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テーマ:ちょっと旅して(33)
カテゴリ:アメリカ生活
気付いたら、明日からもう9月。
チビに言われてさっき知った。 あぁ・・・。 冬の旅行からこの夏休みが終わるまで、色々あったが、とりあえず順番にいってみたい。 12月26日(日)、アラバマ州のモンゴメリーとバーミンガムで公民権運動の史跡巡りをし、 ジョージア州アトランタへ3時間の移動。 夜8時ごろ到着予定。 途中、雪が積もっていて、子供たちは休憩の度に興奮しながら雪遊びを楽しんでいたが、 こちらは、チェーンなしでたどり着くのか、日が傾くにつれ不安になる一方。 でも周りの車を見ても、一台も雪道仕様の車はいない。 ほんま~??と疑いながら3時間。 何とか無事にたどり着いたが、明日は、CNNとWold of Coca-Colaを見学した後、さらに北の テネシー州へ向かう。 ニュースを見たら、全米すごい寒波で飛行機の便もめちゃくちゃ。 とりあえず明日は、タイヤチェーンを買ってから出発しよう。 明日は、今日と打って変って軽~い楽~な一日。 コーラの博物館では、世界中のコーラ飲み放題もある。 少しは気分も晴れるだろう。 もちろんアトランタにも、公民権運動関係の史跡は色々ある。 キング牧師の生家・お墓・博物館・教会。 南北戦争時の南軍(奴隷制存続を主張)司令官3名が彫刻された、ストーンマウンテン。 当時のプランテーション農園主の生活ぶりが見れるプランテーション園。(奴隷小屋もある) 「風と共に去りぬ」の作者マーガレット・ミッチェルの家・墓、などなど。 だが、まだ他でも公民権運動関連の施設を見学する日が取ってあるので、ここでは楽しい時間を過ごすことにした。 「風と共に去りぬ」については、この旅行に出る前に、映画好きの我が母サザエに「まぁ! いいじゃな~い。お母さんも行きたいわぁ。」と言われたが、「何がええねん。 黒人奴隷使って 好き放題してたわがまま女の一生なんか、どうでもええわ。 何3回も結婚してんねん。勝手に 落ち込んどけ。 こいつの辛い・悲しいは、黒人の辛い・悲しいとは次元が違うっちゅーねん。 あれがええ、って言うヤツらの気が知れん。 あんなもん、グレートギャッツビーよろしく ただの昼メロじゃ。」と噛み付いてしまった。 明日見学予定のCNNビル。アトランタは都会だった 夕飯は、寒いし心も体も疲れたし、ホテルの裏のアメリカ~ンなハンバーガーショップで。 そしてまたコーラでシュワ~。 炭酸生活は、アメリカから出るまで続くのだろう。 12月27日(月) まずはCNN。 ここではツアーを申し込み、ガイドの説明を聞きながら、実際にオンエア中のニュース番組を ガラス越しに見学したり出来る。 あ~!テレビに出てるあのアナウンサーだ~!と興奮したり、アナウンサー希望の女性は、 アメリカでは実はあまりいないとか、なまりのないイリノイ州出身のアナウンサーを採用することが多い等の、へぇ~な話を聞けたり、本物の機材を使ってお天気お姉さんの真似が出来たりと、色々面白い。 そして子供たちお待ちかねのWorld of Coca-Cola。 世界の味が飲み放題のコーナーでは、北米・南米・ヨーロッパ・アジア・アフリカの色んな国の オリジナル味が楽しめる。 コーラだけでなく、ファンタ等、ほかのジュースもある。 日本のコーナーでは、Qooとあと数種類あったような…。 余りにも色んな国のを楽しみ過ぎて、どこの国の何が美味しかったのかも、もう覚えていない。 子供たちは、もちろん大興奮。 2人とも親など眼中になく、夢中であちこち歩き回り、飲みまくっていた。 ときどき「まずっ!」と言って、捨てているのもあったが。(ちゃんとお口に合わなかったとき用に、 飲み残しを捨てれるようになっている。) そして、普通味のコーラが飲めるコーナーもちゃんとあり、子供たちは散々色々飲みつくした後 そこに行き、「やっぱり普通のが一番美味しいわ…。」と終了。 出口で一人一本、コーラのお土産をもらって、ギフトショップでお買い物し、パラダイスを 後にする。 さて、楽しかったアトランタを出て、次の目的地、ウィスキーのJack Daniel蒸留所のある、 テネシー州リンチバーグへ向かう。 そこへは、車で4時間のドライブになる。 ちょうどその中間辺りにあるチャタヌーガという町で、休憩がてら観光し、夜リンチバーグに 到着予定。 、とその前にタイヤチェーン。 出来ればアトランタで買ってから出発したい。 どんどん北上し、小さな町へ行く。 ここで買っておくのが賢明だろう。 なのに・・・。 どうしてだ、どこへ行っても売っていない。 店の人に聞いても、「うちには置いてない」「あそこの店ならあるかもよ」と言うばかり。 言われた店に行っても、やっぱり「うちには置いてない」。 え~? なんで~~?と聞くと、だってこの辺では必要ないんだもん、と言う。 アトランタで買うのはあきらめ、テネシーへ向けてとりあえず出発する。 北上して行けばもっと寒くなるし、置いてる店も出て来るだろう。 休憩地に選んだチャタヌーガが、ジャックダニエル蒸留所に着くまでの、唯一まだ大きな町。 アトランタに比べるととても小さいが、周りはもっと小さい。 ここでは、鍾乳洞とそこに落ちる滝が見れるRuby Falls、7つの州(アラバマ・ジョージア・ ケンタッキー・ノースキャロライナ・サウスキャロライナ・テネシー)を見渡せる岩盤むき出しの山 Rock City、淡水魚を扱う水族館では世界最大というテネシー水族館、のいずれかに行く予定に していたが、もうここは、どこも雪が積もっている。 観光、休憩よりも何よりも、まずタイヤチェーン!と店を探す。 が、しかーし! どこにもない。 言うことは皆同じ。 「置いてない」「あっちの店ならあるんじゃない?」 でも何軒回ってもないではないか。 なんでないんだ!と、ここでも聞いてみたが、「必要ない」とのこと。 挙句の果てに、「タイヤチェーンとかもう何年も見たことない。」と言う始末。 え? だって雪積もってるじゃん! 道も夜は凍るでしょ?!と食い下がっても、「ここ数日だけだよ。 これは特別。 すごい寒波が来てるから。」 そうでっか。 結果、チェーン探しに時間を費やし過ぎて観光なし、チェーンもなし。 ほんまかいな。 ま、子供たちも、車屋見つけて降りる度に雪遊び出来たし、ほんまに道路が凍る前に、ちょっとでも早く行ってまお!とドライブ続行。 すまんのぉ・・・。 約2時間後、無事リンチバーグ到着。 そう言えば、私たちが住むテキサスでも、オットが社員旅行でオレゴンにスキーに行くからと、 スキー用品だったかスキー靴だったかを買おうとしたが、「そんな寒いところの物は、テキサスには置いてない」と言われ、呆気なくお買いもの終了となり、自転車レースに出るので耳あてを買おうとしたら、またまた「そんな寒いところでしか使わない物は、テキサスにはない」と言われて終わったらしい。 大きな国って意外と不便。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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