カテゴリ:本のこと
このところ引越しモードで本を読んでいなかったのですが、船便が着いて本を本棚に並べていたらついに我慢できず、昨日と今日で2冊読破しました。
やっぱり半活字中毒状態の私は本を読まないと精神が不安定になるみたいです。2冊読んだら大分落ち着きました。(苦笑) 「たべる しゃべる」 料理研究家の高村なおみさんのエッセー。といってもちゃんと美味しい料理の作り方もでているところがニクイです。高村さんが、ご自身の周りにいる敬愛する方のところに行き、その方が喜びそうな料理を作って、そしてお話も聞いた様子をまとめたものです。 高村さんも素敵な方ですが、ここに登場する方々は皆仕事だけでなく生活全体に素敵なこだわりを持った個性あふれる素敵な方ばかりでした。「適度なこだわり」はやっぱり大切だなあ。 「脳の中の人生」 脳と心の関係を研究していらっしゃる脳科学者の茂木健一郎さんの本。題名は硬めだけど、「読売ウィークリー」に連載されていたエッセーをまとめたものなので、内容は実はとてもわかりやすくて興味深い。「チョコレートの甘さの謎」「素敵な恋人と出会う能力」「『ど忘れ』の思わぬ効用」「桜が記憶させる柔らかな時間」・・・こういった見出しをみるだけで興味沸かないですか?(笑) このところ私が「これでいいのかな・・・。」と不安に思ったり、疑問に思ったりしていたことをこの本が解決してくれた気がする。コンピューター主導に見える現代だけど、人間の脳に勝る物はないですね。心に余裕があると脳も元気だそうだから、もっともっと脳を使ってこれからも楽しく行こうと思いました。今、元気をなくしている人にオススメな本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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