にぎやかな一角にあるのかと思っていたら・・・。私が想像していたところとはちょっと離れていました。なんだか一気に寂れた雰囲気のある通りで、店ももっと派手な雰囲気かと思ったら・・・。見た瞬間、かなり入るのをためらいました。私が想像していた店って、日本にもよくある中高生が行くような、まあ内装にはあまりお金は掛けてなさそうながら、ぱっと明るい雰囲気の店でした。ところが、そこって通り自体が「え？ここってパリなの？」みたいなところで、さらにその店と来たら、昨日まで流行らなくて半分潰れてたような店をそのままチェーン店化したかのよう。チェーン店化と言っても、名前をもらって看板をもらっただけで、内装などはそのまんまです。店内に張ってあるポスターは何年もの？ってくらいにすっかり日に焼けちゃって色があせています。安い分、もう一銭も店の内装、備品にはお金は掛けられないというのがありあり。戸を開けて入ると、すぐ前にカウンターがあり、比較的若い女性が半分寝たような感じでぼーっとこちらを見ています。客が入っても全く反応なし、みたいな。その人に「カットなんですけど・・・」と言うと、そのまますぐ奥へ通されました。奥・・・たってすごく小さな店なので、カウンターの後ろに行っただけなんですが、カウンターの後ろは壁かと思ったのが、合板の洋服ダンスの裏側でそこにコートを入れました。そしてその洋服ダンスのすぐ前に洗髪台が並んでいました。うち一つの流しにはカラー用のバケツとか刷毛が突っ込んであって、なんか・・・ちゃんと掃除してる？って感じ。洗髪中って、ここでリンスのいいやつとか勧められるかも・・・と警戒する第一段階なんですが、愛想もなにもない彼女からはそんな営業トークも一切無く、さっと洗ってさっとカットへという流れでした。よく言えば一切の無駄を省いたところがいいんでしょうね、私以外にも結構お客はいました。特にカットだけじゃなくカラーとかパーマの人が。そういう人はさすがにちょっと時間が掛かるので雑誌を読んでるんですが、そこでも店員に一切のサービスは期待できないので、皆、カラーやパーマの待ち時間に勝手に店内を歩き回って、客同士読み終わった雑誌を交換している・・・というちょっと変わった風景。美容院って夜でも照明が煌々としていて、美容師達の活気ある話し声、ドライヤーの音・・・という独特の雰囲気がありますよね。けれどその美容院は外の暗さがそのまま店内に反映し、さらに店員の声は一切聞こえず。一応有線みたいなのはかかってたように思うんですが、よく思い出せません。私はカットは基本的には美容師さんにおまかせがいいんですが、パリで行った美容院ってカットモデルの写真から選んでくださいと言われることが多いのです。これまで座っただけでカットしてくれたのはお気に入りだった人を含め、2人だけ。ここでもきっと写真を見せられるのかと思ったら、意外なことに「どれくらいの長さにしますか？」と聞かれ、その他簡単に私の希望を聞いただけでカットを始めました。カットモデルの写真をスクラップしておくなどというサービスすら省かれているのかもしれません。カット自体は10～15分で終わりました。出来は可も不可もなし。まあカットの仕方がややいつもより丁寧じゃないような気がしますが、私の場合、どこでカットしてもあまり変わり映えのする髪型ではないし、値段を考えれば贅沢は言えないなという感じでしょうか。美容師さんは最後まで笑顔一つありませんでした。もう一人、別の美容師さんがいたのですが、この人も全く同じ雰囲気。一つ仕事が終わったら、次の客が来るまでカウンターでとろーんとした顔で待っていて、客が来たらだるい感じで洗髪台へ案内、そこからカット、パーマ、カラーとすべて機械的にやるようです。客の入りはあの時を見る限りでは悪くないとは思うんですが、儲かってるんでしょうかねぇ？店にお金を掛ける余裕はないのか、わざわざ店をきれいにしなくても需要はあるからわざと放置しているのか・・・。まあ味もそっけもないですが、こっちも特別な愛想無しで行けるという点は悪くないかな。私が次回またあそこへ行くかどうかはわかりませんが。ちなみに私がカットに行ったことに気付いた人はこれまで一人だけ・・・。ってことはわざわざ40ユーロも出してカットすることもないのかな？皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 8, 2007

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  激安カット

  ユーロ高のせいもありますが、日本って安いものはほんとに安いですよね。日本に帰って大量に買ってしまうのは100均もの。もう何度も帰っているから一通りのものは家に揃っているのに、やっぱり安いからつい手が出てしまう。そうそう使っているものが悪くなるわけじゃないのについスペアを買ってしまったり・・・。え？これがこんなに高いの？と思うようなものもありますが（流行っていたマイ水筒2500円ってのはちょっと高いような・・・）、だいたいにおいて安いのに質に満足というものがほとんどでした。反対にパリでは、え？どうしてこんなに高いの？ってのが多くって・・・。特にカット代が結構かかる気が。カラーまで入れてしまうと日本でもこれくらいだったなと思える価格のような気がするんですが、カット単品は高い・・・。比較的値段が低めに設定してあるかなと思われるところでも、39ユーロとか（＝約6300円）。日本だとどんなに高くてもカットだけだったら5000円くらいじゃないですか？私が日本にいた頃行っていた美容院、結構有名どころでしたが、そこでも当時5000円も払った記憶がありません。それに前にすごく気に入っていたスタイリストの人が地方へ行ってしまってからは、どこへ行っても似たり寄ったりな気がして、それも気に食わない。さらにかなり以前の日記にも書いたのですが、私は美容院という場所がちょっと苦手でもあるのです。イコールとまではいかないものの、ちょっと歯医者へ行くのと同じイメージで・・・。そんな感じでちょっと前に行ってたところもなんとなく行く気がなくなって、次はどこへ行こうかと思案しながら月日が流れ・・・。髪の毛って、昨日まではまだカットしなくても大丈夫という感じだったのに、翌日突然耐えられなくなりませんか？髪が一晩で急に伸びたってわけでもないのに、どうにもこうにもいかなくなるというか。それで今回はなんとか至急カットに行きたくなって、急ぎ新しい美容院を探すことになりました。ただ、新しいところって、どんな人がカットしてくれるかわからないし、シャンプーする人にまでごちゃごちゃ新製品紹介をされるところかもしれない・・・。もともと歯医者的イメージを持っている私には、こういう想像が非常にキツイ。一瞬、日本人がやっている美容院というところに行ってみようか？とも思いましたが、ある意味フランス系より上記の面であっさりしていないかもと思うとこれまた億劫で・・・（あくまで私の想像内です）。それに日本人のところは割高のイメージもあるし。・・・とそこで思い出したのが、最近小耳に挟んだ超安いチェーン店。どこへ行っても似たり寄ったりなら、いっそのことこういうところを一度試してみるのも悪くはなかろうと言うわけで調べてみました。カット＝18ユーロ。なんとこれまで行っていたところの1/2以下。カラーとかパーマも激安です。予約もなしでOK。美容院＝歯医者の私にとっては予約を入れるというのもさらに億劫なので、予約なしはありがたい。激安カット・・・ブログネタにもちょうどいいし（笑）。というわけで次回は18ユーロカット潜入ルポ！（そんなたいしたネタじゃないんですけどね）皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします！→　パリの日常の写真はこちらから↓

  Nov 6, 2007

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