カテゴリ:本のこと
大分前に新聞の書評欄に載っていてずっと気になっていた本をようやく手にしてみました。
音楽ライターの大橋悦子さんが書かれた「放課後の音楽レッスン」です。 学校の音楽は苦手だったし、歌うのも踊るのもだめな私ですが、音楽を聴くのは大好き。 聴く音楽はほとんどノージャンルです。 CDショップで視聴してなんとなくいいなあと思ったものとか、新聞や雑誌のおすすめ欄に載っているものとかとにかくいろいろ聴いてます。 ビジュアル系バンドや、ハードロック、パンク、ラップあたりはちょっと苦手だけど、(あっ、でも「ケツメイシ」は好き。(笑))洋楽も好きです。 スペイン語やポルトガル語の響きが好きなのでラテン、ボサノバは要チェック。打楽器のリズムにもそそられるからアフリカ的な音楽も・・・。だからブラックミュージックも好きです。「モータウン」サウンズのクリスマスソングはとってもかっこいいので、毎年クリスマス近くになるとかけてます。あれっ?なんだか話が脱線してきた・・・。(苦笑) とにかく、そんな私に答えてくれるように、この本にはいろんなジャンルの音楽の話がわかりやすく、でもちゃんと語られていて読んでいてとても楽しかった。 「ジョン・レノンの叫び」の章では、ジョン・レノンさんの『ジョン・レノン』というアルバムを通じて、「音楽」が持つ力の大きさを書いています。 私はそこで「ジョンレノンがやろうとしていたことは今だれかさんが密かにやろうとしていることにひょっとして似ているんじゃない?」と勝手に思いを巡らせたりもしました。(苦笑) それから、何か物を見たときや色を見たとき、ふとある音楽や音が頭をよぎったりする体験なども書いていてとても興味深かったです。音楽の様々な可能性を感じさせてくれる本でした。 「音」を聴くだけでなくて「音」について語った本を読むのも楽しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月26日 00時19分36秒
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