ぼんやりひつじのひとりごと

ほんとは映画が見たかったのですが、見逃してしまったので原作を読んでみました。
舞台はフィンランドのヘルシンキにある食堂です。
フィンランド大好きな私にはそれだけでそそられるお話。

私は、会社に入って2年目のゴールデンウィークに友達と北欧を旅行しました。
特にフィンランドでは、フィンランド人の方のお宅にお世話になりとても素敵な思い出ができたので、それ以来、もし結婚するなら日本人かフィンランド人と決めていたくらいです。
幸か不幸か、日本人らしくない日本人と結婚しましたが（笑）、もちろん、フィンランドは今でも大好きな国です。
だから、この物語の主人公サチエさんが、無事宝くじに当たって念願のフィンランドに食堂をだしたくだりは自分のことのようにとっても嬉しかった。
ゆったりムードで進むお話の展開が優しくて、ついつい引き込まれ一気に読んでしまいました。
なさそうでありそうないろんなシチュエーションも読んでいて楽しかった。
時間があまりないけど、のんびり！？した気分の読書を楽しみたいときにおすすめです。