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盆栽投資日記

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2005/11/19
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カテゴリ:株の話
ちなみにこのダヴィンチが物件を買い、
リニューアル工事をしていた2001年、2002年頃は、



2003年問題



という問題が将来起こるだろうとマスコミは騒いでいました。


これは、



2003年のオフィスビルの大量供給によって、
賃貸ビル市場は大幅な供給過剰に陥り、
古いビルはガラガラになる




というお話です。
ダヴィンチ銀座のような築年数の古いビルはダメという論調です。



今考えればコンピューターの2000年問題と同じで、
「アレってなんだったんだろう?」
という話ですが、信じている人もたくさんいました。



ダヴィンチは今回、この再生案件を
「バリューアップ型ブラインドプールファンド」を使って取り組んだとのことですが、
普通の企業や、一任勘定でないファンドだったら、
意思決定に相当な時間がかかってダメだったでしょうね。



「2003年問題でビルは余ってくるだろうからリスクが高いのでは?」



と、言い出す役員や投資家もいるでしょうから・・・。




・・・。




ということで2003年11月リニューアルが完成したと同時に
ダヴィンチは本社をこのビルに移します。
リートへ組み込む為には、入居率を100%近くまでもっていかなければいけません。
必死です。



ただ、(その4)で説明したように、
テナントニーズを把握した上での全面リニューアルを施してますので、
そこまで誘致は苦戦しなかったのではないでしょうか?



ということで、



PM会社のユーネックスに2フロア借りてもらったり等(有報79P)
いろいろとがんばって、めでたく入居率を100%近くまで持っていき、
物件をリートへ売却します。



めでたし、めでたしです。



(次回に続く)








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最終更新日  2005/11/19 06:45:11 PM
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