2006年上海の大晦日、紅白を見ながら
前回の年末年始は、長男の発熱で終わり、入院で始まった。今年は、誰も入院することなく穏やかな年末を過ごせそうだ。ただ1人、ダンナ様が胃が痛い、と今年最後の手巻き寿しを寿司職人に徹して殆ど食べることなく終わり、いまいち活力のない顔をしておとなしくしているのがイマイチだ。そして、去年は見過ごしてしまった紅白歌合戦を 今年は何だか日本を少し感じたくて、見ている。見始めは、「おぉ~っ!」と少し感動したが、その内演歌が始まり、そんなに今年活躍したか?と疑問に思う演歌歌手や、私が小学生の頃から聞いている歌をいまだに歌っている演歌歌手に、だんだんやっぱり紅白ってそんなにおもしろくない、といつもの感覚が戻ってきた。ここでダンナ様が小林幸子を見て一言、「この人、紅白の衣装のために芸能活動してんのか?」そして紅白が終われば、またいつもの、どうでもいいのになぜがついている、ゆく年くる年だろうか。年賀状。クリスマス辺りから、ちらほら届き出す。みんな元日には届くようにと、早めに出してくれているのだろう。うちの年賀状といえば、毎年大晦日の夜にほぼ徹夜して作り上げ、投函していた。上海に来ても、その「ギリギリぐせ」は抜けず、去年もまた日本にいたときと同じように大晦日。海外からのハガキがそんなに早く届くわけもなく、去年は1月の第1週に届いたところもあれば、1月の最後の週に届いたところもあったようだ。今年はさすがに1月も終わりに届くのは興醒めだろうと、2日前に済ませて投函した。結婚して初めてではないか、こんなにゆっくりとした大晦日を過ごしているのは。ということで、おもしろくない紅白をだらだら見るいつもの日本の年越しで2006年終えたいと思う。今年お世話になった皆々様、良いお年を。I wish you all the very best for this brand new year, 2007!